SCP-XXXX-JP - SCPアイドル

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - SCPアイドル
著者: yamabaku
作成年: 2023

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの再出現を食い止めるため、各メディア担当の職員を1名以上割り当て、観測を行ってください。以前の収容手順は添付資料を参照してください。

+ Neutralized再分類前の収容手順[参照用]

SCP-XXX-JPはその異常性から、封じ込めが困難であり影響範囲から一般市民を遠ざけることに重点が置かれています。主な対応策としては、SCP-XXX-JPが目撃が確認されたエリアに人員を送り込み、記憶処理剤の広域な散布を行います。カバーストーリー「無許可のデモ鎮圧」を適用し、隠蔽を図ります。

説明: SCP-XXX-JPは、13人の異常性を所持する人型実体からなる女性アイドルグループです。SCP-XXX-JPは、前兆なく瞬間移動を行い、ゲリラ的なライブを行います。周囲に存在した人間は即座にまるで過去からSCP-XXX-JPのファンであったように振舞うようになります。13人の人型実体はそれぞれ異なる異常性を所持する存在でありそれぞれ、SCP-XXX-JP-1～SCP-XXX-JP-13を割り当てられています。13体が共同体のように移動するため、どの実体がどの異常性を所持するかは不明であるものの、13の現象が確認されているため実体1体ごとに1つの異常性を所有するのではないかという仮説が立てられており、追跡調査が行われています。

13の異常性は、以下の通りです。

異常性	発覚経緯	備考
周囲に存在する人間の不妊化	被害者の追跡調査により判明。
周囲に存在する人間の脂肪の除去	被害者の追跡調査により判明。
パイロキネシス	エージェントの調査により判明。	ステージ演出に使用。
空間転移	出現時の転移能力から推測。
記憶改竄	Dクラス実験を経て判明。
地形の生成	エージェントによるサンプル確保により判明。	ステージ生成に使用。
地形の削除	エージェントの視認により判明。	ステージの消去に使用。
念動力	エージェントの視認により判明。	ライブ料徴収に使用。
モーフィング	エージェントの視認により判明。	衣装の変更に使用。
認識阻害	遠方からの監視により判明。
集団操作	Dクラス実験を経て判明。	観衆の生成に使用。
消音化	遠方からの監視により判明。
ホログラム生成	エージェントの視認により判明。

SCP-XXX-JPは、201█年1月28日前後に、SNS上で突然アイドルだけに言及するようになった人物の話題と、その話題に共通するどのデータベース上にも情報のないアイドルが財団の興味を惹きました。エージェントが被害を受けるなどの5回の失敗を経て、初期接触を図ることができました。以下は、SCP-XXX-JP担当・伊藤博士とエージェント・土屋による通信の記録です。

+ 音声ログ5  201█年4月24日　日本東京都港区██にて

<記録開始>

エージェント・土屋: 本当にここか？博士

伊藤博士: ああ。そのまま進んでくれたまえ。

[しばらく無言]

エージェント・土屋: 発見した。…やはり、言ってた通りの女性アイドルグループだ。プラン・トリック・ガールズと空にバカデカく書かれてやがる。

伊藤博士: 続けて。

エージェント・土屋: 外から見えなかったが、内部は狂乱してる。しかも、ステージが急に現れやがった。…こいつら全員一般人だと思うか。

伊藤博士: これまでの失敗した経緯から間違いない。傷つけないようにするんだ。

エージェント・土屋: 了解。ステージに上がるか？

伊藤博士: ああ、接触を行ってくれ。

エージェント・土屋: くっ。炎が大きくて近づけない。やめろ、触るな。

伊藤博士: どうした。

エージェント・土屋: 観客が俺を引きずり降ろそうと…くっ。

伊藤博士: 離れろ。

エージェント・土屋: ああ。分かってる。しかし、スタッフを見ないし、炎も急に空中から現れやがった。

伊藤博士: パイロキネシスか。13人以外いないということは、そのアイドルが、異常性の発生源か。

エージェント・土屋: 俺もそう思うぜ、博士。どうする。

伊藤博士: 試しに非殺傷武器が効くかどうか試してみてくれ。

エージェント・土屋: 分かった。

[数発の銃声]

エージェント・土屋: あいつら瞬間移動しやがる。

伊藤博士: 予想されていたことだ。今度は、観客を気絶させてみろ。

エージェント・土屋: あんたも耳を塞ぐんだな。

[閃光手榴弾の破裂音]

伊藤博士: どうだ。

エージェント・土屋: あいつらはいなくなった。観客は無事だ。

[以下は、不要な部分のためカット]

<記録終了>

この初期接触から、収容手順が確立されました。

9回目の接触時にSCP-XXX-JPに変容が見られました。以下は、SCP-XXX-JP担当・伊藤博士とエージェント・土屋による通信の記録です。

+ 音声ログ9  202█年3月6日　日本東京都港区██にて

<記録開始>

[以上は、不要な部分のためカット]

SCP-XXX-JP-1: 今日は重大な発表があります。

エージェント・土屋: おい、博士。

伊藤博士: 分かっている。

SCP-XXX-JP-2: 私たちは、今日で活動を終了することになりました。

SCP-XXX-JP-3: 皆で悩みました。数名が卒業するか、皆で卒業するか。

SCP-XXX-JP-4: かけがえないメンバーなので、みんなで足を踏み出すことにしました。

SCP-XXX-JP-5: ファンの皆さん。これまで応援してくださってありがとうございます。

SCP-XXX-JP-6: 全員、芸能活動もやめます。

[観客に動揺が広がる]

SCP-XXX-JP-7: 皆で笑顔で別れたいと思います。

SCP-XXX-JP-8: これまで大変なこともあったけど皆と一緒だから乗り越えられました。

[観客が叫びだす]

SCP-XXX-JP-9: 皆の気持ちはわかります。でも。

SCP-XXX-JP-10: これが皆で決めたことなんです。ごめんなさい。

SCP-XXX-JP-11: そして、ありがとうございました。

SCP-XXX-JP-12: それでは、聞いてください。

SCP-XXX-JP-13: 今日のために用意した1曲です。

エージェント・土屋: 今だ！

[閃光手榴弾の破裂音]

[以下は、不要な部分のためカット]

<記録終了>

9回目の接触の後、SCP-XXX-JPは再出現していません。そのため、SCP-XXX-JPは無力化されたと判断し、当該オブジェクトをNeutralizedに再分類します。

付与予定タグ: scp neutralized 人間型 芸能

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  批評コメント批評コメント

  
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  現状DV

  superyuri777 13 Jan 2023 06:59

  個人的に面白く感じませんでした。

  オブジェクトクラス: Neutralized

  Neutralized再分類前のオブジェクトクラスが知りたいです。

  Neutralizedに再分類します。

  「Neutralizedに再分類されました。」にしてください。

  記事作成頑張ってください。

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