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アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:SCP-XXXX‐JPが出現した人物は、直ちに財団に招き、ランクD以上の記憶処理を用いて、その人物の「罪悪感」を消しとって下さい。「罪悪感」を消しとった後は、60時間の観察後に開放し、刑務所に引き渡してください。再度出現するようであれば、これを出現しなくなるまで繰り返し行ってください。また、出現した人物の親族には、「精神異常が見つかり、入院している」と報告し、絶対にSCP‐XXXX‐JPの仕業であると把握されないようにしてください。
説明:SCP‐XXXX‐JPは、罪悪感を抱く犯罪者に現れる人型の幻想のようなものです。SCP‐XXXX‐JPは罪悪感がない犯罪者や、罪悪感は抱いているものの犯罪を犯していない人間には発生しません。
SCP‐XXXX‐JPの異常性は、以下の三つです。
・出現した人間にしか認識できない
・出現した人間に「そんなことをするお前は人間じゃねえ」という趣旨の言葉を常に5~7秒に一度呼びかける
・以上の発言を10000回発すると、出現した人間を人間以外の物に変化させる
※以上の異常性は記憶処理により罪悪感を消すことで収まります。
以下、SCP‐XXXX‐JPが出現したという飯島さんが語った話です。
「昔、当たり前のように泥棒をしていました。別に罪悪感はなかったなあ。だけどもある日、警察に捕まっちゃったんですね。別に反省する気なかったんで、適当な返事していたんですけど、当時付き合っていた恋人から、『罪悪感ないの?』とかいろいろ言われて、自分のやったことの重さに気づいちゃいまして。罪悪感が急にドバーって感じでしたね。で、30分くらいした後、紫色の煙みたいな人が来て、こう言われたんですよ。『それでもお前は人間か?』って。しかも何度も何度も寝るときもずっと。翌日見回りの看守にそれ伝えたら、ぼそぼそ無線連絡しだすんですね。で、わずか30分くらいで、ターゲットマークと矢印が胸についた服を着た奴らが来たんですよ。でどこかに連れていかれて、記憶処理ってやつされたんですよ。そっからはあいつが消えて、何日かたった後、解放されました。いやあ、あの頃は本当に参ったよ。やつがいなくなった今では楽だがね。」
補遺1:SCP‐XXXX‐JPが発生しているところに、紫色の粉が落ちていることが明らかになりました。この粉は肉眼で見ることができず、触れたものにはインフルエンザのような症状が見られました。
補遺2:昨日、文章での異常性も確認されました。書かれた紙からも補遺1で発見された粉が発見されています。
なお、これらの宛先を調べると全て宮城県のとある住宅から送られていることが判明しましたが、そこの住民は半年前癌で息を引き取ったことが分かっています。職員2名が家の内部に侵入したところ、紫の気体が充満しており、侵入した職員は全員行方不明となっています。
補遺3:補遺2の後、SCP‐XXXX‐JPの発生率が3倍近くに跳ね上がり、遠くから家の内部を観察してみると、気体の濃度が3倍になっていることが判明しました。
貴様はそれでも人間か?
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任意A任意B任意C- portal:8396368 (25 Jan 2023 09:06)
とても面白かったです。ですが一つだけ気になったところが…
初めての批評なので、参考になるかわからないのですが、
っていうところを、
の後に、footnote(脚注)として書いた方がよいのではないでしょうか?
もちろんわざとこうしてるのだとか、こっちの方がいいとお考えならそのままにするべきだと思います。
長々と書いてしまい、すみません。
「罪悪感」は王道のテーマですが、この記事では「世界のために犯罪者から罪悪感を消す」というポイントがユニークな点かと思います。このあたりのジレンマ等を描くのはどうでしょうか。乱文失礼しました。