SCP下書き - 本オブジェクトは無期限に放棄されます

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 本オブジェクトは無期限に放棄されます
著者: agrier
作成年: 2023

アイテム番号: SCP-001

オブジェクトクラス: NonAnomalous

特別収容プロトコル: SCP-001はその性質上、収容される必要はありません。各員はSCP-001の保護に努めて下さい。本オブジェクトは人類から無期限に放棄されます。

説明: SCP-001は一般的に地球と呼称されている天体です。SCP-001の大気の15%は酸素で構成されており、かつ全体の平均気温は15℃と人類の居住に適していると言えます。人類は今日までにこの星に定住しており、現在、約5000人の人類がSCP-001で生活しています。

+ 生存者に向けて:2060/6/1

地球にはかつて、90億を超える人類が生活していた。しかし、第三次世界大戦の勃発、更にSCP-████-JPによるK-クラスシナリオの発生により人類のこの星での定住は不可能なものとなった。ここに宣言する、本日を以て我々はこの星から脱出し、人類は新たな星へ向かうものとする。
これを読む諸君は安心してほしい、既に移住する星は見つかっている。全人類が搭乗可能な宇宙航行用の船や十分な食料、十分な娯楽も用意してある。それに、宇宙から見る星々は実に美しいものだ。ぜひ、皆にも見てもらいたい。

貴方が閲覧しているファイルは過去のSCP-001-EXのアーカイブです。最新のSCP-001-EXのファイルはこちらから閲覧できます。

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ソース: https://www.flickr.com/photos/12278984@N02/7203961392
著作権者: Silver Blu3
題名: Earth-October
公開年: 2012年
ライセンス: CC BY-SA 2.0

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  批評コメント批評コメント

  
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  kashima8 18 Mar 2023 17:36

  +批評です。

  ドラマチックなストーリーがあるみたいですが、課題が多い記事だと感じました。

  まず、どのあたりがExplainedなのか分かりませんでした。
  Explainedということは「地球はかつてアノマリーだと勘違いされていた」だと思うのですが、そのあたりが一切書かれていません。
  ここで出てくる地球は我々のいる現在の地球とはかなり変わってしまったことは分かるのですが、それだけになっています。
  その地球の変化がExplained化に繋がっているはずですが、そこに強い関心をいだけませんでした。

  それと誤字

  SCP-001-EX

  JPが必要かと思います。

  第三次世界大戦の勃発、、

  「、」が多いです。それとも「……」みたいな表現でしょうか？

  これを読む諸君は安心してほしい、

  この文章は誰が誰宛に書いたものなのかと思いました。

  ここに宣言する、本日を以て我々はこの星から脱出し、人類は新たな居住地を探しに行くものとする。

  候補があれどまだ決まっていないなら脱出するべきではないのでは？宇宙船にいくら蓄えや娯楽があってもそういう問題ではない気がします。
  また表現の範疇ではあると思うのですが、「、」より「。」をつけたほうが読みやすいです。

  そして、これには前例がある。

  もし何かの記事が「前列」だったらリンクをはってもいいかもしれません。

  +追記:2030/6/1

  戦争などで荒廃しているわりに、2023年の地球より文明が進んでいるのはすこし違和感がありました。ラストの「前例」なのかもしれませんが、もっと未来にするか、または何年書かなくていいかもしれません。

  まとめると現状「Explained」である理由や過程がなく、地球を主役にしているようでしていないと感じます。
  ただのありきたりな地球脱出話で、SCP記事である必要がないように思えました。

  「地球がアノマリー扱いされていた」という事をメインにしてみるというのはどうでしょうか。
  これ自体はかなり使われているネタなのでだいぶ工夫は必要ですが、この記事にはそれが必要だと思いました。
  本来なら科学的に証明できる現象を財団がアノマリーだと勘違いしていたらどんな事が起きてしまうのか？みたいな感じです。
  それの勘違いが原因で地球の荒廃を招いたり、または本当にアノマリーだったけどそのような事から正常なもの認定しなくてはならなくなったり…。
  地球について理解が深まれば、「地球を脱出して他の惑星に移り住む（そしてそれが敗退ではなく希望であること）」に納得できるかもしれません。

  それと、隠された設定があれば書いてもらえると批評しやすいかと思います。

  
  乱文失礼しました。お役に立てれば幸いです。

  agrier 19 Mar 2023 06:15

  批評コメント有り難うございます。

  + 折り畳み

  まず、最後の「そして、これには前例がある。」についてなのですが、我々人類は過去少なくとも一回以上、このような危機を体験し住む星を変えているという事の暗示になっています。

  SCP-001-EX

  これについてですが、地球という全世界共通の物品をSCPとしてナンバリングするならば日本支部よりも、財団本部でナンバリングするのが適切だと思ったからです。

  第三次世界大戦の勃発、、

  これは誤字です。修正しました。

  これを読む諸君は安心してほしい、

  これは、三次大戦、kクラスを生き残った人々に向けてのものです。折り畳みを開く前の文章を「生存者に向けて」と変更して分かるように変更しました。

  ここに宣言する、本日を以て我々はこの星から脱出し、人類は新たな居住地を探しに行くものとする。

  確かにその通りですね。「既に移住する星は見つかっている。」という一文を追加し、それと矛盾する文章を矛盾しないよう変更しました。

  +追記:2030/6/1

  これもその通りだと思います。30年後にしました。

  「Explained」である理由についてですが、「青い、青い空」のような虚無感を演出したかったのと地球そのものは非異常で化学的にほぼ説明がつくからです。
  しかし、化学的に説明がつくという理由だったら「Non Anomalous」クラスの方が良いですね。
  オブジェクトクラスは虚無感が欲しいので「Explained」のままでいきたいので設定を考えてみます。

  最後の編集 19 Mar 2023 06:18 by agrier さらに表示

  agrier 19 Mar 2023 06:56

  Explained化の過程を追加しました。

  Tutu-sh 19 Mar 2023 07:24

  現状DVです。地球自体をアノマリー指定するというのは比較的誰でも思いつくアイディアであり、新規性に乏しいように思います。例えばSCP-654-JPは地球の多層構造というアイディア（これ単体ではまだ世の中の創作物に前例があるかもしれませんが）を工夫された演出と共に出力し、新規性を付与しています。また地球以外の天体から人類やその祖先が移住したという内容はSCP-8100-JP-EXやSCP-3007があり、特に美しいアートワークと宇宙の壮大さを武器にしたSCP-3007は目を見張るものがあります。加えて、地球外に出発する人類という点では財団4Kやアド・アストラ ・ペル・アスペラが前例としてあります。こうした前例を知っていて評価のハードルが高くなっている読者から十分な評価を得られるほどの新規性/独自性は現状の本作には無いように思います。

  SCPと関連しない創作物においても『グリーンワールド』『GODZILLA』『ドクター・フー』『星を継ぐもの』といった様々な媒体・作品で宇宙と人類の歴史や関わりが描かれています。いかにこの題材がレッドオーシャンであるか感じられるのではないでしょうか。もし現状のコンセプトを活かして改稿するのならば、前例たるSCP関連作や商業作品と致命的に印象が似通わないように独自の要素や理論を加える（おそらく654-JPがこれでしょう）か、あるいは何らかの物語を展開する必要があるように思います。

  まとめると、本作は現状単なる設定の開示に留まっていて、展開の起伏や目新しい要素がありません。SF展開にも慣れた読者を想定して、既存の作品の要約にならない、独自の要素を用意してみてください。そのためには、先に挙げた報告書や商業作品を手に取ってみて、ゆっくり時間をかけて学ぶのが良いかと思います。

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  Tutu-sh

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