現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPを収容することは現時点では不可能です。天候情報の収集に努め異常のスケールとサイクルを記録します。 (改訂済み)
正常化プロトコルが検討されています。 (改訂済み)
暫定収容プロトコルが実施されています。項目を参照してください。
説明: SCP-XXXX-JPは太陽から発せられる可視光線1の照射量が徐々に減少し、一定の期間後に元に戻るサイクルを繰り返す現象です。 (改訂済み)
SCP-XXXX-JPは電磁波の波長が徐々に短波へと推移し、一定の期間後に長波へと変貌するサイクルを繰り返す現象です。 (改訂済み)
SCP-XXXX-JPは太陽光発電機器(以下太陽光パネル)における発電量と比例して電磁波の波長が短波へと推移し、およそ30日2ごとに波長が急激に長波へと変貌する現象です。特別解析チームはこれらを光エネルギーの”消費”と”超回復”と位置付けています。
発見経緯: 世界各地でおよそ1ヶ月をかけて日照時間が徐々に短縮されその後平常値に戻るという現象が繰り返し観測されました。この現象のために特別解析チームが組織され精密なデータ収集が開始されました3。
観測にあたり、日照量正常値(sl値)と呼称される値が設定されました。直近10年の平均値を1とし、単位はslです。観測開始時からの推移は以下の通りです。
第5回観測時より、サイクル終了時に観測開始時の値を超えて上昇する傾向が発見されました。また、第4回観測時より赤外線の値が可視光線の現象と反比例して微増していることが判明しました。これらの観測により、特別解析チームは可視光線量が減少しているのではなく、電磁波全体の波長が推移している非科学的な異常事態であると推測し、本現象をSCP-XXXX-JPとして採番しました。更に、およそ1ヶ月と見られていたサイクルの期間が太陽における赤道付近の自転周期の近似値と等しいことが判明しました。
引き続きの観測により、サイクル毎の変動値または振れ幅に不規則性があると提唱され、外部要因の関与が疑われました4。主に太陽や光を主軸に大規模なデータ収集が行われた結果、太陽光パネルにおける発電と同時にsl値が減少することが判明しました5。
正常化プロトコル: 現在このプロトコルは凍結されています。
世界中の太陽光パネルを計画的に使用不能状態に工作し、財団管轄下の原子力発電所より太陽光発電相当の電力を送電します。SCP-XXXX-JPにおける異常が収容されるまでに██サイクルを要し、求められる総電力量は約███億万kWと試算され、XXX原子力発電所の設備利用率を85%以上に設定する必要があります。
インシデントXXXXA: 正常化プロトコル実施前調査のため、米国テキサス州における太陽光発電ファーム(発電量█.█億万kW)に停止工作を行いました。工作および送電処理は成功しましたが、その後の観測により観測開始時のsl値が以前のサイクルより優位に大きいことが判明しました。
消費された彼らは、より強く再生している。
特別解析チーム
この結果より、正常化プロトコルが完了した場合にはサイクル開始時の電磁波のほとんどがガンマ線もしくはX線に変化すると結論付けられました。正常化プロトコルはCK-クラスシナリオを誘発するとされ永久に凍結されました。
暫定収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの推移を分析し、サイクルの開始時に必要な量の太陽光パネルを新設します。また、サイクル中は随時太陽光パネルの停止工作を行いsl値の変動を抑えます。
暫定収容プロトコルを数値上の齟齬なく完遂した場合も次回サイクル時にはsl値の増加が発現します。この”超回復”のサイクルを制御する方法は現在のところ発見されていません。
付与予定タグ: scp keter 現象
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:8288587 (04 Oct 2022 16:19)
オブジェクトクラスが書いてありませんが。。。仕様でしょうか?
見落としていました。修正しました。
現状DVです。
【内容について】
電磁波の波長が短くなる(波長の短い光に切り替わるのではなく物理法則により定められた波長の枠組みが短くなる)というのは、物理学的には興味深い事象でしょう。しかし、読者のマジョリティに対してその面白さ・興味深さが通用するとは限りません。物理学を学んでいなければ面白みが分かりませんし、学んでいたとしても興味を抱かないパターンも多く想定されるでしょう。従って、「波長が変わるんだ」という事実以外に面白いポイントを用意してやる必要があるように感じました。
おそらくその面白さの要素として「太陽光パネルが増えていること」を挙げているのかもしれませんが、こういった「現実世界の事象は実はこういうオブジェクトが背後にあって……」という内容をオチにするのはあんまりウケが良くないようです。それはその展開がやり尽くされたものであったり、あるいは著者の采配でオブジェクトの設定を好きなように転がせる以上あまり意外性が強かったり、といった要因があるかもしれません。その一方で悪い要素ではないでしょうから、これをオチとするよりは、作品の一部の味付けとして用いるくらいが良いのではないかなと思います。パネルを増やそうにも減らそうにも抜き差しならない状況というものは現状でも描かれていますが、そこにもっと焦点を当てて、深く力強く描写してみるなど、手段はいろいろあるかなと思います。
「正常値」というからにはどれだけ正常であるか(どれほど普段の日照時間から逸脱していないか)の指標ではないのでしょうか?「正常値」という指標を用意するのであれば、数字が1を超過した際には過去10年の平均よりも遥かに「正常」であることを意味するはずです。正常性が強いということは、日照時間は過去10年間の平均値に怖ろしいほど収束しているということではないでしょうか。
もし、数字が大きいほど危険である、脅威である、ということを主張したいのであれば「正常値」という指標を用いるのではなく、単に日照時間が増大しているとか、波長が長くなっている(あるいは短くなっている)などと述べればよいのではないかなと思いました。
また、こういう単位を設けるのであれば、負の値を取ることはあるのか、最大値・最小値はいくつなのか/そもそも上限・下限はあるのか、マグニチュードやデシベルのようにlogを取るのか、などいろいろ工夫のし甲斐がありそうかなとも感じました。少なくとも、正負くらいの基準はあっても良いのかなと思います(そのあたりをしっかり決めているのか、現状の下書きでは読み取れません)。
かなり納得感が弱いです。太陽光発電を行うと日照時間が減る、に対して太陽光発電をやめると太陽光の波長が短波長になる、という2つの異なる異常性が存在しているように見えます。現実世界において日照時間と波長には直接的な関係がないので、内容がちぐはくしているように感じます。複数の異常性が登場すると読者は混乱しますし、また1つの異常性でストーリーを纏めることに失敗している印象を与えかねません。
日照時間を変化させるのか、あるいは波長を変化させるのか、矛盾の無い形に統一して表記することをお勧めします(そもそも日照時間であれば地球の自公転や地軸の傾きなどによって決定されるものであるため、このオブジェクトが介在する余地が無さそうに思えます。物理法則を書き換えて電磁波を短波長にするだけならまあそんなものかと頷けるのですが)。あるいは何か整合的な理論が頭の中にあるのであれば、それを丁寧に言語化して文字に起こすと良いかと思います。
slという単位の定義・次元にも気を付けつつ、論理を組み立てていくと良いのではないでしょうか。
【表記や体裁について】
まず、打消し線で取り消された記述が何行もあると読者は読みづらさを感じます。実際、私も最初に打消し線がたくさん引かれているのを見て読みづらさを覚えました。既に取り消された記述内容を読んでも現実問題としては無駄な労力ですし、単純な可読性の問題も加えて、打消された内容の記載は最低限にするか、いっそ載せないことをお勧めします。
なお、同様の理由で既に凍結したプロトコルを読まされるというのもちょっとストレスがかかります。報告書としては先に廃止された旨を書いておくのが現実的かと思いますが、読み物であるという事実もありますので、なるべく負担を掛けないような工夫(凍結の事実を後で知らせる、凍結したプロトコルとしてアーカイブしておいて折り畳みで開けるようにする など)があると良いかと思います。
観測内容の表については、この一覧表を見せられても何に着目すれば良いのか分からず、判断に困りました。例えば1.01とか1.019みたいな数字は小数点第2位で値が変化しているだけであり、そんなに小さい値なら些末な情報なんじゃないの?と思ってしまいます。表を有効的に利用するならば備考欄を設けて「この値にはこういう意義が~」「こういう点が凄くて~」みたいなことを書くとか、あるいは報告書のテキストの方に任せて図表はもっと簡素なものにする、などが考えられるかなと思います(現実の報告書であればグラフや箱ひげ図なんかを適宜用いて意義を可視化してくれるのでしょうが……)。
波長の変化を「変貌」とは言わないと思います。単純に「変化」「推移」「遷移」などで良いかと思います。
「億」と「万」をこのように並べることはないはずです。「1億2000万kW」などであれば分かりますが、今回は「億万」という数字があるかのように読めます。
筋肉の「超回復」をイメージしたのでここから筋トレ要素が絡んで来るのかな……と期待していたら特にそんなこともなかったのでちょっと肩透かしを食らいました。用語を変えることをお勧めしますが、もし筋トレと結び付けられたならカオスで新鮮な異常性にはなりそうですし、可能性の1つとしてコメントしておきます(現状の方向性を逸脱しそうではありますが)。
【その他】
これは本文を読んでいてあまり伝わってきませんでした(再生可能とか継続利用とか持続可能とか、そのあたりの言葉尻を議論しようとしているようには思えなかったので)。もしこれを主軸にしたいのであれば、もっと再生可能エネルギー寄りの内容に変更する必要があるかもしれません。
以上です。執筆頑張ってください。
Tutu-sh
詳しく教示していただき、問題点がどこにあるかとても参考になりました。アイデア先行の付け焼き刃で書き進めた甘さが如実に出た結果だと自省しています。
色々とアドバイスもいただけたので記事の活かせる部分は活かしつつ執筆に繋げられればと思います。今後ともよろしくお願いします。