塔とうさぎとミザントロープ
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エキセントリックに空色なうさぎ。


その日の彼女の頭の中にはうさぎが一羽舞い降りて来て、3日間だけそこにいた。
だから舟瀬ふなせしずくの心の図書館には、うさぎの形に穴が空いている。それだけの話。


機動部隊φ-9(“バルクエロ”)

廃ビル

夏の晴天の午前10時から午後3時までの間、水蒸気や埃の影響の少ない大気の状態におけるニューヨークから50マイル以内の上空を、厚紙に1インチ四方の穴を開けてそれを目から約30センチ離してかざし、その穴を通して観察した色


彼女には、記憶するという行為に長けている自信があった。
子供の頃に通い詰めた広い図書館の風景が頭の中にあって、覚えておきたいことはすべてその中に。ドアを開けて右に歩くと、ヒエロニムス・ボスの大きな画集がある棚の前を通る。館内で一番太い柱の手前にはラテンアメリカ幻想文学のコーナーが。図書館の中には記憶の鍵がたくさんあって、想像するだけで色々なものを想起できる。「ハンニバル」のレクター博士のような、記憶の宮殿。



jp tale imaginanimal



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執筆者: Popepape
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最終更新: 31 Oct 2022 05:13
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