ユスティティアの部屋
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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 必要時を除きSCP-XXXX-JP出入口扉は閉鎖し施錠して下さい。また、SCP-XXXX-JP出入口扉の前には警告看板とバリケードを設置し不要な人員の進入を防止して下さい。SCP-XXXX-JP内部への進入は、2名以上の職員により同時に行って下さい。退出も全員で同時に行い、SCP-XXXX-JP内部の人数が1名にならないようにして下さい。

現在、SCP-XXXX-JPを用いた実験や研究は、発生する人的資源の消耗に対し財団が享受し得る利益が極めて少ないことから、財団日本支部理事会により全て禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPはサイト-8126に存在する、外側からのみ開閉可能な出入口扉を持つ6.2×6.2×3.1mの部屋です。SCP-XXXX-JP内部には複数台の監視カメラや集音マイクなどの各種センサーが設置されており、これらの情報はSCP-XXXX-JPと完全に隔離された監視室から観測することが可能です。

SCP-XXXX-JPは2021/02/11に異常性が確認され確保されるまで、低〜中脅威度実験に使用されていた財団の汎用実験施設です。19██/██/██から20██/██/██までに計███回の実験に使用されていますが、その際には異常性は確認されていません。

SCP-XXXX-JPは、内部に存在する人間が過去に殺人経験のある人物(以下「対象」と呼称)1名になると活性化し、出入口扉が瞬時に閉じ開放不可能になります。その数秒後、対象により殺害された人物と外見的特徴の一致するヒト型実体(以下「SCP-XXXX-JP-A」と呼称)がSCP-XXXX-JP内に出現します。SCP-XXXX-JP-Aは対象に、対象が行った殺人に応じた方法で攻撃を行います。この攻撃は対象に苦痛や身体の損傷をもたらしますが、SCP-XXXX-JP活性化中は対象が死亡することはありません。SCP-XXXX-JPが非活性化過程に入るとSCP-XXXX-JP-Aは一斉に動きを止め、対象は死亡します。その数秒後、SCP-XXXX-JP-Aは消失し、出入口扉も開放可能になります。この時点をもってSCP-XXXX-JPは非活性化状態に入ったとされます。
 
実験記録1358-JP-1 - 日付20██/██/██

被験者: D-33128(無差別に4名を刺殺、3名に重軽傷を負わせている。)

実施方法: D-33128をSCP-1358-JP内に進入させる。

結果: 進入と同時にSCP-1358-JP出入口は閉扉し開閉不能となる。数秒後、D-33128に刺殺された被害者と外見的特徴の一致する4体のSCP-1358-JP-Aが出現する。SCP-1358-JP-AはそれぞれD-33128が犯行に使用したものと同型のナイフを所持している。SCP-1358-JP-AはD-33128を取り囲み、断続的なナイフによる刺突を行う。D-33128は致命的な身体の損傷や出血にも関わらず、声を上げ身体を動かす様子が確認される。

8時間41分後、SCP-1358-JP-Aが一斉に動きを止め、D-33128に一切の活動が見られなくなる。数秒後、SCP-1358-JP-Aは消失し出入口扉は開閉可能になる。回収されたD-33128は死亡が確認されるが、損傷が激しく死因は不明である。

メモ: この実験で異常性は概ね理解できた。しかし、施設管理者だからと私が研究主任とは。厄介なものを押し付けられたものだ…。―█博士

実験記録1358-JP-3 - 日付20██/██/██

被験者: D-20424(2件の強盗で4名を射殺している。)

実施方法: NIJクラスⅢ1防弾装備を装着したD-20424をSCP-1358-JP内に進入させる。

結果: 進入と同時にSCP-1358-JP出入口は閉扉し開閉不能となる。数秒後、D-20424に射殺された被害者と外見的特徴の一致する4体のSCP-1358-JP-Aが出現する。SCP-1358-JP-AはそれぞれD-20424が犯行に使用したものと同型の拳銃を所持している。SCP-1358-JP-AはD-20424を取り囲み、断続的な拳銃による射撃を行う。発射された銃弾は物理的強度を無視して防弾装備を破壊する。D-20424は致命的な身体の損傷や出血にも関わらず、声を上げ身体を動かす様子が確認される。

3時間17分後、SCP-1358-JP-Aが一斉に動きを止め、D-20424に一切の活動が見られなくなる。数秒後、SCP-1358-JP-Aは消失し出入口は開扉可能になる。回収されたD-20424は死亡が確認されるが、損傷が激しく死因は不明である。

メモ: 攻撃を防げれば安全かと思ったが、単純に防御するだけでは不十分なようだ。 ―█博士

実験記録1358-JP-6 - 日付20██/██/██

被験者: D-15691(身代金目的で誘拐した1名を撲殺している。)、D-60331(保険金目的で自殺に偽装し1名を絞殺している。)

実施方法: D-15691とD-60331をSCP-1358-JP内に同時に進入させる。

結果: 進入してもSCP-1358-JPは活性化せず。そのまま30分間待機させるも活性化せず。

30分後、D-60331のみSCP-1358-JP内から退出するよう指示を出す。D-60331の退出と同時にSCP-1358-JP出入口は閉扉し開閉不能となる。数秒後、D-15691に撲殺された被害者と外見的特徴の一致するSCP-1358-JP-Aが出現する。SCP-1358-JP-AはD-15691が犯行に使用したものと同型のパイプレンチを所持している。SCP-1358-JP-AはD-15691に向き合い、断続的なパイプレンチによる殴打を行う。D-15691は致命的な身体の損傷や出血にも関わらず、声を上げ身体を動かす様子が確認される。

5時間41分後、SCP-1358-JP-Aが動きを止め、D-15691に一切の活動が見られなくなる。数秒後、SCP-1358-JP-Aは消失し出入口は開扉可能になる。回収されたD-15691は死亡が確認されるが、損傷が激しく死因は不明である。

メモ: なるほど、人を殺していても2人以上で入れば活性化しないのか。 ―█博士


 

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