SCP-XXX-JP 1900年12月31日からの証言

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██に収容されています。実験、調査は██博士のみ許可されています。オブジェクトに対し衝撃などを与えないでください。最低でも2名の警備をつけてください。

説明: SCP-XXX-JPは小型の円形爆弾です。オブジェクトは2022年5月6日、他オブジェクトの調査を行っていたエージェント・██によって発見されました。オブジェクトの表面には「1900年12月31日」と印字されています。オブジェクトにはどのような方法でも損傷を与えることはできません。SCP-XXX-JPを構成している物質を調査した結果、製造から100年の劣化が見られましたが、未知の方法でオブジェクトの形状は保たれています。また調査の結果、仮にSCP-XXX-JPが起動し爆発した場合、影響範囲は████████km2に及ぶと推測されます。現在、SCP-XXX-JPがどの様な条件で起爆するかは不明であることから、オブジェクトはKeterクラスに分類されました。

事案1: 2022年6月15日、突如SCP-XXX-JPの確認されていない異常性が活性化。オブジェクトを中心として、2mの範囲が時間の逆行を始めました。オブジェクトを異常性範囲外(以下、異常性影響範囲と記載)から観察することは可能です。

実験記録1.25: 異常性影響範囲に侵入した際の反応を調査しました。

対象: D-1845
実験結果: 侵入後、確認できる変化なし。1時間を経過したあたりでD-1845がSCP-████-JPの調査中に負った足の傷が治り始める。1時間10分後、足の傷が完治する。実験終了後、インタビューを行った

<録音開始>

██博士: ではインタビューを始めます。

D-1845: おう。

██博士: 先ほどの実験のことについて質問します。まず、何か感じることはありましたか?

D-1845: 感じることねぇ……ちょっと気持ち悪い感覚だった。

██博士: どのように?

D-1845: なんか俺が俺じゃねぇって感じだ。あんた、たまにないか? 自分を上から見てる感覚。第三者みたいな感じで自分が見えるんだ。

██博士: その時に見えていた人物、あなたが見ていたあなたに何か違いはありましたか?

D-1845: ……そいつの考えてることがわかった。そいつは俺だから当たり前だけどよ。なんか違うんだ。俺はそいつより先にそいつがしようとしてることをやった。だから俺は知ってる。

██博士: わかりました、では質問を変えます。実験中に足の傷が治っていましたが、気づいていましたか?

(D-1854が自らの足をさする)

D-1845: ……これも気持ち悪い感じだったぜ。治る過程がなんか遅れて見えるんだ。……ああ、いいたとえが思いついたぜ。合わせ鏡だ。前と後ろに俺がいっぱいいる。前の俺はぼやけてて見えなかったが、後ろの俺ははっきりと見えたんだ。

██博士: こちらはそのような現象は確認できていません。ちなみに今は見えていますか?

D-1845: 今は見えねぇな。あの場所だけで見えてた。

██博士: わかりました。インタビューは終了します。

<録音終了>

追記: 実験後、D-1854の身体検査を行いました。D-1854は定期的な健康調査を行っていましたが、前回の5月1日の調査と比較して、若返っていることが判明しました。また、実験後に記憶喪失が発生することはありませんでした。現時点では、細胞や臓器は逆行の影響を大きく受け、人間の認識や記憶などは影響を受けないと考えられています。

対象: 財団職員
実験結果: 実験開始直後、異変が発生。職員はこちら側の指示を認識できない状況となった。また、職員はビデオ映像の逆再生のような動きで動いていた。実験の続行は不可能と判断され、外部の財団職員により異常性影響範囲の外へ戻された。実験に参加した財団職員は重度の記憶障害が発生していたため、インタビューは行われなかった。

対象: D-5458
実験結果: D-5458はD-1854と同様に異常性影響範囲で自由に活動が可能だった。実験からSCP-XXX-JPまたは異常性影響範囲が財団職員のみを認識し、記憶障害を引き起こしていると考えられる。

対象: D-1854 D-5458
実験結果: Dクラス職員を二名侵入させた場合でも、影響に変化はなかった。また、デジタル時計などは異常性の影響を受けることが判明。どれほどの速度で逆行しているか調査が可能であると考えられるため、再調査が予定されています。

実験の結果を受け、SCP-XXX-JPおよび異常性影響範囲に関する実験を行う際、必ずDクラス職員を用いることが推奨されました。また、SCP-XXX-JPが起爆するタイミングがいまだ不明のため、オブジェクトを収容するエリアの壁を財団が開発した特殊耐爆性の物質を使用したものに変更。仮にSCP-XXX-JPが起爆した場合、影響範囲は█████km2まで抑えることが可能と考えられています。また、SCP-XXX-JPが起爆した際、SCP-XXX-JPの影響を受けない財団支部にオブジェクトの調査資料、収容プロトコル、その他SCP-XXX-JPに関する資料すべてが送信されます。

2022/7/1: SCP-XXX-JP 追加実験記録

実験はDクラス職員を用いて行われました。

異常性影響範囲の壁、床、家具などに傷をつける 可能であったが、一瞬で修復される。おそらく傷をつけることは可能であるが、時間の逆行により傷がつけられていない過去の状態に変換されていると思われる。
体の一部のみを異常性影響範囲へ侵入させる 侵入させた一部のみ時間の逆行による影響を受けた。
デジタル時計による逆行のスピードの再調査 調査の結果、影響範囲外で1秒経過した際、異常性影響範囲では0.5秒の時間の逆行が発生していた。

2022/7/15: 異常性影響範囲にデジタル時計を設置。表示された日時と時刻は定期的に報告書に記載されます。

定期記録
2015/12/15

2022/7/30:

SCP-XXX-JP移送プロトコル 終了報告書

目的: SCP-XXX-JPが収容されているサイト-81██から、財団管理施設である海上型特殊オブジェクト収容サイト81[ブロック]に移送する。

概要: SCP-XXX-JPの異常性が活性化した場合、財団のみならず一般社会に大きな影響を及ぼす恐れがある。現在、SCP-XXX-JPは██県のサイト-81██に収容されている。仮に異常性が活性化した場合、日本列島の約80%が影響下になり、およそ██個の財団関連施設、██個の財団支部が破壊される可能性が高い。最悪の事態を避けるため、海上型特殊オブジェクト収容サイト81[ブロック]にSCP-XXX-JPを移送する。[ブロック]は現在SCP-XXX-JPの収容に使用されている特殊耐爆性で構成されており、周囲10000000km2の海域は一般の立ち入りを禁止している。[ブロック]には主にDクラス職員を配属し、財団職員は限られた人員で調査を行う。

終了報告: 移送に失敗。時間の逆行により、移動させた次の瞬間に位置が戻るため、SCP-XXX-JPを移動させることは不可能であった。

定期記録
2013/4/5

2022/8/20: SCP-XXX-JPに記載されている「1900年12月31日」を調査した結果、過去に財団内で消去されていた特殊研究プロジェクトに関連することがわかりました。現在、消去されたデータの復元を開始しています。

定期記録
1999/7/20

2022/8/20: SCP-XXX-JPの裏面に謎のプレートが確認されました。プレートはネジで固定されています。耐時間操作機動部隊-845[時間の冒涜者]により、プレートの取り外しが決行されました。以下は作業中の記録です。

<録音開始>

██博士: M1、聞こえますか?

M1 こちらM1。聞こえる。

██博士: では作戦の再確認を行います。

M1 了解。まずSCP-XXX-JPは小型の爆弾。爆発した場合、大規模の被害が予想されるため、作業時には注意すること。今回行う作業は、SCP-XXX-JPの裏面に確認されたプレートの取り外し。作業は少数で行う。以上だ。

██博士: 確認しました。では、作業を開始してください。

M1 わかった。おい、M2。ドライバーを取ってくれ。あ、いやそれじゃない。……そう、それだ。よし、入るぞ。

(M1が異常性影響範囲に侵入する)

M1 ……特に異常は感じない。報告通り、合わせ鏡みたいな感じだな。それで、プレートが…………これか。

(M1が慎重にプレートのネジを回し始める)

M1 ……なあ、博士。ちょっと気になるんだが。

██博士: なんでしょう?

M1 俺は今、財団で開発されたドライバーを使ってる。たしかこれは同じく財団で開発されたネジを回すためのものだよな?

██博士: ……ですが、財団で開発されたネジの大きさや形は、一般のネジ企業と近い構造ではあります。まあ、記録には残しておきます。

M1 ああ、そうしてくれ。…………そろそろ取れそうだ。おい、M2。カメラだ。

(M2がカメラを起動する)

M1 よーし、見えてるな博士?

██博士: はい、大丈夫です。

M1 では、開けるぞ。

(プレートが外される。そこには様々な電子機器が設置されている)

M1 ……なんだこれは。

██博士: どうしました?

M1 ここだ、ここを見てくれ。

(M1がさしている箇所には、文字が書かれている)

██博士: 「終わらない日々に悩むあなたへ 1900年12月31日へプレゼント」と書いてありますね。

M1 ほかに気になる点はない。作業を終了するぞ。

██博士: わかりました。こちらも録音を終了します。

<録音終了>

定期記録
1954/9/10

参考資料: 特殊研究プロジェクトの復元に成功。下記に関連すると思われる資料を記載します。また、資料に記載されている佐藤一の調査を開始しています。

財団記録データベース

削除済み記録 [特殊研究プロジェクトの目的]

我々財団は、強力な異常性をもつオブジェクトと対峙しているにもかかわらず、ただの人間である。身を守る術も、予測ができないオブジェクトでは無意味だ。我々財団が全滅する未来もそう遠くはないだろう。一瞬にして世界を焼き払うオブジェクトの出現を誰が予想できる? 宇宙が沈み、地球が溶ける現象を誰が対策できる? 我々には異常性を持つ者が必要なのだ。不老不死でありながら、未来を予知し危険を未然に防ぐ。財団の技術を結集させ、作り上げる必要がある。 -O5-3

記録:1800年12月1日~1800年12月31日

財団雇用記録

武田智弘 男性
小林智子 女性
マイク・ボールゴ 男性
松岡聡 男性
エリナ・カーン 女性
モラリア・カーン 女性
████ ████
九十九健 男性
佐藤一 男性

削除済み記録 特殊研究プロジェクト資料

特殊研究プロジェクト資料.1

特殊プロジェクト開始。本プロジェクトはO5評議会からの要請により行われる。よって、情報をプロジェクト不参加の財団職員に開示することは禁止される。今後、本プロジェクト用に準備された連絡網を利用し、プロジェクト参加者に通達する。

特殊研究プロジェクト資料.2

研究の出来は良好。現在、被験者を選考中。被験者は財団に忠実であり、指示を完璧にこなす優秀な財団職員である必要がある。

特殊研究プロジェクト資料.3

被験者の候補が見つかった。現在、本人に説明を行っている。

特殊研究プロジェクト資料.4

被験者:佐藤一 実験は1900年12月31日に行う

削除済み記録 被験者観察記録

1910年1月1日 生存 テスト合格
1920年1月1日 生存 テスト合格
1930年1月1日 生存 テスト合格
1940年1月1日 生存 テスト合格
1950年1月1日 生存 テスト合格
1960年1月1日 生存 テスト合格

定期記録
1930/11/5

2022/9/24: 佐藤一へのインタビューが行われました。

<録音開始>

██博士: まず、あなたは佐藤一さんで間違いないですか?

(返答なし)

██博士: ……佐藤一さん?

(返答なし)

(以降、1時間が経過した後も返答はなし。インタビューは中止された)

<録音終了>

定期記録
1920/9/8

2022/9/30: サイト-81██から、セキュリティクリアランス3以上の財団職員の避難が開始されました。今後、移送可能なオブジェクトの回収も検討されています。

2022/10/10: SCP-XXX-JPの異常性が活性化したのち、世界各国にカバーストーリー[爆発の連鎖による、大災害]が行われます。機動部隊-1A[魂の浄化]、機動部隊-1B[坩堝]、機動部隊-1C[クロノス]が組織されました。主にSCP-XXX-JP起爆後の人命救助、爆発を目撃した一般人の記憶処理を行います。

定期記録
1910/4/1

2022/11/31:

<録音開始>

██博士: ……佐藤さん。

(返答なし)

██博士: 佐藤さん。

(返答なし)

██博士: 今、デジタル時計には「1905/1/1」と表示されています。

佐藤一: ……………そうか、そろそろだな。

(██博士が顔をあげる。佐藤一は椅子にもたれかかる)

██博士: ……ようやく、答えてくれましたね。

佐藤一: あれが爆発すれば、すべてが終わる。最後ぐらい人と話してやろうと思ってな。

██博士: なぜ……なぜ、あなたはあのSCPを作ったんですか?

佐藤一: ……俺にたどり着いたってことは、あの特殊プロジェクトを調べたんだろ? それが答えさ。

██博士: いくつかの資料は完全に削除されて、復元ができませんでした。残っていた資料もロックがかかっていました。

佐藤一: ……わかった、教えてやる。あの時何があったのか。

(佐藤一は腕を力強く机に叩きつける。腕が折れる音がする)

██博士: ……な!?

(佐藤一の腕が治る)

佐藤一: 1810年、事件が起きた。俺が財団に雇用されてから10年の時だ。あるオブジェクトの異常性がいきなり活性化した。地球は混乱状態になった。正常な状態に戻すのに、約3年かかった。財団にとって、地球の終わりを身近に感じるのは日常茶飯事だ。だが、あの頃のO5評議会のメンバーの一人、O5-3は違った。彼は事件のせいで娘、妻、両親を失った。あの頃は比較的平和だったからな。余計に精神が参ったんだろう。

佐藤一: 彼は財団職員を一種のSCPにしようとした。様々な脅威を予知し、対処を促す者。つまり、不死身で未来予知ができる財団職員を作ろうとした。そのためならどんなオブジェクトを利用しても構わないとまで言った。O5の命令だ。誰も逆らえない。しかもO5-3は他のO5メンバーには報告せず、限られた財団職員にだけ自らの計画を伝えていた。

██博士: ……それが、特殊プロジェクトだと?

佐藤一: そうだ。そして被験者に俺が選ばれた。俺は楽しみだった。不死身、未来予知。誰もが欲しがる能力。俺は被験者になった。それが間違いだった。

██博士: 間違い、とは?

佐藤一: しばらくの間はうまくいってた。確か、1960年ほどまでは。だが、いきなり未来予知や不死身を実現するため利用したSCPが、暴走を始めた。実験の失敗だ。O5-3は解任された。俺の意思とSCPの意思が混じりあった。緊急で作られた薬によって暴走は抑えられた。だが、未来予知はできなくなり、体は張り裂けそうになりながら、不死身の肉体だけ残った。今も体の中から何かが出ようとしてる。

佐藤一: 死のうとした。この苦しみが永久に続くなら、死んだほうがましだ。……まあ、死ねないんだがな。だから俺は財団から逃げ出した。どれほど撃たれても、切られても、爆破されても、俺は死なない。逃げ切って身を隠した。そして、死ぬ方法を考えた。ずっと、ずっと、ずっと考えて、思いついたのが、あれだ。

██博士: ……SCP-XXX-JPですか。

佐藤一: あれは今、この時代を吹き飛ばすだけじゃない。1900年12月31日。過去の出来事にさえ影響を及ぼす。俺があの実験でSCPになる前に吹き飛ばす。俺は不死身じゃなくなる。過去と今、俺は死ぬ。

██博士: ……話を簡潔にまとめると、あなたは過去の財団の研究……いや、財団の意思に反するO5-3の傲慢な研究により、未来予知が可能な不死身のSCPとなった。しかし、研究は失敗し、あなたは永久的に苦しむことになってしまった。その研究に参加したという事実を消すため、SCP-XXX-JPを使って過去を破壊しようとしている……ということですか?

佐藤一: ……そうだな。これで話は終わりだ。お前は逃げないのか? もう少しであれは活性化する。

██博士: ……私はSCP-XXX-JPの担当職員です。私にはあのオブジェクトを管理する義務がある。……そしてまだ、まだ質問があります。

佐藤一: ……なんだ?

██博士: 過去を破壊した場合、あなたは本当に死亡するのでしょうか?

佐藤一: ……逆に聞こう。過去の変更は現在に影響を及ぼさないと言い切れるか? 

██博士: ……私の持論になりますが、よろしいですか?

佐藤一: いいぞ。俺も、お前も最後の討論だ。

██博士: 私は今回SCP-XXX-JPの担当職員となり、時間の流れや過去と現在、未来の関係を今一度考えました。財団は時間を操作する様々なオブジェクトを収容しています。ですが時間はいまだ未知の存在です。

(██博士が異常性影響範囲に設置されたデジタル時計を見る。「1901/12/7」と表示されている)

██博士: ……私は……私は過去に影響を与えても、現在に影響するとは思えません。

佐藤一: ほう、理由は?

██博士: 仮にこれからSCP-XXX-JPが活性化し、過去が破壊されるとします。それはつまりあなたがSCP-XXX-JPを作成する未来はなくなることになります。

佐藤一: ……「Aの子供が過去に行き、Aを殺害する。そのときAの子供は誕生するのか?」 親殺しのパラドックスだな。まさかそれだけで?

██博士: いえ。それは一般の考え。異常性の存在を知らない場合の矛盾です。我々はその定義を覆すような存在をいくつも知っている。

佐藤一: おいおいおいおい。結局何が言いたいんだ?

██博士: 佐藤一さん。あなたは1900年12月31日の実験で未来予知が可能になりました。研究の目的を見たところ、財団に脅威になる存在や現象を認識するためのものです。

佐藤一: ……ああ。

██博士: 未来予知の範囲に制限は?

佐藤一: なかった。

██博士: 当たる確率は?

佐藤一: 100%だ。

(██博士が深く息を吐く)

██博士: ならば、あなたの今回の行動、SCP-XXX-JPの存在をあなたが予知していたはずです。オブジェクトは財団にとって危機と判断されるはずです。ですが、あなたは先ほどSCP-XXX-JPは財団から逃げ出した後に思いつき、作り出したと言っていました。つまりあなたはSCP-XXX-JPを過去には認識していなかった。

佐藤一: ……………………それは……。

██博士: ……矛盾です。可能性です。もしかしたら何かしらの要因であなたの未来予知が働かなかったのかもしれない。脅威と認識されなかったのかもしれない。ですが、過去のあなたはSCP-XXX-JPを脅威と判断しなかった。

(佐藤一は混乱した表情になる)

██博士: あくまで私の仮説です。どうされるかは、あなたに任せます。ですが、過去のあなたが、過去のあなたが平和だと判断した未来にしていただけると信じています。

(佐藤一はうつむき沈黙する。数分後、顔をあげる)

佐藤一: 昔の俺は、確か平和が好きだった。だから財団に入ったんだ。忘れてた。………過去の俺から説教された気分だ。

<録音終了>

定期記録
1900/12/31
















佐藤一により、SCP-XXX-JPの裏面に解除コードが入力され、SCP-XXX-JPは無力化されました。調査の結果、異常性が活性化する可能性がないと判断されたため、オブジェクトクラスはNeutralizedに分類されました。佐藤一は協議の結果、財団によって保護され、体内に内蔵されている複数のオブジェクトの取り出しが行われます。

追記: オブジェクトクラス変更により、改定された報告書を下記に記載します。

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██に収容されています。異常性が消滅したため、非異常性収容ボックスに収容されています。

説明: SCP-XXX-JPは佐藤一によって作成された、小型の円形爆弾です。オブジェクトは2022年5月6日、他オブジェクトの調査を行っていたエージェント・██によって発見されました。オブジェクトの表面には「1900年12月31日」と印字されています。オブジェクトにはどのような方法でも損傷を与えることはできません。SCP-XXX-JPを構成している物質を調査した結果、製造から100年の劣化が見られましたが、未知の方法でオブジェクトの形状は保たれています。また調査の結果、仮にSCP-XXX-JPが起動し爆発した場合、影響範囲は████████km2に及ぶと推測されます。SCP-XXX-JPは2022年11月31日、異常性の消滅が確認されたため、Neutralizedに分類されました。

補遺:

2023/5/1: 佐藤一の体内に存在していたオブジェクトの取り出しが完了しました。佐藤一の体調は安定しています。現在、O5評議会により佐藤一への処罰が協議されています。

2023/6/10:

彼は、間違いを犯した。しかし、彼を作り出したのは過去の一部の財団の卑劣な研究によるものだ。我々はそのことに目を背けてはいけない。逆に目を向けるのだ。過去の負はいつか根を張り、大きな存在となる。芽を摘み、監視するのだ。彼の苦しみ、彼の過ち。財団の過ち。すべてを公開する。それが、現在の財団ができる罪滅ぼしだと信じている。 -O5-3


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