SCP-2150

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アイテム番号:SCP-2150
オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP-2150はサイト-19にある厚さ50cmのアルミニウム板を厚さ35cmの鉄筋とコンクリートで挟むようにして作られた20m×20m×30mの収容室に保管されます。扉は収容室の同様の構造で閉鎖時は密閉状態にして下さい。

入口には常に警備員4人を配置し、収容室は24時間体制で監視をして下さい。警備員は収容室内で異常が発生し、収容室外にまで影響が起こると推測された時のみ入室が許可されます。実験及び研究を行う際は必ずレベル3セキュリティクリアランス職員の同行の基行うと共に、入室の際は強力耐酸防護服、ガスマスクを着用して下さい。また、SCP-2150の目は絶対に見ず、合わせないで下さい。

収容室内の湿度は常に80%以上を保ち、湿度計と加湿装置を設備して下さい。湿度は毎分記録し、湿度が80%以下になった場合はただちに加湿を行なって下さい。

説明:SCP-2150は直径8.5m(発見当初の直径)、重さ約1750kgのある正体不明の生物体です。SCP-2150は2007年5月13日にアメリカ合衆国の████州にある██湖で発見されました。
SCP-2150は青色で半透明のスライムのような見た目をしています。

SCP-2150は対象と1度でも目線を合わせ、視覚的な接触を行った場合、意識はあるが身体を動作されることが不能になる金縛りに類似した症状と共に、███kHzの超高周波がSCP-2150から発生し、熱作用を発症させます。この熱作用はから13秒ごとに1.5℃以上体温が上昇することが分かっており、この超高周波を浴びた被験者は体温上昇により熱中症を発病します。被験者は身体の動作をすることができないため、熱中症を発病した後でも水分、塩分を摂取することが出来ずに重度の脱水症状となり死に至ます。なお、この超高周波は収容室全体に広がるため、一人が目線を合わせた場合でも入室している全ての生命体は超高周波の影響を受けます。しかし、
SCP-2150にこの超高周波の影響は受けず、現在の所無傷です。

SCP-2150は非常に粘着性が高く、SCP-2150に直接接触を行った被験者はSCP-2150との分離が不可能になり、接触面から徐々に硫酸に類似した成分を含む粘液が滲み出てくることが分かっています。なお、この粘液が体組織に接触すると、熱傷を引き起こすことも報告されています。そのため、SCP-2150に直接接触をすることは不可能ですが、強力耐酸手袋を2重にして使用することで接触は可能です。

2015年3月20日にSCP-2150の実験を行いました。
この実験結果は以下の通りです。

〈2015年3月20日に行った、SCP-2150の実験結果〉

アイテム番号:SCP-2150
オブジェクトクラス:Euclid
収容サイト:サイト-19
実験日:2015年3月20日
実験最高責任者:██博士

直径:8.7m(発見当初より0.3m膨張)
これは加湿による湿度の影響と推測される。

-実験1-
████職員と、██博士 Dクラス職員の3人で入室し、Dクラス職員が強力耐酸手袋を2重にして装着し、直接的な接触を行った。
結果、接触から27秒後に硫酸に類似した粘液が確認された。なお、粘液の詳細は不明。

-実験2-
██博士のみ入室しSCP-2150との会話を試みた。
監視は行わない。

この時の撮影記録は以下である。

〈カメラ起動。撮影開始。〉

〔強力耐酸防護服、ガスマスクを着用した██博士がカメラに向かって話す。〕

これからSCiPとの会話を試みる。

〔収容室に入室し、目線を下にしてSCP-2150と5mほど距離をとる。〕

██博士:よう。SCP-2150。

SCP-2150:……

██博士:お前は話せるのか?

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:なんと言っているんだ?

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:それは。具体的に教えてくれ。

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:そんな。そんなことが。

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:どうすれば、、、

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:どう言うことだ?詳しく教えてくれ。

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:ほほう。なるほどー。

SCP-2150:〔閲覧不能〕

██博士:それなら!███に████ぞ!

〈撮影終了〉

〈カメラ起動。撮影開始。〉

〔カメラに向けて██博士が話し始める。〕

██博士:私はSCiPと会話を行った。
SCiPは非常に衝撃的なことを私だけに話してくれた。
この会話の内容を知っているのは私とSCiPのみだ。
この話の情報は外部に漏らすことも私が話すこともできない。
だが、今回の実験を行いSCiPは人間に対して非常に協力的だった。
内容は言えないが、あらゆる手段を用いた方法を説明してくれていた。
SCiPには目線を合わせず、触れなければいい奴ってことは分かったな。

〈撮影終了。〉

補遺:SCP-2150は視覚的な接触、物理的な接触を行わない限り、生物に対しては敵対的ではないことが2015年3月20日の実験で判明した。


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