クレジット
タイトル: SCP-XXX-JP - タイトル
著者: ©︎
kashima8
作成年: 2022
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは個体の維持に必要な数を除いて終了されます。
収容下にないSCP-XXX-JPはすべて終了されます。存在が確認された地域にはクラスBの水棲アノマリ―用除去処理と水路の調査・当該オブジェクトの除去作業が行われます。SCP-XXX-JPが要因だと思われる事件が発生した場合は、生存した感染者にはインタビューののちに、目黒博士ら研究チームの定める薬剤を投与し、2週間の観察後クラスB記憶処理を行い解放されます。感染の疑いのある職員には同薬剤服薬が許可されます。
説明: SCP-XXX-JPは██湖周辺で発見された寄生虫です。人間を含む一部の類人猿を最終宿主としています。人間がSCP-XXX-JPの含まれた水を摂取することで体内に入り脳を侵食し、脳の各器官に影響を与えます。
SCP-XXX-JPに寄生された人間(以下宿主)は分泌する体液によって初期段階では痛みを感じませんが、松果体に到達し脳脊髄液・血液の摂取を開始し、さらに脳に体液を注入する段階に至ると脳内物質が十分に分泌されなくなり多大なストレスを感じるようになります。
SCP-XXX-JPは松果体・脳髄に自らの体液を注入することによって、宿主は他のSCP-XXX-JP宿主の顔部分にSCP-XXXX-JP-1を視認するようになります。SCP-XXXX-JP-1はの複数の蛍光色の円を重ね合わせたような図形だと宿主によって証言されています。SCP-XXXX-JP-1は映像機器に映ることはなく、宿主にのみ認識することができます。
宿主は他人のSCP-XXXX-JP-1を見る度に「目に見られている」と言い表し、多大なストレスを感じます。これは寄生される期間が長くなるにつれて重症となります。視神経に対する影響と顔部分の肌の色素を捜査していることが分かっています。
宿主の思考に狂いが生じ攻撃性が著しく上昇し、元々の人格とは異なる言動をするようになります。宿主が複数存在する空間ではお互いを攻撃しあう事態に発展します。この際相手の顔を重点的に狙います。宿主同士に理性は失われ、相手を攻撃し殺害することにこだわります。これは外部の介入によって妨害されるまで続きます。
SCP-XXXX-JPは宿主が死亡するまで無性ですが、宿主の血液・脳漿を摂取することによって性徴が起こります。宿主の血液・脳漿を摂取後大きく成長しオスになります。最後まで生き残った宿主に取りついたSCP-XXX-JP個体のみがメスへ変化し、宿主の脳を直接捕食します。5分ほどかけて脳を破壊したSCP-XXX-JPのメス個体は宿主の運動神経を操作し、オス個体への接近を行います。各オス個体から精子を摂取したメス個体は近くの水場を探し、そこで産卵をします。産卵後メス個体は死亡し、宿主も意識を失い死亡します。ここまで進行した場合、外科手術を施したとしても宿主は確実に死亡します。
補遺: 財団の発見する前に起きたSCP-XXX-JP事案は確認できるだけで16件あります。いずれも██湖、██湖と繋がっている河川・湧き水・井戸水を飲んだことが原因です。周辺の住人は普段それらの生水を飲む事はありませんでしたが、地震や水害の発生時にやむを得ず、混入して飲んでしまう事がありました。周辺の住人は「██湖付近の生水を飲んだ場合に起きる精神障害」「災害後に発生する精神障害」として認識されており、そのために外部の人間に隠していました。研究のため確保する個体のみを残し、それ以外の個体は水路の工事をすることによって終了されることが、住民への記憶処理より優先されるべきと、目黒博士ら研究チームは提言しています。
追記: SCP-XXX-JPは██湖周辺の地域でのみ存在が確認されています。寄生できなかった個体は単為生殖を胎生で行うため繁殖力が低く、大量繁殖するには人間の体内で成長し水場で産卵するしかありません。その特性のため他の地域への広がりは見られませんでした。財団が発見した2012年の事案以降、非異常性の水棲寄生生物と同様の処置で収容を完了し、2018年には収容外のSCP-XXX-JPをすべて終了することに成功しました。今後同様の生態の異常存在が発生した場合も、今回の処置や目黒博士ら研究チームの開発した治療薬は効果的だと思われており、規模を縮小しながらも研究は続けられることとなっています。
実験記録03: 2018/09/13
目的: 自身の顔のSCP-XXXX-JP-1を確認できるか
対象: D-4567
- 自分の顔を鏡で確認する 。
- D-4567の顔写真をD-4567に見せる。
結果: いずれもD-4567は自分の顔にSCP-XXXX-JP-1を見出すことはなかった。D-4567は頭痛を訴えているものの、2017年現在も生存している。
目黒博士: SCP-XXXX-JP-1を視認しなければこれ以上の重症化はないのだろうか?
実験記録18: 2018/12/08
目的: SCP-XXXX-JPへの治療薬と脳への影響
対象: D-4567、D-4678、D-4789、D-4890、D-4990
- 寄生後12時間のD-4567に治療薬を投与する。
- 寄生後3日のD-4678に治療薬を投与する。
- 寄生後5日のD-4789に治療薬を投与する。
- 寄生後7日のD-4890に治療薬を投与する。
- 寄生後12日のD-4990に治療薬を投与する。
結果: いずれも治療薬の投与から24時間程度でSCP-XXXX-JPは生命活動を止めた。
目黒博士: SCP-XXXX-JPが死亡したことから、これ以上脳が侵食されることもない。被験者たちの頭痛や精神不安は日に日に回復している。
対象: チンパンジー3匹、D-6789
D-6789の状態: 剣道着と鉄パイプを装備させ、治療薬の入ったカプセルが入ったオートバイ用ヘルメットを装着。リモコンを使用し、頭部のSCP-XXX-JPに直接薬剤を注入できる状態。
D-6789: はあはあ。
3匹目のチンパンジーに鉄パイプを振り下ろす。
30秒の荒い呼吸音。
D-6789: ち、ちくしょう、やってやったぞ。ざまあみろ、クソが。
鉄パイプを取り落とす。
D-6789: な、なんだ、頭、あたまグラグラしてきやがった。
膝から崩れ落ちる。
1分後立ち上がる。
D-6789: このエテ公が……。もう本当に見えないのか確かめてやる。
足を引きずりながら1匹目のチンパンジーに近寄る。
10秒の荒い呼吸音。
D-6789の頭部から音が発生する。
荒い呼吸音。
D-6789の顔の皮膚が内部から押し上げられたように動く。
D-6789が口を大きく開く。
D-6789: う、うげっ。
D-6789はチンパンジーの傷口に口をつける。
20秒の液体をすする音。
D-6789:がはっ。
20秒の液体をすする音。
D-6789: あ、あれ、なんで俺、サルの頭に。
D-6789の頭部から音が発生する。
D-6789は2匹目のチンパンジーへ這いずって近寄る。
D-6789は2匹目のチンパンジーの眼球を引きちぎる。
D-6789はその眼孔に舌を這わせる。
D-6789: っげえ……。き、気持ちわる……。なんだよこれ……。
5分間吐き続ける。
D-6789の頭部から音が発生する。
D-6789の額が内側から押し上げられたように動く。
D-6789は3匹目のチンパンジーの足をつかんで引き寄せる。
D-6789: と、とめろよ……。だれか、おい。
D-6789の右目の眼球が飛び出す。
D-6789は3匹目のチンパンジーの側頭部に噛みつく。
3匹目の皮が剝がれ肉が露出する。
チンパンジーの肉に噛みつき、咀嚼する。
D-6789: まじい、気持ちわるい……。み、見てるだけかよ、くそ。
D-6789は前述の行為を30分続ける。
3匹目のチンパンジーに寄生したSCP-XXXX-JPが現れる。
3匹目のチンパンジーに寄生したSCP-XXXX-JPが足を延ばし、D-6789の額に足を突き刺す。
D-6789の額から血が流れる。
D-6789: おい、いつまでこれを続けりゃいいんだ。博士、あんたなんか持ってんだろ?
D-6789の額の傷から寄生していたSCP-XXXX-JPの頭部が露出する。
寄生していたSCP-XXXX-JPが額を押しのけて30cm体を乗り出す。
D-6789: ぎ、ふげっ、がはっ。
1匹目、2匹目のチンパンジーの口からSCP-XXXX-JPが現れる。
D-6789に寄生していたSCP-XXXX-JPがさらに50cm体を伸ばし、3匹目のチンパンジーに寄生していたオスに巻き付く。
5分間の交尾と思われる行為。
D-6789の口からSCP-XXXX-JPの尾が現れる。
D-6789の口から黒い血が流れる
他2匹のオス個体がくねりながらD-6789の体を登っていく。
D-6789の鼻からメス個体の胴体がさらに20cm伸び、2匹のオス個体の体を締め付ける。
15分間の交尾と思われる行為。
メス個体がオス個体3匹を胴体で潰し、巻き上げてD-6789の口腔に押し込む。
D-6789: [不明瞭な発声。]
メス個体の胴体から1対の足のようなものが現れ、D-6789の耳に侵入する。
D-6789がふらつきながら立ち上がり、歩行を始める。
D-6789: いず、うぃず……ろこら……りずは……。
D-6789: はまご、うむ、らしょ、さがさな、へりゃ……。
D-6789: りず、ねえ、はかひぇ、い、ずは……ろこ、なあ。
目黒博士: これで実験を終了する。
D-6789のヘルメット内から治療薬が注射される。
5分後、メスのSCP-XXXX-JPが力を失ったようにうなだれる。
実験終了
追記:2022/11/4
██村の佐藤氏からインタビューの申し入れがありました。
対象: 佐藤氏
インタビュアー: 目黒博士
付記: 佐藤氏は初期収容時に研究チームのインタビューを受けていた為財団職員を公的な研究機関だと認識している。2022年11月2日、河川工事を担当した財団フロント企業に連絡した。
<録音開始, 2022/11/4>
目黒博士: お久しぶりです、佐藤さん。それでお話というのは?
佐藤氏: その、思い出したことがありまして、それをどうか聞いてほしいと思ったんです。
目黒博士: はい、どんなお話ですか?
佐藤氏: その……だいぶ昔の事ですから……。
目黒博士: ええ、思い出せる範囲で結構です。
佐藤氏: いや、あの、そういった事ではなく、昔の事だから時効になるんじゃないかって思って、そんで聞いてほしくて。
目黒博士: ええ大丈夫です。多言はけっしていたしません。どうぞリラックスして、ゆっくりお話しください。
佐藤氏: あ、ありがとうございます。だいぶ昔、戦時中のことになっから記憶ちがいあっかと思うけど、お願いします。
目黒博士: 戦時中といいますと、佐藤さんがお子さんだったころですね。その時代からあの湖の水に悪いものが入っていたんでしたね。
佐藤氏: そうなんです。もちろんあの水がおかしいことはみんな知ってて、誰も飲もうだとは思いませんでした。うちのじさまの友だちがあの水飲んで頭おかしくなったとか教えられてたので。
佐藤氏: けどいくらうちの村のやつが湖の水がまじいと知ってたって、外のやつは知らねから、飲んだやつがいました。
目黒博士: 外から来た人ですか。結婚などで引っ越してきた人でしょうか。
佐藤氏: 嫁さ来て村に住むんなら、旦那や姑が教えます。引っ越して来た人さはまっさきに教えます。昔はまともな水道ねかったから、特にそうする。
佐藤氏: ルール守るやつはなんともねく生活できる。おれが知ってる中で水でおかしくなったのは、壊れた井戸の水飲んだ田中のばさまくらいなもんです。
佐藤氏: 子どもです。水飲んだんは。
目黒博士: 子どもですか。
佐藤氏: よその子どもです。疎開でやってきたガキの連中。村の子どもはいくら小っちゃくてもあの水は飲まない。親や兄姉が言って聞かせて、ぶん殴ってでも止めさせる。飲んだんは都会から来たやつらです。
目黒博士: なるほど。村のルールを守らずに水を飲んでしまったんですね。
佐藤氏: 子どもは根拠もねえ自信と冒険心がある。おれらが言うのを聞いて、むしろ水を飲んでみようと思ったみてえでした。
佐藤氏: なんていえばいいんですかね、田舎を見下しているようなガキでした。おれらの父や兄はただの兵士、つかいすてだったのに対して、あいつらの親はその上司だった。おらいの父も叔父も馬鹿にされましたよ。
佐藤氏: それに村の子どもらがうまいうまいと言う物を、まずいまずいと吐き捨てやがる。ばさまがやっとのことで作った芋の団子を吐き出して、それで遊び始めるようなガキもいました。
目黒博士: それはひどいですね。
佐藤氏: まあ、今なら多少は目をつぶります。おれなら子どもや孫に、田舎の貧しい村になんか疎開させたくねと思いますから。おれにとってはあの芋団子はごちそうだったけど、孫ひ孫にはもっといいもん食わせたくなります。子どもさは甘くて見た目のきれいなもん食わせたいしな。息子の嫁や孫さもよく止められんだけどない。
佐藤氏: 子どもじゃまだ戦争だ疎開だなんてきちんと分かるもんでないから。いきなり親と引き離されて、わけわかんないつまらね場所さ閉じ込められて、かわいそだないと思うこともあります。
佐藤氏: けど。あの頃のおれらはそう思えるはずもねがった。自分らもガキでした。なんつえばいいのか、侵略者、みてえな事思いました。鬼畜米英が侵略者だから闘うぞって父や兄貴が
<録音終了, 2022/11/4>
終了報告書:
予定のタグ:scp safe 感覚 寄生 視覚 動物 認識災害 眼
元ネタ
寄生虫のロイコクロリディウム(グロ注意)がもし人間に寄生したらどうなるんだろう?と思ったのがきっかけです。
SCP-XXXX-JPのデザインは、ロイコ+鳥よけのバルーンのイメージです。いつの間にかハデになってました。
寄生先を操るのはロイコとハリガネムシを参考にしました。水を要するのはハリガネムシです。
財団がSCP-XXXX-JPに対して行った工事は水路を整えることでSCP-XXXX-JPの入ってる水を周辺の人間が飲まないようにするためです。これは日本住血線虫の駆除を参考にしました。
以下は批評してほしいポイントです。
財団の処置、オブジェクトクラスは妥当か?
完全な収容下に置き、それ以外は全滅させました。そのためSafeに指定しました。
SCPの情報に不足はないか?
前回情報が少なすぎるとご指摘いただきました。自分では十分だと思っていますが、どうでしょうか?
実験でチンパンジーを使うのはどうか
財団はこういった実験でDクラス同士で殺し合いをするだろうか?と思いました。たくさんいるDクラスであっても、この実験に関しては何人も人間を参加させるでしょうか?と。生き残りの個体を指定し治療もするために、一人だけ人間で武器防具を持たせました。しかしチンパンジーの虐待の方が嫌悪感を感じるのではないかとも思いました。Dクラスが死ぬのはあるいみファンタジーで楽しめる?かもしれません。
オチはこれでいいか?
今回は「財団がやらかして収容違反」「財団のまだ知らない恐ろしい異常性」「財団が確保していない存在がいる」「要注意団体が作った」というオチはやりたくないと思っています。
しかしオチとして弱いのでは?ただ危険なだけの生物紹介なのでは?と思っています。
「異常存在」か?
「」という批評をいただきました。科学的におかしかったり生物としてなりたっていないような事にならないことを意識し、実在の寄生生物などを参考にしました。
そこのバランスが取れなくて「危険だが異常ではないのでは?」という批評をいただきました。
とりあえず「SCPが発見された地域の住民の過去の話」を入れて「アノマリー自体には悪意もないが、それを人間が悪用した(とまではいかないかもしれない)」「SCP-XXXX-JPが持つ宿主を操る能力はもっと強いのかもしれない」といった感じの話を追加させました。
異常性自体に変化はなく、インタビューを付け加えただけなので、根本的な解決にはなっていないのではないかとも心配しています。
ファイルページ: ロイコ
ソース:
ライセンス: CC BY-SA 3.0
タイトル: roiko
著作権者: kashima8
公開年: 2023年
補足:
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP
本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
GoIF-JP
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
Tale-JP
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳
その他
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク
本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
アダルト
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
既存記事改稿
イベント
フィーチャー
短編
構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
中編
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
長編
事前知識不要
フォーマットスクリュー
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
シリーズ-Other所属
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
世界観用語-JP登場
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
世界観用語-Other登場
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史
任意
任意A任意B任意C
ERROR
The kashima8's portal does not exist.
エラー: |
kashima8のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。 |
利用ガイド
まず批評してほしいポイントから
個人的には違和感を感じませんでした。ただ、寄生生物として一貫しすぎているため財団が介入すべきなのかは少し疑問です。異常存在なんですかね、これ?
正直分からないです。お役に立てずにすみません。
妥当かと。収容する難易度は低いですし、処置に関してもしっかり収容しているので財団らしいと感じます。
特に不足はないと思います。寄生生物として説明だけで完結できているかと。
いいと思います。あまり見ない描写ですが、状況に即しているため無理がないです。非常に合理的な判断かと。
破壊力はないのですが、変なことをするくらいならこれでいいと思います。良くも悪くもベターといった感じです。
総評するとSCPなのかは怪しいが(異常性なくない?)、よくできた報告書だと思います。
以下は読んでいて気になった点です。
内部文章の最初の改行はいらない気がします。
寄生対象には類人猿も含まれるのですから人間と断定するのは少し妙ですかね。財団なら類人猿の脳波測定ぐらいはやりそうなので人間以外分からないということもないと思います。あと被害者より宿主あたりのほうがいいかと。ついでに言うと()は半角のほうがいい気がしてます。
SCP-XXXX-JP等の動作主を付け加えてやった方がよさそうです。
理由が欲しい気がします。僕のように脳科学に詳しくない人が読むと、理由が直前のことなのか違うのかがわからないと思います。また、このパラグラフ自体上に統合してかまわない気がします。
文として少しおかしいです。
とした方が良いかと。
衍字が存在します。のを削除しましょう。
他人のというフレーズはあまり必要性を感じないのでなくしてしまっていいかと。
唐突にこの分が挿入されていますが、つながりが見えにくいです。もしSCP-XXXX-JPが視神経に対する影響を及ぼし、前文のような効果をもたらしているなら
みたいな文章がいいかと。
クリニカルさと文の繋がりがどちらも欠けている気がします。
のようにするのが妥当ですかね。
SCP-XXXX-JPがもともと中性的であることを先に示すべきな気がします。また、最後まで生き残った被害者にというのはクリニカルではないので、周囲のSCP-XXXX-JPがオスに変化した場合のような条件に変えてみてはいかがでしょうか。
外部の人間が寄生された、が正しいかと。あと脚注は特に理由がないならページ下部にfootnoteblockをおいて表示すべきだと思います。
+繁殖実験:音声ログ03
発声以外は[]で囲い、イタリック体にするのが良いかと。あと、記録の終止に[[記録開始]][[記録終了]]を置き、記録以外の内容は-を四つ並べてできる線で隔離すべきかと。
こんな感じに
言いたいことは以上です。執筆応援しています。
forgottenmemorialさん、ありがとうございます。
文法や表現などもう一度見直して改善したいと思います。
生物として矛盾がないかに意識が向きすぎて、財団が収容するほどの存在か、という点をおろそかにしていたようです。その点、何か要素を追加してみようと思います。