下書き
SCP-XXX-JP 犬長屋(旧「猛犬注意」)
  • 犬と家の混合→〈相似点と相違点は?〉
  • 鳥との捕食・被捕食関係(犬)→絶滅危惧種or古代生物→「殻」は家として、「本体」は犬として分離進化
  • 変形する→建築物を「殻」として構築する→他の建築物を飲み込む(一体化する)
    →専用サイトの作成
  • 寄生根→寄生というより自己収納→血管のようなものを内部に張り巡らす
    →土壌から栄養摂取→分離したため犬(本体)は従属栄養生物に家(殻)は無機物に
  • 新本体発覚(没)
  • 報告書の改定(没)
  • 父親(没)
  • 精神影響(没)
  • 過去を把握する(没)
  • 威嚇する(犬) (没)


計画書




ラフコンセプト

  • 読者に与える感情・感覚
    • 身近なもの(今回は家)に対する不思議・不気味さ
  • 異常性(一行で!)
    • 卵の役割を持つ家
  • 展開(簡単に!)
    • 世界各地にあるオブジェクトから羽化が始まる→残った殻を家屋として一般に販売しよう。


構造

  • 今回使う構造はどういう要素をどういう順番で配置するもの?
    • 読者から遠い情報から出し、どんどん日常的な情報にしていく
  • この構造を使うと、どういう流れでどういう感情を喚起できる(面白さがでる)?
    • 客観にて見ていたと思っていた情報が
  • その構造はどこで学んだ? 実際に使われている例は?
  • その構造に必要な要素と順番はあなたの記事に(読者が理解できる形で)しっかり含まれている? - はい・いいえ
  • その他面白さを出す要素・工夫は?
    • 建造物の情報を報告書風とチラシ風の二通りで表現してみる
  • 長すぎない?(不要な要素はない?) - はい・いいえ


異常性

  • 異常性は具体的か? - はい・いいえ
  • 異常性を要素分解しよう。
  • この異常性のどこが新しい?
    • 異常性を分解(羽化)することでそれぞれの正しい姿になり異常性が無くなる点
  • それらの要素は記事の展開に必要? (バックストーリーが「コピペバックストーリーではないか?」) - はい・いいえ

〈清書〉

2023/1/24:ご指摘を受け、大幅に改稿しました。
以下本文

評価: 0+x
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはカバーストーリー「森林の買収」を流布し周囲500mを閉鎖、常時2人以上の警備員を入り口に配置することで保管してください。また、周囲にSCP-XXX-JPと類似した建造物を設置し隠蔽を行ってください。オブジェクトの大規模化を考慮して、SCP-XXX-JPを中心とした半径300mを専用収容サイト810Bとして運用します。SCP-XXX-JP個体が活性を失った場合、1週間の経過観察の後に、適宜、低脅威度オブジェクトの収容に活用して下さい。2サイト810Bへの立ち入りはSCP-XXX-JPの管理担当によって許可され、常時2人以上の監視員を配置することで管理されます。SCP-XXX-JPの新個体が発見された場合、新個体を中心に個別の収容サイトを適宜確立してください。また、SCP-XXX-JPについて記述されている文献は例外なく回収され、カバーストーリー頒布等の事実隠蔽が行われます。

説明: SCP-XXX-JPは一定の生体反応を示す非人工構造物です。建材の内部に血管と思われるものが存在している点を除けば一般の建造物と組成の違いはありませんが、通常よりも高い衝撃耐性を持っています。SCP-XXX-JPは、土壌からの栄養摂取・血液による体循環といった脊椎動物における一般的な生体活動を行うことが確認されていますが、生殖・摂食・呼吸・体細胞分裂3についてはこの限りではありません。また、DNA鑑定の結果オオカミ (Canis lupus) のものと類似していることが発覚しましが、現在のイヌ科(Canidae)生物の特性との相似点が著しく少ない点も調査が現在進行中です。現在██箇所で発見されており4、分布の統一性は見られません。また、オブジェクトの外内観は基本的に周辺の文化圏における建築物と類似していますが、共通して内部に家具は存在しません。SCP-XXX-JPの存在は5世紀頃の文献から確認されており、正確な発生時期は判明していません。

事案XXX-JP

事案XXX-JP-7 - 日付2018/2/8
XXX-JP-75が突如大規模な体細胞分裂を伴う巨大化を開始。約7分後に活動を停止し、再び不活性化した。これによりXXX-JP-7の総体積は約2倍となった。

事案XXX-JP-3 - 日付2018/4/21
XXX-JP-36の内部から不特定多数のイヌ科生物(以下XXX-JP-αと表記)が発生。捕獲作業が行われたが達成度は██%程度であった。しかし、XXX-JP-αの大半は独立栄養生物的な特性や、XXX-JP-3と同一のDNA情報を持つことが確認された7ため、周辺の生態系や文化系に多大な影響を与える可能性が高いとされ、現在も捜索が継続されている。この事案の後XXX-JP-3は活性を失った。

事案XXX-JP-8 - 日付2018/5/15
XXX-JP-88の敷地内にツキノワグマ(Ursus thibetanus)が接近。監視員が対応したが、XXX-JP-8から不特定多数のオオカミの声が発生した。近隣住民の注意をひいてしまう危険があったため関係職員及び機動部隊く-20("狩猟民族")の出動に至った。事件発生から34分後、ツキノワグマの保護、それに伴うとされるXXX-JP-8の非活性化を確認した。

補遺: 以上と類似および複合した事案はここでは省略しています。詳細資料は管理担当である狗飼博士に問い合わせてください。

観察記録XXX-JP-A - 日付2018/4/12

対象: 事案XXX-JP-3において発生したXXX-JP-α

内容: サイト-8169にて対象の生態を観察する

結果: 発生より10日以内の個体の多くは無機化合物からの栄養源の合成、光合成と類似したエネルギー合成等の植物的な特性を持ちつつ、体内構成は非異常性のイヌ科生物と酷似している。しかし、この期間を超えると前者の特性を持った個体は減少していき、目立った異常性は見られなくなる。この際XXX-JP-3と類似したDNAは採取したものを含め消滅しているが、消滅する経過の観察には現在成功していない。

分析: 対象の持つ異常性はXXX-JP-3から遺伝したものとみて間違いないだろう。XXX-JP-α群と現在非異常とみられているイヌ科生物の関係も見つけていく必要がある。また、XXX-JP-3が個体群を発生させた後、活性を失ったということは、財団の把握できていない非異常化したXXX-JP個体やそこから発生したXXX-JP-α群の存在もあると見ていいだろう。-狗飼博士

観察記録XXX-JP-B - 日付2018/6/14

対象: XXX-JP-3

内容: D-8832に記録媒体を持たせ、活性を失ったXXX-JP-3の内部を調査させた

結果: XXX-JP-3内部において品種不明の植物根が新たに確認された。また、壁部の随所に羊膜とみられるものが付着していた。内部に存在していた血管や、異常な耐久性は観察されなかった。

分析: XXX-JP-3は異常性を完全に喪失したとみて問題ないだろう。また、発見された植物根や羊膜は事案XXX-JP-3時点で発生したとみられる。XXX-JP群の発生過程の研究とともに、活性を失ったものやXXX-JP-αの処理手順も確立しなければならない。-鷹背研究助手

追記: XXX-JP-αに関しては、必要なサンプル数が確保でき次第、終了処分で構わないでしょう。-狗飼博士

観察記録XXX-JP-C - 日付2018/6/23

対象: XXX-JP-319

内容: 現存のXXX-JP個体との差異の確認

結果: 他のXXX-JP個体と比べ総体積は小さく(訳1.5㎥)、造りも原始的なものであるが、建材内部の血管や高い衝撃耐性を観察できた。

分析: 監察結果よりXXX-JP-31はXXX-JP個体の幼体的立ち位置にあると思われる。そして、付近でXXX-JP-αが多く発見されたことも踏まえると、XXX-JP-αは植物における「種子」に相当すると考えられる。

研究ログXXX-JP

責任者: 狗飼博士

内容: 活性を失った3つのXXX-JP個体(XXX-JP-6,XXX-JP-10,XXX-JP-21)を一般物件として流通させ、経過観察を行う。XXX-JP個体は機動部隊さ-10("親方")により、清掃、改修、販売を行う。XXX-JP個体を購入した人物に対しアンケート10を実施する。

実施期間: 2018/7/1~2018/10/30


総合結果: 実施期間中、XXX-JP個体や購入者に目立つ異常は見られなかった。

分析: 観察記録XXX-JP-B・Cの結果から、今後もXXX-JP個体は増加すると見られるため、市街地付近にて活性を失ったXXX-JP個体について、フロント企業を通じた一般人への売却を処理手順として特別収容プロトコルに組み込むことを提案します。- 狗飼博士

追記: 許可します。- O5-5

付与予定タグ: scp jp euclid イヌ 構造 種族

旧「猛犬注意」

評価: 0+x
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上、不活性状態での構成等を直接確認することや、SCP-XXX-JP本体を移動させることは困難です。カバーストーリー「森林の買収」を流布し周囲500mを閉鎖、常時2人以上の警備員を入り口に配置することで保管してください。また、周囲にSCP-XXX-JPと類似した建造物を設置し隠蔽を行ってください。

説明: SCP-XXX-JPは愛知県██市████に位置するブロック塀で囲まれた10000㎡の敷地及び内部の建造物です。SCP-XXX-JPは非活性状態では一般的な日本家屋に見えます。

SCP-XXX-JPは生物が内部に侵入すると活性化します。SCP-XXX-JPは活性化すると変形をはじめ、威嚇行動をとります。それを受けた対象はSCP-XXX-JPに対して軽度の恐怖や焦燥を感じ、様々な方法を用いてSCP-XXX-JPからの脱出を試みます。この状態にある対象を外部からの指示により制止することは可能ですが、SCP-XXX-JPでの滞在時間に比例して思考能力や筋力の低下がみられます。活性化中のSCP-XXX-JPの威嚇行動には基本的にイエイヌ(Canis lupus familiaris)のものと思われる鳴声が伴いますが発生源は毎回異なり原理は解明されていません(実験記録XXX-JP-α参照)。

観察記録XXX-JP-α

実施方法: 対象をSCP-XXX-JPに侵入させ、SCP-XXX-JPの様子をSCP-XXX-JP外部及び内部からの情報を照合し記録

管理責任者: 狗飼博士

日付 対象 結果 補填
20██/1/20 D-8832 地面からアサ科(Cannabaceae)の植物が発生し対象の進行を妨害。対象は植物を発見した際強い恐怖感を訴えた。 対象は家屋に到達することなくSCP-XXX-JPから脱出した。後の調査によりD-8832は過去に複数の薬物依存症を患っていることが判明した。
20██/1/27 D-8833 家屋の外見及び内部は7階建ての廃ビルに変形し、屋内でのみ強風が発生した。第8階層に繋がると思われる階段を対象が上る途中に階段が消失、第1階層まで落下した。 対象は建築業者を退職している。対象に大きな外傷はなかった。
20██/1/23 D-8834 D-8835 地面から品種不明の赤褐色の植物が発生,家屋の外見及び内部は日本家屋のものに変化,内部では床・階段が変形,複数の家具からイエイヌの鳴声を模した電子音が鳴っていた。 D-8834には████の容疑で██年の懲役判決が下っている。
20██/2/1 イエイヌ 家屋の外見は非常に簡素なのものに変化。家屋の窓および扉がイエイヌの咆哮を伴い激しく開閉した。 対象はその場にうずくまり動かなかった。実験終盤においてSCP-XXX-JPに例外的な動きが見られた。(補遺参照)

分析: SCP-XXX-JPの変形に限界はないと予測される。ただし、一度の変形毎に外観や内装に文化的な一貫性がみられる。また、SCP-XXXX-JPは対象に合わせた威嚇方法を選択していると考えられる。――狗飼博士

補遺-20██/2/1: 実験中SCP-XXX-JPが例外的に非活性状態に入ったため、実験を中断。その後調査を行ったところ、SCP-XXX-JP内にクマタカ(Nisaetus nipalensis)が営巣していることが新たに確認されました。巣を移動した後も再度異常性が発現することはなかったためSCP-XXX-JPはNeutralizedに再分類されました。

追記-20██/2/5: 移動された巣がSCP-XXX-JPに類似した異常性を持つことが確認されました。現在SCP-XXX-JPの再分類及び報告書の大幅な改定が検討されていることに注意してください。

    • _

    アイテム番号: SCP-XXX-JP

    オブジェクトクラス: Safe Neutralized Euclid

    特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト8197の収容室内に30m×30m×30m以内の建築模型に接合した状態で収容してください。管理担当者に許可を取り収容室内に入る場合、内部1名に対して外部に2名以上の監視員をつけてください。

    説明: SCP-XXX-JPは10cm×20cmのアクリル板です。SCP-XXX-JPは内部に未知の方法で寄生根を収納しており、それを利用して接触している建造物(SCP-XXX-JP-A)に合体し自身の形状を変更します。それ以外の場面での寄生根の利用は現在確認されていません。

    SCP-XXX-JPは生物がSCP-XXX-JP-Aに接触した際に活性化します。SCP-XXX-JPは活性化するとSCP-XXX-JP-Aの外観、性質を変え接触した生物に対し威嚇行動をとります。それを受けた対象はSCP-XXX-JP-Aに対して軽度の恐怖や焦燥を訴え、離れようとします。この状態にある対象の制止は可能ですが、SCP-XXX-JP‐Aでの滞在時間に応じて思考能力や筋力の低下がみられます。活性化中のSCP-XXX-JPは対象に対し直接傷害を加えることはなく、威嚇行動には基本的にイエイヌのものと思われる鳴声が伴います。(実験記録XXX-JP-α参照)

    SCP-XXX-JPはある特定の人物(SCP-XXX-JP-B12)が入ったときのみ通常とは異なった振る舞いを見せます(実験ログXXX-JP-β参照)。SCP-XXX-JP-Bと判定される基準の詳細は判明していませんが、SCP-XXX-JP付近での滞在時間に関係していると考えられています。

[[footnoteblock]]

付与予定タグ: scp jp euclid 精神影響 建造物 寄生 イヌ 変身


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