アイテム番号: SCP-2306-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2306-JPは現在、財団により管理されています。対象はカバーストーリー「私有地」を適応し民間人によるSCP-2306-JPへの接触を防いでください。
また、内部へ無理に侵入を試みた場合は拘束し、インタビューを行ってください。インタビュー終了後、クラスAの記憶処理を施したのちに解放してください。
SNS等にSCP-2306-JPに関する情報が流出した際は速やかに削除を行ってください。
実験を行う際はSCP-2306-JP担当の齋藤博士に許可を得てください。齋藤博士は財団から解雇されたため実験の際は後任の山口研究員からの許可が降りた場合のみ行ってください。
説明: SCP-2306-JPは██県██市に存在する小さな商業施設とその内部に存在する人型実態の総称です。
SCP-2306-JPは下記の条件を満たした人物にのみ表示されるインターネット広告を流しています。
また、条件は以下の通りです。
1. 5年以内に配偶者などの親しい人物を亡くしている。
2. その人物に会いたいという感情が強いこと。
上記の二つが条件となっていて、広告から申し込んだ場合のみ曝露されます。
また、曝露者は内部構造が変化する住所不明の異常空間(以降、SCP-2306-JP-Aと記載)へ移動します。
SCP-2306-JP-A内部に侵入した際、曝露者の条件1に当てはまる人物(以降、SCP-2306-JP-1と記載)が出現します。また、SCP-2306-JP-Aは曝露者とSCP-2306-JP-1とが生活を送っていた空間に変化します。
SCP-2306-JPについての書き込みを財団が発見し収容に至りました。
SCP-2306-JPの異常性はSCP-2306-JP-1が死亡してから曝露者に対して抱いた感情の強さに比例してSCP-2306-JP-A内部に居れる時間が長くなります。
補遺1: インタビュー記録
対象: 古林██氏
インタビュアー: 梅澤研究員
付近: 古林██氏は最初にSCP-2306-JPについてSNSに書き込みをした人物で、3年前に事故で古林信彦氏1を事故で亡くしています。
<録音開始>
梅澤: それではまず、あなたの利用したお店2を知った経緯を教えてください。
古林:ええと。私はインターネットで「もう一度死んだ人と会いませんか」と書いてある広告を見つけたんです。そこから知りました。
梅澤: 怪しいとは思わなかったのですか。
古林: 広告を見つけたときはうつ病でちゃんとした判断ができていなかったと思います。
でも、本当に会うことができたので嘘ではなかったですから。梅澤: それではそのお店についての詳細な出来事を教えてください。
古林: まず広告をみてそのサイトから名前と個人情報を入れる、その後に会いたい人の名前を書いて送信したらすぐに「██県██市に3日後来てください。」とメールが来ました。
古林: その3日後に██市に着いたと同時にメールでマップが送られてきて印がついた場所にはそのお店がありました。
そこから、中にいたおじさんに名前をいってから3000円を払うためにおじさんに渡したらその時にはもともと暮らしていた部屋だったんですよ。梅澤: どのくらいその空間にいたのですか。
古林: 2週間くらいでしたかね。2週間くらいしたらもうお店に戻ってきてました。
でもお店の人には長い方と言われました。梅澤: ありがとうございました。それでインタビューを終了します。
<録音終了>
補遺2:
実験記録1-20██年2月14日
対象: D-4588
実験内容: D-4588をSCP-2306-JP-Aへ送り、その場合映像・音声・GPSにて記録することが目的です。
付近: D-4588は雇用前に夫の黒沢██氏を亡くしている。
結果: D-4588の所持していたカメラから音声のみ切断され、GPSもその時点で反応していません。
以下はD-4588が記録した映像記録の書き起こしです。<記録開始>
[D-4588がSCP-2306-JP内部へ侵入する]
[D-4588は代金の支払いを済ませたのちに未知の方法でSCP-2306-JP-A内部に出現する]
[D-4588は黒沢██氏の姿をしたSCP-2306-JP-1を確認する]
[これ以降特筆すべき点がないためSCP-2306-JP一連のプロセス完了まで省略]
[D-4588は3日後にSCP-2306-JP内部に再出現する]
<記録終了>
実験記録2-20██年3月30日
対象: D-5231
実験内容: SCP-2306-JP内部に滞在できる期間の調査
付近: D-5231はSCP-2306-JPの条件に合うDクラス職員へのアンケートの結果、D-5231が抜擢されました。
また、D-5231は恋人の坂本██氏を殺害していて、もう一度会いたい感情が強くSCP-2306-JP内部での滞在期間が長くなると齋藤博士が抜擢していたようです。
追記: 齋藤博士の行動が倫理的に反していると倫理委員会に通報があったため、齋藤博士は調査の結果財団の解雇まで発展し、後任の山口研究員に引き継がれました。
結果: 報告書作成時の5月2日現在まで続います。
<記録開始>
[SCP-2306-JP内部に侵入]
[D-5231は坂本██氏の姿をしたSCP-2306-JP-1を発見する]
[数分間SCP-2306-JP-1はD-5231から逃げ続ける]
[D-5231は SCP-2306-JP-1を捕まえて首を絞め始める]
[SCP-2306-JP-1は活動を停止し数秒間動かなくなる]
[SCP-2306-JP-1がもう一度動き出す]
[また、これ以降同じようなことが繰り返されています]
付与予定タグ: scp jp safe
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- portal:8052342 (04 Jun 2022 07:30)
現時点でUVかDVかNVのどれにするか
メタタイトル
異常性は分かりずらいか
そのほかどのようなことでも教えていただけると幸いです。