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アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:Safe safe Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXXXはその大きさと役割から、サイト-128内の移動用エレベーターとして使用されています。このエレベーターを使用する際は以下の注意事項に留意してください。
1、このサイトの最上階(8階)より上の階のボタン(9,10階)を押してはいけません。(詳細は事件ログを参照)
2、乗り込む際、もしSCP-XXXX-Aが出現した場合は、エレベーター内にある橋本博士直通電話を用いて、その状況を報告してください。その後、捕獲要員としてのDクラス職員が来るまでエレベーターを完全施錠してください。
説明:SCP-XXXXは、██県██の、あるショッピングセンター内でエレベーターとして使用されていました。しかし、20██年█月██日、突発的にSCP-XXXX内部に人型実体(以降SCP-XXXX-Aと記述します)が出現し、偶然居合わせたエージェントによりその実体は確保されました。このオブジェクトは、以降の調査により、SCP-XXXX-Aを約20日の周期で発生させる装置だとわかり(観察ログを参照)、SCP-XXXX-Aは一般的な人とすべての面において変わらないことも立証済みです。(音声ログを参照)
以下は実験記録などのログです。
私は堤博士だ。
これから先の実験及び報告書作成は全て私が担当する。
観察記録-XXXX 日付20██/██/██
対象:SCP-XXXX-JP
実施方法:発見後約2か月後までの観察を記録する。また、実験途中、現実改変の可能性が疑われたので、ヒューム値の評価も行われた。
結果:期間内、周期的に3体のSCP-XXXX-Aが出現。以降出現した順番にSCP-XXXX-A1、SCP-XXXX-A2のように記載します。
分析:2か月で3体の出現が規則的、つまり20日に1回の割合でSCP-XXXX-Aが出現しています。この異常性以外は発見できませんでしたが、無から人を生み出すことは現代の物理法則に反しています。そのため、現実改変が起きていると考え、計測しました。ですが、ヒューム値の異常はありませんでした。
実験記録XXXX-1 日付████/██/██
対象:SCP-XXXX
実施方法:SCP-XXXXをDクラス職員宿泊棟に設置し、その経過をまとめた。
実験理由:SCP-XXXXは現在「人が無から出現する」以外の異常性を確認できていないため、危険度は低いと判断され、Anomalousアイテムsafeに認定されたのが理由です。
使えるものは使っていかないとな!! -堤博士
結果:この実験は凍結されました。そのうえ、サイト128内の職員が利用するエレベーターとして運用されることになりました。
分析:詳細は事件ログ-XXXXを参照ください。
音声記録-XXXX
対象:SCP-XXXX-A1
インタビュアー: 青和田研究員
付記:事前に身体検査等で通常のヒト科生物と相違ないことが確かめられました。
<録音開始>
青和田:ではSCP-XXXX-A、あなたはどこから来ましたか。
SCP-XXXX-A:覚えていません。それより、その呼び方をやめてください。私の本名は鈴木隆です。
青和田:わかりました。では鈴木さん、ほかに覚えていることはありますか。
SCP-XXXX-A:すいません。本当になにも覚えていないのです。でも本質的な...なんといえばいいんでしょう、言語・作法・ルールなどの部分はわかるんです。なんというか、記憶がないというよりは記憶を封印させられたと言えばいいんでしょうか?
青和田:わかりました。
SCP-XXXX-A:ところで、私はどの[削除済み]でしょうか?[削除済み]
以下省略
<録音終了>
終了報告書:SCP-XXXX-A群は財団機密に抵触する情報を持っている可能性があります。その為、Bクラス記憶処理剤を用いてその情報を消去しました。また、彼らは突発的に発生した個体群のため、衣食住をその個体群が保持していないことも確認しました。財団内で協議した結果、使えるものは使わなければならないので、職員として採用することになった。しかし、仮にも異常存在から発生したオブジェクトであるため、Dクラス職員として雇用することになりました。
事件ログ-XXXX
日時:20██████発生
事案:Dクラス職員の行方不明
内容:Dクラス職員宿泊棟に設置されていたSCP-XXXXを用いて移動していたD-15648が誤ってDクラス職員宿泊棟の最上階である5階より上階の7階のボタンを押したのち、約15秒後に突然消失しました。また、GPS反応も消失しているため、捜索は続けられていますが、発見は難しいと考えられています。
また、この時SCP-XXXXの付近のヒューム値が512.0を示していました。これらのことから考えられるに、D-15648は消失した可能性が高いです。そのため、急遽Dクラス職員宿泊棟の階層をSCP-XXXXが示す最上階である8階建てに改築しました。
しかし、8階建てに改築したのち、SCP-XXXXを再起動するとSCP-XXXXが示す最上階が10階に変化していました。このことから、SCP-XXXXはそのオブジェクトが存在する建物+2階層分の表示が出ると推定されます。(以降この2階層のことを下から順にSCP-XXXX-B9、SCP-XXXX-B10、と呼称します)
事件を受け、このオブジェクトは破壊処理されることになりました使えるものとしてサイト128(8階建て)内部に設置されることになりました。
また、safeからオブジェクトクラスをketerSafeに変更しました。
実験ログ-XXXX-2
本格的に調査するため、Dクラス職員を用いてSCP-XXXX-B群に突入することになりました。
第1次調査:
D-15650、D-15651、の2名に、それぞれ9、10のボタンを押させ、調査をさせました。
結果:2名とも、ボタンを押したのち、約15秒後に消失。GPSによる探知もできなくなりました。D-15650は音声による交信ができましたが、D-15651はどの手段を使っても交信することはできませんでした。
その後、D-15650のみ帰還できたため、インタビューを行いました。
音声ログ
対象:D-15650
インタビュアー:橋本博士
<録音開始>
橋本:ではD-15650、SCP-XXXX-B9について教えてください。
D-15650:ああ分かった。説明する。
橋本:では、SCP-XXXX-B9とはどのようなところでしたか。
D-15650:簡単にいうと、「この世界よりも技術が進んだ世界」というところだ。
橋本:なぜそのような判断をしたのですか。
D-15650:俺の知らないものがたくさんあったからな。一番驚いたのは「現実改変」というやつだ。博士は知ってるか。
橋本:…いいえ。ですがその現実改変というものは興味がありますね。一考の余地があってもよさそうだ。
<録音終了>
終了報告書:D-15650に対して終了措置を行いました。用済みは処分せねばなりません。
第2次調査
D-15654、D-15656、D-15658を用いてSCP-XXXX-B10の調査をしました。
結果
██████████████████交渉██████████████████Dクラ████████████定期的██████████購入█████████████████████オブジェクト██████████解放████████████████████貸し出し██████████████████合意しました。
この決定はO5協議会からの承認を得たものです。
あるサイト管理官の覚書
このオブジェクトの危険さを財団は見いだせていない。
この鉄の箱はすでにすべてを支配している。
これより下は実際の投稿には入れない予定です。
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- portal:8042595 (27 May 2022 13:43)
申し訳ないのですが、このアイデアそのものがNGといえます。理由は、ほかの世界と財団世界を繋ぐエレベーターを題材とする作品がすでに存在するためです。
SCP-2360-JP - 財団エレベーター部門
実際にはもうあるからダメというよりも、この作品がある上でさらに別の「並行世界・エレベーターに関する作品を出すことが非常に難しい」というのが実情です。
これに伴い、ここでは内容には触れず報告書の記述形式についての指摘を行います。
例えば、英語で文章を書くときは単語の間に空白を入れるというルールがあります。
(This is a pen. のように)
SCP報告書の場合にも書き方のルールが存在しますが、この下書きではそれらが守られていません。
今回の場合、主に
1. 半角スペースを入れるところに半角スペースが入っていない
2. 観察記録・音声記録・事件ログ等にインタビュー記録のテンプレート・実験記録のテンプレートが使用されていない
を訂正する必要があります。
それ以外にも指摘点はあるものの全てを示すと件数・文章量が多くなり、互いに指摘・確認することが煩雑になること、抜けが発生するおそれがあることから今回の批評では割愛します。
上記で示した二点は記事のテンプレートを参考にするほか、実際にそれらを使った作品(フォーマットが確立されきった最近の作品の中で、さらにSCP-6666のように見た目に凝っていないもの)を見て正しい形を確認すると良いです。
場合によりWikidotシンタックスで簡単な構文を確認するほか、参考にしたい作品ページの下部にある「+ オプション」から「ページソース」を選び、構文を確認したり必要な部分をそのままコピーして自分の作品に使うこともできます。
・最近作成されたSCP報告書のうち、シンプルなインタビュー記録や実験記録等のテンプレートを使用しているもの3選
SCP-2813-JP - 逸般的な構成員
SCP-1764-JP - 天から君を見ている
SCP-3599-JP - 財団製タイプΣ識別試験システム 俺たちの仕事を増やすクソ機械
参考になりました。エレベーターに関する作品がすでに出ていたとは…基本的なところをもっと練習して新しいアイデアが浮かんだらまた書いてみます。批評ありがとうございます!