過去の先へ(仮名) SCP-XXXX-JP

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPがサイト████を訪れた際には、担当職員がインタビューを行ってください。SCP-XXXX-JPの行動は過去の日記に基づいて監督、監視するのと同時に、過度にSCP-XXXX-JPに干渉しないようにしてください。また、2017年6月3日にSCP-XXXX-JPは行方不明になると考えられます。それが確認され次第SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスをNeutralizedに変更してください。現在SCP-XXXX-JPは行方不明であり、その異常性は失われたと考えられます。

説明: SCP-XXXX-JPは東京都███区████に住んでいる女性です。SCP-XXXX-JPは睡眠とともに記憶を保持したまま前回睡眠から目覚めた時間まで過去に遡っていると考えられます。詳しくはインタビューログを参照してください。SCP-XXXX-JPからこの異常性以外の異常性は確認されていません。以下はSCP-XXXX-JPに対するインタビューログです。

インタビューログ1
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ████研究員

付記: SCP-XXXX-JPは当時6才の子供でした。SCP-XXXX-JPはサイト████を訪れ███研究員に面会を求め、サイト████に関する様々な知識を保有していたため、インタビューが行われました。

<録音開始, 1989/6/3>

███研究員: 君は誰で、どこから来たのかな?

SCP-XXXX-JP: ███研究員さんそんな口調じゃなくていいですよ。普段、大人と話す時と同じ口調で大丈夫です。

███研究員: わかりました。では、あなたの自己紹介と、あなたがなぜ我々財団のことについて詳しいのかを説明してください。

SCP-XXXX-JP: わかりました。私の名前は兼時 真衣と申します。私は財団が今後指定するであろうオブジェクトです。

███研究員: それはどういうことでしょうか?

SCP-XXXX-JP: 順を追って説明しますね。私はEuclidクラスに相当するオブジェクトで、私の異常性は私が完全に眠った時に起こるんです。私は眠った時、前回の起床時刻まで記憶を持ったままタイムスリップしてしまいます。これは昼寝でも普段の睡眠でも起こります。これが最初に起こったのが、2017年6月2日であったと記憶しています。つまり今からちょうど28年後ですね。それまでといったらおかしいかもしれませんが、それまでは普通に暮らしてた一般人でした。

███研究員: そうするとあなたが財団について詳しいのも。

SCP-XXXX-JP: はいそうです。かれこれ30年くらいここに通ってますからね。今ここにいる人だと、███博士と、██研究員しか知り合いはいませんけどね。私は未来から来たので様々なことを知っていますよ。もちろん現実改変が起こったら大変なので話しませんけどね。

███研究員: なぜ今来たんですか?昨日とかでも来れたのではないのでしょうか?これからいつ来るんですか?

SCP-XXXX-JP: まあまあ落ち着いてください。それは運命としか言えませんね。私の行動が未来に影響を与えないようにするには今日来ざるおえなかったんです。これからは一週間に1度、午前10時にサイト████の玄関前につくはずです。また後日詳しい話はさせて頂きます。

███研究員: 何か未来から伝言などはありますか?

SCP-XXXX-JP: 伝言ではないのですが、███さん、今日まで本当にありがとうございました。あなたのおかげで今日まで来れたんです。何を言っているのか分からないと思いますが本当に本当に感謝しています。

<録音終了>

終了報告書: この後、SCP-XXXX-JPに関するオブジェクトクラスおよび特別収容プロトコルが決定されました。

インタビューログ2
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███研究員

<録音開始, 1989/6/10>

███研究員: では、 インタビューを開始します。あなたが過去に戻り始めた日についてわかることを教えてください。

SCP-XXXX-JP: もう、30年も前のことなので少し忘れているかもしれませんが、思い出して話します。あの日私はいつも通りに会社に勤めて帰宅しました。一人暮らしだったので家に帰ってSNSをした後、午後11時くらいには就寝したはずです。それで、朝アラームの音で起きたんですが、その時、日月がおかしいということに気づきました。これは夢なのかなって思ってボーっとしてる時に、財団のエージェントの方が家に来てくださり、私に状況を説明して下さりました。はじめこそは混乱しましたが、今ではもう慣れたものですね。

███研究員: もっと具体的な情報があれば助かるのですが。

SCP-XXXX-JP: 2017年まで待っていただければ多分私に詳しい事が聞けていたと思うのですが、今はこれ以上思い出せません。


<録音終了>

インタビューログ3
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███研究員

<録音開始>

███研究員: ではインタビューを開始します。まず、あなたの特別収容プロトコルですが、この内容で間違いないないですか?

SCP-XXXX-JP: 多分、間違いありません。

███研究員: では、続いてですが、財団がこの先あなたに行う実験の日時と、その内容について思い出せる範囲で教えてください。

SCP-XXXX-JP: まず、徹夜を行う実験を1999/5/5からしました。。次に、仮眠や昼寝に関する実験を1999/7/7にしたと思います。それからは実験は行われず、主にカウンセリングと異常がないかの定期的なインタビューがありました。

███研究員: 分かりました。

<録音終了>
終了報告書: この後、上記の通り実験が行われました。以下はその記録です。

実験記録 - 日付1999/5/5

対象:SCP-XXXX-JP
実施方法:SCP-XXXX-JPに徹夜をさせる。少なくとも24時間以上は睡眠をとらせないようにし、SCP-XXXX-JPが眠気を訴えた場合にはカフェインを摂取させるなどしてなるべく長くSCP-XXXX-JPを起こした状態し、SCP-XXXX-JPの状態を観察する。
結果: 24時間を経過しても、SCP-XXXX-JPはその記憶を維持しました。また、40時間後SCP-XXXX-JPが睡眠を取ったため、直後に起こしました。その後、この実験に関する記憶を失っているのが確認されました。
分析: 結果より、SCP-XXXX-JPが過去に戻るのは、その長さにかかわらず、睡眠を取ったタイミングであることが確認されました。

実験記録 - 日付1999/7/7

対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: SCP-XXXX-JPに眠らないように注意しながら、目を長時間つぶる、目をつぶって横になる、という行為を行わせ、観察する。
結果: SCP-XXXX-JPはいづれの実験の後も、この実験についての記憶を持ち合わせていた。そのため、過去には戻っていないと考えられる。

インタビューログ██
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███博士

<録音開始>

███博士: それでは、定期インタビューとカウンセリングを開始します。何か気づいたことや、相談したいことはありますか?

SCP-XXXX-JP: 少し本筋から離れるかもしれませんが、███博士が博士になったのは比較的最近のことですよね?

███博士: はい。そうですね、2週間くらい経ったのである程度様になってきたのかなと思ってたんですが、どうしてですか?

SCP-XXXX-JP: いえ、博士のボールペンがほとんど新品だったんで気になって言ってみただけです。改めておめでとうございます。

███博士: ありがとうございます。そういえば質問なのですが、例えば私が使っている文房具などはあなたにはどのように見えているのでしょうか。

SCP-XXXX-JP: 私には、日が経つごとに新しくなっているように見えています。それにモデルがどんどん古くなっていくので、正直言って、とても変な感じがしますよ。周りのものがどんどん不便になっていくのは。
<録音終了>

インタビューログ██
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███博士

<録音開始>

███博士: では定期インタビューとカウンセリングを行います。何か気づいた事や、相談したいことはありますか?

SCP-XXXX-JP: > ███博士、私は本当に生きてるんでしょうか?

███博士: なぜそのように思うんですか?

SCP-XXXX-JP: 私、過去に戻ってるじゃないですか。昔は過去に戻れたらなんて思ったこともあったんですが、今はどんどん周り人が私のことを知らなくなっていく、忘れられているようでとても寂しいんです。私にとっての昨日の話は誰にも言えない。私の残りの人生は自分の書いた日記に縛られている。そんな状態で私生きている気がしなくて。

███博士: まず、これだけは言わせてください。あなたは生きています。あなたの生きる明日と、私の生きる明日は違うかもしれません。でも、本質的には何も変わらないんじゃないんでしょうか。

SCP-XXXX-JP: どういうことでしょうか?

███博士: 私たちを私たちであらせているもの、それは何でしょうか?非異常性でしょうか?私は自分自身が自分自身であると信じることだと思っています。そこに異常性は関係ないのです。私はあなたの苦しみや葛藤を全て理解できていないと思います。でも、一人の人間として、あなたの力になれると思います。もちろん正直言って、あなたに死なれでもしたら、我々としては困るというのもあるんですけどね。
<録音終了>

インタビューログ███
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███博士

<録音開始,2017/5/31>

███博士: では、インタビューをはじめさせて頂きます。まず明日、つまりあなたにとっての昨日に起こったことを説明してください。

SCP-XXXX-JP: 昨日、つまり明日なんですが、あなたたちにここに来るように言われました。いえ、言われる予定ですといえばいいんですかね?

███博士: インタビューの時制は過去形で構いませんよ。

SCP-XXXX-JP: ありがとうございます。昨日は朝起きて時計を見てみると、日付が1日戻っていたんです。まあその時は、妙に現実味のある夢だなとしか思いませんでしたが、その後、8時に財団の方が2人来て、ちょうどこの部屋に連れてこられました。そこで、これは夢ではないこと、財団とはどのような組織であるのか、私が持っている異常性について説明されました。今は少しだけ信じていますが、その時は信じられませんでした。
<録音終了>

補遺: 2017年6月2日に、エージェント███とエージェント██によりSCP-XXXX-JPが確保されました。SCP-XXXX-JPは抵抗することなく、予定通りに、財団の活動の説明、異常性の説得、インタビューが行われました。以下はそのインタビューログです。

インタビューログ███
対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ███博士

<録音開始,2017/6/1>

███博士: 財団やあなた自身の異常性は理解できたでしょうか?

SCP-XXXX-JP: まぁ、なんとなくは理解できましたが。

███博士: 分かりました。では次に昨日つまり2017/6/2にあったことを教えてください。

SCP-XXXX-JP: 昨日は寝るまでは普段どうりに会社に出勤して、同僚と飲み会して、帰宅して、その後寝ました。いつもと変わらない生活でした。

███博士: 本当ですか?どんな些細なことでもいいので違ったことはありませんでしたか?

SCP-XXXX-JP: そういえば、家に帰る前に誰かとあったような、そんな気もしますが、酔っぱらっていたので、あまり覚えていません。

███博士: 分かりました。明日、つまり2017/6/1にまたインタビューをしますので、ここに来てください。最後になりますが、これまでありがとうございました。

<録音終了>

付与予定タグ: 未定



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