おもいでの水槽

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浴槽内に出現したSCP-XXXX-JP-A

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沖縄県████海岸から見た基準点方向の写真

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは気密容器に封入された上で、サイト-8122の低危険度物品収容ロッカーに保管されます。SCP-XXXX-JPを用いた実験をおこなう場合、カバーストーリー「周辺海域の生態調査」を用いて、沖縄県水納島近海の基準点 -XXXX-JP(緯度26.65°, 経度127.75°)を中心に半径1km円内の海域を封鎖してください。また、大気圧の変動や潮汐力による偶発的な海水の流入を防ぐため、実験は圧力調整が可能な気密室にておこない、緊急時に液体の異常性を即座に消去できる設備の準備が強く推奨されます。詳細は実験計画ガイドライン: -XXXX-JP-EXG01を参照してください。

説明: SCP-XXXX-JPは、直径9.5cm、高さ17.6cmの円筒形の蓋付きプラスチック容器に入れられた青色の粉末です。容器形状とラベルは株式会社████████製のバスソルトと酷似していますが、ラベルの剥離、容器の摩耗、変色など、屋外に長期間晒された際に見られる外観の劣化が認められます。粉末の構成成分は、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、香料、着色料など、一般的に入浴剤に用いられている既知の成分1です。ただし、塩化ナトリウムと炭酸カルシウムの含有量が多く、一般家庭の浴槽への使用には適していません。その他、容器および粉末に異常点はありません。

SCP-XXXX-JPの異常性は、粉末が180L以上の液体に濃度0.01~0.02%2の範囲で溶解した際に発現します。粉末を溶解した液体は元の色や透明度に関わらず濃紺色の濁った液体に変化した後、速やかに透明度が高く青い液体(SCP-XXXX-JP-A)に変化します。同時に、SCP-XXXX-JP-Aが投入されている容器の外観に反して、内部には大量の水が広大な領域に満たされている様子が液面から視認できます。SCP-XXXX-JP-A内にはベラ、クマノミなど複数の熱帯性水棲生物と、場合によっては砂状の底面や岩石の存在が認められます。SCP-XXXX-JP-Aの容量が180L未満になるか、液体もしくはSCP-XXXX-JPの追加投入によって濃度が前述の範囲を逸脱すると、SCP-XXXX-JP-Aは初期状態の液体に戻り、異常性を失います3

実験記録 -XXXX-JP-01 - 日付2019/11/12

目的: SCP-XXXX-JP-Aの基本的な性質の調査

実験結果の概要: SCP-XXXX-JP-A内に投入されたGPSは、沖縄県水納島から西へ約5kmの位置を示しました。この位置は異常性発現のたびにおよそ1km程度の誤差を含みますが、異なる地域を測位する事例は確認されていません。また、SCP-XXXX-JP-A内で観察された水棲生物の生態や水質は、すべて当該海域周辺のものと一致しています。

実験記録 -XXXX-JP-02 - 日付2019/11/19

目的: 無線遠隔操作探査機によるSCP-XXXX-JP-A内の探索

付記: GPSが前回実験時と同じ位置を示したため、当該水域は閉鎖され、財団の巡視艇が待機していました。

実験結果の概要: SCP-XXXX-JP-A内は当該水域の海中と同じ様相を呈しています。SCP-XXXX-JP-A内では容器の表面形状に切り取られた空間が下方向からのみ視認でき、この空間を通り抜けることで探査機は実験室に帰還できます。さらに、探査機はSCP-XXXX-JP-A内から水面に浮上し、付近で待機していた巡視艇により問題無く回収されました。逆に巡視艇から探査機を再び海中へ潜水させ、前述の空間を通過させることで、実験室でも問題無く探査機を回収できました。SCP-XXXX-JP-Aの異常性が失われると、当該水域に生成された空間も消失することが確認されました。

以上の実験記録より、SCP-XXXX-JP-Aは当該水域の海中に接続される、空間転移ポータルとして機能すると結論づけられました。

発見経緯: 2019/11/9、東京都██区の民家から「浴槽の中にサメが泳いでいる」という通報があり、警察組織に潜入していたエージェントがこれを察知しました。エージェントが現場に到着した際、民家の浴室に設置された浴槽内にSCP-XXXX-JP-Aが出現していました。関係者への聴取の結果、通報元の民家に暮らす男子児童が浴槽内の水に当該オブジェクトを投入したことで、SCP-XXXX-JP-Aが生成されたと確認されました。民家に居住していた家族、および警察関係者にはクラスB記憶処理が施され、当該オブジェクトがSCP-XXXX-JPとして回収されました。

補遺1: SCP-XXXX-JPの出自を調査するため、通報元の民家に暮らしていた██ ██4(以下、男子児童と記述)に、記憶処理前にインタビューが行われました。

補遺2: 男子児童の証言から、エージェント・██ █による████地域の現地調査が実施されました。

補遺3 -日付2020/2/15:: 男子児童より押収した文書XXXX-JPの非異常性が確認されたため、文面の掲載が承認されました。この文書はSCP-XXXX-JPの存在について言及しているため、男子児童への返却は保留され、サイト-8122の非異常性書類収納庫に保管されています。筆跡照合が沖縄県██市の住民を中心に進められていますが、現時点での一致事例はありません。

補遺4 -日付2020/12/20: 株式会社████████の製造ライン監視および抜き打ち品質検査を継続していましたが、過去1年間のSCP-XXXX-JPの発見件数は0件でした。また、財団が傍受した通報内容のうち、SCP-XXXX-JP-A発生に関するものは国内外を問わず0件でした。2020/12/19に再実施されたリスク査定の結果、関係者の捜索と当該企業の製造ライン監視の打ち切りが決定されました。SCP-XXXX-JP-Aに関する通報が傍受された場合のみ、再度調査担当者が割り当てられます。


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