電源が切られ非活性化状態にあるSCP-XXXX-JP。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-██の低危険性物体保管ユニットにて保管してください。レベル3クリアランス以下の職員の違法なアクセス行為及びSCP-XXXX-JP-1のログイン行為は認められていません。不正が確認された場合、カバーストーリー「圏外」を用いてログアウトさせた上でクラスB記憶処理を施してください。
SCP-XXXX-JP-1を用いた実験を行うには必ず3/XXXXクリアランス同等もしくはそれ以上のクリアランスを保持した職員に限定され、実験許可の可決は担当の無自覚博士に一任されます。
(1923/9/15追記 調査記録XXXX-JP-18以降、SCP-XXXX-JPの画面は変化していませんが、引き続きSCP-XXXX-JPの監視を行って下さい。)
説明: SCP-XXXX-JPは1907年に製造されたと推測される破壊を受け付けないノートパソコンです。SCP-XXXX-JPの背面部分には「To the fure,」という文字が明朝体で印刷されており、後に続く文字は識別できないほど劣化しています。SCP-XXXX-JPの内部は一般的なノートパソコンと同様の部品がある他、宝石類や██砂漠に分布する砂と全く同じ成分で構成された砂岩と見られるものがSCP-XXXX-JPを構成しています。製造元は株式会社███とSCP-XXXX-JP本体に記されています。
SCP-XXXX-JPはその大部分が既に破損しており、修復は困難であるとされています。
SCP-XXXX-JP内にはアプリケーションが一つを除いて一切存在せず、削除履歴なども残されていません。SCP-XXXX-JPはその殆どの機能が正常には動きませんが、このアプリケーション(以下、SCP-XXXX-JP-1と記載)を開いている際のみSCP-XXXX-JPは正常に作動することが確認されています。
SCP-XXXX-JP-1の下部には"App For Goals"という、タイトルと思わしきテキストが表示されています。
SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の異常性は条件(後述)を満たした人のみがアクセス出来るということにあります。SCP-XXXX-JP-1のアクセスには自身の個人情報が必要であり、その上でSCP-XXXX-JPから承認された人物のみがSCP-XXXX-JP-1にログイン出来ます。
現在までに確認されているログイン条件:(1923/8/27時点)
・使用者の周囲20m以内に人間を含むあらゆる動物がおらず単独である
・使用者の周囲20m以内に筆記が可能である紙やペンがない
・使用者が心身共に平和主義者である
・使用者が超常的存在への対処に積極的である
以上の条件に一つでも該当していなかった場合、即座にSCP-XXXX-JPの電源が切られ一時的に干渉が不可能になります。
SCP-XXXX-JP-1へのログインが許可されると、約三千文字にわたる文書が表示されます。この文書の内容はSCP-XXXX-JP内でのみ閲覧可能で、いかなる手段を用いても文書の記録・複製は不可能です。
発見経緯: 1923/7/9 石川県███市内にて既に廃棄されていた███医療病院兼研究施設の診察室内から、以前から調査を続けていたエージェント・岡本により発見されました。直前まで使用されていた形跡は見つからず、指紋や外傷も確認できませんでした。周辺の調査の後財団により確保されました。
調査記録XXXX-1日付1923/8/2:
目的: SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の調査
調査員: D-231766(マイクを常備させる)
備考: D-231766には現時点で判明しているSCP-XXXX-JPについての情報を伝えた上で調査を行っています。
結果: SCP-XXXX-JP-1のログイン後SCP-XXXX-JPの画面に"Not you"と表示されSCP-XXXX-JPの電源が落とされました。1時間16分後にSCP-XXXX-JPの電源が復活しました。D-231766にはクラスB記憶処理が施されました。
追記: SCP-XXXX-JP-1へのログインは条件があると結論づけられました。
調査記録XXXX-17日付1923/8/17:
目的: SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の調査
調査員: エージェント・岡本(マイクを常備させる)
備考: エージェント・岡本には現時点で判明しているSCP-XXXX-JPの情報を伝えた上で調査を行っています。
結果: SCP-XXXX-JP-1のログイン後SCP-XXXX-JPの画面に"This is what you need to know"との文章が表示されSCP-XXXX-JP-1のログインに成功しました。以下はその記録です。
<記録開始>
岡本: 文章…ですかね、びっしりと記録されてます。
無自覚博士: ブラウザバックは可能ですか?
岡本: え?ああ…できないですね。 キーボードも反応してません。
無自覚博士: 恐らくコピーや貼り付けもできないでしょうね。 こちらには貴女の状況はわからないので、取り敢えず文章を要点だけをまとめて教えて下さい。
岡本: はい、わかりました。 ……何だか内容が全体的に支離滅裂です。 矛盾していることも多々ありますね。
無自覚博士: 具体的に教えて下さい。
岡本: "人間は常に廻り続けている。これまでも。これからも。そのサイクルの中には必ずと言っていいほど弊害が生じる。弊害を止められるのは選ばれた人間だけ。その行動は正当化されるべきであり、我々はそれを主張する。"とあります。 これは比喩表現なのでしょうかね。
無自覚博士: 難しいですね。 人間のサイクルというものは子孫繁栄のことでしょうか。 "弊害"とされているのは人間の敵、すなわちSCPもしくはその類だと思います。 文の続きはありますか?
岡本: …特にないですかね、もうすぐ最下層につきます。 もう終わりでしょうか。 …いや、何かあります。 これは… 入力欄でしょうか。 半透明で "you can't go back anymore"とあります。 どうしたらいいですか?
無自覚博士: 取り敢えず、「いろはにほへと」と入力してみてください。
岡本: 出来ました、あれ? 表示されないですね。 平仮名は駄目なのでしょうか。
無自覚博士: では、「犬猿之仲」と入力してみてください。
岡本: 分かりました。 ……あ、表示はされましたけど、「犬」の部分だけですね。 "Continue"というタブがクリック出来るようになってます。
無自覚博士: …クリックしてみてください。
岡本: "now roading…"、これだけですかね。
[1分間の沈黙]
岡本: …別のページに移動させられ、"completion"と画面いっぱいに表示されました。 小さく"you are now an accomplice."ともあります。 画面の右下には"close"とありますが…
無自覚博士: ……下部にはスクロールできないですか?
岡本: できました。 ここには… 変な動画が… あ…
[3秒間の沈黙]
無自覚博士: エージェント・岡本? 大丈夫ですか? 無理しないで下さい。
岡本: あ、ああ… なんてこと…
無自覚博士: エージェント・岡本、落ち着いて下さい。 まだ調査は続けられますか?
岡本: こんなことが… 正当化されて良いはずがない… やめて… 私はーーー
[5秒間の激しいノイズ]
無自覚博士: …無理そうですね。 調査を中止します。 直ちに職員が救助へ向かいます。 そのまま待機して下さい。
<記録終了>
追記: 待機していた担当職員2名が無自覚博士の合図と共に実験室内へ突入、実験室内には気絶していたエージェント・岡本と既にログアウトが行われたSCP-XXXX-JPが確認され、エージェント・岡本は保護されました。この際SCP-XXXX-JPの画面には"Logout,I am grateful"と表示されていました。エージェント・岡本には外傷が診られず、精神的にも問題は発見されませんでした。エージェント・岡本にはクラスB記憶処理が施されました。
警告
以下の情報を閲覧するには、レベル4/XXXXクリアランスを必要とします
-
インシデント-XXXX-JPにて固有名詞を失った動物
インシデント-XXXX-JP: 1923/8/18 サイト-██内の担当職員の一人が「英語圏でdogと表される動物」を形容する固有名詞が思い出すことが出来ないと訴えました。サイト内の職員が確認したところ、その全員が共感を覚えました。この影響は一般人にも影響が及んでおり、当時の影響範囲は日本人口の99.9%にまで到達していると推測されました。サイト-██内では唯一、エージェント・岡本のみがその影響を受けていませんでした。無自覚博士らの意見からSCP-XXXX-JP-1との関係性があると結論づけられ、現実改変の可能性も示唆されました。
補遺1: 1923/8/24 サイト-██内の職員から選出された人物がSCP-XXXX-JPの調査員となり、無自覚博士と共に調査を行いました。
調査記録XXXX-18日付1923/8/24:
目的: SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の調査
調査員: 加藤研究員(マイクを常備させる)
備考: 加藤研究員には現時点で判明しているSCP-XXXX-JPの情報を伝えた上で調査を行っています。
結果: SCP-XXXX-JP-1のログイン後SCP-XXXX-JPの画面に"This is what you need to know"との文章が表示されSCP-XXXX-JP-1のログインに成功しました。以下はその記録です。
<記録開始>
無自覚博士: ログインは成功しましたか?
加藤: はい、丁度今出来たところです。
無自覚博士: 分かりました、では文章は流しで読んで早いうちにページ下部へ行ってください。 ある程度の内容は先程言及した通りだと思うのですが。 変化は見つかりますか?
加藤: いえ、今のところ全く。 言われた内容とほぼ同じですね。
無自覚博士: なら構いません。
[30秒間の沈黙]
加藤: 一番下まで来ました。 言われていた通り入力欄が設置されています。
無自覚博士: では最初に、平仮名、片仮名、英語で何かしらの文字を記入してください。
加藤: 平仮名で「あ」と入力します。 表示されません。 片仮名で「ア」と入力します。 表示されません。 英語で「A」と入力します。 表示されません。 駄目でした。
無自覚博士: …では、入力欄に「猫」と記入して下さい。
加藤: …表示されました。 "Continue"というテキストが出てきました。
無自覚博士: クリックして下さい。
[1分間の沈黙]
加藤: …"completion"と表示されました。 僕はどうすればいいですか?
無自覚博士: …SCP-XXXX-JPに何もせず、そのまま部屋を出てください。
加藤: …了解です。
[加藤研究員が席を立つ]
[2秒間のノイズ]
加藤: ……博士、SCP-XXXX-JPが…
無自覚博士: SCP-XXXX-JPがどうしたんですか?
加藤: ………SCP-XXXX-JP-1の入力欄に次々に文字が入力されていってます… キーボードも効きません…
<記録終了>
追記: 待機していた担当職員2名が無自覚博士の合図と共に実験室内へ突入、実験室内には加藤研究員とSCP-XXXX-JPが確認され、加藤研究員は保護されました。加藤研究員には外傷が診られず、精神的にも問題は発見されませんでした。加藤研究員にはクラスB記憶処理が施されました。SCP-XXXX-JPの画面には"it's all over"と表示されていました。調査記録XXXX-18以降、SCP-XXXX-JPの画面は変化が見られず、現状SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の活性化は不可能であるとされています。
補遺2: 1923/9/15
なにもかもが変わった。 我々が長年使ってきた会話の補助となっていた「固有名詞」はその全てが消滅してしまった。 勿論、我々がそれに対応出来るはずもなく、文章は単純化が出来なくなった。 元々の言葉が喉まで出かかっているのに、出てこない。 ストレスしかないだろう。
最近はペットにあたる動物類の廃棄割合や死亡率が上昇傾向にあるらしい。 固有名詞が消えてしまうだけでここまで変化があったとは誰も予想していなかっただろう。 他に、地名自体も消えてしまったので、都道府県の県境が撤去され、一つの国となった。 あくまでこの国のみでしか影響が確認されていないから不幸中の幸いだろう。 そして何より、人名が消滅した。 つまり、人の判別が不可能になってしまった。
SCP-XXXX-JPは色々な操作を行っても、うんともすんとも言わず、ずっと画面を変えていない。 やはりこいつが原因で間違い無いのだろう。 …これも我々の為とでも言いたいのだろうか。 兎に角、この事実はなんとしてでも隠蔽しなければならない。 知らなくて良いものも、あるのだから。 -██博士-
↑文章ここまで↑
内容: ここまで読んでいただき有難うございます。このscpは、条件を達成した人のみがアクセスでき、文書を読むことが出来ます。また、入力欄に漢字一文字を打ち込むことで現実改変により全く違う文字へと変えることが可能です。最後はSCP-XXXX-JPが暴走し、日本中の固有名詞が消滅してしまったという設定です。
元々この記事はジョークとして投稿するつもりでしたが、ディスカッションの批評と独断で内容を変更しました。
ご批評にあたって: 上記の内容を読者に理解してもらうために足りていない点を指摘してくれると助かります。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP-J
オブジェクトクラス: Safe
得別修養プロトコル: SCP-XXXX-JP-Jはサイト-██の定期券性物体穂管ユニットにて保管してください。レベル3クリアランス以下の職員の異邦なアクセス更衣は認目られて居ません。担当職員は慈善に廃負されたGuideを基に適当に管理してください。
節銘: SCP-XXXX-JP-Jは1967年に性造されたと推測される破会を受け付けないノートパソコンです。このSCP-XXXX-JP-Jの得意性はSCP-XXXX-JP-J以外の酒談で記入されたSCP-XXXX-JP-Jに関する分署が認識不能になることにあります。故にSCP-XXXX-JP-Jの分署はSCP-XXXX-JP-Jを餅いてのみ記入することができます。
SCP-XXXX-JP-Jの内武は一犯的なノートパソコンと動揺の部品がある外、宝席類や捌くの砂と診られるものがSCP-XXXX-JP-Jを高成しています。SCP-XXXX-JP-Jはその題部分が破損しており、修復は困難であると差れています。現在もSCP-XXXX-JP-Jのエンターキーとスペースキーは発券されて居ません。
発券敬意: 2038年7月9日 石川県███市内にて素手に排気されて板███衣料描院県建久使節の神殺失から、依然から調査を指定たヱージェント・岡本により発券されました。又、著苦前まで仕様されていた形跡は見つ~ず、シモンも角煮んできませんでした。その後剤断2依り各穂されま舌。
ホイ: 2038年8月16日 SCP-XXXX-JP-Jから20██年に記したとされる音声日記の類がゑーgent・岡本似寄り発券されました。烏賊はその記録です。
[音声対応!] 日記㌔句 祖父と ver.Ⅱ writer: Ko Kobayashi
現在のデータを削除し新しくデータを作成しますか?
▶はい いいえ
…
…
…
新たなデータが作成されました。 ようこそ、 Ko kobayashi さん。 自由に日記を作成してください。
5月 10日
今日から新しいPCを使えるうううううううううううう
5月 11日
しかもおおおお音声認識でえええ記録してくれるらしいからあああ 使わないけどおおおお 毎日いいいいい日記をおおおお書くぞおおおおおあああああ ふう
10月 17日
わすれてた
10月 27日
マジで何だよあの却… 折れだって槍たくて演ってるわけじゃあないんだよ! イライラ指摘た…
11月 6化
おぉい! 集乳減ってんジャン! 委員長が帯王しないからあ! 城連の汚客3も来なくなってきてるんだよ! 堂落とし前浸けてくれんだああああああ yvふぇxgじゅbjrwqdb'mnひbgdxh EnterKeyがーーーーー! SpaceKeyもおおおおおおお! いやああああああ
12月 29似値
イインチョ宇が芯でたゾ。もうヤバいのかもな… このPCのEnterKeyとSpaceKeyが毛し飛んでColor早20日か… 今奈良お前らと若いで木るかも氏れ無いな… もう核蓮簿は懲り懲りだよ
2蛾津 1日
ゑ… 岡本3枯れしいるのおおおお!? 宇曽だろおおおおお 唯一の巣くいだったのにいいいいいいぃあああ 絵っ ジャア 一書に買物逝ったのは? 荒れは難なの? メッチャ愉しそーだっ多事ャン! この呼と市場ng Nearうのは俺屍いない戸重って田野2位いいいいい位医胃意衣伊
似我痛 虹ゅ雨浴化
柄えッ!? 根月分の州入遣ってEnterKey斗SpaceKey飼っ敵た野に濱んネージャん佳代!? 縺ゅ
810
811
812
701
78
702
813
814
815
嫌彌厭々。 お菓子胃㌥ょ。 真意員蝶加藤? 難出磁気委員調OREじゃナイノア・トンプソン。 新景云ってる?炒っちゃってる? 居間治ャ俺が再燃長なノに。
滋賀ツ 付いた血
家えええ江えェえええエええええい! 売れC-ニュー?す 戸 憂四位にゅー酢 どっち効きたい? ジャ人爪! 南東! し検に羽化っちゃい真下ー! 祖して? 蓋爪! 委員超に鳴りましたー! イエアーーーーーーーーーーー! 何やってんだろ。
死月
826
827
828
711
712
829
830
713
81
714
831
832
715
716
833
834
835
」がヒトつ就いたゾ! 八ッぱORE位に鳴門Colleぐらい余裕だな!
ュ怜喧縺代ヱ繧ソ繝シ繝ウ
語賀tow 個々の可
夜ッ社亞亜阿吾! 尾NEW・PCダ亞亜! 邪Ana! 御前は井伊奴だった与! ヨー死
846
847
1075
1076
848
849
∴縺
撰シ托シ抵シ
ケ
エ
Tァ
ゥ
∴縺
撰シ托シ抵シ
ケ
ア
ウ
ゥ
480
ュ怜譁
齪楢イ羅
何見てるんだよ。
以下、同じ内容が千行に渡って綴られています。
ERROR
The IMCTLA's portal does not exist.
エラー: |
IMCTLAのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。 |
利用ガイド
拝読しました。
スポイラーの内容は問題なく伝わりましたが、現状読みづらさに見合った面白味がなく、サイト上で評価を得るのは難しそうです。
この記事をジョーク記事として考えていくならば、サイトで高評価を受けているジョーク記事をいくつか読んでみた方が良いです。初期にはこの下書きのようなアイデア一発勝負のようなジョークもいくつかありますが、現在ではそれらはやりつくされており、「とにかくネタを高密度に詰め込み読者を飽きさせず、その上でオチで大きなネタをぶつけひと笑いとる」のような(かなり難易度の高い)ことをやるのが主流になっているのが分かる筈です。「ストーリーが足りないからジョークへ」のような消極的なやり方では評価される(読者を笑わせられる)ジョーク記事は書けないと思います。
以下、この記事を通常ナンバー記事として考えた場合の批評です。「報告書が異常をくらっている」というのはパッと目を引くのでわかりやすいですが、それは「なぜこのような変な形式になっているのだろう?」「どんなバックストーリーがあるのだろう?」と読者に興味を惹かせる手段であって、記事自体の面白味は別に用意してあげる必要があります。この下書きでは、「誤変換されている」という真相には読者は一瞬で気が付き、気付いたあとは「誤変換」要素が面白味ではなく読みづらさを増させるだけのものとなっています。しかも、読みづらい文章を頑張って読んでいっても後半では知らない人の日常が描かれるのみで、結局は「この人が使うPCは誤変換されまくる」という考察もなにもない情報が明かされて終わってしまいます。
改稿の方向性として、まずは「誤変換」というモチーフを「勝手に誤変換される」というところで終わらせず、誤変換による派生的な異常現象やそれに対する財団の対応、誤変換によって起きた事件とそれにまつわる登場人物の心の動きなど、ストーリーを膨らませられる要素を考え、読み物としての面白さを追求してみてください。「報告書が誤変換される」という要素については、とにかくめちゃくちゃ読みづらく読者にストレスを与えてしまうので、よほど面白いどんでん返しがなければ普通に記述したほうが良いと思います。
ご批評ありがとうございます。
表現の工夫を加えつつ、内容の大幅な
改稿をしたいと思います。
自分の作品にあまり自信が持てていなかったので
とても助かります。
拝読しました。パッと見のインパクトが凄まじく、上手く扱えれば面白くなると思います。以下、批評です。何か参考になれば幸いです。
管理しておいて下さい。の誤字変換ですが、~して下さい。という文の誤変換の方が、違和感は少ないと思います。
全体的な感想としては、ジョークとしてインパクトはありますが、一番重要である「笑える面白さ」には現状だと結びつかないと思います。要因としては、記事の性質上仕方のない事ではありますが、非常に読みづらく内容が掴みにくい事と、展開の波が少なくアッサリ終わりすぎているというのがあるかと思います。また、スポイラーの財団側もこの状況に気付いていないというのも、違和感があります。
改良の余地としては、他の方も述べている通り、「誤変換」の要素について様々に連想してネタを集め、何を一番面白くしたいかを絞ってから考えていくと、良くなると思います。
また、ネタを練った後、一種の物語だというのを意識して、流れを作ると書きやすいと思います。現状だと、
〇冒頭
・「フック」
・異常性の読者への提示
〇展開
〇盛り上がり
〇終結
となっており、波が無い構成になっていると思います。展開の一例を出すとすると、
〇展開
・冒頭に提示した異常な状況に対する状況が少しずつ明らかになる
(読み手は状況を理解し、終盤までの状況が読めたと錯覚する)
→ただし、全てを説明せず、不十分な解明
〇盛り上がり
・「誤変換」ならではの、面白みとなる要素の開示等
(例えば、正常な文章との比較や、過剰にご変換されるために起こる状態など。あくまで読者の予想が居である必要は無く、予想通りだけれども読者の思ったよりも凄いことになった…という期待を上回るという考え方もアリだと思います。)
〇終結
・冒頭に繋がってくる「誤変換」としての要素
これは、あくまで何万通りもある改稿方法の一例です。こうした感じで、物語としての波を意識すると、評価される記事の近道になると、個人的に感じています。
以上です。長々とすみません。執筆応援しております~!
ご批評ありがとうございます。
展開に関して一例を出して
アドバイスしていただきこちらとしても
とてもありがたいです。
拝読しました。あまり面白くありませんでした。
まず、インタビュー記録が非常に冗長であり、セリフに違和感があります。不要な部分は消し、セリフは読み上げて違和感がないか確認してみるとよいと思います。また、状況はセリフで説明するのではなく、
このように[]で囲んで記述してしまって問題ありません。
異常性の説明ができていません。このオブジェクトの主要な異常性は「特定の条件を満たしたヒトがログインすることで異常な手段で文章が出現すること」ですから、そういった要約を説明1段落目に書いておくべきです。
内容ですが、まず「文字がバラバラになって言葉が失われる」という流れ自体が有名なバベルの塔の神話で既出であり、新奇性を感じませんでした。世界規模の影響になるという展開自体がやりつくされているので、難しいテーマであるということもあります。また、「ログインしたら文章が表示される」という見かけの異常性も、ログインや過程が異常であるとしても、PCとしては当然の機能であり、新奇性を感じませんでした。
joke記事を通常記事に仕上げ直すのは、求められるものが異なることもあり、非常に困難だと思います。無理にこの題材に拘らず、新しく興味を惹くような異常性を考えるところから始め直してもいいかもしれません。その際はエッセイなどが参考になります。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
ご批評ありがとうございます。
改善案なども教えていただきとても
やりやすくなりました