自分を殺してるの?(仮題)

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 自分を殺してるの?
著者: ilc117
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 財団Webクローラを使用し下記に記載されている条件全てに該当した対象者には監視カメラを使用した最低3ヶ月の監視を行ってください。SCP-XXXX-JPが使用された痕跡が確認された場合は対象者及び関係者に記憶処理を行って下さい。現在SCP-XXXX-JPの使用は禁止されています。

1, 単独で創作した作品が3つ以上であること
2, 最後に投稿された作品から3ヶ月未満であること
3, 創作した作品全てが一般的に認知されていない作品であること

説明: SCP-XXXX-JPは上記に記載されている条件に全て該当する場合に該当者の頭上に出現する紙製の手紙です。SCP-XXXX-JPはダイヤモンド貼りになっており、内部の文書は開封した場合に内容が変化します。この文書をSCP-XXXX-JP-1と呼称します。SCP-XXXX-JPの文書の作成者の特定は筆跡からの調査が行われています。SCP-XXXX-JP-1を前述した該当者が閲覧すると自身が行う創作活動に対する嫌悪感が発生します。

以下はSCP-XXXX-JP実験で発声した特筆すべき点を列挙したものです。

被験者	経歴	特筆すべき事象
D-27345	D-27345は雇用前に週刊██¹の記者を職業としていた。	SCP-XXXX-JP-1の文字が通常のケースより荒々しい文字で書かれていた。
D-04571	D-04571は雇用前にSF小説██の作者だった。	通常の文書に加え褒め称えるような言葉が追加されていた。
██オブジェクトクラス分類担当職員	今回の実験は██オブジェクトクラス分類担当職員自らの意志から実行された。██オブジェクトクラス分類担当職員は1ヶ月後に財団を退職する予定のため実験が承認された。	通常の文書に加え[データ削除済み]などの暴言が追加されていた。
██研究員	今回の実験は██研究員自らの意志から実行された。██研究員は趣味としてJoke記事を書いている。██研究員は創作活動に熱中するあまり既存の業務に支障をきたしていることを理由に実験が開始された。	新たな文書が追加されていた。詳しくは補遺 20██/6/24を閲覧のこと。

補遺 20██/6/24: SCP-XXXX-JP内に新たな文書が出現していました。以下がその文書の画像です。この文書から要注意団体"Are we cool yet?"の関与が疑われました。██研究員は記憶処理の後監視体制が築かれました。

SCP-XXXX-JP内に新たに出現した文書

以下のインタビューは新たな文書が出現した要因を調査するために行われたものです。

対象: ██研究員

インタビュアー: 後水博士

付記: 当インタビューは██研究員の記憶処理が行われる直前に記録したものです。

<録音開始, 20██/6/25>

後水博士: インタビューを開始します。最初の質問ですがあの新しい文書が出現した心当たりはありますか?

██研究員: はい。これは私の私見ですが、これまで実験した対象は創作活動自体に熱中、というか好きでやっていなくてあくまでも仕事という感じで創作活動を行っていたと思うんです。私は自分がJoke記事を書くときに楽しんで書いていたので、その違いだと思います。

後水博士: なるほど。新たな実験の必要がありますね。次の質問です。あの文書が出現してからなにか自分に起こったことはありませんか。

██研究員: いえ、特に。

後水博士: では、なぜ

<録音終了, [20██/6/25]>

終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]