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2/XXXX LEVEL 2/XXXXCLASSIFIED |
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Item #: SCP-XXXXObject Class: Euclid |
特別収容プロトコル: サイト-26及びサイト-4823の全職員はSCP-XXXX-JPの特別収容プロトコルを了解していなければなりません。SCP-XXXX-JPはサイト-26またはサイト-4823の低危険度物品収容ロッカーに収容してください。それぞれのロッカーには監視カメラを設け、オブジェクトが常にいずれかの収容ロッカーに収容されていることを確認してください。また、それぞれの収容ロッカーのあるエリアには、常に最低でも3人以上の職員が居なければなりません。SCP-XXXX-JPの収容違反が発生した場合、速やかに適切な収容ロッカーに収容し、記録してください。
説明: SCP-XXXX-JPは外見上異常が見られない高齢者用の入れ歯です。SCP-XXXX-JPは平均して1ヶ月に3度、"落下イベント"と呼称されるイベントを発生させます。"落下イベント"が発生すると、オブジェクトは滑らかに鉛直下向きへと落下します。この際、オブジェクトはあらゆる物質の抵抗を受けず自由落下し、最終的に元あった地点の対蹠地1地中から出現します。地表に出現したSCP-XXXX-JPは、瞬時に最も近くに在する人間の下へと移動し、これをもってイベントの終了とします。
SCP-XXXX-JPは平常時、開閉を繰り返して発話します。オブジェクトは周囲の人間との会話を試みますが、人間がいない場合、あるいは対象が反応を示さない場合は沈黙します。オブジェクトの会話と"落下イベント"に関連は見られません。
SCP-XXXX-JP"落下イベント"記録
発見地 | 発見者 | 発話内容 | 補遺 |
---|---|---|---|
リオデジャネイロ ██地区██番 |
██氏(民間人) |
一般的な挨拶・日常会話 | 「生きた口」として見世物にされていた所を現地エージェントが確保。"落下イベント"発生により収容違反が発生。 |
東京都小笠原村 |
██氏(民間人) |
現地の風土・気候に関する感想 | 現地エージェントの確保後、サイト-19に移送。152時間後"落下イベント"発生により収容違反が発生。UHDT2の反応は直下420km地点で消失したため、出現予想地点を設定し捜索活動を行った。 |
メキシコ湾船上 |
██氏(メキシコ海兵隊所属) |
██軍に関する虚偽の情報 | 発話内容のためメキシコ海兵隊の最重要機密に指定され、回収のため大掛かりな工作を要した。天然及び人工の287種類の物質で構成された層をもつ収容コンテナに収容するも、8時間後"落下イベント"発生により収容違反が発生。 |
サイト-4823 |
██研究員 |
詳細の不明な抒情詩と思われる文の一節 | 複数の現実改変能力及びスクラントン・ボックス(mSRA)や小型シャンク-アナスタサコス恒常時間溝(XACTS)等の応用により概念的に外部からの影響を遮断したGPSを取り付け。320時間後、"落下イベント"発生。GPSの反応は上部マントル、下部マントル、外核、内核を通過した後徐々に減速し、最終的にサイト-26を示したあと次の発見者の下へと移動した。 |
サイト-26 |
██上級研究員 |
複数回にわたり、「ブラジルの皆さん、聞こえますかー!」と発言 | GPSは継続して取り付けられた。258時間後"落下イベント"発生により収容違反が発生。 |
サイト-4823 |
██氏(サイト-4823清掃員) |
██氏に対する労いの言葉 | 内部機器の現実性に対する影響を鑑み、GPSは取り外された。 |
メモ:UHDTに20万、特殊コンテナに500万、こいつが無駄におしゃべりなせいでメキシコから取り返すのに人件費込みで2000万。全部無駄金だったわけだな。馬鹿にしやがって。-田中博士
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7954672 (05 Apr 2022 23:28)
読む限りだとサイト-26と-4823はほぼ真反対の位置にあるのですか。ところで、小笠原諸島もリオデジャネイロも、地球の中心を結んだ反対側の地点は洋上ですよ。
読んでいただきありがとうございます。
オブジェクトは地球の反対側に移動した後、最も近い位置にいる人間の所へ移動します。小笠原やリオの反対側の洋上に出現した後、最も近くにいた人物の下へと渡りました。この異常性のため、収容サイト内の人物は全員このオブジェクトの特別収容プロトコルを把握していなければならず、オブジェクトはSafeになり得ません。
また、前記の異常性を鑑みるに、サイト-26とサイト-4823はかなり厳密に地球の反対側にあるか、もしくは人気のない荒野のど真ん中にでも建っていると思われます。一方で、この2つのサイトは当該オブジェクトの収容のためわざわざ建設されたのではなく、たまたま財団サイト同士を往復するポイントが見つかったので、運良く収容できたという形になりますので、あえて所在地の記載は致しませんでした。
3が半角なのに対して1が全角です。半角に揃えましょう。
自由落下するのであれば「真下」ではなく「鉛直下向き」とするとよりクリニカルかと思います。
また、空気抵抗などを受けず自由落下すなわち重力加速度約9.8m/s2で落下し続けるのであれば、「緩やか」という表現には語弊があります。「緩やかに」というと、自由落下よりも緩慢な速度で落下している印象を受けます。
「対蹠点」で良いのではないでしょうか。読者に伝わらないと思う場合は注釈などを入れておくと良いでしょう。
一般的なGPSであれば、測位に用いるための電波が地中では通じないため、420km地点どころか地中に入ってしばらくするとすぐ不通になります。地中埋設物には地中レーダー探査などGPSと異なる技術が利用されています。
財団の超科学などでも良いので、GPSと違って地中でも使える機材などに変更する必要があるでしょう。
現状NV~DVです。対蹠点を行き来するという異常性と入れ歯が喋るという異常性の2つが嚙み合っていないように思われます。おそらく対蹠点と入れ歯という要素の組み合わせは新規性に富むものであり良いと思いますが、上手く使いこなせていない印象です。2つの要素に因果関係が無く、またランダムのようにも見える発話内容が並べられていて、ストーリー性も見出せませんでした。2つの要素を死なせることなく(そして読者にそれが読み取れるように)展開を設定してみてください。
何か「こういう結末で読者に印象付けたい」というオチを設定して、そこに展開が帰結するように設定を組み、記事を構築していくとよいのではないでしょうか。現状では特に秩序性の見られない事案記録の羅列で記事が終わっており、特に強いインパクト等を受けず、また「結局入れ歯と対蹠点で何がしたかったんだろう」と意図を掴めずに終わってしまいました。1本の堅いストーリーを用意するにせよ、あるいはカオスな記事を目指すにせよ、読者の印象に残るオチを付けることが重要であるように思います。
以上です。執筆のほど応援しております。
追記(06/27): 説明欄に段落分けを伴わない改行があります。記事のテンプレートにも記載がありますがこれは推奨されないため、空行を挟んで段落を分けると良いでしょう。
読んでいただきありがとうございます。
表現の点に関しましては、私の知識不足です。
ご指摘感謝致します。
本項のテーマとしてひとつ考えていたものは、「財団の徒労」です。
オブジェクトが余計なことを話すせいで回収が困難になり、手間をかけて収容してもわずか数時間で収容違反が発生する。ならばと超科学を用いて位置を特定しようとすると、現れた場所は財団サイト。結果的に収容はできたものの、どこかやりきれない部分が残る、といったものを表現したかったものになります。
ご指摘の通り入れ歯が話すという設定を活かしきれておらず、ストーリー性に甘い点があるとは思いますので、何かしら加筆したいと考えています。
執筆する上でとても励みになりました。ありがとうございます。