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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 財団は各地の教育機関を監視し、SCP-XXXX-JPの発生が確認され次第機動部隊によるSCP-XXXX-JP-Aの捕獲及び目撃者への記憶処理を実行して下さい。SCP-XXXX-JPのコピーは財団アーカイブにて記録され、閲覧には担当職員の許可が必要です。また、SCP-XXXX-JP-Aはサイト-8169の標準生物収容ユニットにて飼育し、余剰個体は野生に返して下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは異常性を持つ文章群の総称です。内容は例外なく特定の動物を褒め称える物ですが、対象となる動物の明確な特徴は記されていない為、暴露者が思い浮かべるイメージには個人ごとに差異が生じます。また、SCP-XXXX-JPは協議が行われている場に様々な形態1で出現する性質を持ちます。
暴露者は自身が参加していた協議が「SCP-XXXX-JPが言及する動物の正体」に対する認識の統一を目的とした物であると認識し、改変前の議題に関する情報を忘却します。しかしながら、協議に参加していない人間には改変の効果が及ばない為、第三者の指摘によって当該現象の発生を把握する事自体は容易です。
改変後の協議は「言及されている動物の正体はカバ(Hippopotamus amphibius)である」という結論に至り、直後に異常性を持たない1頭のカバ(以下、SCP-XXXX-JP-Aと記載)が生成されるという形で収束します。また、協議終了後の暴露者達はその嗜好を問わずカバに対して非常に強い愛着を抱くようになります。この影響は記憶処理によって一時的に減衰させる事が出来ますが、完全な除去には成功していません。
SCP-XXXX-JPは兵庫県██市██中学校で行われていた討論授業にてその存在が明らかになりました。この際SCP-XXXX-JP-Aに接近した生徒4名が負傷しましたが、治療により完全に回復しています。SCP-XXXX-JP-Aの収容及び目撃者への記憶処理は問題無く行われました。
以下は暴露者へのインタビュー記録を抜粋した物です。
財団による調査の結果、SCP-XXXX-JPに改変された議論の最中に暴露者が異常存在に関連する極めて専門的かつ正確な知識2に基づいた意見を供述していた事例が計███件確認されています。この事から、SCP-XXXX-JPによって言及される議題の証明プロセスにも何らかの異常性が存在する可能性が指摘されており、現在も調査が行われています。
付与予定タグ: scp jp 精神影響 keter 動物 記述
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7948071 (28 Mar 2022 06:29)
拝読しました。現状ではUV寄りのNVという感想です。
・SCP-1313との違いは出せているか
→出来ていると感じます。
・インタビュー・実験記録及び補遺2の記述が上手く書けてないので、関連するアドバイスがあれば是非。他の記載に関する穴がある時も是非。
→後述します。
雰囲気自体はとても好きで魅力もありますが、異常性の説明の理解に少し苦労したのと、オチと性質が繋がっているような繋がっていないような少ししっくりこない感触でした。
・異常性とオチ
私の理解では
「何らかの議論が行われてる最中に横入りしてくる文章」
「文章の内容は『「人間達を見守り、溢れる程の慈悲を向けている動物達の王」に相応しい動物は何か』」
「この文章が横入りしてきた場合、議論内容が『「人間達を見守り、溢れる程の慈悲を向けている動物達の王」に相応しい動物は何か』に変化する。」
「結果はかならずカバになる」
「結果が出ると非異常の友好的なカバが出現する」
「被影響者はカバが好きになる」
と理解しました。
最初に目に入る説明が
なのですが、この「特定の」がかかる語が「動物」に見えるので、次の
と見比べて「ん?」となりました。意図していましたら申し訳ありません。
等の方が読みやすくなると思われます。
また、「特定の」から「文章は一つなのかな?」という印象を受けた後に
という記述があるので、複数個あるのかな?と少し混乱しました、
『「人間達を見守り、溢れる程の慈悲を向けている動物達の王」に相応しい動物は何か』以外の文章がある想定でしたら、
というような書き方の方が読みやすくなるかと思います、実験開始時は文章が横入りしてきたわけではなく、意図して異常性を起こしているので「文章が出現すること」「文章自体に異常性があること」は別々に明示したほうがよりよいかもしれません。構想に合わせて調整して頂ければと思います。
この文章ではつまり「協議によって出現したカバに関する協議をしようとすると影響を受けてしまう」ということなのだと思うのですが、説明された異常性とは違う現象が起こっている印象です。
「新たな異常性が確認された」というアプローチでもいいかもしれませんが、
例えばインタビュー記録や実験記録で、
「一体なんだこのカバ……どうしてこんなところに……おられるのだ? 素晴らしいな! これは私たちをいつも優しい目で見守ってくれる最高の動物だ!」
等、「影響を受けていなかった人間がそのカバに言及しようとすると『協議に参加した』と見做されて影響を受けてしまう」というような演出をしておくという方法も考えられます。
インタビュー記録や実験の部分では今いったようなことや、より段階的に「カバ」という結論に達し、「カバは素晴らしい!」と誇張して主張する様子を描けると「プロパガンダ」的になりますし、「エコーチェンバ―に陥る人達」というホラーテイストも出せるかも知れません。シュールさでの勝負になると、無茶苦茶な事をいって褒める様子をコミカルに描くという方法も良さそうに思います。現状では少し「カバ」に至るまでの道のりが短く感じるので、「真面目に変な議論をして、変な結論にみんなが賛同する」みたいな部分を個人的には見たいなと思いました。
参考となる批評をありがとうございます。
頂いた指摘を参考にしつつ改稿しようと思います。
3/11追記
アドバイスを元に改稿を行いました。インタビュー記録は改善出来たと思うのですが、シュールな討論の様子がイメージ出来ない為非常に出来が悪くなっています。実験記録をどうするかでのアドバイスを頂けると非常に嬉しいです。