SCP-XXXX-JP 妖精の料理(仮)

SCP-JP SB3 » katataの砂糖箱 » SCP-XXXX-JP 妖精の料理(仮)

このページの批評は終了しました。

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP -
著者: katata
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8102内の通常生物収容セルにて収容され、

説明: SCP-XXXX-JPは██県██地区、██湖にて発見された人間の女性¹に酷似した外見を持つ未知の水棲生物です。成体の体長は12~45cm程度であり、背中に透明な羽に類似した器官²を1対有しています。実体を目視した人間は多くの場合「可愛い」「美しい」等の肯定的な感情と愛着心を抱きますが、これらは単純にSCP-XXXX-JPの外見に起因する物である事が判明しています。ゲノム解析の結果SCP-XXXX-JPは分類学上魚類に近く、無性生殖を行う事と知能は持たない事が判明しています。

SCP-XXXX-JPは藻類や魚卵を主食としており、基本的な習性はフナ属(Carassius)に準じていますが、実体の動作には人間との共通点が多数見られ³、主に四肢や背部の器官を用いて水中を移動します。しかしながら身体構造が水中活動に適していない為動作は緩慢であり、加えて産卵数が他のフナ属魚類よりも多くなる傾向⁴がある事から、SCP-XXXX-JPは██湖の生態系において下層に位置する種であると推定されています。

以下はSCP-XXXX-JP発見時に周辺区域の住民に行われたインタビューです。

対象: 橋本与三郎氏(63) ██湖付近に存在する███村の住民。

付記: ███村の住民は収容以前からSCP-XXXX-JPの存在を認知していた事が事前調査にて判明している。

インタビュアー: エージェント・東鉄

<録音開始 19██/7/11>

[重要度が低い会話の為、省略]

橋本氏: へえ、東京からわざわざ██湖までねぇ。あんな湖まで行って何をしてたんですか？釣りがしたいなら麓の████川の方が魚も多いし、景色も良いですよ。良かったら案内しましょうか？

エージェント・東鉄: ありがとうございます。ですが、私は今██湖に生息しているこの生物を調査していまして。[SCP-XXXX-JPの写真を見せる]

橋本氏: ああ、これはミズテンニョですね。でもミズテンニョなんて特に面白い物でもないでしょう。

エージェント・東鉄:

橋本氏: そうでしたか。村の若い娘はよく可愛いなんて言ってますけど、儂から見たらどうも気味が悪くてねぇ。まあ、喰う時にはそんな事気にしませんけどね。

エージェント・東鉄: [数秒沈黙]…食べるのですか？

橋本氏: ええ。

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山:

山原氏:

エージェント・亀山: