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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8181の大規模オブジェクト収容倉庫にて保管されます。また、Dクラスを除く財団職員のSCP-XXXX-JPへの接触及び侵入はいかなる場合でも禁止されます。
説明: SCP-XXXX-JPは異常性を持つ家庭用倉庫です。材質は異常性の無いステンレスであり、経年劣化による損耗が見られます。また、外見から想定されるよりも大きな容積を持つ事から、内部に空間異常が存在すると推定されています。
SCP-XXXX-JPは人間(以下、対象と記載)が内部に侵入した際に活性化し、対象が過去に遺棄・紛失した物品の複製(以下、SCP-XXXX-JP-Aと記載)を生物・非生物問わずに出現させます。出現したSCP-XXXX-JP-Aには一切の異常性が確認されず、通常の物品と同様に扱う事が可能です。
実験記録001 - 日付20██/6/21
対象: D-40081。対象は実験の4ヶ月前に交際相手(被害者)を殺害し、実刑判決を受けた後に財団に雇用された。実施方法: 対象をSCP-XXXX-JP内部に侵入させる。
出現したSCP-XXXX-JP-A: 大量の女性用衣服と血液が付着した包丁、及び著しく破損した被害者の死体1体。検査の結果、付着していた血液のDNAは被害者と一致している事が判明した。対象はSCP-XXXX-JP-Aに対して好意的な感情を見せ、実験以降勤務態度が改善した。
実験記録005 - 日付20██/6/12
対象: 山下博士実施方法: 実験001と同様。
出現したSCP-XXXX-JP-A: 生きたモンゴロイドの男性1人。調査の結果、対象が5年前に別れた元恋人(現在も存命中)と同一のDNAを持つ事が判明した。実体は対象に高圧的な罵倒を行い、最終的に対象への暴力行為を試みたため調査後に終了された。
分析: SCP-XXXX-JPは生物も複製可能である事が判明した。また、当実験の際に対象は強い後悔の念を抱いたと証言した。
実験記録011 - 日付20██/7/4
対象: 五山研究員。かつて勤務していたサイト-81██にて収容違反に遭遇し、左足を欠損している。実施方法: 実験001と同様。
出現したSCP-XXXX-JP-A: 損傷の見られる人間の死体が2█体。調査の結果、出現した死体の身元は全て12年前に対象が遭遇したSCP-████-JPの収容違反で死亡した2█名の職員と一致した。
付記: 実験011の2日後、対象は中度の幻肢痛を発症したため、現在も治療が継続されている。
実験記録018 - 日付20██/6/25
対象: 伍流博士実施方法: 実験001と同様。
出現したSCP-XXXX-JP-A: 家屋の残骸であると推定される███kgの瓦礫が出現した。実体を視認した対象は懐かしさと悲哀を感じたと報告した。後の調査によって、実体は対象が14年前に解体処分したかつての住居であった事が判明。
分析: これまで実験に参加した対象がSCP-XXXX-JP-Aを視認する事によって人格・感情等に何らかの変化が生じた事例が複数確認されている。この事から、SCP-XXXX-JPに未知の異常性が存在する事が推測されるが、関連性は不明。
実験記録025 - 日付20██/8/19
対象: 佐野博士実施方法: 実験001と同様。
出現したSCP-XXXX-JP-A: 事案XXXX-JPを参照。
事案XXXX-JP: 20██/8/19に行われた実験にて、佐野博士が接触する直前に突如SCP-XXXX-JPの扉が開き、再度閉じられる迄に内部から█,███,███体分の人骨が放出されました。これによって収容室の一部が破壊され、複数のオブジェクトの収容違反が引き起こされた事に加えて、実体の出現と同時にサイト-8181内で勤務していた職員の█割が錯乱状態に陥り、全員が鎮静化されるまでにDクラス職員█,███名の脱走未遂を発生させ、4██名が自己終了したため、鎮静化されるまでに██,███名の死傷者が発生しました。
事態の収束後に生存した職員を調査した結果、一般的に非人道的とされる業務を行う事への罪悪感や他者への共感能力、及び一部の知性を持つオブジェクトに対する同情心が通常の財団職員の平均値と比較して過剰に増大している事が判明しました。
出現したSCP-XXXX-JP-A実体の大半は激しく損傷しており、そのうち█,███,███体がDクラス職員制服を着用していました。後の調査によって回収された制服の内6割が過去の規定デザインに沿った物である事が判明しました。これを受けてSCP-XXXX-JPの収容プロトコルは現在の物に改訂されました。
付与予定タグ: safe scp jp 人工 容器 金属 精神影響 時空間
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7948071 (28 Mar 2022 06:29)
拝読しました。
アイデアそのものはありがちに思いましたが、オチの付け方が面白かったです。
しかし、虚偽の記載がなされたとされる実験記録をそのままに追記や補遺がされている記事の構成に違和感を持ちました。また虚偽の記載とされる文章が記事中には描写されないため、読者の混乱を招くように思います。
虚偽の記載をした実験記録032までの報告書と、実験実態を訂正し10/20のインシデント記録と補遺を追加した更新後の報告書の二つを用意し、リンクによる遷移をさせるような構成を取ってはいかがでしょうか。
以上、拙評ではありますが、少しでも執筆の助けになればと思います。
批評ありがとうございます。文章の構成は悩んでいたので、具体的な指摘がありがたいです。
報告書に記載されていた実験記録が羽山博士によって差し替えられる前の物として書いていたのですが、それが伝わる様文章を書き換えました。
他の点もアドバイスを参考にして改稿を行いました。
一度読み返して我ながら冗長で面白くないと思ったので改稿しました。
批評よろしくお願いします。
返信が遅れました。批評ありがとうございます。
確かにその通りですね…。何で気付かなかったんでしょう。
これは予想外の指摘だったのでありがたいです。
アドバイスを参考にして改稿しましたが、上記の課題は解消されているでしょうか。よろしければまた批評していただけると嬉しいです。
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