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そらを仰いだ。青すぎるその色が目を突いて思わず視線が下がった。紫、白、黄色…。自己主張して煌めくその色が飛び込んでくる。綺麗だ、と思った。とても素直に。
生まれてこの方人の言った意見に何か言い返してばかりだったから、心底驚いた。自分の気持ちに正直になれたんだろうなぁ、と我ながら思った。よりによって死に際にこんな気持ちになるなんて。こんなだったら昔のままでよかった、と思う自分が滑稽だった。
まぁ前置きはここまでにして、本題に入ろうか。
今、私は一面の花畑の上でこれを書いてる。多分人類は滅亡するだろうけど、また次の命へこのことを伝えるために。
なんで私が花畑の上でこれを書いてるかというと、リリーの提言ってやつが起こってるからさ。地球が滅亡する24時間前に起きる、花が一斉に咲く現象だって。ファンタジーみたいで未だに実感できてないよ。ファンタジー共の世話をしてたのにね。
ご覧の通り、あ、見えないか。本当に綺麗だ。前置きにも言ったけど、見たことがないくらいに美しい。それで心がクリーニングされた私からのメッセージだ。生きろ。死にたくないなら生きていろ。死にたいけど死ぬ勇気がないって事は今は死に時じゃないってことだ。これだけだ。こんなに綺麗事が言えるようになったのにもうすぐ死ぬのか。もういいけどね。手紙の内容がこれだけだとちょっと物足りないだろうから、ここから私の人生について書いていくよ。
まず最初の試練は、親から捨てられた事だった。というか生まれた時から捨てられてた。それで私のことをずーっと虐めてくるやつも居たし。殴ってやったけどね。
次の試練は、SCPに入ったってことだ。新米のエージェントとして、頑張ったさ。人間はいい奴も多かったけど、SCiPは悪い奴の方が多かった。というかぶっちゃけ怖すぎた。でも、彼女は別だった。彼女はSCiPのくせに人間に優しかった。人間とSCiPの恋愛なんて実る訳ないのにね。あの子は花が好きだった。ベゴニアっていう花が特に好きだったみたいだ。この花畑を見て喜んだろうな。今も収容されてるけど。もし、これを見てる君に愛する人がいるなら。家族でもいいし、もちろん他人でもいい。大切にしてあげてね。
こんな手紙書いてるうちに疲れてきた。また天邪鬼に戻る前に、そろそろいこうかな。読んでくれてありがとう。君と君が愛する人に最高の幸せがありますように。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7923631 (09 Mar 2022 00:58)
リリーの提言を確認したところ、「知性を持ち、同時に非攻撃的な全てのSCPは解放されます。」とのことでした。
なので、SCiPの彼女は、外に出られます。
書き手の彼氏(彼女かもしれませんが)、迎えに行ってあげて!
それは確認済みなのですが、書き手の彼には優しかったけど他の人間には敵対的っていう感じにしたくて、その辺は読者の想像に任せよう!ってことだったのですよ。少しわかりづらかったようですね、直しておきます!ありがとうございます!
多くの場合、財団は単に財団と呼ばれます。
Taleとしてあまり起伏が足りないように感じました。ワンシーン物ということを考えても、情報が少なく、感動の要素の多くをリリーの提言に頼りすぎているような気がします。ワンシーン物は描写量が少ないので、その中で読者の印象に強く残る内容を書く必要があります。それは新しい解釈や、いわゆる「エモ」というやつだったりしますが、この下書きにはそれがないと思いました、そもそもリリーの提言自体に手垢がついていることもあります。
オブジェクトの恋愛についても、オブジェクトとの交流を描いた作品は多くあります。SCP-120-JPやSCP-811、そしてそれらの関連Taleがそれにあたるでしょう。
この下書きにはそのオブジェクトとの交流が掘り下げられていないと思いました。オブジェクト自身のキャラクター性が見えてこないので、職員とオブジェクトとの恋愛という要素の表面だけをなぞったものになっています。
また、後半で職員の人生について語られますが、これも掘り下げがないので触れているだけのように感じました。文面も相まって文章のかさましを行っただけのように見えます。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
Technical Moderator of SCP-JP