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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在財団の収容下にありません。SCP-XXX-JPの影響範囲を特定する試みが現在進行中です。
説明: SCP-XXX-JPは異常な性質を持つ閉鎖的な区域です。SCP-XXX-JPは自身を危険であると誤認させるようなミーム的作用、局所的な反ミーム1作用を持っています。このためSCP-XXX-JP内部に侵入した人物が帰還した際、恐怖感を覚えたにも関わらず内部の様子の説明が不可能であるという結果に至ります。
発見経緯: SCP-XXX-JPは2021年7月26日、要注意団体に関与するPoIについて調査中のフィールドエージェントが[編集済み]の路上で発見しました。
発見当初、当区域を隔離するような形で、表面に“立入禁止”という文字が書かれている黄色のポリエチレン素材のテープが張られていました。そのため財団が確保するまでにSCP-XXX-JPと接触する人物はいなかったのではないかと推測されます。このテープは現在取り除かれて保管されています。
補遺1: 2021年7月28日、エリア-8150に勤務する職員の8割が不明な理由を伴う不安を感じたことを報告しました。エリア-8150内のオブジェクトを再度調査したところ、SCP-XXX-JPの範囲が発見時に比べて縮小していたこと以外異常は確認されませんでした。したがって、この事案はSCP-XXX-JPの影響であるという仮説が提唱され、それに伴いSCP-XXX-JPのオブジェクトクラスがEuclidに再分類されました。
補遺2: 2021年7月30日、エリア-8150における反ミーム作用の反応が確認できなくなりました。調査の結果、SCP-XXX-JPを紛失していました。また、SCP-XXX-JPが存在していた領域にいくつかの不明なパターンの紋章と1体の遺体が確認されました。この事案により、SCP-XXX-JPへの注意が払われていなかったとしてエリア-8150の管理官はクリアランスレベル3の研究補佐官に降格され、SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスはKeterに再分類されました。SCP-XXX-JPが転移したことによる民間人への被害や捲られたベールシナリオの発生を防ぐため、SCP-XXX-JPの特定はレベル4重要事項に指定されています。
元SCP-XXX-JPの内部から回収されたサンプル
- 遺体。不明な原因で変質しており、身元の判別は不可能。
- 遺体が着用していた衣服。不明な技術が施されている。
- 拳銃。幾度か使用された形跡がある。
- 不明な書体の文字が記された木製の板。
- 白色のチョーク。紋章はこれによって描かれたものと思われる。
- 焼け焦げた羊毛。
- ライター。メーカーは不明。
- 表面に“立入禁止”という文字が書かれている黄色のポリエチレン素材のテープ。
- GOCへの所属を示す身分証明書。遺体との関連性は不明。
付与予定タグ:jp scp keter 世界オカルト連合 反ミーム 精神影響
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7920319 (06 Mar 2022 08:24)
オチが分かりにくければ教えてください。
拝読させて頂きました。
とありますが、「紛失」は「物がまぎれて、なくなること、または、なくすこと。」の意味を持つため文中では場所として理解されているSCP-XXX-JPを紛失することはないと思われます。「異常性が喪失」でしょうか?
これは「テープによって反ミームを付与されていた物質には反ミーム性が限定的に残留する」と解釈するべきでしょうか?
こういう状況なら確かにギリギリ財団が勘違いしてもおかしくはないかな……と思ったのですが、よく考えると異常性を囲う形で明らかに人為的なテープが貼られていたらテープ自体も調査されるように思います。「この〇〇に異常性は確認できませんでした」という一文がよく報告書に添えられているように。
そしてテープ自体にも反ミーム性の効果がある場合はGOCも困るような気もしました。もっとも、これは「記憶補強薬に当たる対抗反ミーム措置をGOCだけが保有しているヘッドカノン」で解決できなくもないですが。
この部分は少しわかりませんでした。「SCP-XXX-JPは内側にのみ作用するエリア型アノマリーと思われていたが、エリア-8150全体に未知の影響が出た。また、SCP-XXX-JPの反ミーム範囲も縮小していた。そのためSCP-XXX-JPには未特定の広域影響を与える異常性もあると推測された」ということでしょうか? 財団視点でどういう経緯で何が判断されたのか、をもう少し詳細に記述してもいいかもしれません。
反ミーム作用が存在したことは知られているのに、注意を払っていなかったから降格処分……というのはつまり「反ミームがあることは認知できるが、反ミームによってそれが見えていなかったことは認識できない」という異常性だということですよね。(一応確認、ここは問題ないと思います)
GOCエージェント関連で少し疑問だったのがこの点でした。「GOCが破壊した、その場所にあったアノマリーと相打ちになった時の影響」ということでしょうか?
記事中全体を通じてその場所にあったアノマリー自体はマクガフィンであり何でもいいのだとは思いますが、そちらのアノマリーを「ただ危険なもの」とするだけでなく何らかの形で上手く絡めて表現することができればさらに面白い記事になりそうだな……と感じました。
そういえば、このテープの反ミーム性は「反ミームがあることと結果を繋げて考えることを阻害する」のですよね。であれば、財団は元からあった方のSCP-XXX-JPを知っていても流れが成り立つのではないでしょうか?
財団が収容していたエリアにGOCが潜入し、財団の知らない新技術の反ミームテープを使って財団の収容オブジェクトを破壊し、それに財団が翻弄される。みたいな記事になると、元からあったアノマリーに対してわりと具体的に書ける点も面白そうだな、と思いました。画像もダミーオブジェクトを映せるので。
これは……どれでしょうか? 「場所としてのダミーSCP-XXX-JP」? 「GOCエージェントが破壊した、その場所にあった真のSCP-XXX-JP」? 「隠蔽ツールとしてのテープ=SCP-XXX-JP」?
反ミーム性が消えたということは恐らくテープが破壊されたのだと思いますが、記事中ではテープ=SCP-XXX-JPという言及は一度もなかったため混乱しています。あと、テープはなぜ破壊されたのでしょうか。裏設定として存在するのであれば破壊された過程も書き添えておいた方が記事として面白みにもなるかもしれません。
後は絵的な面白さもある記事のため、テープで封鎖された画像があれば良いとは思いますが、権利関係をクリアしたものは中々見つからないかもしれませんね。
現状、反ミームという性質も相まってかなり色々な情報が隠されてしまっており、結果的に簡素な印象な点がdv要因となるかもしれないと感じました。例えば[編集済]となっている発見地については異常性が現時点で消失している(と財団が思っている)ことからもセキュリティレベルは低い情報のため、石川県なになに市、など具体的に書いてしまっても記事中の明かされた情報量が増えるため「全部隠されてる感」が減るかもしれません。
「財団が異常性の根源を勘違い」「反ミームによる財団側の認識齟齬」「GOCの活動による状況変化」など使いこなす難易度は高いものの、前述したダミーオブジェクトに言及する案やそれ以外でも上手いことやったら面白いアイデアだと感じました。執筆を応援させて頂きたいです。
返信が遅れてすみません。
批評していただいた後に言うのもなんですが、改めて読み直してみたところスポイラー含め言葉がいろいろ足りてませんでした。申し訳ございません。
SCP-XXX-JPは自身の情報を知った人物や内部に侵入した人物に自身を危険だと思わせる認識災害を有している場所です(付与予定タグの箇所に“認識災害”が無い件に関してはミスです)。反ミームのテープに関しては、GOCが開発した道具みたいなものです。
おおまかなストーリーとして、
というものを想定していました。
しかし、報告書の内容のみから得られる情報ではこのストーリーに行き着くことはできないことに気付きました。
書こうとしたストーリー上報告書に明確なオブジェクトの異常性を書けないため、自分でもどこからどこまでの情報が財団にもたらされていると考えてよいのか、また読み手に対しても同様で考察できる情報を提供できているのかを把握しかねていました。いただいたご指摘を踏まえ、改稿します。
不十分な内容の記事を批評させてしまい申し訳ありません。
もしも良い案があるのでしたら教えていただきたいです。
現段階では、いっそのこと最後に博士の考察をぶち込んでネタバラシしてもよいのではないかと思っています。
返信ありがとうございます。以下、頂いた追加情報に対する検討です。
以上になります。
度々ありがとうございます。
(enではないですが、938-JPでしょうか?その体で話します)あちらの記事では、“オブジェクトの影響によって、無意味であるにも関わらず収容プロトコルを厳重にせざるを得なくなる”というような内容でしたが、僕が書こうとしているのは“オブジェクトクラスが格上げされているにも関わらず実際にはオブジェクトは無力化されている”という記事でした。ただ、「財団が間抜けであるような印象を与えないようにしつつ、明らかにオブジェクトの異常性が消失している」とわかるような記事に仕上げるには僕の技量とおつむが足りませんでした。財団に認識災害の影響が残っているという設定にしたのはそのためです。
結局何が言いたいのかというと、“反ミームの中に本当に危険なオブジェクトがいて、まるで「危険だと思わされるミーム」みたいになってる”という内容の記事は、もともとのコンセプトから逸脱してしまうのでできれば書きたくないということです(最も、面白いと思う内容に仕上げる目途が立つならその限りではありませんが)。
わがままな言い分ですみません。
タグリストには“反ミームタグとの併用は避けてください。”と書いてあるのですが、この記事の内容なら大丈夫なんですかね?
それは僕も読み直していて思いました。今考えている解決策として、破壊工作、隠蔽工作に用いられた技術はGOCのものであるため、それらの関わりについて記事内でうまく言及すれば最低限の情報は記事内に揃うのではないか、と考えています。(具体的に言うなら、テープにどんな技術が使用されているか、使用時間に対してどれほどの効果を発揮・継続するかを示しておき、GOCの技術とのつながりについて述べる、など)
具体例の方針をとる場合、グラフなどを使用して読み手にある程度考察させるという手も考えています。
書き損じていましたが、テープは二次的な情報に関しても効果を発揮するので、財団は発見段階では当オブジェクトを危険だと思っていません。逆に、補遺2で管理官を降格をさせたのは、反ミームの効果が完全に切れ、オブジェクトを危険だと思い始めたからです。毎度のこと、言葉が足りずすみません。
正直、このコンセプトでの記事の改稿について考えるたび、自分の技量不足を痛感します。
そうですね。改善案が思いつかず少々弱気になっていました。記事のコンセプトを崩さずにクオリティを上げられるよう頑張ります。
そうですね。よく考えてみます。
やはり課題は多いですね…。正直上で述べた記事のコンセプトは曲げたくないのですが(博士の考察をぶち込むというのはその時思いつく限りの最終手段でした。誤解を招くような書き方で申し訳ないです)そもそもそのコンセプトが受けるかどうかも怪しいですし、完全に行き詰ったと思ったときは、提案していただいた構成案を取り入れる方向で模索していこうと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。