SCP-XXXX-JP - 熱を帯びる方へ

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 熱を帯びる方へ
著者: dongurimoti
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト - 8744の低危険度物品収容ロッカーに不透明な箱に入れられた状態で収容されます。SCP-XXXX-JPを用いた実験は現在許可されていません。SCP-XXXX-JPに曝露した人物(以下、SCP-XXXX-JP-1と呼称)は速やかに終了されます。磯山研究員がSCP-XXXX-JP-1であるかは協議中であり、サイト - 8744に拘留されています。

説明: SCP-XXXX-JPは製造元不明のモデルガンで、違法と判断される複数の改造が施されています。SCP-XXXX-JPを直接視認した人物はSCP-XXXX-JP-1に変化し、銃火器に対して強い執着を見せるようになります。初期の状態では、モデルガンやエアガンなどの収集に留まりますが、症状が進むと、モデルガンやエアガンを実弾を撃てるように改造を行ったり、実銃や実弾の入手•製造を試みるようになり、最終的にSCP-XXXX-JP-2に分類されるイベントを発生させて死亡します。

実験記録SCP-XXXX-JP - 日付20██/██/██
20██/██/██にD-29631にSCP-XXXX-JPを曝露させる実験が行われました。当初D-29631は銃火器に関心を持っていませんでしたが、警備員の装備を注視するようになる、紙や粘土等を要求し、銃の模造品の製造を行うようになる等の変化が見られるようになりました。

インタビュー記録SCP-XXXX-JP - 日付20██/██/██
以下はD-29631が警備員の装備を強奪を試み、確保された際に行われた、D-29631へのインタビュー記録です。

回答者: D-29631

質問者: 磯山研究員

[記録開始]

磯山研究員: それではインタビューを始めます。宜しくお願いします。

D-29631: はい、宜しくお願いします。

磯山研究員: まず、あの絵を譲って頂いてありがとうございます。

心木社氏: いえ。あの絵は僕が持っているより、もっと色んな人に観て欲しくって。僕の作品じゃないけど飾っていたのもそれが理由ですし。

磯山研究員: あの絵は何処から入手したんですか?

心木社氏: あの絵は僕が大学生の時に道端で絵を書いているおじいさんを見かけて、幾つか絵を観てて何かこの絵に引き込まれてしまって。おじいさんから手紙と一緒に譲って貰ったんです。お金を払うって言ったんですけれど「いいから」って。

磯山研究員: その後何か奇妙な出来事があったりはしましたか?

心木社氏: