SCP-XXXX-JP - 逃走可能 【7月5日改稿】

このページの批評は終了しました。

+ 批評をお願いしたい点

• ネタ被りはないか。
• 文章の流れに不自然さはないか。
• 矛盾は無いか。
• 文法を間違えていないか。
• 面白いか(UV/NV/DV)。
• その他気になった点。

---

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP 逃走可能
著者: dongurimoti
作成年: 2022

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-86F6の中危険度人形実体収容室に収容の上、固定カメラにより監視されます。SCP-XXXX-JPが収容違反を行った場合に速やかに再収容を行うために、常に武装した警備員5名以上が収容室近くに常に駐在している必要があります。

説明: SCP-XXXX-JPは身長2m程度の人型実体です。食事や睡眠、排泄は行わず、平時は常に緩慢な動きで歩き続けています。上下グレーの服装であり、常に深くフードを被っています。顔と思われる部分は複数の不織布マスクによって隠されており、フードやマスクを取り除いて顔を確認する試みはすべて失敗しています。非常に高い身体能力を持っており、少なくとも時速70km以上で走行可能です。非常に敵対的であり、捕まえた人間に対して執拗な暴力行為を行います。

インタビュー記録SCP-XXXX-JP - 日付2018/06/14
以下はSCP-XXXX-JPと接触して生還した高畑 蒼也氏へのインタビュー記録です。

回答者: 高畑 蒼也氏

質問者: 乾博士

---

[記録開始]

乾博士: それではインタビューを始めます。宜しくお願いします。

高畑 蒼也氏: はい、宜しくお願いします。

乾博士: では、まずはあなたが出会ったという不審者から逃げ切るまでの経緯についてゆっくりとで構いませんので教えていただけますか？

高畑 蒼也氏: ……あの日は██町店のコンビニに夜食を買いに行っていてその途中で出会ったんです。無事に逃げ切れましたけど不審者に襲われるなんて初めての経験なので怖かったです。突然襲いかかってきたので反射的に逃げ出しました。近くの公園の林の中に逃げ込んで撒くことができたんですが、茂みの中に隠れている間は生きた心地がしませんでした。その後は警察に通報したらあなた方が来てくれたんです。本当にありがとうございました。

乾博士: いえ。ですが、近くと言いましたがあなたが襲われたという場所からあなたを保護した公園まで12kmは離れていますよね？

高畑 蒼也氏: え？…暗くてよく分かんなかったですけど、どこの公園だったんですか?

乾博士: ████公園ですね。

高畑 蒼也氏: そんなに遠くまで!?

乾博士: いえ、間違いありません。そしてそれだけでなく、我々はあのマスクで顔を覆った存在は卓越した身体能力を持つと考えています。

高畑 蒼也氏: はぁ…まあ普通の人間ではなさそうではありましたが…。僕が逃げ切れたのでそうでもないと思いますよ?

乾博士: はい、つまり我々の認識とあなたの認識が異なっているのです。申し訳ありませんが、その点も含めてもう少し調査に協力していただくことになると思います。よろしいでしょうか?

高畑 蒼也氏: ……えぇ、分かりました。協力させていただきます。

乾博士: ありがとうございます。それでは今日のところはお帰りいただいて結構です。

[高畑 蒼也氏はドアを開けようとしてドアノブを折ってしまい動揺を始める]

高畑 蒼也氏: こ…これはっ……

乾博士: 申し訳ございません。今直ぐ検査を行わせていただきます。

[武装した警備員が突入し、高畑 蒼也氏に鎮静剤が投与される。]

[記録終了]

実験記録SCP-XXXX-JP - 日付2018/06/14
SCP-XXXX-JPのインタビューの結果、高畑 蒼也氏の身体の異常が確認されたため、高畑 蒼也氏の身体能力の検査を行ったところ 高畑 蒼也氏が時速254kmでの走行が可能であり、その他の身体能力も最低でも標準的な成人男性の25倍以上であることが判明しました。現在、高畑 蒼也氏はSCP-3M8A-JPとして財団に収容されています。

インシデント記録SCP-3M8A-JP - 日付2018/07/21
2018年07月21日にSCP-3M8A-JPの収容違反が発生しました。SCP-3M8A-JPは2018/07/21 8:52に脱走を行ったためSCP-3M8A-JPの収容違反と判断されました。その後、SCP-3M8A-JPがサイト-86F7-第4研究室を襲撃し、その時、室内にいた木崎 研究員が逃走を行いました。この時、木崎 研究員が明らかにSCP-3M8A-JP以上の速度で逃走していたことは特筆すべき点です。そして13:49に再収容部隊によりSCP-3M8A-JPの再収容が行われました。

実験記録SCP-3M8A-JP - 日付2018/07/22
木崎 研究員の身体能力に関する調査が行われました。結果、時速1760kmでの走行が可能であり、その他の身体能力も最低でも標準的な成人男性の143倍以上であることが判明しました。現在、木崎 研究員はSCP-3M8B-JPとして財団に収容されています。

+ SCP-XXXX-JP、SCP-3M8A-JP、SCP-3M8B-JPの報告書が更新されました。

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-A-1ははサイト-86F6の3中危険度人形実体収容室に収容の上、固定カメラにより監視されます。SCP-XXXX-JPが収容違反を行った場合に速やかに再収容を行うために、常に武装した警備員5名以上が収容室近くに常に駐在している必要があります。

SCP-XXXX-JP-A-2(旧SCP-3M8A-JP)はサイト-86F6の鋼鉄製の密封された高危険度人型実体収容室に収容の上、収容室内外の固定カメラにより監視されます。SCP-XXXX-JP-A-2が収容違反を試みた場合に速やかに再収容を行うために、常に特設収容チームが収容室近くに常に駐在している必要があります。

SCP-XXXX-JP-A-3(旧SCP-3M8B-JP)は特設収容サイト-XXXX-JPに収容の上、サイト内外の固定カメラ、サイト内の圧力センサ、赤外線センサ、サーモセンサにより監視されます。SCP-XXXX-JP-A-3が収容違反を試みた場合に速やかに再収容を行うために、常に特設機動部隊がサイト近くに常に駐在している必要があります。

現在、SCP-XXXX-JP-A-1,SCP-XXXX-JP-A-2,SCP-XXXX-JP-A-3の3体の総称がSCP-XXXX-JP-A群と定義されており、SCP-XXXX-JP-A群からの逃走は一切禁止されています。SCP-XXXX-JP-A群からの逃走と判断される行動を取った全ての人物は即座に終了措置が取られます。

説明: SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-A群とSCP-XXXX-JP-Bに分類されています。SCP-XXXX-JP-A群は現在3体の高い身体能力を持つ敵対的人型実体群の総称です。SCP-XXXX-JP-A-2はかつて高畑 蒼也氏であった実体、SCP-XXXX-JP-A-3はかつて木崎 研究員であった実体であると考えられています。SCP-XXXX-JP-A群は捕まえた人間に対して執拗な暴力行為を行いますが、SCP-XXXX-JP-A群の攻撃は被害者の逃走能力を可能な限り維持しており、被害者の逃走を促す為のものであると考えられています。

SCP-XXXX-JP-BはSCP-XXXX-JP-A群から逃走を行った人間に発生する異常現象であると現時点では考えられており、SCP-XXXX-JP-Aから逃走を行った人間(以下、曝露者と呼称)をSCP-XXXX-JP-Aに変化させます。曝露者はSCP-XXXX-JP-Aから逃走する際に元のSCP-XXXX-JP-A以上に身体能力が向上し、SCP-XXXX-JP-Aから逃げ切ることが可能になります。その数日後発熱や動悸等の身体の変調等の前兆はありますが非常に瞬間的にSCP-XXXX-JP-Aへと完全に変化します。この異常性によりSCP-XXXX-JP-Aは個体数を増加させていたと考えられています。

SCP-XXXX-JPはその異常性から財団が認知していない複数の個体が存在していると考えられており、現在捜査中です。

+ 追記

追記: その後の調査により6体のSCP-XXXX-JP-A-2と同等の身体能力を持つSCP-XXXX-JP-A(以下、SCP-XXXX-JP-A-2を含めてSCP-XXXX-JP-A-2群と呼称)、3体のSCP-XXXX-JP-A-3と同等の身体能力を持つSCP-XXXX-JP-A(以下、SCP-XXXX-JP-A-3を含めてSCP-XXXX-JP-A-3群と呼称)が発見されました。計15回の収容作戦が行われ、¹2018/08/04をもって、全てのSCP-XXXX-JP-A-2群、SCP-XXXX-JP-A-3群の収容が完了しました。
SCP-XXXX-JP-A-2群、SCP-XXXX-JP-A-3群にはそれぞれ以前のSCP-XXXX-JP-A-2、SCP-XXXX-JP-A-3と同様の特別収容プロトコルが割り当てられました。

SCP-XXXX-JP-A-1と同等若しくはSCP-XXXX-JP-A-1未満の身体能力のSCP-XXXX-JP-A-が発見されていないため、現時点ではSCP-XXXX-JP-A-1がオリジナルのSCP-XXXX-JP-Aであると考えられています。

追記2: 2018/08/15にSCP-XXXX-JP-A-1、3体のSCP-XXXX-JP-A-2群、1体のSCP-XXXX-JP-A-3群に妊娠の兆候が診られ、現在調査中です。

Footnotes

1. 収容作戦において、意図的にSCP-XXXX-JP-Bに曝露し、SCP-XXXX-JP-A以上の身体能力へ変化したことを利用してSCP-XXXX-JP-Aを収容した後に自己終了を行うことで作戦を成功させたケースが計2回存在しますが、リスクの高さから推奨はされていません。

付与予定タグ: scp jp euclid keter 人間型

---

• • _
  批評コメント批評コメント

  
  コメント投稿フォームへ

  注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。

  Kajikimaguro 23 Jun 2023 15:05

  拝読致しました。

  リビジョン118時点での批評です。

  現状DVです。それだけ？感が強く、捻りやインパクトがいまいち足りない様に感じました。また、新規性という点から見てもオブジェクトが感染、拡大していく様な記事はすでに多く存在しており現状"化け物を産む化け物"でしかない様に思え、面白みがあまり感じられません。また、最初のオブジェクト説明でオブジェクトの情報があまりにも少なすぎる様に思いますので、オブジェクトの発見経緯等の情報も欲しい様に思います。というか収容作戦を考えるのならばもっとSCP-XXXX-JP-A個体多いのではないではないでしょうか。

  記事作成頑張ってください。

  dongurimoti 23 Jun 2023 21:43

  批評ありがとうございます。
  アイデアから練り直して見ます。

  dongurimoti 06 Jul 2023 14:31

  感染のみの増殖と見せかけてから感染だけでなく出産でも増殖することで展開を増やしてみました。
  SCP-XXXX-JP-A個体自体の数を増加させて疑問点を解消させてみました。
  ""化け物を産む化け物"でしかない"という点は逃げるという身を守る為の行為で感染するという絶望感で独自性を出そうとしたことが失敗したのだと思われるので、その点の改変に励んでみます。

  批評コメントTopへ

  - hide block

ERROR

The dongurimoti's portal does not exist.

エラー:	dongurimotiのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。

利用ガイド

1. portal:7871511 (03 Feb 2022 13:33)