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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト8145の低危険度物品収容ロッカーに保管されます。SCP-XXXX-JPを用いた実験はセキュリティクリアランス2以上の職員2名以上の許可を得た上で行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは30cm×17cm×8cmの据え置き型のゲーム用ハードウェアです。差込口は存在せず、SCP-XXXX-JP内部にプログラミングされた一種類のゲーム(以下 SCP-XXXX-JP-1と呼称)のみがプレイ可能です。また、SCP-XXXX-JPは既知のゲーム用ハードウェアとは異なる形状を持ちます。
SCP-XXXX-JP-1はプレイを続けるとSCP-XXXX-JP-1内のストーリー内で5〜7ヵ月経過した段階でSCP-XXXX-JP-1中のキャラクターが消失し、キャラクターの消失が発生した時点でSCP-XXXX-JP-1をプレイしている人物(以下 対象者と呼称)に対して異常性を発揮します。このとき、消失するキャラクターには規則性はありませんが、プレイアブルキャラクターの消失は現在に至るまで確認されておりません。SCP-XXXX-JP-1中のキャラクターは他キャラクターの消失に対して関心を示さず、ストーリーも消失するキャラクターによって変化はありますが問題なく進行します。
対象者はキャラクターの消失が発生すると、実際にそのような事象は起こっていないにも関わらず「自身の周りの人物が消失している」という思考に陥ります。この影響は記憶処理を行った場合でも完全に取り除くことはできず、対象者は漠然とした不安感を持ち続けます。
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シリーズ-JP所属
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JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7871511 (03 Feb 2022 13:33)
ネタ被り: 特に完全に一致するものは思い付きませんでしたが、独自性のある異常性とも感じられませんでした。ゲームの中で発生した事象が現実にも影響を及ぼすという内容の下書きはサンドボックスIIIで幾度か目にしたことがありますし、あまり珍しいものではないかもしれません。加えて『遊☆戯☆王』シリーズをはじめ、そういった内容の展開・物語はSCP以外の創作物でも目にすることがあり、ありふれた感覚を覚えてしまいました。
ただし、ここは後述するような表現の工夫で解消できそうな気がします。
文章や会話の流れ: 実験記録に置いて「プレイ」という用語が頻繁に登場するため違和感を覚えました。私はあまりゲームをしないので、ゲーマーの間では実際に「プレイ」という用語を頻繁に用いるのかもしれませんが、より自然な表現方法があるように感じます。例えばDクラス職員の「俺が思うようにやって良いんだよな?」という台詞はそれだけでも成立するため、「プレイは」を付す必要性がありません。「D-87123はプレイを続けゲーム内でnヵ月経過した」という説明も後半部分だけで良い気がします。
プロトコル: オブジェクトクラスも含め、妥当だと思います。
面白いか: あまり面白いとは感じませんでした。NV~DVです。「自身の周りの人物が消失している感覚を味わう」という異常性自体は悪いものではないと思います。ただし、表現がそれに追いついていない印象を抱きました。例えば SCP-544-JP - 孤独な放送室 は「近しい人間から忘れられる」というやや類似する異常性ですが、悲壮感と感動を併せ持つ調査記録により高い評価を得ています。一方で本作はDクラス職員が独り言を口にし、最終的に不明な発言をする、というだけに留まっています。ここにはストーリー性が無いか、読者が読み取れるほど強く描写されていません。
「周囲の人物が消失する」ことによる不安をより情緒的に描くようにすると、高い評価を得られるように感じられます。唐突にDクラス職員に不明瞭な発言をさせるのではなく、もっと別の形(実験後のDクラス職員が思い出話を頻繁にするようになる、何もない壁や天井をぼうっと見つめることが増える など)で不安や喪失を描くと良いのではないでしょうか。
その他:
プレイヤーが抱く不安感の強さが説明欄で記述されていないため、「不安を抱くこと」と「ストーリーの全容が不明であること」の因果関係を読み取りづらくなっています(操作不能に陥るほど強い不安であることが記載されていない)。
太字にしない方が良いでしょう。「nヶ月が経過した」の部分も同様です。
また、直後の説明:欄との間に空行がありません。加えて、説明:欄に段落分けを伴わない改行が見られます。改行する際は段落も同時に分けることを意識すると良いかと思います(記事のテンプレート)。
以上です。執筆のほど応援しております。
批評していただきありがとうございます!!
表現をもっと工夫してみます。
空行や改行のミスについても直しておきます。