アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、サイト12.21の、旧SCP-███収容施設2へ収容されます。また、サイト12.2の監視、サイト13のSCP-███収容室3には、SRAを12機設置、カント計数機による毎時3回のヒューム値測定を義務付けます。さらに、SCP-XXXX‐JPの精神状態を鑑みて、1月に2度、カウンセラー経験のあるDクラス職員4に旧SCP-███収容施設にてカウンセリングを施させなければなりません。
説明: SCP-XXXX-JPは、遺伝子的に一般的なホモ・サピエンス(Homo sapiens)と同等の、身長143.3cm、体重34.3kgの、11歳と推定され、男性とみられる人型実体です。SCP-XXXX-JP内部では、おそらくSCP-XXXX-JPの意志5によりヒューム値が激しく変動6を起こします。SCP-XXXX-JP外部とSCP-XXXX-JP内部でのヒューム値の差から、SCP-XXXX-JPは現実改変能力を行使できることが確認されています。
補遺1: 発見経緯
以下はSCP-XXXX-JP発見に至るまでの経緯です。
1983/12/14 秋隆二氏7が行方不明となる
1985/11/23 SCP-███を収容
1985/11/27 SCP-███より、SCP-XXXX-JPの情報を入手8、収容協力許可を取る
1985/11/28 SCP-XXXX-JPを収容準備9開始、収容プロトコル作成
1988/4/2 SCP-XXXX-JPが出現、即時収容
補遺2:SCP-███
SCP-███は、SCP-XXXX-JPに生み出されたものと考えられる一般的なホモ・サピエンス(Homo sapiens)です。以下のインタビュー後に終了されました、また、異常性の取得がなされていなかったため、報告書は作成されていません。
以下は1985/11/27に行われたSCP-███に対するインタビュー記録です。
対象:SCP-███
インタビュアー:浴野博士
<録音開始, 1985/11/27>
[前半略」
インタビュアー: 浴野博士 で、なんか知ってるかな?オブジェクトについて
対象: SCP-███ はずせよこれ
インタビュアー: 浴野博士 さっきっからそればっかり、そうまでしないと君何も話さないでしょ [電子音]
絶叫対象: SCP-███ いやだからな、話さねぇ [電子音]
絶叫 [電子音]
絶叫
対象: SCP-███ ここはみんなそうやって拷問ばかりするやつなのか? [電子音]
絶叫
対象: SCP-███ 話すよ、一人だけでいいか
インタビュアー: 浴野博士 ダメだよ
対象: SCP-███ あんた浴野っていうんだよな
インタビュアー: 浴野博士 だね
対象: SCP-███ 隆二君って知ってるか
インタビュアー: 浴野博士 お前が攫ったのか [電子音]
絶叫
対象: SCP-███ [笑い声] 最初に攫ったお前が言うか、あの時、隆二君は逃げちゃったんだ、なぜだろうね [電子音]
絶叫
インタビュアー: 浴野博士 クソ野郎のせいだ!どっかの誰かが俺の玩具を!
対象: SCP-███ [笑い声] 奇跡ってやつだよ、そしてクソ野郎に助けられた [電子音]
絶叫
インタビュアー: 浴野博士 そんなご都合な
対象: SCP-███ 本当に、会社とか言って1人の子供を助けるとはな、んでにて超パワー、隆二君は帰れた
インタビュアー: 浴野博士 いつまでも待っていた!けど帰ってこなかった!
対象: SCP-███ 帰ってきたのはこっちだ、
対象: SCP-███ なんで親を殺され自分も痛めつけられたのにお前のところに帰るんだよ
対象: SCP-███ まぁ帰ってくるだろうがな、あの子は家族に会いたがってた
インタビュアー: 浴野博士 鬼は何をした、どうやって帰ったんだ、どこに行ったんだ、その異常実体は
[省略]
<録音終了, 1985/11/28>
終了報告書: 収容準備を開始せよ。浴野は少年趣味があったようだ。解雇しておく。あと秋隆二氏の逃亡にはSCP-███の介入が認められた。これに対処できなかったのも浴野の処罰の理由だ。あんなにバレない様に言っておいたのにな。
~R.C.フィーンズ博士~
補遺3:実験記録
実験記録XXXX-JP-a - 日付1988/10/10
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: 対象に1mAの電流を流して苦痛を与え、脳波とヒューム値、現実改変があればその内容を監視する。その後、対象にはAクラス記憶処理を施す。結果: 対象は最初困惑している様子であったが、電流を流し始めると現実改変能力を行使し、極端に圧力を下げ、蒸発させた。脳波からは、激しい苦痛と、緩やかな恐怖が読み取られた。ヒューム値の変化は、1.935Hm/s
分析: 一般的な現実改変能力であるが、対処法や脳波を見るに、精神年齢は8歳以下と読み取られる。
実験記録XXXX-JP-b - 日付1989/6/3
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: 対象に2,2.5,3mAの電流を流して苦痛を与え、脳波とヒューム値、現実改変があればその内容を監視する。その後、対象にはAクラス記憶処理を施す。結果: 対象は最初困惑している様子であったが、電流を流し始めると現実改変能力を行使し、極端に圧力を下げ、蒸発させた。脳波からは、激しい苦痛と、緩やかな恐怖が読み取られた。ヒューム値の変化は、それぞれ、3.870Hm/s,4.838Hm/s,5.805Hm/s
分析: XXXX-aと比較しても、苦痛の大きさにほぼ比例して現実改変能力行使の速度、規模が上がっていることが読み取られる。
[c~eの実験記録はインシデント██時に破損、比較的損傷の軽いdを提示]
実験記録XXXX-d - 日付█990/7/█
██: SCP-XXXX-JP
実施方法: 対象にA!1[損傷]9化合物10を投与し、鉄(Fe)[損傷]kgを分解させる。[損傷]。その後、対象にはAクラス記憶処理を施す。
結果: 大賞は緩慢に鉄(Fe)8kgを分解しだした。λSσガス11を吸引すると、約3秒で鉄(Fe)6.3kgを[損傷]した。
分析: 薬物投与による管理がcと比較しても容易であることが読み取れる。さらなる感情操作実験を推進する。
実験記録XXXX-f - 日付1995/1/2
対象: SCP-XXXX-JP
実施方法: 対象にD-11r3412の拷問により苦痛を与え、脳波とヒューム値、現実改変があればその内容を監視する。その後、対象にはAクラス記憶処理を施す。
結果: 対象は最初困惑している様子であったが、D-11r34を目視すると後ずさり、操作が開始されると現実改変能力を行使し、D-11r34を約3cm四方の肉片群へ変換した。脳波からは、激しい恐怖と、憎悪、憤怒の感情が読み取られた。ヒューム値の変化は12.45Hm/s
分析: 精神年齢から読み取っても、簡単に上位現実改変能力を引き出せ、管理が可能であることから、さらなる実験を推進する。
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JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7864699 (28 Jan 2022 05:18)
できるだけ苦しめてみたのですがどうでしょうか、、、
初めて批評開始したのでダメなところを丁寧に教えてくれると助かります。
半角コロンの後にスペースが入っていません。他のものも同様です。
補遺: の後の発見経緯とSCP-██は太字じゃなくて大丈夫だと思います。
また、補遺2: のインタビュー記録は記事のテンプレートを参考にしてみてください。
実験記録の半角コロンがついた単語(対象や実施方法)以外は太字にしなくて大丈夫だと思います。
特別収容プロトコルのDクラス職員についての注釈で「犯罪経験のないもの」とありますが基本的にDクラス職員は死刑囚(自殺志願者を雇用しているとも聞きますが)を使っているので犯罪経験のないものというのは少し違和感を感じました。
自分自身、批評が初めてなので具体的な批評はできていないと思いますがご容赦ください。
執筆頑張ってください。
直しときました
Dさんたちはやっちまった財団職員とかもなるっぽいですね
あとこの作品は基本的に財団を悪い奴らとして書いているので、犯罪経験ないのにDクラスでもいいかな思いまして、、、、そこんとこの設定は複雑すぎてわからんです!(作品によっても違う時がある)
特別収容プロトコルはすべての人がわかるようなものにするべきです。
██の乱用は混乱をもたらします。
執筆頑張ってください。
██の部分一応考えてはいるんですけど、、全部書くとなると量がすごいことになっちゃうんです
この作品は一作完結で終わらせたいのです(ほかにも作品作りたい)。どうしよう、、、
失礼致しました、1ページ目終端の以下の部分を
このように変更してください。
頑張ります()
寝ます、アドバイスまたくれるとうれしいです
この部分がいまいちよく読み取れませんでした。
███氏はショタコンである浴野博士によって両親を殺されオモチャにされ、自らがなんらかの異常性で呼び出したSCP-███によって助け出された?と思ったのですが、それで正しいでしょうか?
だとすればSCP-███についてオブジェクトについてインタビューしているのは、SCP-███が他のオブジェクトについて知っているという確信があったのでしょうか。
SCP-XXXX-JPは隆二君であると明記してもいい気がします。し、何年何月何日か書いてあった方が時空列がわかりやすいと思います。
SCP-███の発言がSCP-XXXX-JPの異常性にどうつながっているのか?と疑問に思います。
どういう現実改変能力を使って浴野博士から逃れたのか、Keterクラスの現実改変者なのにそこから一転Thaumielになったのか?
SCP-XXXX-JPが恐ろしい現実改変者なのであるエピソードが何かしら必要なのではないかと思います。
これは現実改変者の説明として基本、前提だと思います。
強力な現実改変者してはあっさり財団の手に納まり拷問実験を受け、拷問によってヒューム値を利用されているのはなんかおかしくないかと疑問に思いました。
かえって具体的なヒューム値を出さない方がいいかもしれませんし、サイトや設備に関する記述があったとしても、それで記事がよくなるとは限らない気がします。
わたしも現実改変者の専門家ではありませんが、財団が現実改変者を利用するのはかなりリスキーです。数少ない例がSCP-3480-Ωです。絶対裏切らないような人間を起用しています。もしかしてサイト13なのはSCP-XXXX-JPがいるからなのでしょうか?
一時たりともKeterに分類され、拷問によって痛めつけた人間を利用するのはかなりリスキーすぎます。利用するため痛めつけたオブジェクトが反旗を翻したオブジェクトもあります。一つがSCP-3002 - 思考抹殺計画 です。
痛めつける方法じゃないといけないのでしょうか?性癖なのは分かりますしそのこだわりは執筆に必要です。
けどこのアノマリーにやる必要はあまり感じられませんでした。
子どもに拷問を与え続けるそれ事態には問題がないと思います。SCPとしては。
しかし幼い子どもでトラウマがあるにしても、現実改変で成人男性を肉片にする能力持ちです。
強めの違和感を感じられずにいられませんでした。
財団が彼を Thaumielにするにはかなりの経緯があったのだろうから、それを説明しなければならないようにも思えます。読んでその経緯を色々妄想してみたのですが、拷問も Thaumielも倫理委員会も生命活動の維持も削除済の理由も理解できませんでした。
拷問が適している理由、生命活動を停止していてもThaumielとして利用できる理由も不明です。ここが記されていてほしい。
また、
基本的にDクラスは死刑囚というのが読む側の大体の認識ですので、そのあたりはツッコミを受けると思います。
カウンセラー経験があるというのもいまいち分からないのです。どうしてもDクラスでなければならないのであれば、犯罪歴があったとしてもなんらかのテストを受けさせ、それで合格した比較的温厚なDクラスを選ぶ等で代用できませんでしょうか?
近年ではDクラスに落とされる職員はメタ的にも減っているのでこれまたツッコミをされると思います。
絶対の設定ではないし間違っていないと思いますが、ほとんどの人が採用していない設定です。理由があります。
財団が悪の存在というのもこれも読者に受け入れられるかな?という感じです。財団は冷徹であるが冷酷ではないとよく言われますし、そうなるのであればその必要性が求められます。
わるいざいだんやたのしいざいだんは財団が悪に落ちる原因がありますが、この作品にも何かバックグラウンドがあったりするのでしょうか。 SCP-XXXX-JPをいじめる為以外に。
色々好き勝手言ってきましたが、 SCP-XXXX-JPやDクラスに対する「たのしいざいだん」的行為は今のSCPにあまり見られない物であるためなかなか賛否が分かれるかと思います。
長くなってもいいので SCP-XXXX-JPについて語り終えて欲しいです。応援しています。
また大幅改定となりますがすいません、頑張ります。
です
批評お願いします
全然完了じゃなかったのでいろいろ直しました
遅れてすいません
改稿お疲れ様です。何度もしつこいかと思われたら申し訳ありません。
使用記録から、財団の犯行の証拠隠滅に現実改変能力が使われたのかと感じましたが、それはちょっとThaumielにしては…と思います。
あとは如月工務店に関する意見です。
謎だった「鬼」が如月工務店だと分かってよかったのですが、それが記事のよさに貢献できず、むしろ悪影響を与えかねないかと思います。
極端な事ですが、如月工務店関連でなければUVNVだったのが、如月工務店の名前がついたためにかえってDVになる可能性があると思います。
東弊重工ほど企業としてキッチリしてなくても、無料で工事を行うことはあっても、如月工務店は企業です。彼らが依頼主の考えに感動し施工に力を入れることはあっても、一発芸というのはどうなのでしょうか?
あくまで依頼主の考えに沿ったものをつくる団体です。一発芸というのは依頼主にすることでしょうか?
まんいちそんなかんじのことをするとしたらまだ本家じゃない方の博士みたいな、悪意がありそうなアノマリーを生み出す要注意団体とかがまだ可能性があるうような気がします(ここを名称を入れ替えればいいというわけではない)、わたしは。
家族を殺され変態に監禁された隆二殿を哀れみ手助けをしたという事自体はありえない事ではありませんが、如月工務店とSCP-XXXX-JPの異常性にあまりつながりがないかと思います。彼らが与えた能力ではないのだろうし、逃げ道を作ってくれたにしても、工務店のする仕事ではないと思います。
浴野博士から逃れることはできましたが結局財団の魔の手に捕まってしまいましたし、如月工務店からのメッセージもSCP-XXXX-JP本人には読めない文書ですし。
かえって如月工務店が隆二殿に悪意を持ってるのでは?って思ってしまいました。そもそも如月工務店が悪意を込めてアノマリーを作っているという解釈もありますが、かわいそうな男の子に対してこういったことをするだろうか?と思ってしまいました。
あと、最後に余計な事かと思いますが、大幅に改稿するのであればもうすこし待ってもらって、他の方の批評をもっと貰ってからの方が、手間も省けていいかと思います。