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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP群は、Aクラス危険物収容ロッカーへ保存されます。この際、SCP-XXXX-JP-2を乱すことに繋がると考えられるインシデント等が発生した場合、SCP-XXXX-JP-2の保存は最優先事項とされ、機動部隊え‐9.72("整理整頓")が保存の対処にあたります。
万が一、SCP-XXXX-JP-1が発生した場合、SCP-XXXX-JP-1の妨害に当たるものは排除されなければなりません。
説明: SCP-XXXX-JPは、自我を持った球状の物体であり、黒色の未知の金属で構成されていることが確認されています。現在で2067個発見されています。また、内部のHm値を変動させることができ、これにより、ミーム汚染及びSCP-XXXX-JP-1の遂行がなされると考えられています。この変動は、観測上0.90~267.44Hm/1cm^3です。
SCP-XXXX-JPは通常、列をなして、全SCP-XXXX-JPの中心が同一線上に存在する列を作ります、この状態をSCP-XXXX-JP-2と規定します。また、SCP-XXXX-JP-2が崩れた場合、最低で3時間後、SCP-XXXX-JP群がSCP-XXXX-JP-1を開始します。その内容には以下の物が含まれます。
・SCP-XXXX-JP群が転がり、SCP-XXXX-JP-2を再形成する。
・SCP-XXXX-JP-2を乱した原因への文句のミームを文章、脳内に作用させる。
・SCP-XXXX-JP-1の妨害となるものを現実改変により削除する。
・SCP-XXXX-JP-1の妨害となるものと、その原因へ文句のミームを文章、脳内に押に押し付ける。
・文句を押し付けた対象を脅迫する。
警告: 以下のファイルはレベル4/XXXX-JP機密情報です
このファイルにレベル4/XXXX-JP承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。
補遺1:発見経緯
以下はSCP-XXXX-JP-1確認実験XXXX-JP-A~D実験群の抜粋記録です。
2000/7/21 SCP-XXXX-JP-1確認実験XXXX-JP-A
2000/7/21/08:00:00 実験開始 担当顧問:坂上博士
2000/7/21/08:30:0~33 Dクラス職員二名により、1個のSCP-XXXX-JP1を隔離
補遺2: 事象XXXX-JP-E
事象XXXX-JP-Eは、2001/5/6 第1次SCP-XXXX-JP-1妨害実験XXXX-JP-Eの際に起きた事件です。以下は事象XXXX-JP-Eの記録です。
2001/5/6/10:30:00 実験開始 担当顧問:坂上博士
2001/5/6/11:00:00~56 1個のSCP-XXXX-JP2が実験用収容ロッカー012へ持ち出される
記録映像の書き起こし____
[開始]
坂上博士: 開始!
SCP-XXXX-JP-eのみがベルトコンベアで運ばれる
[機械音]
SCP-XXXX-JP-e収容完了
[終了]
2001/5/6/15:04:02 SCP-XXXX-JP-1が開始される。
2001/5/6/15:04:04 実験用収容ロッカー012の消滅が確認される。はぁ、、、まったく勘弁してくれ給えよ
あの列の美しさはわかる2001/5/6/15:04:05 SCP-XXXX-JP-e内部Hmがはずだ、、曲がりくねったその思想は、私の至福や美しい隊列の破壊を好むのかね267.44Hm/1cm^3まで上昇
次このようなこと2001/5/6/15:04:07 現場にいた職員たちにより、XKクラス世界終焉シナリオと類似する幻覚を見たとの報告が多数上がっているがあったらどうしようかな
2001/5/6/15:04:09 SCP-XXXX-JP-2がとにかく完成列を崩さないで送れよ!
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- portal:7864699 (28 Jan 2022 05:18)
ちょっとかわいい丸の物語です
まず前提として、SCP-XXXX-JP-1及びSCP-XXXX-JP-2のナンバリングの必要性があまり感じられませんでした。どちらの内容も当オブジェクトの異常性及び状態を説明、明示するだけのものであり、当記事のようにナンバリングして個別の名称を付けてしまうと読者から見て却って読みづらくなってしまう可能性があるからです。
通常時で列を成しているのであればそのことを記述するだけでも十分ですし、「SCP-XXXX-JP-1を開始します」ではなく、「以下に列挙する異常性を示します」と記載した方が文体的にもスッキリとして読みやすいと思います。
「〜が保存の対処にあたります。」などとした方がより適切かつ明瞭です。
「自我を持つ」「球状」「黒色」「金属製」といった本質的な特徴、性質はなるべく纏めて説明し、発見された個数についてはその後に記述した方がより見やすいと思います。
例: SCP-XXXX-JPは黒色の未知の金属で構成された球体群の総称であり、それぞれが自我を保有しています。SCP-XXXX-JPは現時点で2067個発見されています。
また個人的に、SCP-XXXX-JP一個の具体的な大きさ(体積、質量など)についての記載が欲しいところです。
「押し付ける。」の誤字と思われます。また、「ミームを押し付ける」という表現はあまり一般的ではありません。ミームを付与する、作用させる といった表現の方がより専門的と思われます。
また、ミームの定義について、今一度こちらを参照することをオススメします。
「列を乱されると現実改変を行使して周囲に危害を及ぼす球体」であるという内容は読み取れました。しかしながら、これだけの異常性ではインパクトや意外性に欠けるように思われます。球体が列を成す理由を示唆する表現や記述も特に見受けられなかったため、ストーリー性の肉付けが必要かと思われます。
レベル4/XXXX-JP機密情報についてですが、重要度が秘匿するほど高いようには感じられませんでした。内容自体も機密情報というよりは異常性が発露した記録の一例でしかないように思われました。「文章を改変する」という異常性をより前面に出したいのであれば、列を乱したことに関する実験記録を複数提示し、担当職員がその異常性について警鐘を鳴らす一文を最後に添える(あくまで一例です。)といったような感じでオブジェクトの脅威を醸し出すのが妥当かと思われます。
球体が一丁前に自我を持って主張し、一列になろうとする可愛さはオブジェクトのコンセプトとして個人的に好みです。オブジェクト自身の起源や、オブジェクト達が一列になる理由のバックストーリーなどがあればより興味を引く内容になる可能性も十分にある気がします。
2067個全てが一つの列を成しているのでしょうか?(だとしたら収容ロッカーに収まりきらない気がします……)
以上です。拙い批評ですが参考になれば幸いです。御執筆の程、応援しております。
肯定的な意見があったのが初めてだったりして感動しております。
頑張ります