メモリーD
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アイテム番号: XXXX
レベル3
収容クラス:
euclid
副次クラス:
none
撹乱クラス:
keneq
リスククラス:
danger

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: SCP-XXXX-JPは██県の山間部にて発生した異常性を伴う霧です。SCP-XXXX-JPは2022年2月15日に発生し、現在まで領域の拡大等の変化は確認されていません。SCP-XXXX-JPは外部から黙視可能な境界面等は存在しませんが、外側から中心部に向けてやや霞んで見えると報告されています。

SCP-XXXX-JP内部に侵入した人物は時間経過とともに以下のいずれかの異常性の影響を受けます。

  • 出生から現在に至るまでの記憶の部分的、或いは完全な欠落。
  • 一時的、或いは恒久的な意識の混濁、または詭妄状態。
  • 特定の記憶の改変。
  • 一時的な虚脱状態。
  • 一時的な意識の喪失。
  • 重篤な精神汚染に伴う錯乱状態。

SCP-XXXX-JP初期収容段階にて、内部に侵入した偵察部隊ゑ-12(“壁抜け男”)全隊員が上記の異常性の影響を受け、2名が帰還、4名が内部に取り残され、1名が自己終了しました。

インタビュー記録: SCP-XXXX-JP-2022/2/17
以下は、SCP-XXXX-JP内部から帰還した隊員に対して実施されたインタビュー記録の抜粋です。

対象: 間宮██隊員(以下、対象)

インタビュアー: 岡田博士

<録音開始,>

岡田: では、SCP-XXXX-JP内部の記憶は無いということですか?

対象: あー、いや、██が自分の頭にぶっ放したところまではね、覚えてるんですよ。そっからがどうにもねぇ…。
岡田: 申し訳ありません。彼は何故そのような行為を?
対象: いやぁ、分からないですねぇ…。覚えてるといってもぼんやりとですからね。[数秒間の沈黙]ですが死んじまう直前に何か喚いてましたね。

対象: 頭が割れるーとか真っ白になるーとか叫んでいたと思ったら急に赤ん坊みたいに呂律が回らなくなるんですよ。最後には俺がやったんじゃないとか訳の分からないことを言っていました。まぁナイーブな奴ですからね、キャパオーバーだったんでしょう。

岡田: 確認されている異常性と一致しますね。

対象: [沈黙]

岡田: 大丈夫ですか?

対象: いやね、あそこの事はほとんど覚えてないんですけどね、こう…、ある筈の無い記憶といいますか…。

岡田: 記憶の改変等は実験で既に確認されていますが。

対象: まぁそう言われればそれで終わりなんですけれどね。何というか…。別の誰かのものというか、まるで自分がその場に本当にいたかのように生々しいんですよ。

岡田: というと?

対象: 原っぱ、あるじゃないですか。人っ子一人いない森の中の草原でね、女性をね、若い女性をですよ、追いかけ回すんですよ。僕が。

対象: しばらく鬼ごっこが続いてね、ようやくその女性を捕まえるんですよ。[数秒間の沈黙]そしてね、何か尖ったもの…、ナイフですかね、あれで女を少しづつ切り開いて行くんですよ。

対象: いやー、とかぎゃー、とか泣き叫ぶんですけどね、その女の声が本当に煩くて、でも少し興奮するんですよ。おかしいですよね、僕はそんなことしてない筈なのに。

対象: その声が少しでも聴きたくてちょっとずつ刻むんですよ。もう内蔵とか体液とかで手がベタベタになっちゃって、でもよく見たらその手も全然僕のには見えなくて、気づいたら女もう静かになっちゃってて、そんなシーンがあそこから帰ったときからずっと頭の中にこびりついてて、眠るとあの原っぱが見えるんですよ。眠ったままのあいつも同じものを見ているんじゃないですかね。

岡田: 成程、それについては後ほど医療スタッフに報告しておきます。今回のインタビューは以上となります。ありが

対象: [インタビュアーの発言を遮る]でね、最後は決まって真っ白になるんですよ。変ですよね。これじゃあ死んだ██と同じじゃないですか。でね、その間はずっとわけ分かんなくなっちゃって、言葉とかも全部忘れちゃって、頭もずっと痛いですよ。あー駄目だ、本当に██と同じ事言ってるなぁ。[立ち上がる]

岡田: 宮坂さん、落ち着いてください。

対象: ねぇ職員さん、これって何の記憶ですか?脳みそがドロドロになって漏れ出ていくんですよ。深い深い穴の底にね。[仲田博士に近づく]

岡田: 間宮さん、止まりなさい。警備員!

対象: [仲田博士に掴みかかる]ねぇ!僕に何が起こっているんですか!?あそこに何があるんですか!?僕に、いや、彼に何を[警備員が突入し、対象を無力化する]

<録音終了>

終了報告書: 錯乱状態に陥った対象は警備員によって無力化され、現在まで意識の回復等は見られません。





補遺.2: 特別調査作戦

以上の結果からSCP-XXXX-JP内部への調査作戦が計画されています。

特別調査作戦-XXXX-JP

LEVEL 3/1602-JP CLASSIFIED


目的: SCP-XXXX-JP内部への再度侵入及び発生原因、起源の特定。

方法: SCP-XXXX-JPの持つ異常性を考慮し、認知抵抗値が25.0以上のメンバーのみで構成された機動部隊わ-9(“キングスポート”)により調査が行われます。SCP-XXXX-JP侵入決行の際にはクラスC認知抵抗薬を全体員が服用し、携帯型SRAを装備します。また、映像記録型ドローンが使用されます。本作戦においてSCP-XXXX-JP発生の原因と思われるオブジェクトを発見した場合、直ちに機動部隊による収容行動に移ります。

補足: クラスC認知抵抗薬の効果持続時間の関係から本作戦は2時間以内に行われるものとします。

本作戦の即時中止を要請します。SCP-XXXX-JPは現在安全な収容体制で管理されており、当該領域内部への再度侵入は人的資源の損失や異常性の変質等の結果を招く可能性があります。-岡田博士

要請を却下する。オブジェクトの本質や起源を調査し、解明することも我々の責務であり、それは多少の犠牲を払ってでも達成されなければならない。また、現在変化の兆候が見られないとはいえ、いつ急速な異常性の拡大等が起きるかの予測は不可能だ。よって調査作戦は予定通り遂行される。-サイト81██管理官





特別調査作戦-XXXX-JP:実行

探索映像ログの書き起こし

日付: 2022/2/21

探索部隊: 機動部隊わ-9(“キングスポート”)

対象: SCP-XXXX-JP内部

部隊長: わ-9-1

部隊員: わ-9-2~6


[ログ開始]

[不要な映像を削除]

9-1: 中心部の霧の中に入る。油断するなよ。

[SCP-XXXX-JP中心部に侵入]

9-4: おかしいな、これではまるで海の中だ。

オペレーター: どういうことですか?

9-6: 景色全体が揺らいで見えます。また、わずかながら動きづらさを感じます。

オペレーター: 精神影響の可能性がありますね。

9-3: 有り得ないね。こっちは一番キツイ薬を…、待て、何か動いてる。

[森林の奥に動く影が確認される]

9-1: 全員隠れろ。

[森林の奥からSCP-XXXX-JP-Aが出現する] [SCP-XXXX-JP-Aは外見上、巨大なドクウツボ(Gymnothorax javanicus)に酷似しており、体表は半透明でややオレンジがかっている。SCP-XXXX-JP-Aは空中を浮遊し、胴の太さは約3m、全長は胴体後部が森林に隠れているため判別できない。]

9-1: 静かに。新たなオブジェクトを発見した。こいつはデカいな。

[SCP-XXXX-JP-Aが接近するに連れ、実体の胴体側面から複数のヒトの顔面が突出していることが確認できる。顔面はいずれも無表情で、こちらへの反応を示さない。]

9-1: これより当該実体の確保を試み、み、み、みみみみみみみみみ

オペレーター: 9-1、大丈夫ですか?

9-5: うわ、頭痛い、痛い痛いいいぎぎぎ

[全隊員の精神汚染値が急激に増加]

オペレーター: 全隊員に次ぐ!今すぐそこから退避しなさい!繰り返す!退避しなさい!

9-2: ねえ!ここどこなのよ!あの化け物は何?

9-3: 分かんねぇよ…。分かんねぇよ畜生…。

9-6: 俺やってないですって!お姉さん信じて下さいよぉ!

9-4: ひぃ、ひぃ、ひひひひひっ、ひひひひひ

[SCP-XXXX-JP-Aが9-1にゆっくりと接近する]

オペレーター: 9-1!ヤツが目の前に来ています!

9-1: うぇ、あぎゃあ

[SCP-XXXX-JP-Aが9-1に喰らいつき、呑み込む]

オペレーター: 9-1の生命反応がロスト!残りの人員は速やかに退避ぃぃぃあああうううう

[オペレーター及び作戦本部から当該実体を視認していた関係者全員が錯乱状態に陥る]

9-4: ひひひひひひひひ

[通信途絶]

これらの結果を受け、SCP-XXXX-JP内部の調査は無期限に停止され、現行の収容体制の維持が決定しました。













































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