このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの存在する洞窟の周囲2kmを収容区域とし、カバーストーリー「環境保護」を理由として一般人の立ち入りを制限してください。侵入者が現れた際は拘束及び尋問を行いAクラス記憶処理をして開放してください。SCP-XXX-JP内部に立ち入る際はレベル4職員2名の許可が必要です。SCP-XXX-JP-Aが存在する空間には最低でも2台以上の監視カメラが起動している必要があり、SCP-XXX-JPイベントの監視を行う必要があります。
SCP-XXX-JPイベントの際発生したSCP-XXX-JP-C-2は全て回収し、異常性が見られたものは別のアノマリーとして扱い特別収容プロトコルを作成してください。それ以外のSCP-XXX-JP-C-2はSCP-XXX-JP-C-2分類ファイルを参照し処理を行ってください。SCP-XXX-JPイベント中、全ての職員は収容区域内から退避してください。
万が一SCP-XXX-JP-Bが収容区域から出るようであればサイト管理者に連絡し可能な限りの重火器を用いて破壊もしくは撃退を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは███共和国の██████に位置する洞窟内に存在する異常施設とそれらに付随する異常物品の総称です。SCP-XXX-JP-A-1が存在する洞窟最深部にアクセスするためには洞窟内をおよそ1kmほど奥に進む必要があり、その際未知の言語で記入された文字が複数ありいずれも外見上は同一の文に思えます。また後述するSCP-XXX-JP-A-3とされる非常に高性能な監視カメラと思われる異常物品も確認されています。SCP-XXX-JPの調査はSCP-XXX-JP-Bとされる実体により難航しておりSCP-XXX-JP-A郡の具体的な性質が分かっていない事に留意してください。
SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPを構成する異常施設及び異常物品の総称です。
SCP-XXX-JP-A-1は洞窟最深部に存在する推定高さ10m、横幅5m、縦幅2mの巨大な石製の扉でありSCP-XXX-JPイベントの際以外は開くことはありません。SCP-XXX-JP-A-1は未知の場所へ繋がると考えられているポータルです。SCP-XXX-JP-A-1をくぐり抜けようとする試みは全て失敗に終わっておりSCP-XXX-JP-A-1の先がどのようになっているのかは不明です。
また該当実体はSCP-XXX-JP-Bとされる実体により警備されているため観察以外の実験を行えていないため他の異常性があるのかは不明です。
SCP-XXX-JP-A-2は洞窟最深部の四隅に設置されている直径3m高さ5mの円柱状の装置です。内部にはスクラントン現実錨及びシャンク-アナスタサコス恒常時間溝と同一の機能を有する装置が組み込まれています。
SCP-XXX-JP-A-3はSCP-XXX-JP-A-1にアクセスするための洞窟内に複数配置されている監視カメラと思われる異常物品です。SCP-XXX-JP-A-2はあらゆる物を写し出すことが可能です。霊体・非実体・反ミーム・異常ミームなどの通常の映像記録装置では撮影が困難な物を、異常性を除去した上で映像として記録することが可能です。現在研究チームにより該当実体の解析及び開発が行われています。
SCP-XXX-JP-4はSCP-XXX-JP-A-1を囲むように4機設置されている防衛用と思われる超常兵器です。SCP-XXX-JP-A郡に対し損傷を与えようとする、持ち去ろうとするもしくはSCP-XXX-JP-Bが敵対対象と見なすのいずれかの内一つが満たされる事により活性化し先述の行為を行った人物に対し攻撃を行います。SCP-XXX-JP-A-4は[削除済み]と同じ仕組みであると考えられています。
SCP-XXX-JP-B-は体長1.5mの人型アンドロイドです。SCP-XXX-JP-Bは最高時速60km/h、推定30万Nと非常に俊敏かつ強力な腕力を有しており戦闘能力に長けた性能をしています。また外部からのエネルギー補給が行われていないにも関わらず、収容開始時から██年経った現在も稼働し続けています。SCP-XXX-JP-Bは未知の銃とカーボンファイバー製のナイフを装備しています。SCP-XXX-JP-Bは通常XXX-JP-A-1の防衛のみ行っています。SCP-XXX-JP-A郡もしくはSCP-XXX-JP-C-1に接近しようとすることで接近してきた人物に対し攻撃を行います。
SCP-XXX-JP-A郡及びSCP-XXX-JP-B郡は回収されたもの全てが潜在的異常活性化率10.00%を示していました。現在財団が確認できている潜在的異常活性化率がもっとも低いものでも0.05%であり故ジェイク博士により提唱された潜在的異常活性化理論によればどの物品あるいは生命も潜在的異常活性化率0.03%を下回ることが無いと考えられいます。この説は現在超常学会で広く支持されています。そのため潜在的異常活性化率が0.00%であるのは異常であると考えられます。
SCP-XXX-JPイベントはおよそ一ヶ月に一回の頻度で行われています。SCP-XXX-JP-Aイベント中に洞窟最深部に接近するとSCP-XXX-JP-B-1から激しい攻撃を受けるため、SCP-XXX-JPイベント中に洞窟最深部に向かうことは不可能です。以下はSCP-XXX-JPイベントの内容です。
1. SCP-XXX-JP-A-1が開き防護服を着用した体長1.5〜1.7mの人型実体(以下SCP-XXX-JP-C-1と呼称)が5〜7名出現する。
2. SCP-XXX-JP-C-1がSCP-XXX-JP-A郡及びSCP-XXX-JP-B郡のメンテナンスと思われる行為を行う。
3. 複数体のSCP-XXX-JP-Bが6m×6m×6mの箱を持った状態でSCP-XXX-JP-A-1から出現する。この際出現するSCP-XXX-JP-Bの数はイベントごとに異なる。
4. SCP-XXX-JP-Bが収容区域内のランダムな地点に箱を破棄する。箱の内部には様々な物品、死亡済みの生命体が詰め込まれている。この箱に収められていた物品をSCP-XXX-JP-C-2と呼称。特筆すべき点としてこれまで回収されたSCP-XXX-JP-C-2群は全て潜在的異常活性化率が0.01%以上です。極稀に異常性を持つ物品が確認されています。
5. SCP-XXX-JP-C-1及びSCP-XXX-JP-A-1から出現したSCP-XXX-JP-BがSCP-XXX-JP-A-1に戻りSCP-XXX-JP-A-1が閉じる。
6. SCP-XXX-JPイベントが終了する。
以下はSCP-XXX-JP-A-1にアクセスする洞窟内に記されている文字の写しです。現在この文の解読が行われています。
ケイコク
ケガワラシキモノタチヨ
コレイジョウチカズクナ
イノチハナイ
追記: 2022年4月30日に発生したSCP-XXX-JPイベントにて現行人類(Homo sapiens)と同一の遺伝子配列を持つSCP-XXX-JP-C-2 が出現しました。該当実体は既に死亡済みでしたが一枚のメモを所持していました。メモの裏には財団のマークが描かれていました。
以下は該当実体が所持していたメモの写しです。
キズケキミタチハリヨウサレテイル
イジョウソンザイニナリカケノケガワラシキモノタチヨ
ココハワレラガツクッタイツワリノハコニワデアル
ジンルイノタメコノハコニワカラデルコトハユルサヌ
セイナルモンニチカズキワレラノセカイヲオビヤカスナ
付与予定タグ: SCP JP 人工 国外収容
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7856033 (24 Jan 2022 12:28)
現行ですが、文章全体を通してオブジェクトの副分類が多すぎるため、非常に読み難い状態になっています。加えてですが、後から説明が入る副分類オブジェクトまでもが、軽い説明のみで(あるいはほぼ説明されずに)初めてその名前が登場しているケースが幾つかあり、その点も含めて可読性を強く損なっているように感じました。副分類を無くして、便宜上の通称を用いるであったり、最初にオブジェクト一覧を表や箇条書きで列挙して読み手に理解してもらうのが必要でしょうか。
また、登場設備や機能からして平行次元由来、もしくは旧世代/新世代の財団が関わっているのだろうとは察せましたが、「異常存在(となる要素)の少ない財団世界が、こちらの財団世界に異常存在候補を廃棄している」というのは、パッと気づくことはできませんでした。この点も、上記の複雑化によって本質となる情報がやや判別しにくくなっているのが原因かもでしょうか。
加えてですが、最後のメモについてはコピペでその内容を分かるとはいえ、オチとしては機能していないように思えます。これは、そもそも読み手がこの未知の言語を調べずにスルーする可能性が高い点や、そもそも調べて内容が分かったとしても、漠然と「どう言う意味だろう?」というのみで、強く感情を動かすことがないためだと考えています。
平行現実と基底現実の財団による諍いや、異常の押し付け合いと言うのも既に幾つか記事で描かれてきた内容ですので、どちらかと言えば「潜在的異常活性化率0.00%」の世界がどのような世界であるのか。そして、その世界は我々の世界とはどれほど歪んでいるのか。更には、彼らが至ろうとする目的や意図、あるいは顛末についてを補強するというので差別化を図ってみてもでしょうか。
拝読しました。
異世界の財団がSCPの処分場としてSCP財団側の世界を利用しているという設定や、それが最後に明らかになるという構成が読んでいて面白かったです。
ただし、気になった点が幾つかありました。
好き勝手申しましたが、少しでも参考にして頂ければ幸いです。