このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPの存在するウェブサイトはカバーストーリー「存在しないページ」も用いてアクセスができない状態にされています。初期収容の遅れにより民間人の中にSCP-XXX-JPに関する知識を有している人物がいる可能性があります、そのためSCP-XXX-JP閲覧者は発見次第記憶処理を施してください。SCP-XXX-JP閲覧者の特定はSCP-XXX-JPの特性上財団による完全な特定は不可能なためGOCと協力関係を結んでいます。実験を行う際はレベル4クリアランス職員2名の許可を受けた上で行われます。特別な許可が無い限りDクラス職員がSCP-XXX-JPの実験に関わることは禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPはインターネット上に存在する株式会社超常現象対策研究所Paranormal Phenomenon Countermeasure Research Institute Co. Ltd.(通称PCR)と名乗る企業のホームページです。基底現実において該当企業と同一の名前を有する企業は発見されていません。SCP-XXX-JPは一般的な企業のホームページと目立った差異はありません。
SCP-XXX-JPの異常性はSCP-XXX-JPに存在する契約用電話番号にアクセスし契約内容の指定・時間及び場所の指定を行い料金を指定された口座に送ることで発生します。送金されたお金を追跡する試みはすべて失敗に終わっています。SCP-XXX-JPに存在する依頼内容は後述します。発注後指定の時間及び場所に黒いスーツと黒いヘルメットを着用した実体(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)が出現します。出現する数は依頼内容によって異なります。SCP-XXX-JP-Aは指定された料金プランの達成を目的として行動しこちら側から帰還を依頼するか目的が達成されるとSCP-XXX-JP-Aは契約が終了したことを伝え消失します。
SCP-XXX-JPに記載されているお客様相談窓口及びSCP-XXX-JP-Aにインタビューを実施しましたが自らの起源、どのようにして財団及び要注意団体の情報を入手しているかなどを尋ねると「企業秘密であり答えられない」と回答しているため、SCP-XXX-JPの特筆すべき情報は入手できていません。
発見記録
2022年4月7日財団の秘匿回線に突如佐藤 隆と名乗る人物からPCRより財団を紹介されたとの電話があり、財団が調査したところSCP-XXX-JPを発見しました。佐藤氏は後にSCP-████-JPとナンバリングされるKeterクラス生物アノマリーを所持していました。佐藤氏の身辺調査を行いましたが不審な点はありませんでした。佐藤氏に行ったインタビューはSCP-████-JPの報告書に記載されています。佐藤氏にはAクラス記憶処理を施しました。
以下は依頼内容になります。細分化されておりすべてを記載することは報告書の肥大化を招くため一部省略及び簡略化を行っています。
主な依頼内容
超常物品・超常生物・超常現象の解析 500,000¥
お客様から依頼された物品及び生物の解析はおよそ2〜7日で完了します。
もし超常物品であると認められた際は適切な管理方法をお伝えします、もし管理が難しいのであれば管理可能な技術を持つ組織の紹介を行わせていただきます。
非常に危険度の高い物品及び生物を持ち込まれた際は事前の了承なく適切な組織へ譲渡する場合がございます。超常物品・超常生物の破壊もしくは捕獲 1,000,000¥
依頼された内容によってはお断りさせていただく場合がございます。その場合より高度な知識を持つ組織の紹介をさせていただきます。
超常物品・超常生物の破壊もしくは捕獲により生じた怪我及び損害については一切保証しません。超常疾患の治療1 10,000~1,500,00¥
治療する疾患により値段が変化いたします。
我社での治療が不可能と判断された場合より高度な医療技術を持つ組織を紹介いたします。超常物品・超常生物・超常現象2から身を守る方法 基礎コース 250,000¥
超常物品・超常生物・超常現象から身を守る方法 応用コース 250,000¥
超常物品・超常生物・超常現象3の講義 250,00¥
この講義で取得できる知識を有している場合一部の組織または人物に狙われる可能性が存在します。注意書き
場合によっては追加料金が発生する場合がございます。
緊急性の高い依頼は料金を後払いでも構いません。
お客様が違法な組織または人物と判断した際は契約を行いません。
実験記録001
実験内容: Anomalousアイテムを使いSCP-XXX-JPに解析の依頼をする
結果: SCP-XXX-JP-Aが一体出現しAnomalousアイテムを回収しました。4日後実験を行った職員のもとに解析が完了したことを伝える手紙が出現しました。手紙に記載されている場所にはSCP-XXX-JP-Aが待機しており解析結果を担当職員に伝えると消失した。
分析: SCP-XXX-JP-Aにより届けられた解析結果は我々の解析結果とほぼ同一だった。一部解析ができていない箇所があり、SCP-XXX-JPの解析能力は我々より若干劣っている可能性がある。
実験記録002
実験内容: SCP-███-JPに感染したD-4632の治療を依頼する。SCP-███-JPはEuclidクラスのウィルスであり現時点では治療法は存在しない。D-4632にはSCP-XXX-JPの所在特定のためGPSがつけられている。
結果: SCP-XXX-JP-AによりD-4632は拉致され消失した。この時点でD-4632につけられたGPSの信号が途絶えた。10日後実験を行った職員のもとにD-4632の病状に関することを伝える手紙が出現しました。手紙に記載されている場所にはSCP-XXX-JP-Aが待機していました。SCP-XXX-JP-Aは「D-4632の病気は我社での治療は不可能です。そのため適切な組織の紹介を行わせていただきます。」と発言し、未知の携帯電話を渡してきた。
未知の携帯電話には一箇所とだけ可能な通話機能が備わっており通話先は世界超保健機関4の秘匿回線に繋がっていた。分析: やはりSCP-XXX-JPの能力は我々と同レベルもしくはわずかに劣っていることがわかった。SCP-XXX-JP-Aが渡してきた携帯電話がなぜ世界超保健機関の秘匿回線に繋がってるのかはわからない、危うくGOCとの関係悪化に繋がることだった。
実験記録003
実験内容: 財団エージェント5名に空間異常から身を守る方法応用コースを受けさせる。
結果: SCP-XXX-JP-Aが出現し、空間異常から身を守る方法を財団エージェントに教えていた。内容は現在財団が新人職員に教えている内容とほぼ同レベルであった。この講習が終わるとSCP-XXX-JP-Aは消失した。
分析: 彼らの教えている内容は我々とほぼ同レベルであり財団の新人研修に使えるものであった。Dクラスが余計な知識を得ないようにするためにもSCP-XXX-JPの実験にDクラスは参加させない方が良いだろう。
実験記録004
実験内容: サイト81██で起きた大規模収容違反の鎮圧を依頼する。
追記: この実験記録はSCP-XXX-JP担当職員であった木村研究員がサイト81██で起きた大規模収容違反に巻き込まれた際に無断で行ったものです。
結果: 20体のSCP-XXX-JP-Aが出現し収容違反したアノマリーの鎮圧を行った。現地の機動部隊と連携し全てのアノマリーの再収容に協力していた。また逃げ遅れた職員の保護や避難誘導を行っていました。全てのアノマリーの再収容が完了するとSCP-XXX-JP-Aは全て消失した。
分析: SCP-XXX-JP-Aの戦闘能力は非常に高く我々の機動部隊あるいはそれ以上の可能性がある。なぜ戦闘能力だけ異様に高いのか非常に気になる。それにSCP-XXX-JP-Aが使用していた装備が財団やGOCの装備と類似していたのは非常に気になる点だ。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7856033 (24 Jan 2022 12:28)
申し訳ないのですが、いまいち面白みはありませんでした。おおまかな理由を挙げると、登場する団体であるPCRが
この3点が大きいと思います。
以下、他に気になった点です。
説明:より
本人たちから直接情報が提供されないのであれば、実験記録等から傾向を探るべきなのですが現状は戦闘能力高めで利益優先型までしか分からず、結果的に団体のキャラクター性を押し出すチャンスが失われているようです。財団であれば収容。GOCであれば破壊。蛇の手なら開示。といった活動理念がありますが、このPCRの場合はそれが何なのかが見えてくると良いです。
発見記録より
Keterクラスかつ生物となると、一般的には単純なパワー型の怪物を想像するため個人が所有していることには違和感があります。ここは発見記録という導入なので、Euclidクラスであったり非生物でも展開が崩れることはないと思います。
実験記録001・002より
Anomalousアイテム・D-4632ともに財団の元に戻ってきたという記述がないため、対象が返還されていないという解釈ができます。
実験記録004より
この状況下での、個人の判断による使用は良くないと思います。
これは、ここまでで確認されたPCRの知識面の低さを補うもの(各ステータスの合計値で見れば、財団・GOCと同等にするためのバランス調整)だと解釈できたので、この戦闘能力の高さ自体がPCRの大きな個性や財団にとっての脅威となるイメージはあまりありませんでした。
社会や財団に対して何らかの意図的な干渉を行う例としてSCP-944-JP・が-E-2003 "財団誘引生物"販売カタログがあります。参考になるかもしれません。