奇怪な海(7/31更新)

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 奇怪な海
作成年: 2022年
著者: ©StrengeSEA

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「コンテンツ」とは、文章、画像、音声、音楽、動画、ソフトウェア、コードその他の情報のことをいいます。

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは積極的に捜索されません。発見されたSCP-XXXX-JPはサイト-81██の低危険物収容ロッカーに収容してください。SCP-XXXX-JPに罹患した際には、適切なカバーストーリーを流布させてください。SCP-XXXX-JPを用いた実験にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可が必要です。

SCP-XXXX-JP実例

説明: SCP-XXXX-JPは海や湖などを撮影した「奇妙な」、「奇怪な」と形容される写真群です。SCP-XXXX-JPの異常性は、この写真を視認した人(以下対象)に水に対する大きな恐怖心を抱かせること(以下、恐水症状)と、体内で非異常性の水が生成されることです。対象の詳細な症状は補遺を参照してください。異常性の治癒には、利尿剤の付与が有効だとわかっています。また、SCP-XXXX-JPインシデントは3~5回/年程度であり、積極的な収容対象になっていません。

SCP-XXXX-JPが発見された経緯としては、19██年█月に日本精神神経学会にて原因不明の恐水症状事案が報告され、同学会に参加していた財団フロント病院医師の関心を引き、調査が行われました。調査の中でSCP-XXXX-JPインシデントは少ないことがわかりました。そのため収容優先度も低いと判断され積極的な捜索を行わない現在の特別収容プロトコルが策定されました。

補遺: SCP-XXXX-JP症例、対応記録
SCP-XXXX-JPに罹患した対象の症状は、平衡感覚の異常、痙攣発作の2つが大きく挙げられます。現状確認されているすべての症例でこの症状は発現しています。その他にも症例によりますが、昏睡や下半身のむくみなどが確認されています。これらの症状は水分過剰の症状に類似しているため、一般的な治療方法である利尿剤の投与を行った結果、症状の改善が認められました。各対象にはインタビューを行った後記憶処理を行い解放しています。

+ライセンス

画像ライセンス

ファイルページ: StrengeSEA-画像-1

ソース: http://scp-jp-storage.wikidot.com/file:7847737-3-go46
ライセンス: CC BY-SA 4.0

タイトル: 奇妙な海
著作権者: StrengeSEA
公開年: 2022年
補足:切り抜き加工済み

jp safe scp 液体 認識災害 写真

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ページ情報

執筆者: StrengeSEA

文字数: 1654

リビジョン数: 10

批評コメント: 1

最終更新: 13 Aug 2022 05:27

最終コメント: 07 Aug 2022 06:43 by Tutu-sh

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  Tutu-sh 07 Aug 2022 06:43

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  SCP-XXXX-JP実例

  「認識災害への抵抗処理済」などの文言がある方が良いかと思います。認識災害を引き起こす画像をそのまま報告書に掲載しておくのは作品内世界から見るとまずかろうと思います。
  また、写真の右上が黒く削れているように見えます。加工の際に生じたのかもしれませんが、可能ならトリミング等で対処しておくと良いのではないかと思います。

  利尿剤の付与が有効だとわかっています

  「投与」「判明しています」の方がクリニカルトーンに即するかと思います。

  積極的な収容対象になっていません。

  「積極的な収容対象ではありません」で良いと思います。わざわざ「～なっている」と表記するとやや遠回りな印象を受けます。

  SCP-XXXX-JPインシデントは少ないことがわかりました

  同上で、「判明しました」など。

  その他にも症例によりますが、昏睡や下半身のむくみなどが確認されています

  「ますが」は不要かと思います。「その他にも」の修飾の位置がズレている気もします。
  「症例により、その他に昏睡や下半身のむくみなども確認されています」などでどうでしょうか。

  これらの症状は水分過剰の症状に類似しているため、一般的な治療方法である利尿剤の投与を行った結果、症状の改善が認められました。

  因果関係の繋がりがパッと見でよく分からない気がします。水分過剰の症状のとの類似性は利尿剤投与の判断の根拠でしょうが、症状改善の理由として記述されているようにも読めなくもありません。「水分過剰の症状との類似性を参考に一般的な治療方法である利尿剤の投与を行った結果、症状の改善が認められました」などでどうでしょう。
  

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  現状DVです。起承転結の起で終始している印象を受けます。奇妙な写真を見ると恐怖心を覚えて体内に水が溜まる（ただ単にトリガーが写真であるだけの水分過剰）、という事象を説明しただけに留まっており、発見経緯や補遺に関しても何かしら意外性/新規性を持つ要素があるわけでもありませんでした。視認した者に対してある害のある現象を誘発する、というのは極めて初期のオブジェクトからある設定であり、それをストレートに採用しただけでは面白くならないのではないかと思います。例えばSCP-040-JPの「ねこです」「よろしくおねがいします」といった特徴的な文言と見た目であるとか、あるいは一般によく言われるストーリーであるとか、そういった独自要素があると良いのではないでしょうか（特に海→水というのは納得感が強い一方で特に珍しくない、言わば自明な組み合わせですし）。

  この記事で読者の感情をどう動かしたいのか、という点を意識して設定や展開を組んでみると良いのではないでしょうか。展開は衝撃の真実を明かすでも良いし、被害者の人間ドラマとかでも良いと思います。ジャンルも胸糞・悲劇・感動・ホラー・コメディなど様々な方向がありますが、その中で一つ明確に方針を定めてみてはいかがでしょうか。例えば症状をより致命的や破滅的なものにしておいて、どんな手を尽くしても駄目だったのに利尿剤で改善可能、とかになるとコメディっぽくなると思います。逆に深海恐怖症などの設定を使ってホラーや陰鬱な内容にする道もあるでしょう。

  また、この異常性で積極的な収容対象としない理由がよく分かりません。確かに被害は軽微なのかもしれませんが、見ていて体調不良を起こす写真というものが世の中に出回っているならば不吉な写真として騒がれそうでもありますし、異常存在としてしっかり収容すべきではないでしょうか。もし収容するとさらにまずい状況に陥るだとか、あるいは写真が世界中に広がり過ぎていて手遅れであるとか、財団が情報災害を受けていて理念に反した行動を採っているとかなら分かりますが、そういった内容は現状の下書きから読み取ることが出来ません。

  財団が収容に消極的になっていることの説明あるいは除去、そして新規性のある要素を追加していくことが大事かなと思います。以上です。執筆頑張ってください。

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  Tutu-sh

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