SCP-XXX-JP メタい(改訂しました)

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クレジット

タイトル: SCP-XXX-JP - メタい
著者: ©[[*ojion]]
作成年: 2021

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: scp-XXX-jpはサイト-81██の3m×3m×3mの収容セクター-██に常に画面を開いている状態で収容してください。scp-XXX-jpの画面の死角がない様に監視カメラを配置し常にscp-XXX-jpの画面を監視してください。scp-XXX-jp-2がscp-XXX-jpの中に出現した場合、直ちにサイト-81██の管理者に報告し、scp-XXX-jp-2の特別収容プロトコルに基づき対処に向かって下さい。
説明: scp-XXX-jpはLaVie L LL570/JGモデルのノートブック型パーソナルコンピュータです。
scp-XXX-jpは充電の必要がなく、経年劣化やscp-XXX-jpのブラウザの検索履歴には[検閲済み](以下scp-XXX-jp-1と呼称)というurlがあり、現時点ではscp-XXX-jpからのみアクセスができています。scp-XXX-jp-1は不定期に財団の報告書を模倣した様な形式の報告書(以下scp-XXX-jp-2と呼称)が投稿されます。その後、最短で██分、最長でも██時間後にscp-XXX-jp-2に記載されているアイテムと同じ内容のアイテム(以下scp-XXX-jp-3と呼称)が出現することが確認されています。

現在scp-XXX-jp-2及びscp-XXX-jp-3は日本国内だけで29██体存在し、世界全土では69██体発見されています。
scp-XXX-jp-2には財団の報告書には存在しない「rating」という欄があります。この欄にある数値は何らかの法則に基づき変動されているとされていますが、詳しい事はまだ判明していません。scp-XXX-jpの物理的破壊は可能ですがscp-XXX-jp-1へのアクセスが不可能になる可能性があるため禁止されています。

scp-XXX-jpは200█年██日██県██市の大手家電量販店にて発見されました。
「充電の必要がなく、新品なのに既に何者かに使用されているpcがある」という話を財団職員が耳にした事により、scp-XXX-jpが発見されました。発見当時、検索履歴よりscp-XXX-jpは[検閲済み]というサイトを開いていたことが確認されていますが、現在そのサイトは開くことが出来ません。理由としては、そのサイトが閉鎖された、もしくはscp-XXX-jpのようにアクセスできる端末が制限されているもしくは存在しない、というものが有力視されています。

実験記録XXX-1 - 日付200█/██/██

対象: SCP-XXX-JP-2

目的: 新たなscp-XXX-jp-2発生の妨害

実施方法: 日本政府の合意のもと、日本全土に2.4GHz、5GHzの電波を流し一時的なscp-XXX-jp-2の発生を妨害した。

結果: 電波を流して█時間後、新たなscp-XXX-jp-2が発生した。実験失敗。一般社会には空中散布によるクラスA記憶処理をし、カバストーリー「復旧済みの大規模な通信障害」を流布しました。

分析:おそらく、scp-XXX-jp-2は我々とは別の平行世界に存在し、こちらからの影響を受け付けていないと思われます。

実験記録XXX-2 - 日付200█/██/██

対象: SCP-XXX-JP-2

目的: 新たなscp-XXX-jp-2の作成

実施方法: 既存のあらゆる異常存在を無力化でき、且つ財団に極めて友好的な人型異常存在のscp-XXX-jp-2を作成した。

結果: 上記の記載通りのscp-XXX-jp-2が出現。一時的には成功したと思われたが、「rating」の数値がー70ととなり、その72時間後に当該scp-XXX-jp-2が消滅し、同時にscp-XXX-jp-3も消滅した。実験失敗。scp-XXX-jp-3に付けていたGPSの所在地は現在判明していません。

分析: scp-XXX-jp-2を削除する事が可能な事が判明しました。現在scp-XXX-jp-2-███やscp-XXX-jp-2-███等を削除する実験が計画中です。

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