現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-3871-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-3871-JP群及びSCP-3871-JP-Aを内部に保管するサイト-81PDは常に施錠され、低脅威度物品収容場兼、実験場として利用されます。サイト-81PDには常に、Dクラス職員3名を滞在させ、異常性の研究員への伝播を防いで下さい。異常性の影響下から脱したDクラス職員は早急に終了し、終了後25時間が経過するまでは遺体を別室に保管して下さい。SCP-3871-JPの影響下から完全に脱したDクラス職員は他の適切なサイトに移動させて下さい。
実験は、現在もSCP-3871-JPが活性化していることに留意し、特別な目的がある場合を除き、必ずサイト-81PDの内部で行うようにしてください。滞在するDクラス職員には記憶処理を行い、SCP-3871-JPの遊戯方法を必ず伝達してください。
説明: SCP-3871-JPは物理的耐性を持つ寸法23×46×8mmのドミノ牌です。外見の一般的なドミノ牌との差異はありません。SCP-3871-JP及び異常性の対象となる人物(以降SCP-3871-JP-Bと呼称)は地面、他のSCP-3871-JP実体、他のSCP-3871-JP-Bとの接触を除く全ての物体の干渉を受け付けません。
SCP-3871-JP-Bは影響下に置かれた瞬間SCP-3871-JPの存在する空間に移動し、SCP-3871-JP群を用いて遊戯を行います。この時並べられるSCP-3871-JPの個数の限度は、遊戯を実行している空間に設置可能な最多個数です。遊戯を行う際、SCP-3871-JPを生成及び収容する箱(以降SCP-3871-JP-Aと呼称)に、SCP-3871-JP群を一度全て収容してから開始します。遊戯を完了させた場合、最後のSCP-3871-JPが設置された位置から最短距離に存在する人物が新たにSCP-3871-JP-Bとなり、新規であった側のSCP-3871-JP-Bは異常性の影響下から一時的に脱しますが、その後、他のSCP-3871-JP-Bが遊戯を完了した瞬間に再度影響下に置かれ、二度目の遊戯を完了させると影響下から完全に脱します。SCP-3871-JP-Bが影響下にあった際の自身の行動に疑問を抱くことはありませんなく、影響下から完全に脱した後に再度SCP-3871-JP-Bとなることはありません。以上のことより、影響下に置かれているSCP-3871-JP-Bの人数は常に1新規の人物、そしてその二代前の人物の2名に保たれます。
SCP-3871-JP-Aの容積は約84.7Lです。遊戯にSCP-3871-JP群が使用される、それらが再び収容されるというSCP-3871-JPの数量の変化にもかかわらずSCP-3871-JP-A内部は常にSCP-3871-JP群で満たされていることから、新たなSCP-3871-JPの出現及び消失がSCP-3871-JP-A内部で発生していると推測されています。
発見経緯: 2021/7/3、フリーマーケットアプリにて販売されていたSCP-3871-JPをエージェント・██が私的利用を理由に購入した際、SCP-3871-JPが配送予定日を24時間超過しても配送されない事例が発生。エージェント・██自ら回収に向かったところ、エージェント・██が回収地点である配達担当店にて後述の「ドミノ並べ」を始めたことが確認され、当該の配達担当店を財団フロント企業が買収し、サイト-81PDとしてSCP-3871-JPの収容及び研究を行うこととなりました。
現在、エージェント・██はSCP-3871-JP-B-3に指定されていますSCP-███-JPの収容作戦実行中に終了しました。なお、SCP-3871-JPの出品者(SCP-3871-JP-B-1)は非異常性の要因で既に終了していたため一切の情報は得られていません。よって現在までSCP-3871-JPの起源は不明です。
以下はSCP-3871-JPに関する実験記録です。
実験記録3871-JP-1 2021/7/11 19:21-19:49
対象: SCP-3871-JP , SCP-3871-JP-B-3 , D-81711
方法: D-81711にSCP-3871-JP-B-3の「ドミノ並べ(SCP-3871-JP群を後述の「ドミノ倒し」が可能なように配置する行為)」を妨害させる。
結果: 耐性により、あらゆる妨害は無効であった。その場の職員の内、「ドミノ倒し(「ドミノ並べ」されたSCP-3871-JP群の一端を倒し、後続のSCP-3871-JP群を連鎖的に倒す行為)」にて最後のSCP-3871-JPが倒れた地点から最短の距離にて待機していたD-81711がSCP-3871-JP-Bに変化した(SCP-3871-JP-B-4に指定)。SCP-3871-JP-B-3は異常性を喪失した。
終了報告書: 対象は転移していくと推測される。保持していると推測される、"設置可能な最多個数のSCP-3871-JPを用いることを強制する異常性"により対象が「ドミノ並べ」に多大な時間をかけているため、次の実験を即刻行う。──三那博士
実験記録3871-JP-2 2021/7/11 19:58-23:56
対象: SCP-3871-JP , D-81711(SCP-3871-JP-B-4)
方法: SCP-3871-JP-B-4が「ドミノ並べ」を行う床に、25×50×1000mmの直方体型の筒を設置、固定する。
結果: 筒はドミノ牌が入る大きさではあったが、SCP-3871-JP-B-4は筒内部にSCP-3871-JPを設置することはなく、筒の上部を床と見做しSCP-3871-JPを設置した。
終了報告書: 障害物を無理に退かす、異常な身体の変化を引き起こし無理にもSCP-3871-JPを設置する等は行わないと判明。──三那博士
実験記録3871-JP-3 2021/7/12 0:06-34:29
対象: SCP-3871-JP , D-81712(SCP-3871-JP-B-5)
方法: D-81712を故意にSCP-3871-JP-Bにし1、サイト-81PD外に誘導し「ドミノ並べ」をさせる。
結果: SCP-3871-JP-B-5は何度か栄養失調により倒れては処置を繰り返していたが、14度目の処置後、飢餓の深刻化により終了した。また、SCP-3871-JP-B-4に異常性が再発した。
終了報告書: 自力で栄養を摂取することが不可能であること、また、設置が中断されると先代のSCP-3871-JP-Bは異常性の影響が再発することが判明した。今回だけで屋外の実験は充分だ。──三那博士
実験記録3871-JP-4 2021/7/13 10:43-14:07
対象: SCP-3871-JP , D-81713(SCP-3871-JP-B-6)
方法: D-81713を故意にSCP-3871-JP-Bにし、サイト-81PD内で「ドミノ倒し」をさせる。なお、実験3871-JP-3にて既に「ドミノ並べ」により並べられたSCP-3871-JPは通例通り全て回収された。
結果: SCP-3871-JP-B-6が「ドミノ倒し」に成功したと同時に、サイト-81██のDクラス職員専用棟にて待機中であったSCP-3871-JP-B-4が突如として終了した。
終了報告書: 原因を調査中。後々追記を行う。──三那博士
追記1: サイト-81██内部の監視カメラの記録により新たな異常性が発覚しました。以下はその記録です。
映像記録-s81██-d37-20210713140453
付記: SCP-3871-JP-B-4とD-81609は専用個室が隣接しており、互いの発言を認識できる状態にあった。██監視員は当時Dクラス職員専用棟を監視カメラ越しに監視しており、上記2名に対し棟内放送を用いて注意を行っていた。
<再生>
[重要度の低い会話を省略]
SCP-3871-JP-B-4: …なあ。なんか聞こえねーか?
D-81609: いや、別に何も。
SCP-3871-JP-B-4: そうかい。俺には聞こえんだ。よく耳を澄ましてみろ。
D-81609: ……シーンとしてんな。
SCP-3871-JP-B-4: 馬鹿が。何なんだよこの音は……気味悪ぃな……
D-81609: どうせお前の幻聴だろ?な?
[SCP-3871-JP-4の声が震え始める。声からは恐怖感が窺える。]
SCP-3871-JP-B-4: ほら……ゴトゴトって何かデカいやつが列になってこっちに倒れてきてるような。我ながら的確な例えだと思うが。なぁ、聞こえるだろ?
D-81609: いや……お前、急にどうしたんだよ。そんな焦らな
SCP-3871-JP-B-4: [遮る]おい、もうすぐそこまで来てる!押し潰される前に出るぞ!
██監視員: 不必要に大声を出すのは控えなさい。
SCP-3871-JP-B-4: 必要に決まってんだろ!俺の命が危ねーんだよ!俺に圧死しろとでも言ってんのか?早く出せ!なあ!
[SCP-3871-JP-B-4が扉を繰り返し叩く。]
D-81609: おい、ちょっと落ち着け!
██監視員: 何も音は鳴っていない。これ以上暴れ続けるようなら鎮静剤を投与する。
SCP-3871-JP-B-4: ああ、いいさ。鎮静剤でも何でも打ってみればいいじゃねぇか!人の命を何だと……
[一瞬の沈黙、後に強い衝撃音。SCP-3871-JP-B-4専用個室内壁が瞬時に赤く染まる]
D-81609: ……なあ、今の音は何だ?
██監視員: [放送機器に]緊急事態!Dクラス職員専用棟374番個室に異常発生!周辺のプロトコルに従い直ちに緊急隔離措置を!繰り返す──
<終了>
終了報告書: 調査の結果、SCP-3871-JP-B-4は背後より起源不明の直接的な力を受け全身を粉砕骨折したことにより終了しており、終了時刻はSCP-3871-JP-B-6が「ドミノ倒し」を完了させた時刻と同刻であると確認されました。終了時SCP-3871-JP-B-4に加わった力は6000N以上、重量換算で約612kg以上と推定されています。SCP-3871-JP-B-4が訴えた音の出処は不明です。──三那博士
以上の記録により判明した新たな異常性と、過去に被異常者となった経験のあるSCP-3871-JP-Bが例外無く、連続して終了している事実との関連性について調査が行われています。
追記2: 以下は上記の調査により判明したSCP-3871-JP-Bに発生した事象のリストです。
対象 | 職 | 発生事象等 | 時刻 |
---|---|---|---|
SCP-3871-JP-B-1 | 動画制作者 | 自室にて休暇中、突如本棚の角に頭部を激突させ終了したと見られる。一人暮らしであったためか、目撃者は存在せず。発見当初は精神的苦痛による非異常性の自死と見られていた。異常性にも関わらずSCP-3871-JPを販売し、SCP-3871-JP-B-2に影響を与えることが可能であったことから、転売を目的にSCP-3871-JP群を入手したと推測される。入手方法は現在も不明。 | 7/7 14:00(推定) |
SCP-3871-JP-B-2 | 配達員 | 就職先にてパイプ椅子に着席しての休憩中、周囲を見渡す素振りを見せ、パニック状態に陥る。その間も着席したままであった。その後、突如上半身が前方に勢いよく倒れ、上半身の大半を骨折した状態で終了した。同僚により死体が発見された後、事件として警察に処理されていた。なお、SCP-3871-JP-B-3がSCP-3871-JP-B-1の自宅に到着する直前に「ドミノ倒し」を完了させ、配達担当店に到着したため、SCP-3871-JP群の移送に成功した。 | 7/11 19:49 |
SCP-3871-JP-B-3 | エージェント | 事象発生以前(7/11 20:58)に頭部への致命傷により殉職していたため、事象による終了は無かった。埋葬準備中に事象が発生し、7/14、映像記録を受けて行われた調査により全身が圧潰された状態で発見された。SCP-3871-JP群の回収中にSCP-3871-JP-B-1の自宅付近で異常性の影響を受け、SCP-3871-JP-B-2を追尾し到着した配達担当店で「ドミノ並べ」を開始した。 | 7/12 0:06(推定) |
SCP-3871-JP-B-4 | Dクラス職員 | 収容室内壁に頭を強打し終了。終了直前に「巨大な物体が列になり自身に向けて倒れてくる」幻聴を訴え興奮状態となる。詳細記録は追記1に記載。 | 7/13 14:07 |
SCP-3871-JP-B-5 | Dクラス職員 | 34時間23分に渡り屋外で「ドミノ並べ」を試み、非異常性の栄養失調により終了。 | 7/13 10:29 |
調査結果より、SCP-3871-JP-Bは、後代のSCP-3871-JP-Bが「ドミノ倒し」を完了させたとき、後方から受ける力により例外無く終了することが判明しました。これを受け、SCP-3871-JP-Bの延命を試みるためのサイト-81PDの大幅な増築が提案されましたが、SCP-3871-JP-B-5の事例を受け、小規模な増築に留まりました。現在、殆ど8時間周期でSCP-3871-JP-Bが「ドミノ並べ」「ドミノ倒し」を完了させている状況です。
追記3: 実験により新たな異常性が発覚しました。以下はその記録です。
実験記録3871-JP-5 2021/7/15 22:16-23:59
対象: SCP-3871-JP , D-81720(SCP-3871-JP-B-13) , D-81721 , SCP-3871-JP-B-12(終了済)
方法: D-81720を故意にSCP-3871-JP-Bにし、サイト-81PD内で「ドミノ倒し」をさせる。SCP-3871-JP-B-13は事前に「ドミノ倒し」に関する記憶を喪失し、ドミノの遊戯方法のみを認知している状態となっている。
結果: SCP-3871-JP-B-13は「もう一人居なければ遊べない」と訴え、「ドミノ並べ」を始めなかった。そのため、D-81721を入室させ、D-81721がSCP-3871-JP-B-13に口頭で自身の操作を指示することで"ブロック・ゲーム"を実行・完遂させた。完遂した瞬間、D-81721はSCP-3871-JP-Bに変化し(SCP-3871-JP-B-14に指定)、SCP-3871-JP-B-13は影響下から脱した。また、SCP-3871-JP-B-12の遺体は圧壊することなく保存されていた。
終了報告書: 異常性について我々の認識が間違えている可能性が高い。SCP-3871-JP-B-13の終了の延期、及び再実験を要請する。──三那博士
実験記録3871-JP-6 2021/7/16 00:04-01:13
対象: SCP-3871-JP , SCP-3871-JP-B-13 , SCP-3871-JP-B-14
方法: SCP-3871-JPを用い、ドミノの遊戯方法に則り任意の遊戯を行わせる。この時、SCP-3871-JP-B-13がSCP-3871-JP-B-14に口頭で自身の操作を指示するという、実験3871-JP-5と逆の方法で"ブロック・ゲーム"を行わせる。
結果: 完遂後、SCP-3871-JP-B-14は影響下から脱した。また、付近で待機していたD-81722がSCP-3871-JP-Bに変化し(SCP-3871-JP-B-15に指定)、SCP-3871-JP-B-13は異常性が再発した。
終了報告書: 終了させていたSCP-3871-JP-Bに異常性が再発した。SCP-3871-JPの影響下から脱したSCP-3871-JP-Bの終了は再度延期する。──三那博士
実験記録3871-JP-7 2021/7/16 01:15-02:34
対象: SCP-3871-JP , SCP-3871-JP-B-13 , SCP-3871-JP-B-15
方法: SCP-3871-JPを用い、ドミノの遊戯方法に則り任意の遊戯を行わせる。
結果: SCP-3871-JP-B-13が勝利したことで完遂した瞬間、SCP-3871-JP-B-13は"目の前に大量の紙吹雪が降る幻覚"が見えたと報告した。同時にSCP-3871-JP-B-13、SCP-3871-JP-B-15はSCP-3871-JPの異常性の影響下から脱した。また、付近で待機していたD-81723がSCP-3871-JP-Bに変化し(SCP-3871-JP-B-16に指定)、SCP-3871-JP-B-14は異常性が再発した。
終了報告書: 危険な異常性は「ドミノ並べ」を行わなければ回避可能なようだ。これまでに認知していたSCP-3871-JPの異常性は潜在的な危険として扱い、これ以上この異常性の解明を試みることは禁止とする。今後この異常性について記述することは無いだろう。──三那博士
2021/7/17、SCP-3871-JPを用いて「ドミノ並べ」を行わせる実験の禁止が決定されました。実験担当者により適切な遊戯方法の伝達が行われなかった場合、処分の対象となります。
新たな異常性についての調査は進行中です。
付与予定タグ: scp safe jp 強制力 視覚 精神影響 聴覚 破壊不可能
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7801238 (02 Jan 2022 00:52)
拝読致しました。
リビジョン14時点での批評です。
低脅威度物品収容場兼、実験場として利用されます。とするのはどうでしょう。
SCP-3871-JP-Aという単語がどの様なものを指すのか説明して下さい。またBは影響した対象の様ですが複数いる前提なのでしょうか。
行われていません。
不要である様に思います。
SCP-3871-JP及びそのA,Bがごちゃっとなってしまっている印象があり著しく可読性と理解性を損ねています。
普通に異常自体なので「[背後に向かって]Dクラス職員専用棟███番個室に異常発生!周辺のプロトコルに従い緊急隔離措置を!もう一度繰り返す 」みたいにした方が異常事態感が出るかと
現状ではDVです。発想は面白いとは思ったのですがインパクト、捻りがいまいちの様に感じ、"どこかで見た様な"という物足りなさを感じました。
記事作成頑張ってください。
ありがとうございます。参考に記事を改稿します。
捻りを入れられるように考えてみます。
追記(7/2) 複数箇所に改稿を加えました。
最初に倒れるSCP-3781-JP実体は何かによる力学的干渉を受けて倒れるのだと思いますが、この説明だと地面以外に最初のSCP-3781-JP実体を倒すことのできる物体が存在しないことになります。発生する現象との間に矛盾があるように思います。
やや長いのでどこかに句点を挿入して切っても良いと思います。
或るSCP-3781-JP(n)が前(n-1)を倒し、そして次(n-1+1=n)を倒す、という既述のように読めてしまいます。前後関係はどの読者が読んでも一意に定まるようにする必要があると思います。
コンセプトは結構新鮮かなと思いました。スポイラーを読んで少し考えてみたのですが、これは入れ子構造になっているのでしょうか?SCP-3781-JPというドミノがあって、そのドミノ倒しの過程が完了するとさらにもう1段階大きいスケールのドミノ倒し(SCP-3781-JP-Bをドミノとする)が始まると。
理解につっかえたのは、全人類がSCP-3781-JPでのドミノ倒しをする必要が無いように感じられた点です。「SCP-3871-JP-Bの連鎖の終わりは人類史の終了を意味します」とありますが、SCP-3781-JP-Bの連鎖に巻き込まれて死亡するのはSCP-3781-JP-Bだけであり、これで人類を滅ぼそうとするなら全人類80億人+αを全員SCP-3781-JPにしなくてはならないように思います。しかし作中で全人類をSCP-3781-JPにしなくてはならない理由や必要性というものは明記されていないのではないでしょうか。この点で、人類滅亡に繋がるプロセスがイマイチ見えてこない印象を受けます。
かなり概念的なオブジェクトですので、読者の理解を得るためにはかなり論理の整合性を練り、かつ分かりやすいように整理して読者に提供する必要があるのではないかなと思いました。現状では私が上記であげたような、善意人類をドミノ倒しに参加させる意義や必要性が見えてこず、全人類滅亡に繋がる経緯が分かりません。それに伴って、全人類の再配置というのもスポイラー抜きでは見えてきません。ぜひ、このあたりの論理あるいはその表現の補強があると良いかと思います。
また、概念系オブジェクトであれば図を用意できれば効果的だと思います。SCP-2995-JPやSCP-2048-JPのように、形而上的であったり抽象的であったりする議論に面白みがあるタイプの記事であれば、読者にその内容を理解させるためのグラフやモデル図といったものが有効になります。ドミノの概念を巡って読者に視覚的に訴えかけるための工夫があると良いかなと感じました。
また、台詞の感嘆符や疑問符が半角であったり、3点リーダが2連続で用いられていなかったり、というのはやや見慣れない表記であるように思います。各個人の好みによるかもしれませんが、調整してみると台詞の雰囲気も変わるかもしれません(私は半角の感嘆符や疑問符にあまり良い印象を覚えないので……)。執筆頑張ってください。
Tutu-sh
1つ目➔…肝心な所を入れ忘れてました…入れます。
2つ目➔文法的に問題がないように改変します。
3つ目➔上手く調整します。
規模➔練り直します。
図➔了解しました。
半角記号➔全角にします。