SCP-XXX-JP

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SCP-XXX-JP。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは30cm×30cm×30cmの完全真空容器に入れた上でサイト-81██の低脅威度物品収容ロッカーに収容し、厳重な施錠のもとに管理し、周囲に警備員を配置してください。いかなる場合であっても持ち出しは禁止されなければなりません。担当職員は収容区画を24時間体制で監視してください。

説明: SCP-XXX-JPは異常性を有する██████社製の目覚まし時計です。破壊耐性を有しており破壊は不可能です。SCP-XXX-JPは基本的に通常の目覚まし時計と同一の機能を持ち、時刻を設定することでその時刻にアラームを鳴らすことが可能です。

SCP-XXX-JPの異常性は、アラームをセットした人間(以下対象者と表記)が設定した時刻を過ぎてもアラームを止めなかった場合に発生します。この際、SCP-XXX-JPはアラームが継続して鳴っている時間¹に比例してアラーム音の音量を増加させ続けます。対象者がアラームを止めた場合目覚まし時計は停止しますが、対象者以外の人間が止めた場合は異常性は解除されず音量は増加し続けます。

発見経緯: SCP-XXX-JPは██県██市内のマンションにて、複数人の住民が警察に「5階の12号室から騒音が出ている」という通報をしたことで存在が判明し、地元警察と財団エージェントの協力により確保がなされました。当時当該マンションの512号室からは95デシベルの音が発生していました。財団は当該マンションの住民全員を避難させた上で確保を行いました。

512号室在住の██　██氏は当時ベッドの上で[編集済]ため、財団はSCP-XXX-JPを真空容器に入れることで確保しました。

完全な真空状態でも異常性が失われないと仮定した場合、SCP-XXX-JPのアラーム音は計算上現在████デシベルに達していると考えられています。

彼女が目覚めるまで、あれは鳴り続けるだろう。
　　　　　　　　　　　　　ー██博士

Footnotes

1. 分単位。

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  ShinoguN 27 Dec 2021 06:00

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