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アイテム番号: SCP-2845-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid

SCP-2845-JPの化石
特別収容プロトコル: SCP-2845-JPは、水はけの良い貧栄養土壌を敷いた5m×5m のコンテナへ収容してください。外壁の厚さは20cm 以上と定められています。材質は 鉄筋コンクリート 純コンクリート製でなければならず、鉄筋を含むあらゆる金属の使用は許可されません。特設コンテナの天蓋には厚さ20cm 以上の強化ポリカーボネート樹脂で構成された天窓を配置し、日光を取り入れるようにしてください。1週間以上快晴に恵まれない場合、対象の総重量の3% 相当の肉塊を与え、SCP-2845-JPを鎮静化させてください。
月に1度コンテナ内の胞子を廃棄し、同時に65℃ 以上に熱した枝切り鋏で過剰な枝葉を剪定してください。その後対象の総重量の5% の肉塊と1.5L の淡水を給餌してください。一連の作業は訓練されたDクラス職員("突貫庭師")が担当します。作業時はプラスチック製の防護服とガスマスクを装備させてください。過去に無人ドローンを利用した収容・管理が提案されました。しかしSCP-2845-JPに金属に摂取させる可能性が高いことから、採用されませんでした。
追記: 事案-4をうけ、オブジェクトクラスと特別収容プロトコルが改訂されました。
説明: SCP-2845-JPは高さ約2.5m の植物様生命体で、外見は漠然と被子植物に類似しています。SCP-XXXX-JPは主に「花」・「茎」・「根」の3つの器官から構成され、それぞれ「捕食」・「生命維持」・「歩行」の役割を担っています。SCP-2845-JPは細胞壁を持ち、光合成を行い、胞子で繁殖する点などが地球の植物と酷似しています。ただし一部の解剖学的特徴は刺胞動物とも類似しており、これはSCP-2845-JPが真正の植物ではないことを示唆しています。

SCP-2845-JPの棘毛
SCP-2845-JPの生態は地球の非異常植物と比較して有意に活動的かつ能動的です。この点において、受動的な生態をとる地球の"食虫植物(Carnivorous plant)"とは対照的です。成熟したSCP-2845-JPは脚状の「根」を用い3km/h ほどで歩行します。また「花」から伸びる触手状の蔓は、400m/s ほどで振り回されます。蔓の先端には鋭利な刺毛が生えており、そこからサポトキシン1由来の毒液が分泌されます。毒液は獲物を殺傷するだけでなく消化液としても働き、速やかな体外消化2を可能とします。なおSCP-2845-JPの蔓を剪定した場合、蔓が再生するまでの約1ヶ月間は積極的な捕食活動を見せません。
SCP-2845-JPは主に嗅覚に頼って活動します。蔓と「根」の外皮には微小な毛状突起が生えています。この毛状突起には地球のネナシカズラ(Cuscuta)に似た嗅覚センサー(Daniel Chamovitz, 2012)が備わっています。
SCP-2845-JPの体内には単純な消化器系と循環器系が存在します。消火器は前胃・後胃から構成されます。消火器内の食物はトリプシンとリパーゼ3を含んだ膵液様の塩基性消化液と共生細菌の働きで分解・吸収され、残骸はペレットとなって「花」から排出されます。
前胃の脇には0.07~1.2mm の胞子と、それが約3.8L 詰まった2対4つの胞子嚢があり、必要に応じて「花」から噴出されます。胞子は表面に微量のアルコールを含み、吸い込んだ生物を酩酊状態へ誘導します。SCP-2845-JPは胞子によって繁殖し、その様式はシダ植物に類似しています。SCP-2845-JPは乾燥・低温に対し異常な耐性をもち、湿度0%・摂氏-170℃ に半年晒されてなお発芽が可能です。発芽した子株は、平均2日で子葉を落とし、捕食器官を成熟させたのち、能動的な活動を開始します。以後2週間で性成塾し、3~4年ほど捕食・繁殖を続け、やがて枯死します。
警告: 以降の内容はレベル3/SCP-2845-JP-機密情報に指定されています
ログイン資格を提示せよ: 要レベル3/ SCP-2845-JPクリアランス。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7764671 (07 Dec 2021 23:35)
DV です。正確な表現が必要なのは分かりますが、多少雑でもよいので文字数を減らしてほしいです。あと専門用語の解説にwikipediaを使うよりも、脚本を使いましょう。怒濤の論文ラッシュも不要と思います。そもそもアイデア自体植物好きにしか好まれないかと思います。
以下は細かい訂正です
具体的にどのような措置をするのか分かりません。
不要な設定はなるべく削減した方が分かりやすいです。
色が見にくいです。
批評ありがとうございました。
わかばコンテストを経て、リンク・脚注の用法をはじめ文量の調節なども掴めてきたため、これからゆっくり改めていこうと考えています。
批評ありがとうございました。
前半の誤字脱字・単位や参考文献の表記方法は指摘の通り改善しました。ありがとうございます。画像についても新たに何点かwikimediaから調達できました(蔓状の触手はどれを使うか決めかねています)。
「やりたいことをひたすら詰め込んでいて、方向性の統率が取れていない」
→たしかに、自分でも(まずストーリーは抜きにして)「火星の環境で進化するかもしれない肉食植物」を書くことばかりに専念してしまった感覚があります。
「年表の必要性」
→ここは悩みました。私のならではの作風(より正確には自著のルール)として設けようかとも考えましたが、どうも本筋から外れそうだと判断し、一旦バッサリとカットすることとしました。代替案として、可能なら進化史そのものをTaleにし、他の火星生物と絡めたものを執筆する予定です。
「知性を持つ狂暴な植物という設定で、割と没個性」
→そうですね。単に「肉食植物で多少知性がある」程度では本家三桁記事の劣化版としか映らないかもしれません。そこは今後の改稿で起承転結の「転結」へ力を入れることで解決しようと思います。