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SCP-XXXX-JPの化石標本
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの直接収容は非現実的です。これは対象の社会的影響力の大きさに起因します。またSCP-XXXX-JPとの短絡的な衝突は、SK-クラス支配シフトシナリオを誘発する危険性があるため避けてください。代替案として財団は、SCP-XXXX-JPと財団の間にピンカートン・スミス協定を締結しました。ピンカートン・スミス協定のもと双方から選出された合計3000名の人員を"外交官"と位置づけ、彼らを用いた”ホットライン”を開設することで、間接的な収容を行っています。協定の内容は下記を参照。
財団管轄下のSCP-XXXX-JP側の外交官は、世界各地の管理サイトへ分散して収容します。収容下のSCP-XXXX-JPは、厚さ5cmの鉄筋コンクリートで覆われた収容室C-2;エス・ドヴァへ収容してください。また収容室の扉は8ケタのダイヤル式ロックで施錠してください。ロック本体は鉛合金で鋳造し、三日に一度は解放コードを変更してください。SCP-XXXX-JPは活動的な恒温動物であり、一日につき約3000kcalの食事が毎日必要です。協定XXXX-1に基づき、収容下のSCP-XXXX-JPは3ヵ月ごとに別個体と交換してください。延長が必要な場合、O5司令部を介して交渉が行われます。収容下のSCP-XXXX-JPは、Cクラス以上の職員が同伴する場合に限り、いくつかのオブジェクトとの接触が許可されています。
SCP-XXXX-JP管轄下の財団側の外交官とは、週に一度必ず声紋認証による安否確認を行ってください。安否確認が滞った場合、続く12時間以内に3度の連絡を試みる必要があります。並行して機動部隊ゐ-1("スサノヲノミコト")へ出動を要請してください。これらの対処は、最大48時間以内に完了されなければなりません。
説明: SCP-XXXX-JPは恐竜上目・獣脚亜目に属する身長2mの知的生命体です。外見は一般的なホモ・サピエンス(Homo sapiens)と酷似しており、基本的には直立二足歩行で活動します。しかし前肢の指が3本であること、臀部に柔軟性に優れた尾椎が発達すること、そして体表に羽毛と鱗が存在することなど、明らかに異なる点も確認されています。前述の特徴や、性染色体がZWでメスを、ZZでオスと識別される点は、SCP-XXXX-JPがホモ・サピエンスよりも鳥類との類縁関係が強いことを証明しています。獣脚亜目を起源とする知的生命体は、財団所属の古生物学者のデイル・ラッセルが "ディノサウロイド(Dinosauroid) 仮説" として、1982年に論文Russell,D.A.& Seguin,R.(1982)を発表しています。論文は財団への研究報告であると同時に、カバーストーリー「思弁進化・陰謀論としてのディノサウロイド」を普及させるべく検閲・改竄を経てから一般公開されました。純自然淘汰に基づく非ホモ属型の知的恐竜類の例としてSCP-317-1とSCP-1867-JP-2が報告されています。よってSCP-XXXX-JPの存在自体は異常と考えられていません。

デイル・ラッセルが考案した「明らかな誤解を招く」ディノサウロイドの復元
SCP-XXXX-JPはベイツ型の擬態3が可能です。自身の表皮を意図的に変質化させ、質感や外形を模倣することで標準的なホモ・サピエンスへ溶け込んでいます。このような能力はSCP-XXXX-JPが進化の中で獲得した可能性が高く、とりわけ色覚の未発達な哺乳類に効果的に作用すると考えられています。なおSCP-XXXX-JPの体温はホモ・サピエンスよりも3~4℃高いため、サーマルカメラを用いることで判別が可能です。もしくは体臭の差異を利用し、訓練されたイエイヌ(Canis lupus familiaris)を使役して感知してください。
現在SCP-XXXX-JPは、世界人口の█.█%を占めると考えられています。うち██万体とは何かしらのコンタクトが取られており、さらに1500体は各国の財団支部に"外交官"として収容中です。その他、大半のSCP-XXXX-JPは人間社会へ溶け込み、主に自営業などで生計を立てているとみられています。SCP-XXXX-JPは個別の社会的地位とは別に、SCP-XXXX-JP独自のコミュニティー(通称"三本爪協会")を形成しています。エージェント・豊田による"三本爪協会"への取材結果は、文書████-1に記録されました。
飢餓もしくは興奮状態のSCP-XXXX-JPは体表が変化し、普段よりも鱗の占める割合が大きくなります。四肢の鉤爪は大きく伸長し、足先も蹠行性4から趾行性5へ変容します。そして頭部は、白亜紀に絶滅した捕食性獣脚類のそれへと変貌します(以後この状態の個体をSCP-XXXX-JP-Pと呼称)。SCP-XXXX-JP-Pは理性的な判断力を失っており、あくまでも動物的本能として周囲の脊椎動物へ攻撃を開始します。SCP-XXXX-JP-Pは優れた運動能力を発揮するため、鎮圧には専門の機動部隊ゐ-1("スサノオノミコト")を派遣してください。
SCP-XXXX-JPの最大の特異性、それはSCP-XXXX-JPの思想に関係しています。SCP-XXXX-JPは中生代に繁栄した支配種だったものの、ある時点で絶滅一歩手前に陥った過去があります(詳細は下記を参照)。これ以来、SCP-XXXX-JPは支配種のニッチを意図的に放棄しました。支配種になりうる技術力は保持していたものの、SCP-XXXX-JPは支配種の座自体に危険性を見出しました。そもそも生態系において最も脆弱なのは支配種とされており、これは餌となる下位の生物種の影響を強く受けるからです。よってSCP-XXXX-JPは脆弱な支配種のニッチを放棄し、代わりに安定した二番手の地位を確保するようになりました。それから6000万年間、SCP-XXXX-JPは数多の知的生命体の間を渡り歩き、各時代の支配種と共生関係を築いていきました。我々ホモ・サピエンスもまたその一例であり、事実としてSCP-XXXX-JPは非常に協力的です。しかしSCP-XXXX-JPは善意からこれを行っているのではなく、あくまで自身の安定のためホモ・サピエンスを利用しているに過ぎません。現代ではホモ・サピエンスが最も有益だからこそ協力しているため、仮に第三のより優秀な知的生命体が出現した場合、ホモ・サピエンスは即座に切り捨てられると考えられています。
以下は概略的な年表。詳細は別途資料XXXX-1を参照。
SCP-XXXX-JPの概略的な進化史- SCP-XXXX-JP-αが小型のコエルロサウリアから分岐 (約1億年前?)
- SCP-XXXX-JP-βの科学技術が発展。これに伴い一部の大型恐竜が絶滅している (約7500万年前)
- SCP-317との戦争が勃発。同時期に大量絶滅が発生した (6600万年前)
以下の一覧は、起源を有史以前まで遡るとされるオブジェクト群です。これらについて複数のSCP-XXXX-JPへインタビューが実施され、その結果は図表右側に記述してあります。各オブジェクトの詳細は当該記事を参照。
SCP-XXXX-JPはその長きにわたる生息年代から、起源を太古まで遡るとされる知的生命体SCP-317、SCP-1439-JP-A12、SCP-████-EXなどとの関係も予測されています。詳細はプロジェクト・インテリジェンスの議事録を参照してください。
SCP-XXXX-JPと財団が協定を結んだ理由は主に3つ存在します。1つ目はSCP-XXXX-JPのもつ技術が有用であり、またSCP-XXXX-JPの存在自体が他の潜在的な知的生命体に対する牽制となりうるからです。これは一般社会の技術革新のみならず、少なくない例で財団もまたSCP-XXXX-JP由来の技術の恩恵を得ていることからも明らかです。2つ目は既にSCP-XXXX-JPの存在が現行の社会秩序の一部として組み込まれているからです。仮にSCP-XXXX-JPを排斥した場合、大規模な戦乱と労働力の不足に伴う経済破綻により、一般社会はもとより財団すら崩壊する危険があります。3つ目がSCP-XXXX-JPの「乗り換え」を防ぐことです。かつてSCP-XXXX-JPは共存関係にあったSCP-XXX-EXを絶滅させました。これは偶然侵入したアボリジニのほうがより有益な相手であると判断したためであり、我々ホモ・サピエンスとの共存関係も簡単に崩れ去りうることを示しています。よって財団は予防策として協定を結び、外交官とホットラインを設備することで不測の事態を防いでいます。
付与予定タグ: #jp #keter #k-クラスシナリオ #生物学 #生命 #動物 #恐竜 #捕食 #知性 #岩石 #地質 #歴史 #過去
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7764671 (07 Dec 2021 23:35)
本投稿はコチラ(SCP-2945-JP『鉤爪の世界』)から
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2945-jp
本投稿までたどり着きました!
皆さま批評していただきありがとうございました!!
・Owlcat
・Tutu-sh
・ponhiro
・k-cal
・ShinoguN
計5名の方、拙作を批評していただきありがとうございます。
またtwitterでも何人かにアドバイス・批評をいただきました!!
批評ありがとうございました!
指摘していただいた誤字脱字や文法上のミスについては、次回の批評までに修正しておきます。
また初挑戦ということもあって、淡々とした(機械的な、客観的な)文章になるよう考え過ぎてしまいました。そこは練習と他記事を読んでSCP構文を身につけるしかありませんね。オチに関しては、インタビュー記事などで補完&強化していこうと思いました。たしかに言われてみると、他オブジェクトとの絡みでしかありませんし。
最後は……SCP-1238(トンネルフィッシュ)やSCP-317などの例もありますので、ディノサウロイド自体を異常存在とみても良いのでは…? と思いました。ただ、もう少し起源をボカしても良さそうですね(化石記録やオーパーツetcと絡めて)
拝読しました。
【内容について】
個人的には良い作品だと思います。ただし、前者の軸は伝わりましたが、後者は弱く感じました。人類と友好関係にあったり無関心である旨がたびたび記述されているため、仮に隣人がディノサウロイドであってもこちらに手を出されることは稀という安心が生まれてしまっているように感じます。稀に殺傷事件が起きていても、それはヒトもやることではありますから、特別恐ろしいという感覚は抱きませんでした。SCP-3199が後半で存在感を放っていることも要因かもしれません。
SCP-3199への言及(起源を主張したり強引に絡めたりするわけでもない)はシンプルながら新鮮で良い発想だと感じます。
【細かい点】
アルファベットの方にはミドルネームのAも入っているので、カナ表記もデイル・A・ラッセルに統一してはいかがでしょうか。
なお余計なお世話かもしれませんが、私は古生物寄りの人間であるためこの批評にはバイアスがかかっているかもしれません。投稿を焦らず、古生物に疎い方からも批評をじっくりと受けてください。当然そちらが多数派ですし、少数の古生物クラスタに刺さるだけでなく広く大勢に支持されることが大切です。
以上です。執筆のほど応援しております。
追記(12/21): いくつか指摘すべき点が後で思いつきました。
追記(12/22):
「批難」の誤字です。また、「犯したことへの批難に用いられた」とすると簡潔で良いかと思います。
批評ありh¥がとうございました!
今思えば当時の下書きは雑といいますか、やや主観的といいますか……ジュラシックパーク云々のあたりはそれあよくにじみ出ていたと思います。修正内容も同様ですね。
とはいえ記事も変貌してしまったため、後の内容(総括は)二度目の批評欄へまとめて記述させていただきました
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
Technical Moderator of SCP-JP
拝読しました.
1. 改行について
本文中で改行だけするのはあまり良い表現ではありません.長い記事であると特に,SCP記事としての見栄え・整然さを損なわせる原因となります.段落分け以外で改行をするのは避けた方が良いでしょう.
2. 文法上の指摘
『必ず阻止してください』よりは,『避けてください』の方に端的にまとめた方がより緊迫感を演出できると思います.同時に,この表現にする事で主観性を弱める事が可能です.
『普段』は少しクリニカルトーンから外れた表現なので,『基本的に』と言い換えると良いでしょう.
『1982年に論文を発表しています。』の方が適切です.
『こちら』は『この』と言い換えるべきです.
情報が少なく,脚注としての意味を為していないように感じられました.この脚注が1867-JPの概要を説明するためのものであるのならば,『未来の地上性肉食鳥類』とだけ書くのではなく,もう少しだけ詳しく書いた方がより報告書らしくなると思います.
2~3℃程度の違いを見分けられるかはちょっとだけ疑問に感じてしまいます.3~4℃の方がこの疑問を解消できるのではないでしょうか(誤った指摘でしたら申し訳ありません).
また,「“嗅ぎ分け”てください。」という文は,説明部に記載されるには場違いです.『もしくは、訓練されたイヌ(Canis lupus familiaris)であればその嗅覚によって差異を感知する事が可能です。』などの方が良いでしょう.
『変容します』や『変質します』の方がよりクリニカルだと思われます.
『機動部隊ゐ-1("スサノオノミコト")に接触させてください』の方が無難だと思われます.
『即設機動部隊』だと思います.
『2体が終了、1体が無力化されて』の方がより自然な文だと思います.
没収は流石に穏やかでない手法なので,『付近の目撃者は記憶処理され、撮影していた者の撮影機器からはSCP-XXXX-JP-Pを撮影した記録のみ抹消した。』などにした方が良いと思います.
『どこか』よりは,『不明な地域』の方がクリニカルだと思います.
『興味深いです』という表現は主観的ですので、『興味深く捉えられています』や『興味深い情報として注目されています』などにした方が良いと思います.
私の好みもありますが、『~ました』が二連続続いている点を鑑みて後者は『インタビューにより判明しています。』にした方が良いのではないかなと感じます.
『されました』です.
厳しいラインだと思います.好みの範囲ではありますが,『しかしながら』にした方が無難かと思われます.
「O5-█」です.
好みの範囲ですが,少し違和感を感じました.『ただし、以下の条件に合致した場合はその限りではない。』とかの方がより緊迫感や締結らしさを出せるのではないかと感じました.
雰囲気を著しく削ぐセリフになってしまっていると感じます.詳細は後述しますが,まず『O-5』ではなく『O5評議会』であり,そして『してしまった…….。』の三点リーダ部分は明確に良くない部分だと思います.消した方が良いかもしれません.
3. 内容に関して
まず,これは私個人としての意見にはなりますが,より多くの方に記事を読んでもらうなら,リンクを多用しすぎない事が大事だと思います.一度読者の視点に立ってみましょう.もし貴方がふと開いたSCP記事がリンクを多用したものであったとしましょう.この時点で貴方は3つの『読み方』を迫られる事となります.
ここで読者が取る選択肢は,多くの場合『2』です.2の場合,記事は『リンク先の記事を読まなくても面白い内容になっている(記事単体でも読める)』事が求められますが,貴方の記事はこれをクリアしてはいると思います.記事の展開は本文内で解決しており,リンク先の記事に頼る事なく読める記事となっています.
では読者が1と3の選択肢を取る場合を想定しましょう.読者が選択肢3を取る原因の1つが,『リンクが多すぎて読む気になれない』事です.私はそう思いますし,いざ読むとなったら腹を決めてから読むタイプです.では次に読者が選択肢1を取った場合,読者にかかる負担が著しいものになるという事を危惧しなければなりません.
最も危惧すべき点は,実際に他サイトや他の記事と繋がるリンクもあれば,偽リンク("三本爪協会"や"SCP-████"など)もあるという点です.PCでの閲覧であれば普通のリンクと偽リンクの違いはホバーで確認できますが,スマホではこの違いを確認するのは困難を極めます.そのため偽リンクを何度か押してそれが偽リンクである事を確認しなければならず,読者にとってストレスになったり,読むのを辟易してしまう可能性があります.個人的に偽リンクは全ての記事において使うべきではない構文だと思っているのですが,この記事のような『リンクと偽リンクが同時に存在する』ものだとより顕著だと思います.少なくともこの記事では偽リンクは除去すべきだと思いました.
そして次に,『O5司令部』や『SK-クラス支配シフトシナリオ』,『哺乳類』という文字列にもリンクが繋げられている点です.O5司令部は今や誰しも知る財団用語ですし,SK-クラス支配シフトシナリオはその語感からどのようなシナリオか分かります.むしろSK-クラス支配シフトシナリオに関しては,リンク先がK-クラスシナリオ一覧であるため,『SK-クラス支配シフトシナリオがどのようなシナリオなのか?』という情報に辿り着きにくいという状況を作り出してしまっています.『哺乳類』という部分にリンクがついているのも,哺乳類という種が一般的に広く認知されており(もちろん生命や進化を専門とする方にとっては真の意味で"認知"されているとは言い難いのかもしれませんが),一般的に意味が知られている単語にリンクを付ける必要は無いと思います.
リンクはただ何にでも付ければ良いものではありませんし,それどころかSK-クラスの例のようにリンクを付ける事でリンク先を必ず読むような読者にとって不利益な状況を生み出しかねない事も意識すべきです。一般的ではないある単語の概要をリンク先に依存したりするよりも,私としては脚注で単語の意味を簡単に書いたりした方が読者により親切で,記事に"深み"を持たせるポジティブな効果となるのではないかと思います.
より具体的には,『蹠行性から趾行性に変わる』という部分が良い例だと思います.今の形態では,この文章を理解するためには『蹠行性』『趾行性』につけられた2つのリンク先を読む必要があります.これを脚注を用いて,例えば
のように,脚注を1つ押すだけで済ませる事ができます.もちろんTPOに応じた使い分けをしてもらって構わないのですが,このような使い方にする事でリンクに頼らない・ページを遷移させずに読み進めさせられる事が可能になります.或いは,少々文章が長くなりますが,例えば『最終氷期』に関して,現在はリンクを使っていますが,
とする事も可能です.留意点として,このやり方はWikipediaから文章を丸ごと取ってくるなどを無意識のうちにやってしまいがちなので,もし文章を丸ごと引用した場合はその記事のディスカッションなどで出展元をしっかり示す事を忘れないようにしましょう.
4. 展開に関して
1人の著者として,『SCP-XXXX-JPが十分な情報を持つ中生代の古生物型実体』のパラグラフで他のオブジェクトと関連性を示唆するやり方はとても参考になるものだったと感じています.その下のパラグラフではSCP-XXXX-JPの歴史について事細かに描かれており,また必要以上に難しくなく,ここも良く評価できる点だと思います.
ただ,警告パラグラフ(協定XXXX-1の欄)から陳腐な方向へとシフトしていったのが記事の良さを損なわせていっていると感じます.特に顕著なのはO5-█の声明の部分です.細かく説明していきます.
O5評議会は13名で構成される議会であり,軽んじた行為は基本的にしないと考えられます.1人の職員の独断ならまだしも,O5評議会という財団の最高司令部がそう軽々しく協定を結び,それを本日中に『してしまった』と後悔するのは考え難いです.もしこれが過去の財団が軽々しく協定を結び,『過去の財団は発展途上で,評議会も愚かだった』と言うのならまだ納得できるのですが,今の表現では納得させられないと思いました.
ここの表現が明確に良くない要因はもう1つあり,このセリフが最初に配置されているという点です.このセリフは読んだ人物に『O5評議会の杜撰さ・O5評議会員への不信感』を思い起こさせます.ゆえに,その後がどんなに良い事を宣っていても,力強い宣言文を述べようと,前述の不信感でその力強さは著しく損なわれるでしょう.
次に,
という部分です.私個人としては評議会員がGOCを『まだマシな要注意団体』と形容する事は別にいいと思いますが(1900年代の未発達な財団ならそういう事を言ってそうな気もしますし),多くの読者にとってはそうではないかもしれません.良く考えるとGOCは最高評議会が108の団体(あるいは108人)で構成されているのに対し,財団は13人に権力が集中する根っからの官僚主義性組織ですから,『まだマシ』というセリフはどちらかというとむしろGOCがSCP財団に向かって言うレベルの発言です.
もっとやんわりとしたセリフにするか,その後に『SCP-XXXX-JPはヒト型アノマリーに過ぎない』というセリフがあるのですから,GOCをヒトとしての観点から捉えて対比するようなセリフにするのがいいと思います(例えば,"GOCのようなヒトで構成される組織ならまだしも、"など).
途中の部分は良い表現だと思います.直接的すぎず,婉曲的すぎない力強いセリフだと感じました.強いて言えば,
ここが,両端の例が中世期・近世期を思わせる表現であるにも拘らず真ん中の例だけ現代を思わせる表現になってしまっているという点です(特に,"水漏れ"という表現).別に好みの範囲ではあるのですが,『ところが ~ 理想郷だったのだ。』あたりの文章はとても良い表現が連続しているので,改善させられればより深く刺さると思いました.
5. まとめ
歴史学的・生物学的には興味深い歴史が記載されており,文章の端々に力強さはあるのですが,オチを改善する必要があると思いました.現在のオチは『O5評議会員が不本意であるにも拘らず締結を結んでしまい、岐路に立たされている』と簡潔にまとめられます.ですがこのオチは少し衝撃性や意外性に欠け,使い古されていると感じます.
ここから先は個人的な意見ですが,私としてはここで『岐路に立たされている』と表現するのではなく,『ここからどのような人類史を紡げるだろうか/どのような未来を歩めるだろうか』などのような希望を示唆する表現にしたらどうかな,と思いました.もちろんそれは楽観主義的なセリフにすればよいという事ではなく,緊張感は損なわずに『確保・収容・保護』のポリシーから少し外れた『協調』という部分を掘り下げ,財団がどのような変遷をこれから経験し,どのような未来を歩むのかを示す,という事です.
もちろんこれは難しい事です.何にでも言える事ですが,声明オチ・メモオチは非常に難しく,ただでさえ使い古された表現であるにも拘らず,記事の終わりとして使うには易いものでもあります.最も気を付けなければならないのは,教訓を示すようなオチも使い古されている事ですが,それ以外にも落とし穴が沢山あります.
もし貴方が声明オチ・メモオチを上手く使えないだろうと思うのであれば,声明オチから変更するのも1つの手です.オチの形態は沢山ありますから,この記事の前半に合ったオチが必ずあります.このような学問を学んだことのない私では力不足なのが悔やまれますが,このような学問に造詣の深いサイトメンバーに相談すればより洗練されたオチへとシフトできるかもしれません.
ですが,この記事は前述したような力強く良いポイントがいくつかありました.それを最大限活かせる形式へと完成させられるのを願っています.
改稿応援しています.
批評ありがとうございました。
まず構文・誤字の類いは全て修正しました、ありがとうございます。
リンクについては脚注を利用することで最小限に抑えることとしました。
描写方法についても他の方とも相談しつつ、(とりわけ「脚」のあたりは)ponhiro氏のアドバイスに沿う形で修正しました。
最後のオチですが……思い切って本投稿ではガラッとテイストも形式も変えることとしました。
拝読しました。あまり面白くありませんでした。
まず、この記事を読んだとき、専門的な知識が織り込まれているしっかりした記事だと感じました。こういった記事は誰でも書けるものではなく、オリジナリティがありますし、潜在的には読者の興味を引く要素になり得ます。
ただし、この記事は読者にとって二点の困難を抱えています。
1. 読者の多くは専門的な話に興味がない: ほとんどの人間は自分の興味のあることにしか興味がなく、さらにいえば興味のないことを延々と語られることは苦痛です。
2. 長い記事は苦痛: この記事はSCP報告書という枠組みで考えると長めの部類です。しかし残念ながら、長い文章を読むことは苦痛です。
もちろん、これらの困難は絶対に排除すべきというものではありません。やや専門的な話を展開する記事としてはコピ・メラヤカンがありますし、長い記事に至っては無数にあります。専門的な話はうまく使えば読者の知識欲を満たして満足度を高められますし、長い記事は展開を利用して短い記事にはない盛り上がりと密度を提供することができます。どちらかというと、上記の1, 2の困難を読者に要求するからには、面白くする責任が伴うとお考えいただければと思います。もっと具体的には、「a. その分野に興味のない読者にとっても面白い」「b. 長いけども思わず読み進めてしまうような構成にする」ということを心がける必要があるでしょう。
まずaについてです。aを達成するには2つのルートが考えられます。
まず1つのルートは「読者に興味を持ってもらう」という単純なものです。ただ単純故に、非常に難しいものです。この辺りについては創作というより、「面白い授業の仕方」で検索してみたり、ビジネス書の要約Youtuber等を見てみるといいと思います。情報の質はおいておいても、講師や情報系Youtuberは人の興味を引くことで稼いでいるので、よい手本になると思います。
2つ目のルートは、専門的な話を理解できなくても面白い構成にするという方法です。専門的な話というのは往々にして専門的な知識を持っていないと面白みがわからないものです。したがって、専門的な話の分からない中学生にも面白さが伝わるような、別の面白さ(ストーリーや展開等)を用意する必要が出てきます。この記事にはその部分が弱いと感じました。
というのも、この記事のような「別の知的生命体が人間社会に紛れ込んでいる」という話はすでにやりつくされています(レプティリアン・ミームなどが有名です)。そのため、専門的な要素に興味がない読者からすると、この記事は既存記事ですでに読んでいるような、オリジナリティのないものにみえます。今後改稿するのであれば、何かしら専門外の人間にもわかるような展開等の面白さを確保していく方が良いと感じます。
例えば、前述のレプティリアン・ミームが投稿された時点でこういったネタはやりつくされていたため、当該記事には読者を翻弄するような展開が組み込まれています。これと同じことをすべき、というわけではありませんが、なにかしらの展開を組みこんでいくことは高い評価を得るためには必要な工程だと思います。
bについては、aを達成していくうえで自然と達成されていくと思います。適度に情報を開示しながら部分的にわからない点、不自然な点を残すことで読者に好奇心を抱かせ(フック管理)、さらに適度に予想を裏切っていくと、読者は楽しみながら長い文章を読み進めていくことができます。
もちろん、「専門的な雰囲気が好きだ」という読者層も一定数存在するので、正直なところこの記事が残るかどうかはよくわかりません。上記の内容は、
GW5様がやりたい形に合わせて取捨選択していただければと思います。
形式面については以下の通りです。
本文中にところどころ下線や太字による強調が見られますが、通常、見出し等以外でそのような強調は用いません。
「いかんせん」はクリニカルトーンとして違和感が残る表現です。
文章冒頭のO5のコメントに違和感があります。O5は組織のトップです。報告書のトップにフレーバーテキストのようなメモがある理由がよくわかりませんし、組織のトップが組織運営と関係ない所感を報告書に残すことも不自然だと思います。
以上3点、パラグラフ分け以外の改行の形跡が残っています。一応他の方の繰り返しにはなりますが申し上げますと、報告書では基本的に改行を用いません。詳しくはSCP記事の文体とは?を参考にしてください。改行を行うのは、パラグラフ(意味段落)が変わるときのみです。また、パラグラフが変わるときは改行するだけではなく、パラグラフ間に一行の空行を設けます。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
批評ありがとうございました(定例会でもお世話になりました)。
「長い記事は苦痛」・「読者の多くは専門的な話に興味がない」については、+アルファの情報を折り畳み構文へ収容することで解決しました。単なる人外ではフックが生まれないという点は、前半ページ1で全く別の絶滅種族を登場させることで解決しました
余計な改行は全て解消できました!!
批評ありがとうございます。
同様のことはk-cal氏にも指摘されましたね。フックがない、専門用語ばかりの山ナシ・オチ無しでは読者を引き込めない……ですので本投稿(2945-JP)は冒頭部分(1P)を全く別の知的生物とすることにし、そのうえで過去になにがあったのか? 疑問点をつくり後半でそれを解決することとしました。
専門性については最終的には、やや増量することにしました。ただし後日談となるtaleの執筆を考えていますので、控えめとなっております。
前回の批評からかなり時間が空きましたし、マダマダタヨルツモリとのことでしたので、こういった題材に興味のある人間の立場から改めて批評いたします。
複数の古生物系オブジェクトを絡めて壮大な歴史を作り、その時点で興味深さという意味での面白さを生み出せていると感じます。この点で、全体的な評価はUV寄りNV~NV寄りUV相当にはなるかと思います。
ただし、ここ半年間サイトメンバーとして活動していて、自分のVote基準はなかなかに甘い方であることを認識しています。私は作品の欠点が目に着いたとしても明確な長所があればUVするようなタイプです。私が「良いなあこれ」と思った作品でも評価が低かったり低評価削除に消えたものがあります(その逆もありますが)。そのためこの批評で満足することなく、貪欲に改良を目指して欲しいと思います。
なお現状の方針を維持するのであれば、記事全体の大幅な改稿を伴う指摘として、協定の内容ではなく協定自体を機密指定した方が良いのではないか、と考えます。なぜなら協定が存在する時点で人類あるいは少なくとも財団がディノサウロイドに対してある程度譲渡する姿勢を見せていることは明らかであり、彼らを優遇する内容が記されていたとしても読者にとっては大した衝撃にはならないと考えられるためです。
私であれば"外交官"など協定の内容を匂わせる内容は機密指定の方に回し、3000体の収容に成功している単なる非ヒト知的生物として扱います。つまり前半部はあくまで生物学的記述や完新世以前の生命史的記述で固めます。そしてメソポタミア以降の歴史や、他のオブジェクトとの関連、そして"外交官"や彼らを通じた協定など、ディノサウロイドとヒトの関係性を強く関連する要素を機密指定した後半部で触れます。こうすることで前半部と後半部のメリハリもつき、また協定の意外性が薄れることもある程度軽減できるのではないかと考えます。
これが最適解かは当然分かりかねますが、参考にしてみてください。
なお、誤字脱字やクリニカルトーンの乱れなどが多く、現状ではUVし辛い状況にあります。他の方の批評とも重複するかと思いますが、以下は細部の指摘です。
まず冒頭部のO5のコメントですが、個別批評でも伝えた通り不要だと考えます。財団の正式文書にいきなりO5が今後の展開を示唆するようなコメントを挿入してくるのは、いかに最高責任者の1人と言えど身勝手が過ぎます。メタ的に見てもある種のフォーマットスクリューとして受け取られかねないため、避けた方が無難です。
また、内容面にも疑義があります。バックランドの報告はSCP-XXXX-JPと人類の歴史の中で一切言及されていません。もし"特異点"と言われるほど重要な意義を持つのであれば、歴史の方に記載すべきです。加えて、改行が入っていて可読性が低くなっていますし、論文の示し方があまり良いとは言えません。もう少し見せ方に工夫がほしいです。
また、リンクが挿入されている各種オブジェクトは後述するように別途欄を設けて説明することで、リンクを踏む手間を省けると思います。
句点がありません。また直後の文との間に段落分けを伴わない改行があります。
「世界各地」とする方がクリニカルで良いかと思います。
「解放ケタ」あるいは「解放桁」という言葉は耳馴染みがありません。現にGoogle検索ではほとんどヒットせず、
GW5さんの独自の造語のように思われます。「解放ケタを変更する」というと桁数自体が変更されるように思えますので、何か別の用語に置き換えてはいかがでしょうか。
これは個人の好みによりますが、属階級群よりも上の分類階級に対して学名を記載する必要性は薄いのではないかなと考えています。学名の書き方ルールと豆知識にはSCP財団における学名の取り扱いなどが記されていますが、属より上位の分類群を対象とみなした書かれ方ではないように思えます。
「柔軟性のある尾椎が発達する」などとするとクリニカルです。
ここも個人の好みによると思いますが、外国人人名のカナ転写とアルファベット表記を併記しているとかなりゴチャゴチャとしてしまいますので、私ならばカタカナ表記のみを採用します。
Dinosauroidは果たして属名なのでしょうか……?斜体にする必要性を感じませんし、そもそも可読性の理由からカタカナのみで良い気もします。
こうした論文の示し方が後の進化史の記述と統一されていません。個人的には短い方が読みやすいのでこちらの表記に統一することを推奨しますし、なんなら Russell and Seguin (1982) としてさらに簡潔に示します。同様の表記法を採用した自著にSCP-1251-JPがあるので参考にしてみてください。
「なお、SCP-XXXX-JPの体温がヒトよりも3 - 4℃高いことを利用したサーマルカメラでの識別、球殻を用いた訓練されたイヌ(Canis lupus familiaris)による感知が可能です」などとすると簡潔で良いかと思います。なお、イヌの学名は斜体にしましょう。
「さらに悪化した飢餓状態のSCP-XXXX-JPには、鱗面積の増大、鉤爪の大型化、蹠行性2から趾行性3への歩行形態の変化が見られます」とすると纏まりが良いように思えます。
先祖返りをダブルコーテーションで括る意図が分かりませんでした。
全体が不要だと思います。卓越した運動能力を持つことは既に示されており、十分であると考えます。具体的なバトルの様子を事細かに記載されてもおそらく多くの読者はあまり興味を持てません。なぜなら、ヒト型の獣脚類恐竜が暴れるという時点で彼らがどのような攻撃行動を取るのかは脳内でイメージできていて間に合っており、また事案記録には被害人数だけが記載されていて特に興味深い情報が増えないからです。
また、この戦闘の記録が記事全体の流れに合流出来ているようにも感じませんでした。余分な要素として浮いてしまっている印象を受けます。
番号だけ列挙されると分かりにくいので、下の表のようにオブジェクトの概要が欲しいと思います。わざわざこれだけの数のリンクを踏んでいくのも読者にとっては手間ですので。
またその際は「ノトサウルス科」だけでは古生物に疎い読者は何のことかサッパリでしょうし、「ノトサウルス科の肉食海棲爬虫類」などとしておけばよいのではないかなと思います。
アイテム番号と脚注の番号が連続しており、また文字の色も同じであるため、1265の4乗のように読めてしまい混乱します。直上のコメントと重複しますが、表に別途欄を設けるとこのような記述の分かりづらさを解消できると思います。以下同様です。
ナンバーに誤りがあります(SCP-5745です)。また、古生物が生息しているのは収容サイトであり、異常空間に生息しているわけではありません。
このタブの中身よりよっぽど詳しいことが下で述べられているので、タブは不要ではないでしょうか?
AD(紀元後)と~年前で単位等統一されていません。誤植かと思います。
斜体にしなくて良いです。
先の指摘とも重複しますが、文献の名前は Varricchio and Hogan (2021)とするとシンプルで良いです。またアンダーラインを引くと文面が煩雑になるためお勧めしません。以下同様。
αとβは小文字のギリシャ文字なのでデルタもΔではなくδとしてはどうでしょうか。また、アルファ→ベータときてガンマは居ないのでしょうか?
なお、α, β, δの類縁関係は系統樹か何かで表しておくと親切ではないかと思います。
「ところが」より「しかし」の方が報告書には適切な印象を受けます。また、「国教化したことで、」と読点を入れると文が滑らかです。
誤字です。「かねてよりや」
「東半球においても290年に皇位継承問題から八王の乱が発生し、SCP-XXXX-JPと~」として1文に纏めると端的で良いです。
誤字です。「スペイン侵攻」
「顕著なものは」とするとクリニカルかと。
作品タイトルは二重かぎ括弧(『』)で示すと他の単かぎ括弧との区別がしやすいです。『失われた世界』も同様です。
二度の批評ありがとうございました!
Tutu-sh氏にはマジでお世話になりました(汗) イヤータスカッタ
第1回批評のころとはかなり変わってしまった作品ですが、それはそうとて文体・余計な改行、リンクの不備などこの時点でも大きな発見がありました。たぶんほとんど改善されたはずです。
そして今回、の批評ですが……他の方の批評同様、過剰なwikiへのリンクや出典表記の統一、スペルミスなどなど出るわ出るわで、もちろん多くは修正させていただきました。オブジェクト一覧などは特にその傾向が強いと思います。「SCPらしい文章」は、今後も練習していきます。
査収的に「事案1」はおっしゃる通り削除する方針となりました。感情としてはプライミーバル関連の小ネタとして気に入っていたのですが、少しでも文字数を減らしたほうが良いと考えこのうような形となりました。協定・年表については折り畳みを用い、読者に読むかどうか任せています
下書きは既に投稿されているようなので、この下書きのステータスを「批評終了」にしました。もし投稿済み記事の改稿案である場合、お手数ですが、ジャンルタグ「既存記事改稿」を設定した上でステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
ジャンルタグ「コンテスト」の要件を満たさないと判断したため、この下書きの当該ジャンルタグを解除しました。ルールの詳細はこちらを参照してください。