SCP-2445-JP ギアナ高地

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通達

ピンカートン・スミス協定の追加条項に基づき、SCP-2445-JPの管理はSCP-2945-JPと共同で行われます。
サイトの全権はO5と三本爪協会の代表者計9名に委託されているため、非常時はコード██-█へ指示を仰いでください。



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SCP-2445-JPが開口しているテーブルマウンテン

アイテム番号: SCP-2445-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2445-JPの開口部には常に一定量の雲塊を発生させ、上空および衛星軌道上からの発覚を予防します。同時に当該エリアの衛星情報に対し、常に偽装データをもって非異常空間であるように努めてください。SCP-2445-JPの土着生物群の流出を防ぐため、開口部の周辺半径500m はステンレス製のフェンスで二重に囲い、フェンスには2000V 以上の電気を流します。土着生物がフェンスを突破した場合は、隣接するキャンプ-ゼロに待機中の携行型音響兵器(H-DSW)を装備した機動部隊DC-3("窯之番")が対応します。終了された土着生物はサンプルをサイト45-Cの進化生物学ラボへ送ってください。

追記1: 19██年にSCP-2445-JPの開口部が部分的に崩落しました。以来、一部の土着生物が外界への侵入を繰り返すようになりました。これに端を発するSK-クラス支配シフトシナリオの発生を懸念し、前述の特別収容プロトコルが策定されています。


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SCP-2445-JPの断面図

説明: SCP-2445-JPは南米・ギアナ高地の一角に開口している縦穴洞窟です。開口部の直径は最大620m、深さは少なくとも440m 以上で、既知のよりも巨大です。周辺土壌の放射性炭素年代測定結果は、SCP-2445-JPが成立から約██億年経過していることを示しています。一帯の地盤は主に砂岩から構成されています。洞窟の内壁は表層1~2mm が不明な種類の地衣類に浸食されています。地衣類は砂岩内部に潜むことで紫外線を防ぎ、必要な水分は空中の霧から確保しています。後述する生態系の循環において、この地衣類は生態系エンジニア1の役割を担っていると推測されています。

SCP-2445-JP内の環境は、平均気温が35℃・大気圧は1100hPa・酸素濃度は約26%・湿度は平均87% です。このような高温多湿の環境では、人体の発汗機能が阻害され、結果的に代謝や血流の悪化を誘発します。適切な装備がない場合、内部での活動は最大30分以内に制限してください。

標高2500m 以上という立地上、SCP-2445-JP内は過去数千万年に渡って外界と隔離されていました。よって内部では、独自性の強い生態系が構築されています。多くは数億~数千万年からの遺存種か、あるいは翼や風によって洞窟に飛来・定着したものです。このため過去数百万年間に外界で繁栄した奇蹄目(ウマ目)・偶蹄目(ウシ目)・食肉目(ネコ目)は内部に生息していません。代って主要なニッチを占めているのは、適応放散を遂げた無数の小翼手亜目2です(詳細は資料2445-JPを参照)。


[資料2445-JP]


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深度30m地点の写真

SCP-2445-JP内の生物は生態ごとに3つに大別されます。1つ目は「反響定位を用いるS型生物3、2つ目は「嗅覚を用いるO型生物4」、3つ目は「光を用いるL型生物5」です。SCP-2445-JP内におけるS型生物の代表は、ヴェナトニクテリスやポダニプテルスなどの小翼手目です。内部の支配種がS型生物であるためか、被食者となる多くの種類にはそれぞれ自衛目的の進化が確認されています。O型生物の代表は、ペトドンやボヌマウリス、いくつかの無脊椎動物などです。L型生物の代表は、コメツキムシ科やホタル科、植物のラン科、そして壁面の地衣類などです。このような発光生物は全て共通した発光メカニズム(ホタルルシフェリン-4-モノオキシゲナーゼ (ATP加水分解))を利用しており、地衣類やラン科を起点として発光物質の"ホタルルシフェラーゼ"(酸化還元酵素)が食物連鎖に乗って循環している可能性があります。

20██年の調査により、SCP-2445-JPは外界と比較してS型生物の生存に極めて有利に働くことが示されました。これは全体的には円柱状の、さらに数カ所がすぼんだ形状の洞窟が、ある種の吹奏楽器(ラッパなど)のように内部の音を増幅しているためと考えられています。これにより土着生物の反響定位の精度は高められており、同時に外来生物の定着は妨げられています。


深度別の環境情報
  • 平均気温: 25℃
  • 酸素濃度: 18.7%
  • 概要: 標準的なテーブルマウンテンと同様の環境。植生は丈の低い高山植物や数種の食虫植物などが主流。
  • 危険要因: 稀に現れるヴェナトニクテリス・洞窟内への滑落

計10回の無人・有人遠征の結果、SCP-2445-JP内に仮設キャンプC-AとC-B2ヵ所の設営に成功しました。C-Aは物資の集積・運搬を担当しており、C-Bは深度500m を目標とした探索を実行中です。なお現在キャンプ・ゼロからC-Bを繋ぐゴンドラを建造中です。こちらの完成は20██年を予定しています。

追記4: 20██年の調査によって、SCP-2445-JPは100年に数ミリのペースながら徐々に拡張していることが示されました。このまま拡張が続いた場合、最短で████年後に西側の内壁が崩落する可能性があります。これは土着シミ目が壁面の地衣類を消費する過程で進行すると考えられています。そのため財団は年2回の構造調査を行い、必要に応じて壁面を修繕・補強していますが、根本的な解決には至っていません。



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