認証完了
下記ファイルを参照ください。
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの使用はO5評議会によるプロトコル「巣立ち」発令時以外いかなる理由があろうとも禁止されます。
SCP-XXX-JPは小型鳥類収容房に収容されます。SCP-XXX-JPには無人機器を使用し睡眠鎮静剤を常時投入してください。SCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-1時は低脅威度品保管ロッカーに収容し、レベル4/XXX-JPクリアランスを所有している職員が常時監視を行ってください。SCP-XXX-JP-1が孵化した場合はSCP-XXX-JP-2となった職員が小型鳥類収容房へと移動させてください。移動が完了後SCP-XXX-JP-2には、機動部隊り-12("カッコウの卵")を警備として常時同伴さSCP-XXX-JP-2に危害が及ばないようにしてください。又、SCP-XXX-JP-3をSCP-XXX-JPが生み出した場合は最重要品収容ロッカーに収容してください。
プロトコル「巣立ち」 K-クラスシナリオ発生時、世界終焉の主な起因となっているオブジェクトが少数であり、実体を有している場合適応される。対象となったオブジェクトに対しSCP-XXX-JP-3を投擲し対象のオブジェクトを強制的にSCP-XXX-JP-2にする。その後、対象に対しSCP-XXX-JPの保護が不可能なレベルの攻撃を試みる事により過去の世界に強制的に転移させる
説明: SCP-XXX-JPは体長21cm体重18gの鳥綱アマツバメ目ハチドリ科のマメハチドリ( 学名:Calypte helenae)に酷似した外見を有しています。
SCP-XXX-JPは通常時は卵(以下SCP-XXX-JP-1)の状態です。SCP-XXX-JP-1での状態が1年続く、もしくはSCP-XXX-JP-1に損傷が与えられた場合SCP-XXX-JP-1が孵化しSCP-XXX-JPが誕生します。孵化から30日が経過した後SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1へと変化します。SCP-XXX-JPは誕生時最も近くにいた人物またはSCP-XXX-JP-1に損傷を与えた人物を自身の親(以下SCP-XXX-JP-2)だと認識します。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-2に危害を加えようとした人物、物体等からSCP-XXX-JP-2を保護する動きを示します。SCP-XXX-JP-2を保護しきれなくなった場合SCP-XXX-JP-2の周囲に未知の物質で構成された一般的な鳥類が作成する巣に酷似した物体を作成し、内部にSCP-XXX-JP-1を発生させた後、SCP-XXX-JP-2が誕生した時点の過去世界に転移させます。SCP-XXX-JPは不定期にSCP-XXX-JP-1に酷似した物体を発生させますが、発生させた物体(以降SCP-XXX-JP-3)は孵化後1年経過後もSCP-XXX-JPの発生が確認されない為、SCP-XXX-JP-1とは異なる物体として収容されました。尚、SCP-XXX-JP-3内部を非破壊検査した結果内部にSCP-XXX-JPと考えられる生物が確認されました。現在██個のSCP-XXX-JP-3が収容されています。
以下はSCP-XXX-JPの発見経緯です。
転移: 20██-06/19に一般的な鳥類が作成する巣に酷似した直径3mの物体に包まれた男性と全長31cmの卵が、突如としてサイト-81██に出現しました。これらの物品は速やかに低危険度品収容ロッカーに収容されました。巣と共に出現が確認された男性は衰弱していた為、サイト内療養施設に搬送し治療を行いました。以降は治療を終えた男性との対話の記録です。
対象: 巣に包まれ突如出現した男性
インタビュアー: ██博士
<録音開始, 20██/07/13>
██博士: こんにちは。体調の方はどうでしょうか。
男性: えぇ、お陰様でとても回復しました。
██博士: それは良かったです。では、貴方のお名前と年齢を伺ってもよろしいでしょうか?
男性: はい。私は[削除済み]と申します。██県██市に住んでいる…えぇと、少し記憶が混濁していて確かではないですが、恐らく36歳だったと思います。
██博士: ありがとうございます。あなたが何故このような場所にいるか、理解できていますか?
男性: 確か…あなた達のような服装の人に卵を渡されて…その後に何かがあった気がするのですが…どうも記憶が一部戻らなくて…
██博士: 私たちと同じ服装ですか….詳しくお聞かせ願えますでしょうか。
男性: はい。私も実の所、あれは夢だったのではないかと思っているのですが…私はその時仕事が終わって帰路についていたんです。もう少しで家というところで、信じがたい光景を見ました。何体もの巨大な蝸牛が口から白い粉を吐いて建物を溶かして回ってたんです。僕が歩いてきた方には蝸牛が居なかった為、私は特に怪我は負っていなかったのですが…町中の人は体が溶けていて、そこら中が死体で埋まっていました。目の前の有り得ない光景に唖然としていた時、あなた方と似たような服を着た人に出会ったんです。その人は片足が溶けていて、壁にもたれかかるような形で立っていました。その人は私に色々と言ってきたのですが、私には理解ができませんでした。確か…SCP-████の使い方を間違えて、世界が終焉だとか…そんなことを言ってきて、私に卵を渡してきました。その人は最後に「割って戻れ。」とだけ言って何処かに向かっていきました。私は意味が分からず硬直していましたが、何をしていいのかも考えられなかったので、言われたとおりに卵を割りました。そしたら卵の中から羽が虹色の綺麗な鳥が出てきたんです。そして、私の周りに蔦みたいな植物で出来た鳥の巣のような物を作り始めました。作っている最中蝸牛に粉を当てられ、全身から血を流していました。その後、巣が完成したところまでは覚えているのですが、どうもそれ以降の記憶がなくて….
██博士: ありがとうございます…..因みにですが、貴方は何年に生まれたのですか?
男性: 確か20██年だったと思います。
██博士: ….ありがとうございます。以上でインタビュ―は終了になります。
男性: はい。ありがとうございました。
<記録終了>
終了報告書: SCP-XXX-JPには世界線を移動する異常性があると考えられた為、後日実験を試みる。
その後男性に記憶摘出技術を駆使し解析をした結果、男性が転移してきた世界は、現在から36年後の未来であったことが判明しました。
また、発生から1年が経過後SCP-XXX-JPが卵から孵化し収容されました。
実験記録XXX-A - 20██/11/23
対象: SCP-XXX-JP及びSCP-XXX-JP-2
実施方法: SCP-XXX-JP-2に対しSCP-XXX-JPの保護不可能な攻撃を与え、巣を展開させる。
結果: SCP-XXX-JPが巣を展開し、SCP-XXX-JP-2と共に消失。
分析: 異次元事象部門が開発した計測器は消失地点の現在とは異なる時間の別世界線に起因する高エネルギーの時空間異常を検出し、時間異常部門が開発した計測器は、過去に起因する微弱なエネルギーを検出しました。
この事からSCP-XXX-JPは過去世界を元にした世界線の作成が可能と考えられます。
実験記録XXX-B - 日付20██/12/07
対象: SCP-XXX-JP-3
実施方法: SCP-XXX-JP-3に損傷を与える。
結果: SCP-XXX-JP-3よりSCP-XXX-JPが孵化した為、即座に収容され、30日経過した後SCP-XXX-JP-1へ変化しました。
分析: SCP-XXX-JP-3を使用することにより、半永久的にSCP-XXX-JPの増殖が可能です。
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変更: 20██-05/14にO5-4により、当オブジェクトについての表記が変更されました。以降はその内容です。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel Uncontained
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの使用はO5評議会によるプロトコル「巣立ち」発令時以外いかなる理由があろうとも禁止されます。
SCP-XXX-JPは小型鳥類収容房に収容されます。SCP-XXX-JPには無人機器を使用し睡眠鎮静剤を常時投入してください。SCP-XXX-JPがSCP-XXX-JP-1時は低脅威度品保管ロッカーに収容し、レベル4/XXX-JPクリアランスを所有している職員が常時監視を行ってください。SCP-XXX-JP-1が孵化した場合はSCP-XXX-JP-2となった職員が小型鳥類収容房へと移動させてください。移動が完了後SCP-XXX-JP-2には、機動部隊り-12("カッコウの卵")を警備として常時同伴さSCP-XXX-JP-2に危害が及ばないようにしてください。又、SCP-XXX-JP-3をSCP-XXX-JPが生み出した場合は最重要品収容ロッカーに収容してください。
SCP-XXX-JPは存在していないため、収容は必要とされません。
説明:SCP-XXX-JPは体長21cm体重18gの鳥綱アマツバメ目ハチドリ科のマメハチドリ( 学名:Calypte helenae)に酷似した外見を有しています。
SCP-XXX-JPは通常時は卵(以下SCP-XXX-JP-1)の状態です。SCP-XXX-JP-1での状態が1年続く、もしくはSCP-XXX-JP-1に損傷が与えられた場合SCP-XXX-JP-1が孵化しSCP-XXX-JPが誕生します。孵化から30日が経過した後SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1へと変化します。SCP-XXX-JPは誕生時最も近くにいた人物またはSCP-XXX-JP-1に損傷を与えた人物を自身の親(以下SCP-XXX-JP-2)だと認識します。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-2に危害を加えようとした人物、物体等からSCP-XXX-JP-2を保護する動きを示します。SCP-XXX-JP-2を保護しきれなくなった場合SCP-XXX-JP-2の周囲に未知の物質で構成された一般的な鳥類が作成する巣に酷似した物体を作成し、内部にSCP-XXX-JP-1を発生させた後、SCP-XXX-JP-2が誕生した時点の過去世界に転移させます。SCP-XXX-JPは不定期にSCP-XXX-JP-1に酷似した物体を発生させますが、発生させた物体(以降SCP-XXX-JP-3)は孵化後1年経過後もSCP-XXX-JPの発生が確認されない為、SCP-XXX-JP-1とは異なる物体として収容されました。尚、SCP-XXX-JP-3内部を非破壊検査した結果内部にSCP-XXX-JPと考えられる生物が確認されました。現在██個のSCP-XXX-JP-3が収容されています。
SCP-XXX-JPは別世界線の過去に転送されました。
経緯: 0██-05/14にO5-4により、SCP-XXX-JPに関する書類が提出されました。
以下はその内容です。
私はSCP-XXX-JPをThaumielとして重宝する事に反対する。
さらに言えばSCP-XXX-JPを破壊するべきだと考えている。
理由は明確である。私たちの世界が世界線の基本軸ではないからだ。
まず、SCP-XXX-JPが我々の世界に出現した理由を思い出してほしい。
当初SCP-XXX-JPは我々の世界に存在していたSCiPでは無かった。
別世界線の我々の手でこの世界に送られてきたのだ。
つまり、簡潔に言うとSCP-XXX-JPが発生した世界線、それが基本軸だと言うことだ。
SCP-XXX-JPが発生した世界線以外は全てSCP-XXX-JPの異常性で創られた世界なのだ。
SCP-XXX-JPは我々の世界から何年も後に発生するオブジェクトで、それを見つけた財団がSCP-XXX-JPを使用し、
その連鎖で何十年、何百年もの過去に送られてきたのだ。
まだ我々の世界ではこのオブジェクトに対処ができている。
今この瞬間にこの連鎖を断ち切るべきだ。
我々が今ここでSCP-XXX-JPを放棄する事で、SCP-XXX-JPが存在しない世界線が発生する。
未来の我々がSCP-XXX-JPをどう処理したかは分からない。
処理をしていないかもしれない。
だが、我々は今その選択を決断することができる。
今後「巣立ち」を行うことで我々の世界も新たに2つの世界へと分岐される。
一方はこのまま存続し、一方は今の我々が対処できないオブジェクトと共に過去に戻される。
我々の世界が前者になれば問題はない。
だが、もし後者になったとしたら?
未来の我々が対処できないオブジェクトを我々の世界に送り込まれてきたら?
対処ができるのか?
仮に封じ込めが可能となったとしても、世界への被害は甚大だ。
だが、今この時点でSCP-XXX-JPを放棄すれば、そんな事態にはならない。
これは一種の中毒だ。
我々が今、中毒から脱するんだ。
そうすれば、終焉を少しでも未来に押し返せるはずだ。
以上の書類を提出した後、O5-4によりSCP-XXX-JPの無力化に関する投票がO5評議会にて行われました。
以下はその結果です。
ナンバー |
賛成 |
否決 |
棄権 |
O5-1 |
● |
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O5-2 |
● |
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O5-3 |
● |
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O5-4 |
● |
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O5-5 |
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● |
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O5-6 |
● |
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O5-7 |
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O5-8 |
● |
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O5-9 |
● |
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O5-10 |
● |
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O5-11 |
● |
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O5-12 |
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● |
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O5-13 |
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● |
以上の結果により、SCP-XXX-JPの無力化が決定されました。
最終報告: SCP-XXX-JPにDクラス職員をSCP-XXX-JP-2と認識させた後、SCP-XXX-JP-2へSCP-XXX-JPが保護不可能な攻撃をし、SCP-XXX-JPが巣の展開を開始した直後巣の内部に現存するSCP-XXX-JP-3を全て投入。転送しました。
我々は今、明確な危機を一つ乗り越えたのだ。あの鳥が生まれるまで。
同じ内容の下書きで複数ページを作り、批評を受けようとする行為は、age行為と見なされ「サイトルール:義務:2.議論:8.スパム的投稿」に抵触します。以前の下書きは削除済みであるため、今回はこちらの下書きで引き続き批評を行ってもらって構いませんが、以後批評を受ける予定があるのであれば下書きの削除は行わないようにしてください。改稿を行った後に再度批評を募集する場合でも、1度批評を募集した場合、そちらの下書きページで批評募集を再開するようにしてください。
了解です。
申し訳ございません。
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