時空を跳弾、結局被弾

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タイトル: SCP-XXXX-JP - メタタイトル
著者: mukukumukuku
作成年: 20XX
☆[[include :scp-jp:credit:end]]
アイテム番号: SCP-XXX-JP-EX

オブジェクトクラス: Thaumiel Explained

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-EXはサイト-81██の安全保管ロッカーに収容されます。SCP-XXX-JP-EXは常時装填されていない状態に保ち、標準的なトリガーロックが掛けられます。

SCP-XXX-JP-EXを用いた射殺行為は半永久的に禁止されています

担当職員はSCP-XXX-JP-EX及びSCP-XXX-JP-EX-1の分解行為に基づいた製造元の解析を行って下さい。製造元と思われる団体が判明した際は、約10名のエージェントを派遣することが許可されています。確実に解明を行って下さい。

説明: SCP-XXX-JP-EXは、1912~1968年間にフランスでの製造が行われていたル・フランセ ミリタリー 1928に酷似する外見を有した小型拳銃です。オブジェクトは破壊耐性を有していないため、厳重に扱う必要性があります。また、SCP-XXX-JP-EXは未来に起因する強力なエネルギーを有していることが、時間異常部門が開発した計器によって判明しています。

SCP-XXX-JP-EXの異常性は、SCP-XXX-JP-EXを用いて射殺した人物(以降SCP-XXX-JP-EX-A)を、人類滅亡の危機が発生した際に蘇生するというものです。SCP-XXX-JP-EXを用いた射殺を行う際、弾丸にはダチュラ1(Datura)の花粉を纏わせる必要があります。

SCP-XXX-JP-EXは発見時、マガジンが欠損した状態で一枚の手記(詳細は資料-XXX-JP-EX-αを参照して下さい。)と共にサイト-81██のポストに投函されていました。

資料-XXX-JP-EX-α:

通達

貴方方はこのマガジンが装填されていない銃に疑問を抱いている事でしょう。

疑問への回答としましては、ただ貴方方と良質なビジネスを行いたいだけで御座います。

下記3つの銀行口座に振り込み上限まで振り込んで頂けた事が確認でき次第マガジンの提供を約束致しましょう。

貴方方のの活動を見るに、検討の余地は無いと思われます。その銃の異常な点にはお気づきの筈。

振り込んで頂けるのであれば、マガジンと共に説明書を送ると確約いたします。

貴方方が他の見る目のない方々とは違う事を、我々一同心より願っております。

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その後、SCP-XXX-JP-EXが未来に起因する強力なエネルギーを有している事が確認されました。審議の結果、支払った後に逆探知を行う事が可決されました。しかし、支払いを行った後、指定された口座のデータが消滅。何らかの干渉が行われたものとして引き続き調査が行われています。

支払いから3日後、サイト-81██のポストに投函されているSCP-XXX-JP-EXのマガジンホルダー及び一枚の手記(詳細は資料-XXX-JP-EX-βを参照して下さい。)が事が発見されました。同封されていた手記にはSCP-XXX-JP-EXの使用方法と思われる文面が綴られており、SCP-XXX-JP-EX及びそのマナがジンが放つエネルギーがそれを裏付けました。

資料-XXX-JP-EX-β:

振込感謝致します

先日送達致した銃の使用方法です。

まず最初に注意項目として提言しておきます。一度に装填可能な段数は1発のみです。お間違えないように。

込める弾丸は対応する形であれば何でも構いません。

弾を込める際にはダチュラと言う植物の花粉を塗して下さい。

後は人間に向けて撃つだけですが、その一発のみで殺さなければ効果は消えてしまいます。

打たれた人間は一度死亡しますが、人類の危機が迫った時に復活します。

正確には危機が過ぎ去った後となるでしょう。

その時になれば、死体の形状がどのようなものでも必ず対象は復活します。

どうです?貴方達に最適な商品ではないでしょうか?

気に入って頂けたら幸いです。

しかし、逆探知は頂けませんね。

これらの内容から、提示された使用法に元づいたDクラス職員を用いての射殺実験が実施されました。以下はその結果です。

実験記録XXX-JP - 日付20██/02/██

対象: D-5333
実施方法: 約5gのダチュラ(Datura)の花粉を塗した.25ACP弾を装填したSCP-XXX-JP-EXによるD-5333の射殺。
結果: D-5333の頭部に着弾し死亡が確認された。その後、時間異常部門が開発した計器によってD-5333の死体を検査した結果、D-5333からSCP-XXX-JP-EXと同等の未来に起因する強力なエネルギーが計測された。

計器による計測結果から、オブジェクトの異常性は未来に起因する点において一定の信頼性が持てるとされ、使用を試みる価値があるとされ、使用対象を自主志願者のみとした状態で上限人数を5人とする上での使用案がO5-4により可決され、それにより暫定的なThaumielクラスへの決定が成されました。SCP-XXX-JP-EX-Aとなった人物は以下のとおりです。

・時空間異常部門-常田 倭彌
・医療部門-慾房 麌莉
・科学部門-美鬆 蚌麩
・工学技術事業部門-縁軀 傅晶
・機動部隊員-普鋳 桑傑

また、上記の人物の蘇生が行われた時点での世界の状態が不明瞭なため、5名の遺体とともに簡易的な工業用具及び財団製特殊防護服を財団霊安室にて保管が行われています。

補遺: 20██/03/██において、SCP-████の収容違反に起因する大規模な████████████が発生、当事案はGH-クラスシナリオに直結する事案とされましたが、同じくThaumielクラスに分類されていたSCP-████によって鎮静化が行われ事態の鎮圧が行われました。

しかし、当事案発生時においてSCP-XXX-JP-EXの影響かとなっていた5名の研究員及びD-5333の活性化は確認されておらず、これに不信感を抱いたO5-7の決定により、科学部門によるSCP-XXX-JP-EXの非破壊検査が行われました。その結果、SCP-XXX-JP-EXのバレル部に特殊な改造が施されている事が発覚。その後工学技術事業部門によって摘出が行われました。その結果、摘出された改造部(以降SCP-XXX-JP-EX-1)が未来に起因する強力なエネルギーを有しており、未解明の技術を用いてダチュラ(Datura)の受粉活動を疑似再現し、それを媒介とする銃弾への未来に起因するエネルギーの付与が行われている事が発覚。また、射殺された対象の体内において、本来ダチュラ(Datura)を摂取した際に発症する中毒症状に酷似するプロセスを用いた未来に起因するエネルギーの拡散が行われている事が判明しました。

その後、工学技術事業部門の研究により、P-D/U-漂着イベントによって漂着した栽培器具の改造品である可能性が高いと示されました。これらの検査結果に基づき、SCP-XXX-JP-EX自体は異常性を有していない事が暫定的に決定されました。現在製造元の解明が行われていますが、依然その足取りは掴めない状況にあります。



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  1. portal:7713699 (23 Oct 2021 07:52)
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