このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP-EX
オブジェクトクラス: Thaumiel Explained
特別収容プロトコル: 担当職員はSCP-XXX-JP-EX及びSCP-XXX-JP-EX-1の分解を行い、製造元の解析を行って下さい。製造元と思われる団体が判明した際は、約10名のエージェントを派遣することが許可されています。確実に解明を行って下さい。
説明: SCP-XXX-JP-EXは、1912~1968年間にフランスでの製造が行われていたル・フランセ ミリタリー 1928に告示する外見を有した小型拳銃です。オブジェクトは破壊耐性を有していないため、厳重に扱う必要性があります。また、SCP-XXX-JP-EXは未来に起因する強力なエネルギーを有していることが、時間異常部門が開発した計器によって判明しています。
SCP-XXX-JP-EXの異常性は、SCP-XXX-JP-EXを用いて射殺した人物(以降SCP-XXX-JP-EX-A)を、人類滅亡の危機が発生した際に蘇生するというものです。SCP-XXX-JP-EXを用いた射殺を行う際、弾丸にはダチュラ(Datura)の花粉を纏わせる必要があります。
SCP-XXX-JP-EXは発見時、マガジンが欠損した状態で一枚の手記(詳細は資料-XXX-JP-EX-αを参照して下さい。)と共にサイト-81██のポストに投函されていました。
資料-XXX-JP-EX-α:
通達
君たちはこの銃のマガジンがないことを疑問に思っているだろう。
その理由は簡単だ、単に貴方達と取引を行いたいだけだ。
下記の銀行口座に1500万振り込んでくれたらマガジンを渡すと約束しよう。
君たちの理念からして、悩む必要はない筈だ。その銃の異常な点には気づいただろう。
振り込んでくれるのなら、マガジンと共に説明書を送ると約束しよう。
[削除済み]-[削除済み]-[削除済み]
その後、SCP-XXX-JP-EXが未来に起因する強力なエネルギーを有している事が発覚。審議の結果、支払った後に逆探知を行う事が可決されました。しかし、支払いを行った後、1500万円の口座データが消滅。何らかの異常干渉が行われたものとして引き続き調査が行われています。
支払いから3日後、サイト-81██のポストに投函されているSCP-XXX-JP-EXのマガジンホルダー及び一枚の手記(詳細は資料-XXX-JP-EX-βを参照して下さい。)が事が発見されました。同封されていた手記にはSCP-XXX-JP-EXの使用方法と思われる文面が綴られており、SCP-XXX-JP-EX及びそのマナがジンが放つエネルギーがそれを裏付けました。
資料-XXX-JP-EX-β:
振込感謝致します
先日送達致した銃の使用方法です。
まず最初に注意項目として提言しておきます。一度に装填可能な段数は1発のみです。お間違えないように。
込める弾丸は対応する形であれば何でも構いません。
弾を込める際にはダチュラと言う植物の花粉を眩して下さい。
後は人間に向けて撃つだけですが、その一発のみで殺さなければ効果は消えてしまいます。
打たれた人間は一度死亡しますが、人類の危機が迫った時に復活します。
正確には危機が過ぎ去った後となるでしょう。
その時になれば、死体の形状がどのようなものでも必ず対象は復活します。
どうです?貴方達に最適な商品ではないでしょうか?
気に入って頂けたら幸いです。
しかし、逆探知は頂けませんね。
これらの内容から、現時点でその異常性を実験できていませんが、その異常性の有益性から5名の人員をSCP-XXX-JP-EX-Aにすると決定が成され、暫定的なThaumielクラスへの決定が成されました。SCP-XXX-JP-EX-Aとなった人物は以下のとおりです。
・時空間異常部門-常田 倭彌
・医療部門-慾房 麌莉
・科学部門-美鬆 蚌麩
・工学技術事業部門-縁軀 傅晶
・機動部隊員-普鋳 桑傑
また、上記の人物の蘇生が行われた時点での世界の状態が不明瞭なため、5名の遺体とともに簡易的な工業用具及び財団製特殊防護服を財団霊安室にて保管が行われています。
補遺: 20██/03/██において、科学部門によるSCP-XXX-JP-EXの非破壊検査が行われました。その結果、SCP-XXX-JP-EX及びそのマガジン内部に同様のシールが付着していることが発覚。その後工学技術事業部門によって摘出が行われました。その結果、摘出されたシール(以降SCP-XXX-JP-EX-1)が未来に起因する強力なエネルギーを有している事が発覚。SCP-XXX-JP-EX自体は異常性を有していない事が発覚。現在製造元の解明が行われていますが、依然その足取りは掴めない状況にあります。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7713699 (23 Oct 2021 07:52)
拝読しました。
今回の記事では、ThaumielからExplainedになったという強めのフックを使っているので、それにふさわしい納得のいく内容が必要になります。ですが、Thaumielとしてはメリットが強く、デメリットが無さ過ぎてどちらかというと便利なマジックアイテムのように思います。その他、疑問に思う点や違和感の強い点があり、面白い展開も作れていないように思います。
まず、前述の通りオブジェクトにデメリットが殆どありません。Thaumielの面白さは、ピンチにようやく発動できるようなギリギリのメリットと、それを使うのに多大なデメリットがあるという部分だと思います(最近はそうじゃないものもあるけど)。つまり、厄介さと便利さを天秤に掛けて、財団が葛藤することが重要なストーリーラインになります。この記事は、便利らしい銃をただ買わされただけで終わっているため、話の展開があまりできていないように思います。
さらに、Explainedは異常性が無くなるまでの納得できる流れを作ることが大事です。今回の記事では、検証もあまりしないまま解体しただけで、Explainedにしているので納得感がありません。最低でも、Explainedを使うなら異常性の検証をするのは絶対に必要な展開です。検証無しで"解明済み"とするのは難しいでしょう。確かに、現在の状態では検証が難しいと思いますので、可能なように異常性を逆算して作った方がいいかもしれません。
加えて、"マナ"や"ジン"など読者に共有されていない情報を基に、オブジェクトに異常性があるとするのはいささか乱暴なように思います。せめて、それらの概念についての説明を注釈するか、財団世界観で共有されている概念(ヒューム等)を使用してほしいところです。
とにかく、ThaumielやExplainedを使う期待感/ハードルを越えられるような異常性、展開を作ることが大事になります。
ご批評ありがとうございます。
なるほど、財団が詐欺遭ったという記事でしたので、どちらかと言えば美化された商品のほうがいいかの後思いましたが、確かに現実味があったほうがいいですね。ありがとうございます。
うーむ、オブジェクト自体普通の銃に未来に起因するシールが貼られてたってだけの詐欺商品ですからねぇ…。どうしたらいいですかね…。
シールがなぜ未来に起因するエネルギーを持っているのか書いてみます。
マガジンの誤字です。申し訳ないです。
もしかしたら意図が伝わりきっていない可能性が考えられたので簡略化しますと、財団が詐欺に遭って1500万と研究員5名を失った話になります。