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連絡: 当報告書に関係する一連のインシデントはSCP-XXX-JPとの関連性が鑑みられ、また同様の異常性を有したオブジェクトが発生した場合に同様の事態が発生する可能性が考えられます。その為、当一連のインシデントをSCP-XXX-JP-EXとし、SCP-XXX-JPに関係する報告書に情報が保存される事が決定されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
特別収容プロトコル: オブジェクトは、事案SCP-XXX-JP-EX再発防止の為Dクラス職員が存在していないサイト-81██にて、低危険度品収容ロッカーに保管されます。
説明: SCP-XXX-JPは、一般的なドラックストアで販売が行われているものと同様の形状を保有する絆創膏です。オブジェクトの異常性は主にそのミーム的秘匿能力と限定的な現実改変能力にあります。
当異常性は、オブジェクトが人間に巻き付けられた時点で活性化する事が確認されています。活性化時、オブジェクトはオブジェクトを装着した人物(以降SCP-XXX-JP-A)を除くあらゆる人物の視覚上から消失します。また、当異常性は実験の結果、ミーム的技術を用いている事が確認されています。
異常性の活性化が終了後、オブジェクトはSCP-XXX-JP-Aの意思に基づく限定的な現実改変を可能とします。当異常性はSCP-XXX-JP-Aが右手の食指を何らかの物体1に対し食指の骨格の延長線を描く形で半径0.49cm、高さ12.18cmの円柱型空間を形成し、空間内部におけるヒューム値を急激に低下2させた後に空間内部に存在する全ての物体を消滅させます。しかし、当異常性によるヒューム操作は極めて不安定である為、発動から約30分程で空間内部の物体が再出現する事が確認されています。
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SCP-XXX-JP-EX
再発防止プログラム: 当報告書作成以降に行われるDクラス職員を用いた危険地帯への侵入が行われる際は、侵入作戦終了後に侵入した職員に対し自白剤を投与した上での精神鑑定を行うことが義務付けられます。
説明: SCP-XXX-JP-EXは主にSCP-XXX-JP-AであったD-48974が引き起こした大規模殺害インシデントです。以下はその記録データです。
インシデント-SCP-XXX-JP-EX資料:
20██/10/03、サイト-81██に常勤する職員の月間死亡数が極めて高い事が倫理委員会に報告され、調査が行われる事が決定されました。
時間 | 出来事 |
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09:15:02 | 倫理委員会によって派遣されたエージェントチームがサイト-81██に到着 |
09:20:27 | 調査チームがサイト-81██管理官と接触、管理室に向かうよう指示されるがそれを拒否し調査行為を実施する |
09:21:42 | 調査を開始したエージェントチームに対しサイト-81██管理官が異常なまでの阻止を行った為、睡眠剤を投与 |
09:22:46 | エージェントチームによって職員全員が防護服を装着している事が報告される |
10:06:13 | 最終報告以降、異常点が確認されなかった為調査が一時中断される |
サイト管理官の態度及び職員の防護体制から、少なくとも何らかのインシデントが発生している可能性が高い事が考えられた為再度エージェントチームを作成し調査が行われました。また、初回調査に比べ比較的高度な調査を実施する目的でオブジェクト収容区域を除くサイト全体に催眠ガスが投入されました。
以下は再度行われた調査の記録です。
時間 | 出来事 |
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09:13:09 | エージェントチームがサイト-81██に侵入 |
09:15:18 | エージェントチームにより、Dクラス職員の居住区域内に過剰な量の映像記録媒体が設置されている事が報告される |
09:19:29 | 映像記録媒体のデータ送信先がサイト管理官の使用する端末である事が発覚、即座に端末のデータ解析が行われる |
09:21:02 | データ解析により[SCP-XXX-JP]として申請されている2種のデータファイルがリジェクトされていた事が発覚。即座に復元が行われました。 |
09:25:59 | 復元したデータを解析するため、エージェントチームが帰還する |
エージェントチームによって持ち替えられたデータファイルを解析した結果、内容がデータベース未登録のオブジェクト情報3である事が確認された。また、その内容からSCP-XXX-JPにあたるオブジェクトが管理室にて保管されていることが発覚、再度エージェントチームによる潜入行為が行われた。
時間 | 出来事 |
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09:38:35 | エージェントチームがサイト-81██管理室に侵入し、管理官の机内部に収納されていたSCP-XXX-JPを確保 |
09:39:42 | エージェントチームがサイト管理官を拘束し質疑応答を開始する |
以下はエージェントチームによって行われた管理官との対話記録です
対象: サイト-81██管理室
インタビュアー: エージェント████
<録音開始>
エージェント████: なぜオブジェクトの秘匿を行ったのですか?
サイト-81██管理官: 私が削除していたデータファイルを見たのでしょう? もうわかっていると思いますよ。保身です、この報告書が提出されれば責任は全て私に負わされますからね。
エージェント████: 犠牲になった職員たちは、大義でも無く、ただ貴方の為だけに命を落としたという事ですか?
サイト-81██管理官: そうなるな。サイト管理官は給料が驚くほど高いんだ、平職員の比じゃないさ。
エージェント████: …貴方のした事は財団理念の欠片もないただの人殺しだ。
サイト-81██管理官: それを財団が言うかね(3秒間の嘲笑)いくら殺人鬼といえどそれを間接的に殺しているのは我々じゃないかね? 君たちは、もとより死刑執行が下された人間だから問題無いと自信を騙し偽善に身を費やしているようだが、日本の死刑執行率は1割に届くかどうかの所だ。結局は我々も殺人者だ。今回の事は我々に対する天罰に他ならない。
(エージェント████が机に頭を打ち付ける)
エージェント████: この██が! 御託を並べようが結局は貴方が自身の地位を守りたかっただけだ。…なぜ貴方のような人がこの場所にいるのか理解が出来ない。貴方は我々の一員として…相応しくない。<録音終了>
終了報告書: サイト-81██管理官は当インシデントにおける全責任が課せられる形にて免職処分が下されました。また、対話後に行われた調査によって、SCP-XXX-JPに関する報告書の草案作成に携わった職員4名がサイト-81██管理官によって殺害されていたことが発覚しました。
資料:以下はサイト-81██管理官によってリジェクトされていた報告書です。
SCP-XXX-JP-EX-ARC:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Explained
特別収容プロトコル: オブジェクトは固有の実体を有していません。そのため、SCP-XXXX-JP-Aの保護は暫定的です。また、SCP-XXX-JP-Aの殺害に基づく実験行為は、財団職員の減少という結果を引き起こす為現在禁止とされています。
更新: 事案鎮静後、当報告書のデータベースデータからの削除が検討されましたが、今後同様の行為が発生することに対しての防止行為の目的で、引き続きSCP-XXX-JPとしての登録が続行されることが確定されました。
説明: ※下記異常性群は確定的な結果に基づいていない為、一時的な草案として記載されます。
オブジェクトは現在、財団Dクラス職員にのみ干渉を行っているミーム集合体です。その特徴として、一定の動作が為された場合に限り、基底世界への半物理的な干渉を行うことが挙げられます。
オブジェクトの異常性は主に、ミーム的精神干渉を行った対象4(以降SCP-XXX-JP-Aと記載)への簡易的な思念伝播及びその内容に基づく基底世界の半物理的干渉です。また、特筆すべき点としては、SCP-XXX-JP-Aと何らかの関連性を持つ人物に対する同様の精神干渉行為が挙げられますが、当異常性に関する情報は未確定要素が含まれている点から正式な確定はされていません。
オブジェクトが行うミーム的精神干渉の内容は主に「(SCP-XXX-JP-Aの本名)が死亡すれば、その引き金となった人間を複数名殺害する」といった趣旨に沿ったものであり、現在差異が確認されているものの、その全てが同様の内容を指示していることが確認されています。
また、オブジェクトの行う基底世界への半物理的干渉は、主に上記したミーム的精神干渉の内容と同様の行為であることが確認されています。以下は当異常性の確認の目的で実施された実験の記録です。また、下記実験を行うにあたり、勤務する職員の役7割を他サイトに転勤させる事が決定されました。
実験記録XXX-1
対象: D-48477
実施方法: D-48477の殺害
結果: 実験実施日から3日後、実験が行われたサイト-81██において勤務していた警備員3名及び██博士の失踪が発覚しました。
実験記録XXX-2
対象: D-74688
実施方法: D-74688の殺害。また、実験を実施したサイト-81██において勤務する全職員に位置発信装置が装着された。
結果: 実験実施日から7日後、実験が行われたサイト-81██において勤務していた警備員1名の失踪が確認された。また、失踪した警備員の装着していた位置発信装置は機能停止が確認されており、破壊されたもの考えられている。
実験記録XXX-3
対象: D-74888
実施方法: D-74888の殺害。また、実験を実施したサイト-81██において勤務する全職員にリアルタイム通信を可能とする映像通信装置が装着された。
結果: 実験実施日から1日後、実験が行われたサイト-81██において勤務していた警備員14名及び研究員4名の失踪が確認されたが、その内一名の警備員が装着していた映像通信装置にD-1567の姿が確認されていたことが発覚。即座にD-1567に対する尋問行為が行われました。その結果、犯行行為の動機にD-48974の指示があったことが判明しました。これを受け、D-48974を拘束し尋問行為が行われました。以下はその記録です。
補遺: 尋問行為の終了後、遺体の遺棄場所の捜索が行われようとしましたが、サイト管理官の決定により棄却されました。
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- portal:7713699 (23 Oct 2021 07:52)
現状DVです。ただ、僕はスポイラーの中にあるアイデアはコミカルで面白いと思いました。しっかりと物語性を出していけば楽しめる作品になるんじゃないかなーと。
特別収容プロトコルに関して
"当該する"という表現に違和感を感じました。"該当"というワードを使うと良いかと。
"Bクラス"の誤字ですかね。また、"以上"という表現は不適切かと。こちらで確認してみてください。
説明・オブジェクトに関して
"のみ"が続いており(片方は誤字のようです)、意味がわかりにくかったです。また、オブジェクトがどんなものであるのかがハッキリしないままこの文章が来ているので、読みづらさがあります。
正直、スポイラーに書いてあることが報告書から察せるようになっているとは思えませんでした。内容の薄さもそうですが、読みづらい文章も原因の一つに見えるので、その辺を掴むつもりで既存の記事をとにかく多く読んでみるといいのかもしれません。
ご批評ありがとうございました。
アイデア事態が面白くなかったらどうしようかと思っていたところでしたので安心しました。
確かに内容が薄過ぎましたね。
「もっと嘘っぽいオブジェクトで、それを財団が過信して他団体にエージェントを送る。」くらいのストーリーにしていこうと思います。
拝読しました。
誤字かと思われます。
1回目の調査記録で後の文章を読めば状況は分かりますが、この時点では唐突感があり、どういう状況か分からず、混乱してしまうかもしれません。何も起こっていないと思ったら、何か起こっていたと提示する意味合いだと思うので、もう少し詳しく描いても良いかもしれません。
また、前半の調査記録全体に感じた事ですが、具体的な状況が分かりづらい内容になっているかもしれません。一度退却しているために、タイムラインが2本になっていたり、状況説明が飛び飛びな事が要因だと思われます。特別物語上の必要性が無ければ、表を用いず文章で淡々と状況を説明するなどしても良いと個人的には思いました。
全体的な感想としては、どうしても分かりづらさを強く感じてしまいました。
「異常性を持つ絆創膏」→「その絆創膏を使用した大殺害インシデントの調査」→「Dクラス職員にのみ干渉を行っているミーム集合体(Explained)」と変わっていきますが、複数のオブジェクトが1つの記事内に登場して説明も入るため、どうしても今自分は何のオブジェクトの報告書を読んでいるのか分からなくなってしまうと思います。
この記事は主役は、このオブジェクトであると定めた上で、物語を1本軸にしていくと状況が分かりやすく、読みやすくなると感じました。
以上です。長々とすみません。執筆応援しております!
こんにちは、下書き批評エキスパートです。
異議1がある場合は、このコメントに返信するか、SCP-JPイベント委員会(コンテストハブに記載)までご連絡ください。
ジャンルタグ「コンテスト」の要件を満たさないと判断したため、この下書きの当該ジャンルタグを解除しました。ルールの詳細はこちらを参照してください。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。