アイテム番号: SCP-2984-JP
オブジェクトクラス: Keter Apollyon
特別収容プロトコル: オブジェクトは実体を有していないため現時点での収容は不可能です。そのため現時点での最適行動としてSCP-2984-JP-Aの保護及び護衛を行って下さい。
説明: SCP-2984-JPは、現時点で財団Dクラス職員のみが偶発的に接触する非実体アノマリーです。SCP-2984-JPと接触したDクラス職員(以降SCP-2984-JP-A)による説明からSCP-2984-JPの発生時の外見は全て異なっている事が発覚しています。また、現在確認されている発生事例の約8割が重大な収容違反時に発生している事が確認されています。そのため、何れかの要注意団体が関与している可能性が疑われており、現在複数名のエージェントによる調査が行われています。
資料: 現時点で発生が確認されているSCP-2984-JPに関する情報は以下の通りです。
SCP-2984-JP-1は筋骨隆々な成人男性であり、眼球から熱線を放射することが可能です。
SCP-2984-JP-2は巨大なたこ焼きであり、内部からは人間の手足と思われるものが突出しています。
SCP-2984-JP-3は時限爆弾であり、D-43492が死亡することで日本列島を燃やし尽くします。
SCP-2984-JP-4はごんぎつねであり、D-9341の周辺に200体以上存在しています。
SCP-2984-JP-5は花弁を有する人間の生首であり、光合成を行うことは不可能です。
SCP-2984-JP-6はD-21314自身であり、D-21314が死亡することによってサイト-81██は凍結します。
SCP-2984-JP-7は土星と同等の容積を有したスイカであり、D-44317が寿命を迎えた地点で実体を有します。
SCP-2984-JP-8は5体のミイラであり、D-43291が死亡することで全人類をミイラへと変貌させます。
SCP-2984-JP-9は人形のみかんゼリーであり、D-32448の身体を奪い取る事を目的としています。
SCP-2984-JP-10は全長50メートルのスポイトであり、D-34911が死亡することで地球上の水分を消滅させます。
SCP-2984-JP-11はマーマレードが付着した河童であり、その目的は全人類の無力化です。
SCP-2984-JP-12はハワイ諸島であり、D-43292が死亡することによって日本列島に落下します。
SCP-2984-JP-13はD-34918の母親に酷似している人形実体であり、D-3528が死亡することで財団全職員を殺害します。
SCP-2984-JP-14はSCP-██████-JPであり、D-13492が死亡することによって活性化します。
SCP-2984-JP-15は葭原博士の背後に位置する霧状の物体であり、D-44391が死亡することで葭原博士を殺害します。
以上の発生例からSCP-2984-JPが実体化した場合Apollyonクラスに匹敵すると考えられ、その異常性から暫定的にApollyonクラスへの再分類申請が行われています。現在、SCP-2984-JP実体の発生事例が確認されていないため、申請は却下されました。 また、SCP-2984-JPの発生条件となるSCP-2984-JP-Aの殺害の試みは意図せぬ結果を招く可能性があるとして、現在許可されていません。並びに、SCP-2984-JP-AとなったDクラス職員は例外なく情緒不安定な状態になる事が確認されており、SCP-2984-JPはSCP-2984-JP-Aに対して何らかの精神汚染を行っていると予測されています。
補遺-A: 20██/██/██において、サイトー81██付近に位置する████川内部にオレンジ色の粘液を纏った河童実体(SCP-2984-JP-11-α)が出現する事例が発生しました。その外見からSCP-2984-JP-11に一致する実体であると予測され実験が行われましたが、SCP-2984-JP-11-αが纏っている粘液はマーマレードでは無く蜂蜜であることが発覚。また、SCP-2984-JP-11-αは非常に有効的であり、収容にも協力的であった点等からSCP-2984-JP-11では無いとの考察も存在しました。しかし、SCP-2984-JP-11のSCP-2984-JP-AであるD-48236との対面を行わせた結果D-48236が卒倒し心的外傷後ストレス障害を患った事から、SCP-2984-JP-11-αとD-48236間に何らかの関係があるものとされ、暫定的にSCP-2984-JP-11-αと指定されました。また、この事から、SCP-2984-JP-11以外のSCP-2984-JPが実体化する可能性が考えられる為、暫定的にApollyonクラスへの再分類が行われました。
経過記録: 20██/██/██時点にて、確認されているSCP-2984-JPの総数が107体にまで増加。また、SCP-2984-JP-Aと友好関係にあったDクラス職員が新たなSCP-2984-JP-Aとなる事例が多発している点から、SCP-2984-JPは何らかの感染能力を有している可能性が示唆されています。また、報告されるSCP-2984-JPの概要の危険度が増加傾向にあり、20██/██/██地点でのSCP-2984-JPの約6割がApollyonクラスに匹敵する事から早急な対応が求められています。
補遺-B: 20██/██/██にて、SCP-2984-JP-AであるD-42821に記憶処理薬の投与を行った際、SCP-2984-JPの存在を忘却しSCP-2984-JPを視認する事が不可能になるという事例が発生。この事から、記憶処理剤がSCP-2984-JPに対する対抗手段になりうると判明。全SCP-2984-JP-Aに投与が行われました。しかし、SCP-2984-JP-Aの約2割が効果を示さないという事例が発生。現在科学部門による研究が行われています。
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- portal:7713699 (23 Oct 2021 07:52)
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Okaka_OnigiriOkaka_Onigiri 12 Feb 2022, 15:10
人類が地球に収容されているという状況が、上手く活かせていないように感じました
例えばですが通常のカノンで「財団が地球上の未開の地で知的生命を見つけて、SKを起こさせないように色々するけどうまくいかない」という内容にしても、読んで感じることはそんなに変わらないと思います
スポイラーを読んだところThaumielを使っているというのが人類ならではなのかなと思いましたが、作中で特に書かれていないので、全滅させても復活を繰り返しているのが謎に感じました
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最高危険度アノマリー暫定封鎖用惑星-太陽系第三系列-1438
何度も繰り返すと流石にくどいので、略称を用意するなどした方が良いかもしれません
あらゆる手段を用いてでも解体を行って下さい。
何を解体するのか書かれていません
SCP-1438-JP-A,B
報告書視点の財団側が用意したものに、SCP-1438-JP関係のナンバリングがされるのは少し違和感を覚えます
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mukukumukuku 12 Feb 2022, 15:45
コメントありがとうございます。
上手く活かせていないように感じました
成程、もう少しストーリー性を練ってみます。
全滅させても復活を繰り返しているのが謎に感じました
明記を細かくする等の変更を行っていこうと思います。
報告書視点の財団側が用意したものに、SCP-1438-JP関係のナンバリングがされるのは少し違和感を覚えます
やはりGOIフォーマットにしたほうが良いですかね。
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Okaka_OnigiriOkaka_Onigiri 12 Feb 2022, 16:46
やはりGOIフォーマットにしたほうが良いですかね。
フォーマットは特に関係ないと思います
-Aや-1は異常性の影響を受けたものとか関係者とか複数ある場合の識別子とか、オブジェクトという主体から派生したものに付けられるイメージがあります
この記事のA,Bは財団(報告書を書いた組織)が収容のために用いているものであり、それにSCP-1438-JP-Aや-Bといった呼称を割り振るのだろうかと思いました
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mukukumukuku 12 Feb 2022, 20:46
成程。確かにオブジェクトの構成要素ではないですね。エージェント-1438-JPとかにしてみます。
>遠隔操作型のエージェントです。
人型の機械だったってことですかね?
エージェントって役職とか職業みたいなものだと思うんですが、使い方間違ってるような。
>説明
報告書を読んでも殺害方法を異常手段と判断した理由がわからない
>補遺-A
なんで分解調査で同型オブジェクトによる犯行と判断できたのかわからない
>補遺-B
借金の存在からオブジェクトが死亡直前までいたと判断する理屈がわからない
>©️幸福創造ソサエティ
報告書を見た限り、文字を小さくする意味がないように思います。
>准要注意団体
団体名からは何か特別な活動方針がありそうな印象を感じたのですが、この報告書からはそれが見えないのが肩透かしでした。
いまのところ東弊重工のような機械系オブジェクトの製造販売会社という印象。