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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: keter Euclid
旧特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト81██の現実改変能力者専用の収容部屋に収容して下さい。SCP-XXXX-JPは現実改変能力による強い攻撃性をもつため、食事やインタビューなどSCP-XXXX-JPと直接接触するのは避けて下さい。
新特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは出版社に偽装したサイト8184に収容して下さい。SCP-XXXX-JPの執筆のため収容室には必ずノートパソコンを設置して下さい。サイト8184はSCP-XXXX-JPの執筆の支援を行なうために24時間に渡り専門の職員(サイトの運営上、編集者と呼称)を常駐させなければいけません。サイト8184に常駐する編集者は一定の条件1を満たす必要があります。SCP-XXXX-JPが執筆の支援を編集者に要請してきた場合、必ずメールで支援するなどSCP-XXXX-JPに直接接触しないで下さい。もしSCP-XXXX-JPに接触を図る必要があるのならば、SCP-XXXX-JPの担当博士、佐々木博士(サイトの運営上、佐々木編集長と呼称)へ許可を取って下さい。
説明: SCP-XXXX-JPは現実改変能力を持つ男性です。SCP-XXXX-JPの現実改変能力は空間や認知を歪ませるなどの非常に強力な現実改変能力を操ります。SCP-XXXX-JPは██都██区の出版社前に自作の小説の持ち込みを行った際、SCP-XXXX-JPの侵入を阻む警備員に現実改変能力を使用しているのを出版社に潜入しているエージェントにより発見されました。しかしSCP-XXXX-JPは強力な現実改変能力で抵抗し、財団・一般人の負傷者は██人にのぼりました。その後現実改変能力者専門の機動部隊が出動し、保護されました。そしてサイト81██へ輸送されました。SCP-XXXX-JPは保護当時、SCP-XXXX-JP自作した小説を佐々木編集長2へ見せなければならないと複数回に渡り訴え続けました。SCP-XXXX-JPは複数回現実改変能力を行使しサイト81██からの脱走を企てました。なおこの試みは全て失敗に終わっています。SCP-XXXX-JPはその後、小説を書きたいと言い職員にノートパソコンの要求をしました。当時SCP-XXXX-JPの担当博士だった相良博士はこれを受理しました。その後一ヶ月後、SCP-XXXX-JPは支給されたノートパソコンで小説を執筆しました。
インタビュー記録1
対象: SCP-XXXX-JP
インタビュアー: 相良博士
<録音開始, 20██年█月██日>
相良博士: それではインタビューを始めさせていただきます。
SCP-XXXX-JP: 俺はお前らに話すことなんて一切ない。帰れ! 俺をこんな狭くて不自由な場所に閉じ込めやがって。
相良博士: それは貴方の現実改変能力のせいです。我々の使命は貴方のような特異性のある人やオブジェクトを収容することなのです。
SCP-XXXX-JP: んなこと知るか! さっさとここから出しやがれ!
相良博士: 残念ながらそれは出来ません。しかし、私のインタビューに答えれば多少の環境改善は約束しましょう。
SCP-XXXX-JP: それは本当だな?
相良博士: えぇ、本当です。
SCP-XXXX-JP: 嘘ついたら俺の力で何もかも破壊し尽くすからな。
相良博士:肝に銘じておきます。ではまず最初の質問ですが、貴方のその現実改変能力は何時頃から発現しましたか?
インタビュー記録2
対象: SCP-XXXX-JP
<録音開始, 20██年█月██日>付記: SCP-XXXX-JPにはインタビュー記録1の終了報告書で記載された、佐々木編集長が作成した修正原稿が渡されています。
SCP-XXXX-JP: これの面白みもへったくれもない小説は何だ?
SCP-XXXX-JPが佐々木博士から渡された修正原稿を示す。
佐々木博士: それは貴方の小説の修正案です。私も目を通しましたが修正というより抜本的に書き直されたと言ったほうが正しいですが。
SCP-XXXX-JP: 俺の小説に手を加えやがったのか!? よくこんな面白味がない小説にしてくれたな!
SCP-XXXX-JPが修正原稿を床に叩きつける。
佐々木博士: 落ち着いて下さい。まずよくこの修正原稿を読んで下さい。貴方の創作活動の手助けになるはずです。
SCP-XXXX-JP: 理系脳のお前に何が分かるっていうんだよ! これだから理論でしか物を語れない理系は嫌いなんだ。
佐々木博士: ああ、貴方にはまだ言ってませんでしたね。は財団に引き取られる前は、██出版社で編集長を勤めていました。SCP-XXXX-JP: それは本当か!? ██出版社って俺が1番尊敬している出版社の1つだ。何だってそこの小説家になることが俺の夢だったからな。
佐々木博士: それはありがとうございます。元編集長の私が直々に貴方の小説を添削をしているのですが、この修正原稿はもう不要ですね……。
佐々木博士が床に落ちている修正原稿を拾い上げる。
SCP-XXXX-JP: 待ってくれ! すまない。今までの言動を全部撤回する。だからその修正原稿とやらを見せてくれないか……?
佐々木博士: 仕方ないですね……。それでは少しの時間ではありますが、添削を行いましょうか。
SCP-XXXX-JP: よろしくお願いします。
ここから佐々木博士とSCP-XXXX-JPとの小説の添削についての話し合いが3時間に及び続き、インタビューは終了しました。
録音終了
終了報告書: SCP-XXXX-JPは私の前職の素性を明かしたら急に従順になった。最初の態度からの変化には拍子抜けだ。こちらとしてはやりやすい限りだが。SCP-XXXX-JPの小説だが私の修正原稿を通して1章だけ書き直したが出来は前よりも遥かに改善した。SCP-XXXX-JPは自身の願望が小説に色濃く出ており読みづらかったが、どうやら素質や経験はあるようだ。私が改善点を指摘すると直ぐに吸収し小説に反映してくれた。インタビュー記録1ではあの様に記載したが、伸びしろは私が見てきた中でピカイチだ。SCPでなければ知り合いの編集長に紹介したいぐらいだ。以上で第2回インタビュー報告書とする。
補遺1: サイト81██内の売店にてSCP-XXXX-JPが執筆した小説が出版されました。サイト内でこの小説は評判となり、3年間に全8巻に渡り出版されました。SCP-XXXX-JPは小説執筆時には現実改変能力を1回も行使せず、サイト職員でのSCP-XXXX-JPの信頼感の高まりもあり、SCP-XXXX-JPはサイト81██管理者によりサイト81██に限りレベル0セキュリティクリアランス相当の権限が付与されました。
補遺2: 20██年█月██日、特別収容プロトコルが変更されました。これによりSCP-XXXX-JPが新たに収容されるサイト8184を説明します。サイト8184はSCP-XXXX-JPが連載する娯楽小説の執筆、出版、輸送、販売を行なうサイトです。SCP-XXXX-JPが前回収容されたサイト81██では小説の出版が困難となっため、専用のサイト8184が建設されました。SCP-XXXX-JPが執筆する娯楽小説は現在SCP日本支部の大半のセキュリティ施設の売店で販売されており、SCP-XXXX-JPが出版した本の総出版部数は100万部を突破しました。現在SCP-XXXX-JPが執筆する小説は財団内で多大な人気を誇っており、職員の娯楽環境の向上に必須の物となっています。日本支部理事会はこの状況を鑑み、サイト8184の建設を日本支部理事会議にて決定しました。サイト8184管理者はSCP-XXXX-JPの担当博士である佐々木博士が就任します。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7689220 (07 Oct 2021 12:43)
批評ありがとうございます。
昨日誤って完成していない記事を批評中にしていました。本当に申し訳ないでです。
現状から文章の甘さや目新しさの欠如などが現状の課題ですね。貴方の言う通りストーリーの追加などの根本的な解決をしていきます。
現行ですが、話の展開としては「現実改変能力で自分に才能があると思い込んでいた執筆者が、酷評されつつもその後に偶然才能を見出され、指導者の元でついに成功する」というようなサクセスストーリーで宜しかったでしょうか? もしも、そうであった場合、全体的に財団や職員の振る舞いに違和感を覚えました。
なぜ、オブジェクトにわざわざ修正原稿を提出させて執筆技能を上げるような真似をする必要があるのか? そもそも、財団に従順化して小説が評判を得たからと言って、現実改変能力者を財団が職員として雇用するようなこと自体は無いかと思います(とはいえ、オブジェクト忠誠度を維持するために執筆させる、サイト内だけで小説を頒布するなどの対応はあるかもですが、それでもそれ相応の理由付けが必要となります)。
あるいは「このトントン拍子に上手く行くこの状況(財団の振る舞いも含めて)自体が、オブジェクトの現実改変能力によるものだった」という場合でしたら、今度は読み手に対して「財団の状況」に疑いを抱かせるような明確な要素が見受けられず、読み手は上述したような「財団の振る舞いが一般カノンから外れている」とだけ判断して読み終わってしまう可能性も考えられます。なので、このパターンであった場合には、ヒントとなる部分的であるが明確に「おかしい」「財団が影響を受けているのでは?」と言える違和感を用意する必要がありそうです。
それ以外の点で言えば、「オブジェクトがどのような現実改変能力を持っているのか」が説明項目では記載されておらず、加えてその能力自体も「小説サイトの評価を改竄した」「警備員を突破しようとした」という点のみで使用されており、これだけであればオブジェクトとして指定されるかも怪しい気がしたりですので、何らかのテーマとなる要素(サクセスストーリーなのか、偽りの栄光なのか等)と噛合う性質を付与した方が良い気もしたりです。