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アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:SafeEuclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-████の内部に保管されています。部屋の温度は基本的に20℃で保たれていますが、多少の変更は特に問題ありません。SCP-XXXX-JP内部には研究のためにカメラが取り付けられています。
説明: SCP-XXXX-JPは南米の██の砂漠にある直径1.5m,深さ40mの円柱形の井戸であり、運搬が不可能なため、財団は██国政府からこの土地を購入し、サイト-████を建設しました。この井戸の底には一般的な土と水が1.6m程の深さまで溜まっており、川辺のような環境となっています。この土や水はいかなる外的環境においても量が変わることがなく、また外部から土や水を流し込むことはできますが、内部の量は流し込んだ量に関わらず一定です。この井戸の内部に外側から有機物が侵入することはできません。SCP-XXXX-JPの内部には独自の生態系が構築されており、これまでにコケ類や低木、小魚やカエルが見られていますがこれらの生物は外から胞子や種子が飛んできたのではなく内部で自然発生しています。また、これらの動物はSCP-XXXX-JP内部では食事による栄養補給を必要としていません。発見当初はコケ類、水草、小魚、虫などが既に自生していました。また現在は生態系は消失し、少量のコケ類が残っている程度です。
補遺:
記録-XXXX-A-1(20XX/06/18)
SCP-XXXX-JP内部でオタマジャクシ1が発生。(以降、SCP-XXXX-JP-Aと呼称。)SCP-XXXX-JP発見後、初めての生物の発生。
記録-XXXX-A-2(20XX/08/03)
SCP-XXXX-JP-Aが成体になる。
記録-XXXX-A-3(20XX/08/11)
SCP-XXXX-JP-AがSCP-XXXX-JPの内壁を登ろうとするようなしぐさをする。
記録-XXXX-A-4(20XX/08/21)
SCP-XXXX-JP-Aがコケを地面から剥ぎ取り、積み上げてその上に登る。SCP-XXXX-JPの外部へ出ようとしている可能性があるが、地上には届かず。また、SCP-XXXX-JP-Aがある程度高い知能を持っている可能性を考慮し、オブジェクトクラスの改定を検討。
記録-XXXX-A-5(20XX/09/01)
SCP-XXXX-JP-Aが低木を折り、簡易的な梯子を作るが、地上には届かず。SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスがEuclidに変更される。
記録-XXXX-A-6(20XX/09/14)
SCP-XXXX-JP-Aが全ての低木を梯子にするが、地上には届かず。
記録-XXXX-A-7(20XX/09/16)
SCP-XXXX-JP-Aが石器を用いて魚を狩り始める。
記録-XXXX-A-8(20XX/09/27)
SCP-XXXX-JP-Aが魚の皮を繋げてパラシュートのようなものを作成し、コケや梯子などに火をつけて燃焼させ、それによる上昇気流でSCP-XXXX-JP外部へ出る。SCP-XXXX-JP-Aは財団職員によって回収されたが虫などの餌を食べず、死ぬ。死因は餓死と判明した。
メモ: なぜSCP-XXXX-JP-Aはなぜ井戸の中の、生活を送るのに十分な恵まれた環境以上のものを求めたのだろうか。自らの前進や好奇心だけを優先して井戸の中の自然を破壊したのか?だとしたらそれは非常に強欲で自分勝手なことだ。ほかの生物たちや環境のことを少しは考えてもいいだろうに。 -██博士
付与予定タグ: scp jp Euclid カエル 建造物 自我 水棲 生命 動物
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ラストは人間のブーメランで終わらせているつもりなのですが、「分かりづらい」「つなぎ方が強引だ」などもアドバイスいただけると幸いです。
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- portal:7673675 (05 Oct 2021 22:34)
このコメントは批評に関係無いコメントであるとして、オペレーターから指摘を受けました。
拝読しました。現状、dvです。知性を持ったカエルが井戸の外を目指し、死亡するというストーリーは、SCP財団のようなK-クラスシナリオを引き起こしたいのか、単純に財団へのアイロニーなのかがはっきりしていません。また、一度崩れた生態系が戻るのが難しいのであれば、このSCPは二度とSCP-XXX-JP-Aが発生する事はないのではないでしょうか?そのような場合、オブジェクトクラスはNeutralizedになるのではないでしょうか。
返信遅れてしまい申し訳ありません。
財団への皮肉というよりかは井戸の中のカエルと地球の中での人間を重ねて最後に人間サイドの財団職員がカエルに対して批判的なことをいうことでブーメランを投げさせたいという狙いがあります。(財団というよりかは人間に対して?)が、うまくカエルと人間をリンクさせられていないと思っているのでそこをどうにかしないと…と思っています。
これに関してはSCP-XXXX-JP自体の異常性(水と土の量が変化しない点や外部から生物が侵入できない点など)が消失していないためNeutralizedにはしていません。ただ、「一度崩れた生態系が戻るのが難し」く、SCP-XXXX-JP-Aが二度と発生しないとなるとEuclidのままでいいのか、Safeに戻すべきなのかがわかりません。
オブジェクトクラスについての財団の記事を読むとわかりますが、
『「それ」を箱に入れて鍵を掛け、そのまま放置したとき、何も悪いことが起こらないのであれば、それはおそらくSafeです。』
『「それ」を箱に入れて鍵を掛け、そのまま放置したとき、何が起こるか予測がつかないのであれば、それはおそらくEuclidです。』
とあります。この場合はSafeが妥当だと思います。
正直、読んでいて「なぜ水などの量が変わらず外部から生物が侵入できないのか」や「外部から干渉を受けずオブジェクトからも接触のないものをなぜクラス付けする必要があるのか」など疑問が出てきました。最も伝えたいところは財団へのブーメラン効果なのはわかりますが、もう少し肉付けをしてみるのもいいのではないでしょうか。