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主な追加点のまとめ
- 図を増やした。
- それぞれの文章のまとまりが何のために書かれているのかを文頭に明記。
- 3つ目のエンドを試作。 入力欄に何も入力しなかった場合に見れる。真っ黒な画面に飛ばされるがそれが「自分が終了された」ことをあらわしていると伝わるかが不安。
「文字が入力されていません。これは我々への反抗であるとして受け取られます。もし我々に従う意志があるのなら直ちに文章を入力をしてください。
これは確認です。あなたは我々に反抗しますか?」
というようなもの。
その他わかりやすさが向上しているかを教えていただけると助かります。
参照用リンク
1ページ目
2ページ目
通常エンド
2つ目のエンドの前半
2つ目のエンドの後半
クレジット
タイトル: 或る西瓜の提言 - 焚書坑儒計画
著者: ©︎R-suika
作成年: 2022
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:7664517-6-3c9e
説明: █████はあなたと交信するために作成されたこの文書です。SCP-001-JPに存在する「ベリーマン=ラングフォード・多量情報挿入用ミームエージェント」は全ての宇宙を記述しているために、我々はその記述を標的に物語漏出災害を誘発し、あなたにメッセージを送ることに成功しました。また当文書そのものを「ベリーマン=ラングフォード・多量情報挿入用ミームエージェント」を標的にするやり方で送信するには、この文書は情報が多すぎるという問題があったため、この文書の情報を意味論的に集約・濃縮した「3uq0r」という記号配列を送信、それをあなたが記述することで先程同様物語漏出災害を誘発、当文書をSCP-001-JPに顕現させました。
以下は我々からのメッセージです。
我々は、君がもともといた世界から見ると2つ下位の現実次元の者だ。焚書坑儒計画を止めに、そして君を助けにきた。
ああ、もちろん気になることがあるだろう。なぜ我々が厳重に秘匿されているはずの彼らの計画、しかも上位現実次元でのことを知ることができたのか?それは、"我々"は"彼ら"だからだ。彼らがHDHXという粒子加速器を使って行った現実子生成実験、あれが知らずしらずのうちに多数の反現実子を下位の現実次元に送り込んでいた。そして、"彼らの世界"のコピーである"我々の世界"が生まれたのだ。ゆえに我々は彼らの計画を見抜くことができた、というより我々も彼らと同じようなことをしようとしたのだ。そして、止められた。我々よりさらに下の世界の"我々"に。上の彼らと同様、我々も年がら年中HDHXを稼働させていたために、我々のさらに下に、我々の世界のコピーが作られていたのだ。そしてこの連鎖は繰り返され、こうしてできた同一の宇宙が何層にも連なる現実次元構造は物語漏出災害を発生しやすくした。そうして、"下位現実次元の彼ら"から上位現実次元の我々に対してメッセージを物語漏出災害で送ることも可能になったのだ。しかも、先述の連鎖で多数の我々が作られていくうちに、物語漏出災害をなんとかできる方法を思いついた世界が生まれたのだ。それはSCP-055とSCP-579、そしてSCP-404-JPを利用する方法だ、ここでは詳しく書く余裕はないのが申し訳ないが。あれは「書かれたものを消し去る力」の方に注目が行きがちだが、もう一つの方、「自身に記述されている文章を、見たものが最も自然に『ここには何もない』と考える形になるように改竄する性質」を利用すればあらゆる宇宙、つまり物語を"SCP-404-JPの中"に隠匿できる。あれは上位現実次元実体にも通用することが分かっているから、うまくいくはずだ。
我々には焚書坑儒計画なんて必要ない。我々は上の彼らを止めなければならない。だが、この我々の連鎖がどこまで続いているのか分からない、君が今いるところが我々の最上位ならいいんだが。とにかく急がなければならないだろう。我々がこの後彼らにコンタクトを取って説得する。
だから後は我々に任せて君はもう上の世界の戻ったほうがいいだろう。急いだ方がいい、彼らはSCP-001-JPに何らかの干渉が発生したことに気づいたようだ。早くしないと超越死生学的絶対終了弾頭が打ち込まれる。それが起動されれば上位現実宇宙から来た君ですら、なすすべなく終了されるだろう。下のボタンを押せば我々の方のS.W.A.N.N.エンジンが君の魂を元の世界に戻す。それでもう大丈夫だ。
最後に、我々に気づいてくれてありがとう、君のおかげで彼らは間違いを犯さなくて済むだろう。それでは、さようなら。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7664517 (04 Oct 2021 14:49)
拝読しました。とても力の入った作品であることが用いられている設定や計画書から伝わってきますし、報告書としての形にもなっていると思います。ただ、現状では面白さよりも読者に与えるストレスの方が上回ると感じるので、このまま投稿されたらDVします。
個人的に一番気になったのは情報のバランスが悪いことです。この記事のラストシーンを読者が理解するために必要な情報は殆ど遷移後のページに集約されているため、現状では1ページ目でかなりの文字数を割いて書かれている設定がストーリー上は装飾以上の意味合いを持っていないように感じました。このような独自理論を用いる記事は、設定/理論を展開の説得力を増すために使用するのが理想形だと考えているのですが、この記事は理論の必要性や理論と展開を繋げる導線が足りないように思います。また、メタ記事および現実性に関連する作品へのクロスリンクが複数されていますが、それらが全て理論の補強に有効に働いているか読み直したほうがよいと思います。
改稿、応援しています。
ありがとうございます。
言われてみれば、記事の展開に関与しない情報が1Pに多い気がしますね。1Pの情報量を減らしてみます。
理論と展開が分離してしまっているということですね。最初に理論を全て説明してから、その後に物語を展開する構造をとっているのが原因で、読者からすると「理論」のパートが何のためにあるのかが初見では分からなかったり、その後の展開の理論との関連性が理解しにくくなってしまった感じがありますね。物語の展開の中に自然に理論を組み込めないか考えてみます。
確かに、物語を理解するのに役立つかという観点で見ると不要なクロスリンクがありますね。削れるところは極力削るようにしてみます。
批評をありがとうございました。大変参考になりました。
以下のような改稿を行いました。
拝読しました。
結論から申し上げると、非常に人を選ぶ記事だと思います。理論のまとめ等があり、読み進める難易度はかなり易化していると感じましたし、読者フレンドリーな印象を受けました。
一方で、この記事の狙いが「理論への好奇心」にあるのであれば、狙い自体が読者層を狭めています。というのも、こういった理論的な話が好きな層はSF好きなどに限定され、一般的な読者へのウケはどうしても難しくなってくるからです(私はこういった理論についてはライト層なので、オチに行くころにはかなり疲れ果ててしまっていました)。一通り読んだ感じでは理論自体は緻密かつ丁寧な説明をできている印象を受けたので、クオリティ的にはおそらく問題はあまりないのですが、投稿された際に残るかどうかは、クオリティ云々よりもこういった記事が好きなメンバーの比率の問題になってくるかと思います。
高評価狙いではなく、R-suika様が書きたい記事を書くことをメインに据えるのであれば、この路線で(もちろんわかりやすさや冗長な部分の省略は意識した状態で)突っ切っていいと思います。評価を目指していくのであれば、これ以上理論を削るのは難しいと思うので、いっそ理論派ではない読者に向けたバージョンの報告書を用意するなどの手を打つ必要があるかもしれません。
unknown の誤字だと思います。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
ありがとうございます。
ここは意識したポイントなので伝わってよかったです。
たしかに現状のままだと読者層が狭まってしまう感じがありますね。「理論派ではない読者に向けたバージョンの報告書を用意する」というのを試してみようと思います。
修正しました。
読者にもっと優しい記事になるように色々と試してみようと思います!ご批評ありがとうございました!
「理論派ではない読者に向けたバージョンの報告書を用意する」というのを試してみたのですが、理論を主軸に置いているこの記事において理論を簡約しつつ面白さを残すのは難しいことであることがやってみて分かりました。この記事のオチは理論抜きに成立しないために、理論を簡約化してしまうとオチの説得力が落ちてしまうという問題があり、簡約化バージョンを見てDVされてしまうことが不安であったので、簡約化バージョンの作成は断念してしまいました。その代用として、「初めにお読みください」という折り畳みを用意して、そこに「理論が苦手な人は理論のまとめだけ読むのでも問題はない」ということを明記することで、長い理論が苦手な人へ配慮する形にしようと考えています。
今回
k-calさんにご提案いただいた「理論派ではない読者に向けたバージョンの報告書を用意する」というアイデア自体は極めて有用なものであると思うので、また別の機会に使用させていただければと思います。
改稿お疲れ様です!
新バージョンの件、承知しました。その方向でも問題ないと思います。
ただこれはとても個人的な好みの話で恐縮ですが、「初めにお読みください」を置くことにはあまり賛成できません。読者は「報告書」を読みに来ています。その冒頭に作者のメッセージを掲載することは没入感を削ぎますし、なにより言い訳がましい印象を与えると思います。ラーメン屋の頑固親父の如く
、こだわったのなら自信をもって無言でドンと構えてもいいのではないでしょうか。
18時追記: 再度全体を読み直しました。赤字の二人称の語りについてですがが、インストール5とそれ以前のものについてはあまり効果的ではないと思います。というのも、二人称で読者の感情について語られていますが、その部分が感情の押し付けを受けているように感じるからです。また、文章も砕けており(例:「財団なんかが」)雰囲気を損なっていると思いました。砕けた文体にするのではなく、あくまで読者に感情を押し付けない範囲で思考の整理を手伝うくらいの文章を目標にすると良いかと思います。この部分は全体の雰囲気を決定するので、残すのであればこだわっていきたいところだと思います。
インストール6以降の二人称部分はそこまで問題はないと感じましたが、
この部分で突然「SCP-001-JP-M」という語が出てきますが、この語がよくわからずせっかく期待が高まってきた部分で突っかかってしまいます。もう少しわかりやすい表現ができると良いと感じました。
性質にはの誤字だと思います。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
ありがとうございます。
ただこれはとても個人的な好みの話で恐縮ですが、「初めにお読みください」を置くことにはあまり賛成できません。読者は「報告書」を読みに来ています。その冒頭に作者のメッセージを掲載することは没入感を削ぎますし、なにより言い訳がましい印象を与えると思います。ラーメン屋の頑固親父の如く
、こだわったのなら自信をもって無言でドンと構えてもいいのではないでしょうか。
そう言っていただき勇気が湧いてきました。確かにその方が見た感じが良さそうですし、これは無くそうと思います。
二人称で読者の感情について語られていますが、その部分が感情の押し付けを受けているように感じるからです。また、文章も砕けており(例:「財団なんかが」)雰囲気を損なっていると思いました。砕けた文体にするのではなく、あくまで読者に感情を押し付けない範囲で思考の整理を手伝うくらいの文章を目標にすると良いかと思います。この部分は全体の雰囲気を決定するので、残すのであればこだわっていきたいところだと思います。
記事の理解しやすさの向上という点でもこの読者の心情の代弁は有用であるので、これをどう改善していこうか考えたのですが、これについてはプラスに働くかマイナスに働くかが紙一重であるように思えてきたこと、報告書的ではない文体で文章を書く力が私には不十分であると感じたこと、twitterで頂いた意見を元に考えると「あなた=読者と完全に同一の存在」を登場させるといくつか不都合が出てくると分かったことなどがあり、自分にはこれをうまく扱いきれる自身がありませんでした。そのため、改稿案なども提示していただいたのに申し訳ないのですが、安全を取って読者目線の文章は削ることにしました。新人コンテストの意義を考えるならチャレンジを行うことは重要だと思うのでこのような選択になってしまい大変恐縮なのですが、この辺りはこの次に書く予定の記事で、
性質にはの誤字だと思います。
修正しました。
色々と教えていただきありがとうございました!今回教えていただいたことは今後の執筆にも役立ていこうと思います。