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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81█の低危険性生物飼育施設に卵の状態で収容されます。施設内を適切な温度、湿度で保ってください。経口感染を防ぐため、不必要なSCP-XXXX-JPとの接触は禁止されています。SCP-XXXX-JPの生息地である██湖にはカバーストーリー「水難事故の多発」を流布し、一般の人間が立ち入らないように監視してください。研究の為にSCP-XXXX-JPの成虫が必要になった場合、Dクラス職員にSCP-XXXX-JPの卵を感染させ、成虫を採取することが許可されます。
SCP-XXXX-JPによる症例が確認された場合は、財団エージェントを派遣し成虫の確保及びカバーストーリーの流布、記憶処理を適宜行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは宮城県██郡██町の██湖(以下SCP‐XXXX‐JP‐1と呼称)に生息している、吸虫網に属する寄生虫に類似した未知の寄生動物です。成虫は体長およそ7~15cmでチューブ状の体型になり、赤青黄緑の非常に色鮮やな外見が特徴的です。
SCP-XXXX-JPは人間に寄生します。SCP‐XXXX‐JPはSCP-XXXX-JPの卵で汚染された水を介して人間の体内へ侵入、胃液の刺激により体内で卵が孵化し幼虫になります。幼虫は血管内部に取り込まれ、血流を利用して脳へ定着します。SCP-XXXX-JPは人間の好奇心を栄養としており、寄生した人間があらゆる物事に興味を抱く、新しい知識を身につけるとそれに伴いSCP-XXXX-JPが成長します。成虫までの成長速度は寄生した人間によって異なりますが、1~3年ほどで成虫になります。感染経路の特徴から一度に複数の卵に感染している場合がほとんどであり、体内に存在するSCP-XXXX-JPが多いほど成長に要する時間は長くなる傾向にあります。
SCP-XXXX-JPが成虫になると、寄生した人間の額から皮膚を破り、薄い膜に包まれた一対の角のように体表面に出現します。この時、寄生されている人間はSCP-XXXX-JPの一連の行動に一切気がつくことはありません。また、体表面に出現したSCP-XXXX-JPには一種の現実改変能力を持つと考えられ、周囲の人間を含めSCP-XXXX-JPの存在に違和を感じることはありません。角は1つあたり2~3匹の成虫から構成され、残りの成虫は脳内に残留します。
体内のSCP-XXXX-JPが全て成虫になると、SCP-XXXX-JPは寄生した人間の行動を操作します。SCP-XXXX-JPは寄生している人間をSCP‐XXXX‐JP‐1の付近へ誘導し、十分に接近させた後に瞼を固定、瞬きが不可能な状態にします。その後、くしゃみをさせることで眼球に負荷をかけ、眼球を身体から分離させます。分離後、眼孔から寄生していたSCP-XXXX-JPの成虫が一斉に体外へ出現します。この時、SCP-XXXX-JPは人間の意識には干渉しないため、寄生されていた人間は自分の身体に起きている異常を認識、眼球が身体から分離することへの精神的・肉体的苦痛を感じなから死亡します。何らかの原因でSCP‐XXXX‐JP‐1への誘導が長期的に成功しなかった場合はその場で眼球を分離させます。周囲の人間はSCP-XXXX-JPに寄生されてた人間の死亡後も異常性を認知することはできません。
SCP-XXXX-JPは成虫になり体外へ出現したあとは卵を産み速やかに死亡します。SCP-XXXX-JPの成虫は人間の体外では長く生きることができません。
SCP‐XXXX‐JPは、██町で度々発見される眼球が損傷した不可解な死体が██町に伝わる「良い子にしないと鬼に取り憑かれる」「目玉を取られる」と子供に言い聞かせる風習と関連性があるものとされ行われた調査により発見されました。
不可解な死体はしばしばSCP‐XXXX‐JP‐1の周辺で発見されることと、SCP‐XXXX‐JP‐1が██町で親しまれていることに着目し、様々な観点からSCP‐XXXX‐JP‐1の調査を行ったところ、カント測定器を用いたヒューム値の測定においてSCP‐XXXX‐JP‐1周辺のヒューム値が周囲の空間のヒューム値より僅かながら高くなっていること、また、水質調査により水中に寄生生物の卵が存在することが判明しました。
これにより、SCP‐XXXX‐JPには人間に寄生し尚且つ現実改変能力がある可能性が示唆され、カント計測器を用いての██町の住人への調査が行われました。調査の結果、当時14歳の鬼石原 寧子さん(以下、SCP‐XXXX‐JP‐2)の持つヒューム値が周囲のヒューム値よりも僅かに高かったため(1/1.5)、 SRAを用いたSCP‐XXXX‐JP‐2へのインタビューが執り行われました。
以下はSCP‐XXXX‐JP‐2へのインタビュー記録です。
インタビュー終了後、SCP‐XXXX‐JP‐2の死亡が確認されました。SCP‐XXXX‐JP‐2かは出現したSCP‐XXXX‐JPの成虫は霊屋下博士他財団エージェントにより回収されました。
後日、SCP‐XXXX‐JP‐1の調査中に湖底から両眼が損傷した死体が発見されました。身元確認の結果、死体は失踪していた██ ██さんのであることが判明し、SCP‐XXXX‐JP‐2の証言と一致していました。また、██ ██さんの他にも同様の死体が複数発見され、死後長時間経過していることが確認されました。
19██年に初めてSCP-XXXX-JPが発見されて財団で収容されるまで、年間約██人の人間がSCP-XXXX-JPにより死亡していました。SCP‐XXXX‐JP‐1は、地元では生水を直接飲んでも安全な湖として知られたおり、██町には「██湖の水を飲むと頭が良くなる」などの言い伝えが存在しています。
現在、財団ではSCP‐XXXX‐JPについての研究が継続されています。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7662519 (06 Apr 2022 06:15)
読ませていただきました。若い人ほど進行が早いのかも…こないだまで元気だったのに突然おめめ取れて亡くなるなんて!みたいな感じなのかな…などと恐ろしく思えて面白かったです。
ひとつ気になったことがあります。
特別収容プロトコルの3文目
についてです。
駆虫剤の開発に関する研究が急がれてるのかもしれませんが、体外に出ればすぐ死んでしまう成虫数匹のためにDクラス1人を犠牲にするのかという点で違和感を感じました。
オブジェクトクラスもEuclidで、そんな犠牲を払わないと収容できないものなのか疑問に思いました。
ただこの辺に関しては人それぞれ認識が違うと思いますので、意図的に書いていたらすみません。
コメントありがとうございます!
自分で見返してみても指摘された箇所の詰めが甘いと感じたので今一度考え直します。
現状DVです。ですが、文章に関してはあまり問題はないと思います。
特別収容プロトコルに█は使用しません。1
残存するアノマリーならば完全に収容できていない……つまりEuclidではなくKeterのほうが適切だと思います。2
また、肝心のオチがないので、面白くありませんでした。SCP-XXXX-JPに寄生されたが生存した人へのインタビューとかあったほうがいいと思いますし、発生源を発見するようなことが書いてあってもいいと思います。
コメントありがとうございます!
正直自分でも物足りない気がしていたのでインタビュー記事や発生源、その他細かい文章に関してもう一度考え直します。
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