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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP‐XXXX‐JP‐1の入口を完全に封鎖し、カバーストーリー「落石や雨水の侵食による危険」を流布してください。周辺には最低でも1人の監視員を配置し、内部に人間が侵入しないよう監視してください。
SCP‐XXXX‐JP‐2a及びSCP‐XXXX‐JP‐3はサイト██の標準人型収容施設に収容してください。SCP‐XXXX‐JP‐2aへの実験は倫理的観点から現在行わていません。
説明: SCP‐XXXX‐JPは8月31日に宮城県██市████丘(第█号丘)付近にある洞窟(以下、SCP‐XXXX‐JP‐1と呼称)を通過した人間が異次元(以下、SCP‐XXXX‐JP‐2と呼称)に転移する現象です。
転移後、SCP‐XXXX‐2内ではSCP‐XXXX‐1が消失しますが、転移から約6ヶ月後に再出現します。再出現したSCP‐XXXX‐1を通過することで基底世界への帰還が可能です。
SCP‐XXXX‐JP‐2は概ね我々の基底世界と同一の並行世界ですが、8月32日と呼ばれるイベントが発生しています。
8月32日について: SCP‐XXXX‐JP‐2の暦における201█年8月31日に██県沖に2匹の巨大なクラゲと思われる実体が出現しました。2匹がサイレン音に酷似した鳴声を放つと同時に、片方の巨大なクラゲの全身が膨張し爆発しました。爆発の衝撃波とその後に世界中の海から出現した大量のクラゲが人間を捕食、建造物を破壊したことで沿岸部を中心に世界中に甚大な被害がもたらされました。
イベント発生後、時計や暦は正確に機能するものの季節、天気、気温などがイベント発生当時のもので固定され、SCP‐XXXX‐2内の人間の生活様式は大きく変化しました。海からのクラゲの出現は8月32日後も不定期に継続しているため、SCP‐XXXX‐JP‐2内の人間はクラゲの出現を可能な限り予知し、主に内陸部の地下で生活するようになりました。また、巨大なクラゲの爆発と共にヒプノトキシンと呼ばれる人体に有害な毒素が空気中に放出され、現在でも沿岸部にはクラゲにより毒素が放出され続けていると考えられ、沿岸部地域は忌避されているようです。
SCP‐XXXX‐JP‐2内の人間はこの一連のイベントを8月32日と呼称しています。
SCP‐XXXX‐JPは当時17歳だった五十鈴 小夜さん(以下、SCP‐XXXX‐2aと呼称)の自由研究がきっかけで発見されました。新種のクラゲ(以下、SCP‐XXXX‐3と呼称)を発見したという旨の内容で、掲載されていた写真やSCP‐XXXX‐2aが見つけたというクラゲの死骸が異常性を持つ可能性があるとして財団の目に留まり、複数回に分けてのインタビューが実施されました。
以下はSCP‐XXXX‐JP‐2aへのインタビュー記録です。
インタビュー後、SCP‐XXXX‐JP‐3cの頭蓋骨は霊屋下博士の調査により異常性が発見されなかったことに加え本人の希望により一時的にSCP‐XXXX‐JP‐2aに返却され同時収容されていました。その後、202█/█/█に同サイトで発生したSCP‐███‐JPの収容違反においてDクラス及び研究員に多数の死傷者が出たにも関わらずSCP‐XXXX‐JP‐2aは無傷であったこと、その際SCP‐XXXX‐JP‐3の骨を所持していたことから、SCP‐XXXX‐JP‐3の骨はSCP‐XXXX‐JP‐2aが所持することで異常性を持つものとして研究が継続されています。また、SCP‐XXXX‐JP‐2aはSCP‐XXXX‐3にヒルコクラゲと命名予定であったとのことです。
補遺: 202█/█/█に実施されたSCP‐XXXX‐JP‐1の内部調査において、地球上では未確認の海洋生物が複数確認されました。個体ごとに既に死亡していたもの、僅かに生存していたものと様々で、さらなる研究が進められています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7662519 (06 Apr 2022 06:15)
異常性を持つクラゲがいることは詳しく書かれていますが、その分他の情報が足りなくなっています。他には、並行世界のほうにも財団はあるのかないのか・基底世界(こちらの世界)と並行世界ではどの程度歴史や社会が違っているのかをクラゲの情報量を超えない程度でよいので知りたいです。
SCP-XXXX-JP 現象
SCP-XXXX-JP-1 洞窟
SCP-XXXX-JP-2 洞窟先の異次元
SCP‐XXXX‐2a 五十鈴 小夜
SCP‐XXXX‐3 新種のクラゲ
SCP‐XXXX‐JP‐3c 五十鈴 小夜が会った女の子、のちにクラゲ
6種類はかなり多く、初見の読者が把握しつつ読んでいくには大変ですから、減らせたほうが読む側の負担が減って親切な構成です。この中だと、根本である「SCP-XXXX-JP」・並行世界を表す「SCP-XXXX-JP-2」・こちらの世界に持ち込まれたクラゲ「SCP‐XXXX‐3 (SCP‐XXXX‐JP‐3c)」が特に重要だと感じたので、これらをナンバリングとしてキープし、他の要素はそのまま「洞窟」「五十鈴 小夜」として扱っても不自然にはならないと感じました。
読んでみての印象ですが、"五十鈴 小夜の物語がまず世界の土台としてあり、その上にSCPの世界観が載せてある"という感じを僕は受けました。進行上、並行世界側がメインの舞台で、中核になる人物が五十鈴 小夜になるのは納得できますが、財団が(並行世界もふくめて)財団世界そのものにおける脇役になっているように見えてしまった点は気になります。
並行世界に関する補足説明(8月32日)と、インタビューによる五十鈴 小夜の発言に記事全体の大部分を割いたことが大きな原因ではないかと思ったので、この二つに対する文章量の削減・または財団をもっと異常性に触れさせる、近づけさせる展開 もしくは並行世界要素を外して一つの世界で完結するようにするなど、根本の設定の変更も必要かもしれません。
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