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クレジット
タイトル: 前を向いて歩こう
著者: ©︎motomuratomohiro
作成年: 2022
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:7653692-6-fe12
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト81██に収容されます。SCP-XXX-JPに対し1日3回の給餌を行ってください。また、SCP-XXXX-JPの世話は解離性同一性障害と診断されたDクラス職員一名のみが行います。
説明: SCP-XXXX-JPは黒色のイエネコ(Felis catus)です。SCP-XXXX-JPの世話を行った人物は胸の痛み、幻聴、趣味や嗜好の変化及び別の人格の形成等の症状が発生します。世話を行った人物が死亡した際、新たにSCP-XXXX-JPの世話を始めた人物が新たにSCP-XXXX-JPの影響を受けます。
SCP-XXXX-JPは要注意団体「日本生類創研」の構成員████氏により作成され、その後柳優斗氏に譲渡されました。譲渡後SCP-XXXX-JPは柳優斗氏が飼育をしており、柳優斗氏もSCP-XXXX-JPの影響を受けていたと推測されています。
SCP-XXXX-JPは男性がいきなり苦しみ始めて倒れたと通報があり、警察官に扮したエージェントが調査を行った結果SCP-XXXX-JPが発見されました。
補遺1:
以下は要注意団体「日本生類創研」の構成員████氏の日記です。
1/4 遺伝子を組み替えることで異常性を持った動物を作り出す試みが始まった。いくつか候補となる動物はあったが、飼育のしやすさと人間社会にいても不自然ではないという理由から猫を選んだ。
1/7 遺伝子を操作した受精卵を母猫に注入した。このまま待つだけだ。
2/9 しくじった、母猫が双子を身ごもってしまった。これでは異常性が分散し、変質してしまう。手を打たなければ
3/3 無事出産が終わったが、やはり双子だった。心臓の移植を行うことで意図した異常性になるだろう。
7/2 片方の猫の心臓を摘出し、もう片方の猫に移植した。しかし異常性を確認できなかった、実験は失敗だ。
7/3 此処が財団に見つかってしまった。上手く逃げることが出来たが、深手を負ってしまった。私は死ぬだろう。しかし、私の成果がこのまま消えてしまうのは悲しい。これらを友人に託すことにする。
補遺2:
以下は柳優斗氏の自宅から押収された日記です。
7/1 古くからの友人が家に来た。彼は大学で生物学を専攻しており、とても優秀な学生だった。就職先は秘密と言われたが、生命を作り出す仕事をしていると言っていた。今は猫のクローンを作っているそうだ。実際に見てみたいものだ。
7/3 今日は彼が血まみれで家に来た。病院に送ろうとしたが、断られてしまった。代わりに彼は猫を手渡し、『大事に保管してくれ』と言い残して去ってしまった。無理やりにでも引き留めて事情を聞いた方が良かっただろうか。
7/4 猫を飼育するためのケージと餌、諸々を買ってきた。家が少し狭くなってしまったが友人の頼みだ、少し我慢しよう。
7/14 今日はとても胸が痛かった。暫くして胸の痛みは収まったが今日はおとなしくしよう。
8/1 家に一人しかいないはずなのにどこからともなく声が聞こえる。疲れているのだろうか。周りを見ても毛繕いしている猫しかいない、流石に猫が喋ることは無いだろう。
8/14 友人から最近変わったねと言われた。言われてみれば確かに昔はお酒を全く飲まなかったのに最近はよく飲むようになったし、以前は毛嫌いしていた食べ物もまったく気にせず食べるようになった。
9/1 今日は何をしたか全く覚えていない。気が付くとまったく知らない土地に来ていた。帰るのがとっても大変だった。
9/3 最近記憶の抜けが激しい。知らないうちに机の上にメモが積み上げられていた。自分が書いた記憶は全くないが、自分の字だ。
9/5 最近自分が自分じゃない感じがする。とても怖い。
補足:柳優斗氏は次の日自殺しました。
補遺3:
SCP-XXXX-JPの世話を行っていたD-████が多機能不全で死亡しました。解剖の結果心臓移植による拒絶反応と推測されましたが、D-████が心臓移植をした記録はありません。
付与予定タグ: 猫 日本生類創研 コンテスト
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- portal:7653692 (25 Sep 2021 22:19)
不必要な改行が見られます。基本的には段落分け以外の改行は詰めましょう。また、数字は漢数字ではなく算用数字です。
世話をしていなくとも影響を受けるのでしょうか?
SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-Bの事でしょうか?
文をつなげ過ぎて読みづらいです。一個目の読点で一度分を区切るとよいと思います。後半については文がおかしいので(付近に人がいないのにもかかわらず衝突したような映像が残されており、のような感じでしょうか)直した方がよいと思います。
後半の日付が太文字になっていないので修正しましょう。
記事ですが、説明部分で明らかに落ちが見えているのでスポイラーの「異常性が変わっていなくても受け取り手に依って感じる異常性が変わる」という部分が達成できていないと思いました。また、これ自体は手垢のついた手法ではあるので変わる、ということに加えてどのくらい大きな落差を作るか?というところも重要です。これが上手く言った記事の例ではSCP-1198-JP等がよい例でしょうか。
また、ネコが双子という部分は上手く機能していないように思いました。-Aに対して-Bの役割が極端に薄いためです。話を合進めやすくするためだけに追加されたような印象を受けるので、-Aに統合して話を進めた方が読みやすいですし、まとまりもよくなると思います。
ご批評ありがとうございます!
異常性に関しては出来れば双子要素を入れたいなと思っているので、心臓の方の異常性をもう少し考えてどのように話が進むかを考えたいと思います。
・異常性にひねりは足りているかどうか
双子になったというトラブルが何をもたらしたのかが明確ではなく、SCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bとに分かれなかった場合と比べて何が違うことになったのか? がはっきりとは説明されていないため、読者が「きっとこうなんじゃないか?」と推測する必要はあると思います。明確にするとしたら「本来はこういう異常性になる予定でした」が財団が襲撃時に獲得した████氏作の資料データ等から把握できて、比較できるのも良いかもしれません。
・日記の部分で柳優斗氏の心情の変化が読み取れるか。
十分あると思います。一度上がってから下がっていく点も落差を大きくしていて良いです。
・UVかDVかNVか
僕はNV~UVです。
面白かったです。猫をモチーフにしている明確な理由があるのもいいですね!
以下気になった点
これは、本来は一匹のイエネコが持つはずの異常性がSCP-XXXX-JP-AとSCP-XXXX-JP-Bと分割された状態になることで、何か異常性にズレが生じたのではないか?(財団の襲撃がすぐにあったため、████氏はその点を未検証?)という個人的な推測です。結果的に████氏は友人を間接的に殺害することになってしまったため、こういう危険性があるのなら友人には渡さないと思います。(友人の命の危険<成果物を遺しておくこと という判断があったかもしれませんが)元々████氏の考えていた異常性は人を積極的に殺害するようなものではなかったと考えるのが適切だと結論付けています。
ここの説明がわかりにくかったです。何が転落したのかが書かれていないことと、柳優斗氏の家で飼われているはずのSCP-XXXX-JP-Aが唐突に駅のホームに居る様子が良くないのかもしれません。後者に関しては、例えばSCP-XXXX-JP-Aに転移能力がある等の納得できる理由が明記されていないので違和感がありますね…
これは日本生類創研の基本的な活動なので、あらためて発言されているということは、████氏が新人であり、猫の件は氏の初めてのプロジェクトだったことを示唆していると解釈できます。(合っていますか…?)そう捉えると、友人とはいえ一般社会に勝手に未完成の異常性を送り込んだ行為や、その結果友人を殺害することになった軽率さにも納得感が生まれます。
ご批評ありがとうございます。
日記の部分はそのまま残しておいて、ニッソの研究員の日記の部分を少し付け加えてSCP-XXXX-JP-Bの異常性を付け加える形で対応したいと思います。
追記
誤字の修正をいたしました。
柳優斗氏が自殺する直前に猫がホームに来ており、そのまま駅に住み着いてしまったという設定です。
これは日本生類創研の基本的な活動なので、あらためて発言されているということは、████氏が新人であり、猫の件は氏の初めてのプロジェクトだったことを示唆していると解釈できます。(合っていますか…?)そう捉えると、友人とはいえ一般社会に勝手に未完成の異常性を送り込んだ行為や、その結果友人を殺害することになった軽率さにも納得感が生まれます。
此処に関しては完全に私のニッソにおける理解力不足です。ただ、そのような解釈も面白いと思うのでどこかに取り入れられたらなと思います。
yzskrtさんと概ね同様の感想です。
展開と設定があまり噛み合っていないように見えました。私には猫が背中を押すイメージは無いですし、この話から双子要素やニッソ要素を削除しても感想はあまり変わらないと思います。必要ではない要素は削るか、もっと話の根幹に影響するよう絡めてみてはどうでしょうか。例えば本来一つの異常性が分離した事による異常性の変化で相互に作用して話が進んで行ったり、生み出される事自体にドラマがあったりするような話作りが必要です。現状だとSCP-XXX-JPが猫ではなく力士の手形とかでも十分成立してしまいます。
同じ異常性でも受け取り方が変わると言う話ですが、性質が強くなると言う設定があるので異常性が同じとは言い難いです。柳氏の環境と異常性の両方が変化したらまあ受け取り方変わるのは当然だよねと言う話になってしまいます。そういった方向性の話なら、異常性の性質を変化させず効果も必要最小限にとどめた方が良いです。
例えばですが、猫の可愛い感じの要素の異常性の説明⇒失恋するも異常性を心の支えに立ち直る女性の話⇒先述の女性を食い物にしようとした男が異常性で恐怖体験をして逃げ出す話、みたいな感じで落差を作る事を意識してみるといいでしょう。
ご批評ありがとうございます!
異常性に猫を選んだのは人の家とか道路にいても違和感がないようにと思って猫にしました。
最初は背中を押すことに関して、応援してくれていると感じていたけど最後には出て行けという風に感じたというところで受け取り方が変わったかなと思ったのですが、そこらへんも含めて異常性を考えてみたいと思います
改稿後も確認しましたが、面白くなっているとは感じませんでした。
異常性が変わったようですが、むしろ動機の部分を考えると悪くなっている印象を受けます。ニッソが営利企業であることを考えると、異常性を持った動物を生み出したことには何らかの動機があるはずですが、この下書きではそれが見えてきません。何となく異常なオブジェクトを作ったというようにも見えます。異常なオブジェクトの出自はどうせ異常なので、これぐらいの話であれば一旦ニッソという要素を取り払って考えてもよいと思います。
異常性については、これも改稿であまり改善されているとは思いませんでした。異常性を勘違いと書かれていますが、財団が心臓の交換という物理的変化を伴う異常性に気が付かないということはないと思いますし、心臓が代わると本人の性格にも影響を及ぼす、というのは基本的にはオカルトの領域なのでこれを今の内容から推測するのはかなり無理筋だと思います。
この下書きで書きたい部分はどこでしょうか?改稿によって、異常性がほとんど変わったようですが、双子の猫というモチーフだけは残されていますね。基本的には、記事を書く際には軸を一つ持つべきだと考えています。それは構成だったり、異常性だったり様々です。現在の下書きではそれがないように感じました。もし双子の猫、という要素をしっかり残したいのであれば、まずモチーフらしさの要素についてしっかり掘り下げて、書くべきことを定めてから再度改稿することをお勧めします。批評で指摘された部分を後足しで解決しようとしても根本的な解決にはなりません。
ご批評ありがとうございます。自分でも話の膨らませ方が分からなくなってきたので、一旦異常性の部分から見直してみます
拝読しました。以下、批評です。
自分の感覚だと、現状はDVとなってしまうかもしれません。
個人的には、スポイラーを読まないと猫の本当の異常性が分かりづらいと感じました。
状況的には猫が心臓移植された事と、柳優斗氏とD-████が心臓移植の拒否反応が出ているというのは何となく分かるのですが、そこから猫が人間と人間の心臓を入れ替える異常性になる理由が、何となく噛み合わず辿り着けませんでした。また、柳優斗氏の拒否反応も胸の痛み等で済んでいるために柳優斗氏も心臓移植の拒否反応が出ていると読み取りづらいと思います。
そのために、移植された心臓の持ち主の性格が混じったというのも読み取れず、何が起こっているのか分かりづらいと思います。また、誰の心臓を移植されているのかが不明なため、そこも分かりづらい原因だと思われました。
今回の記事は、意外な異常性に驚いた、という展開の記事よりも異常性を読者がハッキリ理解した上で、そこで繰り広げられるドラマに心揺さぶられるといった流れの方が向いている題材だと感じました。「何が起こっているのか考察する」要素のある記事は面白い物ですが、一歩間違えると「意味が分からなく面白みを感じられない」という評価になってしまいやすい記事でもあるので、その方向にするならばもう少しバックボーンや、なぜ双子猫なのか、心臓に込められた人格と、それらが混ざるという事がどういう事を意味するのか、などなど、決めた方が記事が書きやすくなると感じました。
そうして「なぜ」と「理由」を深く設定していくと、この要素とこの要素がどうしても繋がらない…理由が浮かばない…という事があるかもしれません。その場合、要素が多すぎる、または要素がかみ合っていないという事が原因である事が多いです。そうなった際には、どの要素を一番重視するかを決め、不必要な要素を削っていく…という事も必要になると思いました。
以上です。何か参考になれば幸いです。執筆応援しております~!
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