grim-g-36-496f

クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - ヒサルキとミツオシエ
著者: Grim-G
作成年: 2024

アイテム番号: XXXX-JP

レベル2

収容クラス:

safe

副次クラス:

none

撹乱クラス:

dark

リスククラス:

notice

link to memo

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特別収容プロトコル: 後で書く

説明: SCP-XXXX-JPは日本各地で確認される、一般的にヒサルキと呼称される霊的実体です。

SCP-XXXX-JPには大別して2つの行動様式が存在します。

• ニホンザル(Macaca fuscata)などの動物に憑依し、被害動物の食欲の増大と狂暴化を引き起こして周辺環境の他の動物を捕食させる様式
• 霊的実体のまま活動し、周囲の動物を殺害する様式

上記2つの様式に共通して、殺害された動物の死骸の一部が周辺の木の枝や有刺鉄線などの鋭利な物体に突き刺さっていることが高頻度で確認されます。

発見経緯: SCP-XXXX-JPは2003年██月██日、インターネット上に書き込まれた都市伝説「ヒサルキ」及び類似の怪談と特徴が一致する異常実例が複数確認されたことを契機として、巷説部門¹による調査で発見されました。

SCP-XXXX-JPは2003年からネットロアとして拡散した都市伝説である「ヒサルキ」及び類似の怪談に由来する日本国民の集合的認知によって生じた現実改変に基づく異常実体、またはそれらの怪談による恐怖心から生じた怪談実体²と推定されます。

・ヒサルキに対する疑義：これは単一の実体によるものなのか？元となる都市伝説も、確認されている実体も、多様性がありすぎる。共通点はモズのはやにえだが。
真相：2つの行動様式は別の実体。後者の霊的実体型の目撃情報が都市伝説として広がったことによって前者の獣型が発生した。

・

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脚注

1. 「巷説部門」は巷説にまつわるアノマリーの初期調査、確保収容保護活動のアシスト、アノマリーの係わる巷説の研究を担当する部門です。

2. 恐怖心を糧として存在を維持する存在。信仰を糧とするピステファージ実体の一種と考えられる。

scp jp esoteric-class

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ページ情報

執筆者: Grim-G

文字数: 3293

リビジョン数: 6

批評コメント: 0

最終更新: 15 Jun 2024 15:58

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