SCP-6701 - Shooting Star Swallow (流れ星のツバメ)

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  ファイル名: Blackbird.jpg
  タイトル: Lockheed SR-71 Blackbird.jpg
  著作権者: USAF / Judson Brohmer
  公開年: December 1994
  ライセンス: パブリックドメイン/CC0
  ソース: Wikimedia Commons

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アイテム番号: SCP-6701

オブジェクトクラス: Uncontained

特別収容プロトコル: 複数回のSCP-6701の収容試行に失敗した後、収容は不可能と判断されました。
衛星やその他の空間装置によって作成されたSCP-6701の画像は、画像はすべて傍受され、財団AI BINARY STARによって財団のデータベースへのアップロードに成功した後、削除されることになっています。

必要と判断された場合には、クラスB、Cの記憶処理剤が民間人に投与されることがあります。

奇跡論ルーンが刻まれたオブジェクトは追って通知があるまで、無力化後に再び使用されることはありません。

説明: SCP-6701は、サイト-47の子供の人型アノマリーを楽しませるために作られた財団製の木製のツバメの玩具です。作成後、収容違反し宇宙空間を飛行する光る未確認物体となりました。人型アノマリーの関与により、その収容違反は寝るときのおとぎ話として語り継がれており、財団職員はSCP-6701を流れ星と不死鳥の両方と表現しています。本稿執筆時点では、両方とも財団AI BINARY STARが表現として一番妥当であると判断しています。

SCP-6701が感覚を持っているかどうか、あるいは他の種類の異常な能力を持っているかどうかは不明です。

発見: サイト-47のクリアランスレベル3の修理屋であるアンドリュー・スクリヴァーは、時折ボランティアでサイトの人型アノマリーやDクラスのための物品を作っていました。2020/8/2、スクリヴァーは彫刻ベンチを使用した後、SCP-6701の作成を完了させる機械を作るための歯車などの材料を求めて、最寄りの作業場に行きました。

当時、サイト-47では、世界的な廃棄物・資源計画の実験段階で、以前に奇跡論ルーンが刻まれていた無力化済みオブジェクトを一時的に再利用していました。この玩具を完成させたとき、玩具は彼の手から離れて天井を突き抜けました。内部調査の結果、いくつかの小型の奇跡論オブジェクトが誤って金属くずに紛れ込んでいたことが判明しました。多数の安全的プロトコルを破った責任者は叱責され、懲戒処分を受けました。

SCP-6701の回収を試みる職員。

警備員への通達後、アノマリーは標準的な装備による空中での回収の範囲外にあると判断されました¹。代わりに半径2km以内の回収チームが出動し、スクリヴァーは尋問のためその内部に連れていかれました。

SCP-6701は進路を維持し、構造上不可能な速度まで加速し始めました。サイト管理官のメイクスは飛行機での回収を命じましたが、どの飛行機が出発するよりも早くSCP-6701は音速の壁を破り、マッハ1に達しました。²SCP-6701はまだ加速しており、コリオリの力³を含むいくつかの天体力学の影響を受けていたため、代わりにステルス・ジェット機が飛行しました。

SCP-6701は対流圏を離れる際に自然発火し、ほどなくしてマッハ3を突破しました。隊員がその速度と高度についていけなかったため、ミッションは中止されました。代わりに、世間に発見されるのを防ぐことに重点が置かれました。時折、SCP-6701は前回の観測時よりも速い速度で飛行していることが財団の機器によって検出されています。

人型アノマリーには、サイト管理官のメイクスの承認を得て、いくつかの対認識災害レンズを備えた手製の望遠鏡が与えられました。

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  批評コメント批評コメント

  
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  ShinoguN 07 Nov 2021 09:42

  + 拝読しました。

  • 全般的にSCP報告書らしくないくだけた表現が見られます。他の翻訳記事などを参考にして少しずつクリニカルな表現を身に付けていただければと思います。
  • 他の翻訳下書きを参考に原文を貼るか、せめて元記事へのリンクを貼っていただけると訳の検証がしやすく批評してもらいやすいです。

  度重なるSCP-6701の収容に失敗した後、収容は不可能と判断されました。

  attemptが抜けているので"複数回のSCP-6701の収容試行に失敗した後、"が適切かと。また、この後原文に無い改行が入っているので消しましょう。

  財団のデータベースへのアップロードに成功した後、財団AI BINARY STARによってすべて傍受され、削除されることになっています。

  アップロードされてから傍受されるのは変なので、恐らく
  "画像はすべて傍受され、[[[https://scp-wiki.wikidot.com/scp-5857|財団AI BINARY STAR]]]によって財団のデータベースへのアップロードに成功した後、削除されることになっています。"という順番だと思います。

  魔術的紋章が刻まれたオブジェクトは使用許可があるまでは、Neutralized認定後に再び使用することはできません。

  • thaumaturgicはSCP-JPでは一般的に"奇跡論(的)"と訳されます。
  • noticeを使用許可とするのは意訳しすぎかなと思います。
  • neutralizationは頭が小文字なので普通に"無力化"でしょう。
  • 細かいですがbe usedなので受け身にするのが良いでしょう。

  "奇跡論ルーンが刻まれたオブジェクトは追って通知があるまで、無力化後に再び使用されることはありません。"

  封じ込めが解除され宇宙空間を飛行する明るい未確認物体となりました。

  breach containmentはSCPWikiでは収容違反のことです。
  "収容を違反し宇宙空間を飛行する光る未確認物体となりました。"

  どちらも財団AI BINARY STARが表現として一番似合っていると判断しています。

  似合っている、というのは口語的に思えます。
  "両方とも財団AI BINARY STARが表現として一番妥当であると判断しています。"

  現場の人型アノマリーやDクラスのための物を作っていました。

  "現場のアノマリー"という表現が引っ掛かりました。"物"も口語的に思えます。
  "サイトの人型アノマリーやDクラスのための物品を作っていました。"

  SCP-6701の建設を完成させるための機械を作るための歯車などの材料を求めて、最寄りのワークショップに行きました。

  • 原文では確かにconstructionですが、日本語において"建設"は建物などの規模の大きなものに使われるのでここは意訳するのが良さそうです。
  • 完成させるための機械を作るための、という風に言葉が重ならないようにしましょう。

  "SCP-6701の作成を完了させる機械を作るための歯車などの材料を求めて、最寄りの作業場に行きました。"

  以前に魔術的紋章が刻まれていたオブジェクトを一時的に再利用していました。

  ここもthaumaturgicなのと、neutralizedが訳抜けです。
  "以前に奇跡論ルーンが刻まれていた無力化済みオブジェクトを一時的に再利用していました。"

  いくつかの小型の宝飾品が誤って金属くずに紛れ込んでいたことが判明しました。

  thaumaturgicが抜けてます。
  "いくつかの小型の奇跡論オブジェクトが誤って金属くずに紛れ込んでいたことが判明しました。"

  数々の安全基準を破った責任者は叱責され、

  protocolは"基準"とは訳せないと思いました。
  "多数の安全プロトコルを破った責任者は叱責され、"

  SCP-6701の回収を試みる人員。(画像キャプション)

  "人員"より"職員"の方が良さそうです。

  警備員に伝えたところ、標準的な装備では空中からの回収ができないと判断されました

  口語的に見えます。
  "警備員への通告後、アノマリーは標準的な装備による空中での回収の範囲外にあると判断されました"

  スクリヴァーは室内に収容されて尋問を受けました。

  was taken insideは部隊の中に(尋問のため)連れていかれたことだと思います。
  "スクリヴァーは尋問のためその内部に連れていかれました。"

  SCP-6701はコースを維持し、解剖学的に不可能な速度まで加速し始めました。

  "SCP-6701は進路を維持し、構造上不可能な速度まで加速し始めました。"

  サイトディレクターのメイクスは飛行機での回収を命じましたが、どの飛行機も出発する前に

  "どの飛行機も出発する前に"が日本語としておかしいように思います。
  "サイト管理官のメイクスは飛行機での回収を命じましたが、どの飛行機が出発するよりも早く"

  1マッハは、(脚注2)

  原文からして逆になっているのでややこしいですが、直前の記述に揃えて"マッハ1"としましょう。

  表面に接続されていない物体のパターンの偏向と定義される。(脚注3)

  for a significant period of timeが抜けているように見えます。
  "有意な時間の間地表と接触していない物体の向きの偏向と定義される。"

  天文学的力学の影響を受けていたため、代わりにステルス・ジェット機が飛び出しました。

  celestial mechanicsは"天体力学"で良さそうです。また、"飛び出し"は口語的です。
  "天体力学の影響を受けていたため、代わりにステルス・ジェット機が飛行しました。"

  サイトディレクターのメイクスの承認を得て、いくつかのアンチコグニトハザードレンズを備えた手作りの望遠鏡が与えられました。

  cognitohazardはSCPWikiの造語で、"認識災害"です。
  "サイト管理官のメイクスの承認を得て、いくつかの対認識災害レンズを備えた手製の望遠鏡が与えられました。"

  最後の編集 07 Nov 2021 09:44 by ShinoguN さらに表示

  Dr_Taguchi 08 Nov 2021 10:06

  修正案ありがとうございます。
  参考にさせていただきました。

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エラー:	Dr_Taguchiのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。

利用ガイド

1. portal:7619146 (30 Aug 2021 01:14)

Footnotes

1. ほとんどがネットを搭載したドローンや無人の飛行物体で構成されています。

2. マッハ1は、330m/s、1188km/h、761.21mphに相当する。

3. コリオリの力とは、地球の自転によって引き起こされる、有意な時間の間地表と接触していない物体の向きの偏向と定義される。